私と川釣りとの出会い

私が川釣りを始めたのは、幼少時代に遡ります。東京や横浜のような都会から遠く離れた神奈川県西部では、
級友との遊びといえば、カブト虫やクワガタ採り。そして、狩川での雑魚釣りでした。
都会の子供は、小さいときから「お受験」をしなくてはなりませんが、足柄の子供たちは、
自然を満喫した少年時代を過ごすことができました。
というか、野山や川で遊ぶことくらいしか、遊びが無かったのもまた事実なのですが・・・。

私もそのうち少年から青年となり、そして中年へと差し掛かる直前まで、テニスやスキーの方に興味が移り、
釣りから離れていました。しかし、ふとしたきっかけで、また川釣りを再開しました。
鈍な輩なので、源流や本格的な渓流には行きませんが、それでも、平坦な里川の清流域とはいえ、
歩くことがどうしても必要な渓流釣りは、ちょっとした運動不足解消にも効果があります。
また、高原の空気を満喫でき、ストレス解消にももってこいのレジャーです。

私の釣りのスタイルは、里川の清流域を中心に、無理の無いように釣る旧式の餌釣りです。
近代的なルアー、フライマンを幕末や明治維新期の「明治新政府軍」に例えるならば、餌師は「旧幕府軍」みたいで
見た目は古臭いですが、渓流魚との真剣勝負の醍醐味を、最も味わえる釣法だと感じます。
私のホームグラウンドは、神奈川県西部(相州足柄山麓)及び、静岡県東部(北駿御殿場高原)を流れる、次の河川です。

なお、相次ぐ台風による災害によって渓流釣り場が失われた関係上、山梨県東部の郡内地方もフィールドとして、
今後は精力的に開拓する予定です。



渓流・清流釣り