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福島県の城跡一覧(会津地方) -> 古町西館
西館 にしだて
- 別名
- -
- 時代
- 鎌倉時代~安土桃山時代
- 分類
- 中世平城
- 規模
- -
- 現状
- 伊南保育所
- 場所
-
福島県南会津郡南会津町古町
- 最終訪城日
- 2010年11月21日
河原田盛光(もしくは長広)が築いた平城で河原田氏一門の居館。現在は伊南保育所となっている。
城史
年代 |
出来事 |
1189年 |
1189年の奥州合戦での戦功により会津の伊南郷を賜った河原田盛光が下野国河原田郷より下向して最初に築いた城と伝わる。ここは仮の居所だったようで、同年のうちに柳川城(駒寄城)を築いて移り住んでいる。なお、一説には河原田長広の築城とも伝わる。 |
1589年秋 |
長沼盛秀を主力とする伊達軍が伊南郷の古町まで侵攻し、この時に館は焼き払われたという。 |
縄張り
城は鎌倉時代特有の方形の居館で、土塁の一部が良く残っている。
【土塁】
館跡の南側の半分ほどに土塁が良く残っており、南の虎口状の場所に西舘跡の石碑が立てられている。
【古町の大いちょう】(県指定天然記念物)
樹齢800年の銀杏の巨木で、鎌倉時代に河原田氏の家臣が庭に植えた木だと伝わる。銀杏の木は河原田氏の居館の西館からは北に100mほど離れており、伝承を信じるなら家臣の屋敷が西舘の北側にあったことになる。河原田盛次の家臣の馬場安房の屋敷跡とも伝わる。
アクセス
- 会津鉄道の会津田島駅から「山口内川」行きのバスに乗り、「古町農協前」で下車して徒歩3分。
関連リンク情報
- 南会津町公式ウェブサイトの「観光」-「観て楽しむ」、又は「秋のお勧め」から「古町の大いちょう」とその歴史が確認できます。
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