●ゴースト
プレイ人数
2人
My評価





ゲーム内容
6×6のマス目に、8個ずつの幽霊駒を左のように並べます。駒はそれぞれ4個ずつの、良い幽霊駒と悪い幽霊駒に分かれ、駒の背中側にそれを表す印が付いています。従って、どれが良い幽霊でどれが悪い幽霊かは、自分の駒についてはわかりますが、相手側の駒はわかりません。各プレイヤーは交互に、自分の駒のいずれかを、前後左右に1マスだけ進めることができます。既に自分の駒があるマスには入ることができず、相手の駒があるマスに入るとその駒を取ることができます。しかし、悪い幽霊駒を4つ取ると負けになってしまい、迂闊に駒を取るのはためらわれます。勝つためのルールはもう一つ、四隅のコーナーのうち、相手側の2マスのうちどちらかから自分の駒を外へ出すことです。


感想
2人で気軽にやるゲーム、といった感じです。戦略的な要素はあまりなく、ただ相手の顔色を読み、カンに頼って駒を動かすのみです。2人用ゲームというのは意外に数が少なく、あっても多人数用のものが何とか2人でもできるという程度のものが大半で、その意味でこれはなかなか貴重なゲームになっています。
 ドイツゲームの例に漏れず、これもコンポーネントは素敵です。ボードの雰囲気と幽霊駒が何とも言えません。右の写真で、背中にあるポッチが青のものが良い幽霊、赤のものが悪い幽霊です。相手の駒を取った時、それが良い幽霊だった時は快感ですが、逆に悪い幽霊を取らせられ続けて次が4個目だったりするともうビクビクものです。その辺がこのゲームのミソでしょうか。

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