●にわとりの餌場
プレイ人数
2〜6人
My評価





ゲーム内容
 餌場で鳥はえさをとり、キツネはその鳥を捕まえる。プレイヤーは6種類の鳥やキツネをあやつり、得点を稼ぐ。

 鳥やキツネの描かれたカードを5枚ずつ配ります。各ラウンドの最初に3色のえさ(緑=1点,青=2点,黄=3点)を、6つの餌場にランダムに1個ずつばらまきます。各プレイヤーは各餌場に対応する鳥カードまたはキツネカードの1枚を裏向きにして出したあと一斉に表向け、餌場ごとにカードをチェックします。
 餌場に鳥カード1枚だけの場合、カードを出したプレイヤーがそこにある餌を全て獲得します。鳥カードだけが複数ある場合、カードを出したプレイヤーはサイコロをふり、カードの数字とサイコロの目を足した合計が最も多いプレイヤーが餌を独り占めします。
 餌場にキツネカードだけがある場合は何も起こらず、カードは捨て札になります。鳥と、さらにキツネカードがあった場合、キツネカードを出したプレイヤーがその鳥カードを獲得します。キツネカードが複数ある場合は、鳥カードの場合と同様、カードの数字とサイコロの目数の合計で誰が鳥カードを取るかを決めます。

 全ての餌場についてチェックが終わったらカードを1枚ずつ補充し、また同じことを繰り返します。餌がなくなったらゲーム終了で、餌の得点と持ちカードの得点の合計がもっとも多いプレイヤーの勝ちとなります。

 

鳥カードの例。左から、キジ,アヒル,七面鳥,ホロホロチョウ。
それぞれの鳥ごとに、3〜6の点数のカードがある。
左:特殊な「飛び立つ鳥」カード。他の鳥と同時に餌場にいる場合、
1点ぶんのえさだけを獲得して逃げていく。
右:キツネカード。餌場ごとに、4〜6点のカードがある。

 

感想
 まずは、絵のデザインがいいですね。鳥全般が好きなので、カードや餌場を見ているだけで楽しくなります。とくに、ホロホロチョウの餌場の絵が一番のお気に入りです。
 2人で一度だけプレイしてみたのですが、ねらった餌場が意外に重なるため、駆け引きが生じます。ちょっとじゃんけんチックな気もしますが、気軽に楽しむべきゲームなのだと思います。
 また、餌の得点にくらべ、カードの得点が高すぎるような気がしました。高得点のカードが捨て札になるリスクを冒して餌を取りに行くより、カードを温存しておく戦法のほうが最終的には有利なのかな、と思ってしまいます。多人数でもうすこしプレイしてみたいゲームです。

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