●バルバロッサ
プレイ人数
3〜4人
My評価





ゲーム内容
プレイヤーが作った粘土細工について、それが何であるかを当てっこするゲーム。

最初に粘土細工は、中央の広間に集めて展示されます。各プレイヤーは、自分の行動を決めるための駒を、まず広間の下にある小人の部屋に置き、サイコロの出目の数だけ進めていきます。?の部屋に入ると、粘土細工についての質問をすることができます。また、質問の後、答えがわかったものについて当たっているかどうかを確認することができ、当たっていれば、自分の得点駒(ボードの外周にある)を進めることができます。小人の部屋では、粘土細工の名前のうち一文字だけ尋ねることができます。

 

これが、質問のできる「?の部屋」。質問は二つの段階に分かれ、第1段階では、粘土細工のどれかについて、相手が「はい」か「いいえ」で答えられるような質問をする。聞かれた相手は、正直に答えなければならない。聞いた相手から「いいえ」の返答がくるまで、これを繰り返すことができる。
 「いいえ」の返答をされた時点で第1段階は終わる。第2段階では、再び第1段階と同じ手順を繰り返すか、またはどれか一つの粘土細工に対して答えを確認することができる。この場合、答えだと思うものを紙に書いて相手に見せ、合っているかどうかを尋ねる。合っていればその作品に矢を突き刺し、所定の数だけ得点駒を進めることができる。この時、当てられたほうも、得点駒が動く。ゲームの中盤あたりで当てられると自分も得点を貰えるが、ゲームのはじめ、あるいは終盤で当てられると逆に得点を奪われてしまう。従って、ちょうど中盤あたりで当てられるような、簡単すぎず難しすぎない作品を作ることが重要になる。

 それから、「呪いの割り込み石」というものが各プレイヤーに3個ずつ与えられており、他のプレイヤーが第1段階の質問をしている時に答えがわかった場合、これを使って、無理矢理割り込むことができる。このため、あまりにわかりやすいような質問をすることも避けなければいけない。

 

これが、「小人の部屋」。ここでは、一つの粘土細工に対して、その名前の綴りの一文字だけを尋ねることができる。その一文字を紙に書き、相手に見せて、その文字が答えの中に含まれているかどうかを答えてもらう。聞かれた相手はやはり、正直に答えなくてはならない。






KOSMOS社によるリメイク版。ボードが円形になった。こちらは、6人までプレイ可能。







感想
僕の持っているゲームの中で最もお勧めの、最高に面白いゲームです。とにかく、粘土細工を作ってそれを当てる、というところからして他のゲームと全然違います。作る楽しさ、質問の時の会話の面白さ、答えがわかった時の喜び、ゲーム終了後、どうしてもわからなかったものの答えを聞いた時のおかしさ、どれも最高です。これほどやってて楽しいゲームはありません。最近はあまり売っているのを見かけなくなりましたが、見つけたら即購入することをお勧めします。
 なお、ずっと欲しかったKOSMOS社の6人用リメイク版を、ようやく手に入れることができました。

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