●ラー
プレイ人数
3〜5人
My評価
(未プレイ)





ゲーム内容
 プレイヤーはエジプトの王家となり、名誉と賞賛を得るため、ファラオを輩出し、文明を発展させ、ナイルの恵みを得、モニュメントを建設しなければならない。

 ゲームでは、各種類ごとのタイルを競り落とし、その合計ポイントを競います。プレイヤーはまず、2〜16までの数字が書かれた太陽チップを分けて持ちます。「1」の太陽チップは、ボードの中央に置きます。
 手番プレイヤーはタイルの山から1枚を引いて、ボード下段に並べていきます。プレイヤーは適当な所(通常はタイルが何枚か場に出された状態)で、タイルを引く代わりに「ラー」を宣言することができます。ここから、競りが始まります。
 競りでは、一人1枚ずつ、いずれかの太陽チップを出します。パスしても構いません。皆が出し終えた時点で最も数字の大きなチップを出したプレイヤーが、ボード上のタイルを総取りし、かつ、自分の出した太陽チップとボード中央のチップとを交換します。
 ラータイルが出た場合には、この競りが強制的に発生します。ラータイルはボード上段に並べ、規定枚数のラータイルが出てしまうか、全員の太陽チップが使用された時点で、1時代が終了し、獲得したタイルに応じた点数計算がされます。これを3時代繰り返し、最も高得点を得たプレイヤーの勝ちとなります。






太陽チップ。1〜16までが1枚ずつしかないため、競りは必ず決着する。競り落とした時に使用した太陽チップはボード上に出され、次の競りの対象となるのも、ミソ。






ラータイル。このタイルをめくった場合、強制的に競りが始まる。
ファラオタイル。各時代ごとに最も多くのファラオタイルを集めたプレイヤーは5ポイントを得、最も少ないプレイヤーは2ポイントを失う。
神タイル。ゲーム中、場に出ているタイルと交換することができる。時代の最後まで持っていた場合、2ポイントを得る。
文明タイル。各時代の終了時、1枚も文明タイルを持っていない場合、5ポイントを失う。3種類の異なる文明タイルを集めれば5ポイント、4種類なら10ポイント、5種類なら15ポイントを得る。
モニュメントタイル。これは、全時代の終了後、一度だけ計算される。1〜6種類の異なるモニュメントを集めれば1〜6ポイント、7種類で10ポイント、8種類で15ポイントを得る。
ナイルタイル(左)と洪水タイル(右)。これらの合計タイル数がそのままポイントとなるが、少なくとも1枚は洪水タイルを持っていなければならない。
金タイル。1枚につき、3ポイントを得る。
各種災害タイル。競りでこれらのタイルを得た場合、即座に災害が適用される。一番左は葬儀タイルで、これを得ると、ファラオタイルを2枚捨てなければならない。同様に、暴動(文明タイルを捨てる)、地震(モニュメントタイルを捨てる)、日照り(ナイルか洪水タイルを捨てる)がある。






感想
 ネット上でも非常に人気の高いゲームです。競り系のゲームは僕はあまりやったことがなく、プレイしてみないと何とも評価はできないのですが、かつて「アウフ・アクセ」をプレイした際、競りの面白さに感銘したので、これもイケるかもしれません。例によって、ボードや太陽チップなどがエジプトを思わせるいい味を出しています。

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