●パンゲア
プレイ人数
2〜5人
My評価
(未プレイ)





ゲーム内容
 各プレイヤーはパンゲアの魔法使いとなり、部隊を動かして魔法のアイテムである「アミュレット」を集める。

 ボード上には15枚の地形タイルが置かれています。プレイヤーは自分の部隊が輩出される基点となる塔をまず配置し、そこに3個の部隊チップを置きます。手番プレイヤーは魔法を使って部隊チップを増やしたり地形タイルを動かしたりした後、自分の部隊チップを移動させます。
 地形には森・山地など5種類があり、全ての部隊チップにはどの地形を本拠地とするのかが描かれています。本拠地のタイル上にいる部隊は<活動中>として表向きに、本拠地以外のタイル上にいる部隊は<活動停止>として裏向きに置かれます。また、地形タイルには許容できる部隊チップの数が描かれていて、それを超える数のチップが置かれている場合、その全ての部隊チップが<活動停止>となります。
 自分の部隊チップが、<活動中>である他の部隊チップと同じ地形タイル上にある時、アミュレットを購入することができます。地形に応じて5種類のアミュレットが存在します。購入したアミュレット駒は自分の部隊チップの上に載せ、この部隊チップが移動して自分の塔まで帰還した時、このアミュレットを獲得したことになります。
 アミュレットの購入には、「素材」が必要となります。素材は、手番プレイ終了時に、<活動中>の部隊チップ1個につきひとつ獲得できます。
 獲得アミュレットが増えるに従い、手番で使える魔法の回数が増え、地形もダイナミックに変化していきます。最終的に、規定数のアミュレットを獲得したプレイヤーの勝ちとなります。






5種類の地形タイル。上段左から、湿原・森・山地。下段左から、荒地・草原。各タイルには、そこで獲得できるアミュレットの形と、許容できる部隊チップの数が描かれている。






5種類の魔法使いたち。下段に、本拠地となる地形の種類が(ドイツ語で)表示されている。






感想
 まだ未プレイなのですが、手番でやれることが多いので、熟達プレイヤーでない限りゲーム序盤では何をしていいのかわからないでしょう。しかし、一度飲み込んでしまえば、ルール自体はそれほど難解ではないことがわかります。魔法が多く使えるようになるゲーム終盤で、地形タイルの移動が効果的に行われるようになり、大きくゲームが動きます。
 地形タイルやその種類、塔を基点にゲームを進める点など、ちょこっとだけ「カタンの開拓者たち」を思い起こさせます。同じように、ゲーム全体を見据えた戦略も必要になってきます。今回同時に紹介した「ロイヤルターフ」と対極に位置するようなゲームだと思います。

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