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ゲーム内容 | ||
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プレイヤーはウサギとなり、レースを競う。 ボードに描かれたマス目の上を、与えられたニンジンカードを使って進みます。1〜2マス程度なら少ないニンジンで済みますが、一気に多くのマスを進むためには、加速度的に多くのニンジンを消費する必要があります。また、手元のニンジンカードが少なくなったら、直近のハリネズミのマスへ戻ることで、戻ったマス目の数に応じたニンジンを得ることができます。ウサギマークのマスに止まったら、直ちにサイコロを振り、その目と現在の順位に応じたイベントが発生します。 最終的に、最も早くゴールにたどり着いたウサギの勝ちです。ただし、ゴールするためには、途中でレタスのマスに止まり、3個のレタスを食べ(レタスカードを捨てる)、更に、余分なニンジンカードを持っていない状態でなくてはいけません。 |
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ニンジンカードと、レタスカード。 |
感想 | ||
1979年ドイツゲーム大賞受賞作。カラフルなボード上に、愛嬌のある動物たちが描かれ、楽しさ満点です。一見、単純なすごろくのようにも見えますが、そこはドイツゲーム、一筋縄ではいきません。 サイコロを振ってコマを進めるのではなく、自分の持っているニンジンカードを支払い、好きな数だけ進めることができます。ただしそうなると途中で必ずニンジンが不足してきますので、うまくハリネズミのマスへ戻ってニンジンをもらう必要があります。また、このゲームには随時、順位に応じた処理が行われるため、現在自分がどの位置にいるのかを把握しておくことも重要です。 途中でトップに立っても油断できません。下位にいるほどニンジンをもらえるチャンスが増えるため、劇的な逆転があり得ます。一度プレイすれば、意外にドラマチックな展開となることに驚嘆することでしょう。 |
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