●アンダーカバー(ハイムリッヒ&Co.)
プレイ人数
2〜7人
My評価





ゲーム内容
 プレイヤーはスパイとなり、屋敷から屋敷へと徘徊してポイントを稼いでいく。

 最初に、自分のプレイするスパイの色を決めますが、カードによって極秘に決定されるため、自分以外は誰がどの色を担当するのかわかりません。手番プレイヤーはサイコロを振り、その目を好きなように各スパイ駒に振り分けて動かします(例えば、5の目が出たら、青を2マス、赤を2マス、黄色を1マス動かす、等)。ボード上には、0〜10点となるそれぞれの屋敷、そして−3点の廃屋が描かれ、それらをぐるぐるとスパイ駒が廻ります。
 スパイ駒と同様、黒い金庫がどこかの屋敷に置かれていて、いずれかのスパイ駒が金庫と同じ屋敷に入った時点で、得点が発生します。即ち、その時にスパイ駒のいる屋敷のポイントがそのまま得点になります。得点が発生したら、ボード周囲にあるポイントメータ上を、各スパイに対応する色のマーカーを進めていきます。
 基本的には自分の色のスパイに得点を与えるのが目的ですが、あまり露骨にやると他プレイヤーにばれてしまい、マイナスポイントを掴まされてしまいます。うまく他のスパイに紛れさせて自分の駒を動かすことが必要です。最初に規定ポイントを達成したスパイの勝ちとなります。






自分の担当するスパイを決めるためのカード。






感想
 なかなか不思議なゲームです。基本はレースなのですが、相手の駒も進めながら、うまく自分に有利に運ばなければいけないという、駆け引きのゲームでもあります。自分の駒を当てられてはまずいので、プレイ中は無口になる傾向があります。まだ一度しかプレイしていないため、勘所はつかめていません。
 1986年ドイツゲーム大賞受賞作品です。最近、「アンダーカバー2」というリメイク版が発売されましたが、イベントカードなどの新たな要素が加わっているようです。僕は、中古でこれを手に入れましたが、今やどこでも見かけません。コレクション的には自慢の一品です。

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