本当は書きたかった．　けど，事が大きすぎてね．　とても書けなかった．．地震，津波，そして原発．．　あの後，地震報道とポポポポーンの数カ月間，確かに世界観が変わった，と思った．　勿論，何も変わらなかった人たちもいることも知ってるが．．　で，地震については昔こんなの書いてた（ココ参照）時には既に”宮城、福島沖”では１０年以内に８０％以上と言われていたけど，東南海や浜岡のことばっかり気にしていた．　気仙沼へは一度行ったことがある．　だからあの後ネットで散々調査した．　津波の広がりや火災範囲など．　で，なんとか宿泊したところの家族みんな無事なことが分かった．　よかった．　しかし町は壊滅したし，もう昔の状態には戻れないわけで．　そして原発．　おれは原発については，なぜあんなもの作るんだろう，とずっと思っていた．　少なくともおれの周りの人たち（大学や会社の友だち）は，皆そう思っていた．　第１に，当たり前の話だけど，効率そのものが火力と変わらないこと（むしろ蒸気温度低くしている分低いはず）．　所詮，熱ー電気エネルギー変換だからな．　第２にとにかく金がかかること．　そりゃそうだよな，安全，維持にかかるコストは半端じゃないしな．　＋助成金などの費用も相当なものらしいが，そこはおれにはよく分からない．　そして，最大の問題点として第３に，不要な廃棄物も含めて永遠に面倒みなければならないこと．　永遠だぜ．　そんなことできるのか？　これも分かり切ったことだよな．　．．そして今回の大惨事は上記第２に対して，ある部分を甘く見積もって怠ったからだろう．　その結果，取り返しのつかないことになったわけだ．　あの地域にはもう住めない．　いいところだったよ．　あの辺．　”ぼくの夏休み”的な．．　おれの会社の工場があのあたりから少し離れた（５０kmぐらい）にあるから，おれはよく知ってるよ．　工場の連中は皆そのことにはあまり触れない．　ただ，こっそりおれに聞いてくる．　「本当にここに居ていいものかどうか」　おれは一応こう応える．．「水と食料だけ気を付ければ問題無い」って．　そうとしか言い様がない．　あいつらあそこで暮らすしかないわけだから．　勿論，東京周辺のおれたちだって被爆はしたぜ．　本来浴びなくていいもの浴びちまったわけだ．　セシウムのことばっかり言ってるけど，ストロンチウムだって降ってきたし，核分裂だって起こしてるわけだからプルトニウムだって降ったわけだ．　それは福島のみならず，奥羽山脈南部や関東平野を囲む山々にも雨となって降り注いだわけだ．　海にだって大量に流れ出たわけだし．　それらが知らされたのは９月過ぎてからだけど．．　一部おバカな報道があって，北投石の鉱脈のある玉川温泉や花崗岩を含んだどこぞの海岸や町の放射線被爆と一緒にするアホがいたけど，皆さんは騙されないよな．　放射線同位元素そのものの飛散が問題なわけだからな．　それがヨウ素系だったり，セシウム系だったり，更にヤバいストロンチウムやプルトニウムだったりするわけだ．　そしてこれらを吸い込んだり喰ったり（間接的にも）するわけだ．　しかもそのことによるDNAレベルの「キズ」は，代々受け継がれていくわけだ．　もう一度言うけど，ラドンやラジウムを微量に含んだ岩盤があって，そこから放出される放射線を単純に浴びるのとは訳が違うのは当たり前の話．　「放射線（α，β，γ線）は同じなんだから」なんて，議論対称のすり替えには，どうか騙されないでほしい．　数種類の同位元素そのものが飛散したという事実を忘れないでほしい．　とまぁ，書き始めたらきりがないんだけど，最後にちょっともう１つ．　原発のよりどころとなっているCO2 削減効果について．．　確かに火力発電のような化石燃料を燃やすものよりもCO2 発生量は極端に少ない．　それはいいことだ．　だが，CO2 が地球温暖化の元凶というのは，おそらく，絶対にウソだ．　これについては後程，触れるかもしれないし，触れないかもしれない．　とにかく皆さん，騙されないでね．　最近科学者もウソつくから．　

　１年半ね．　おれの時間軸なんてそんなもんだ．　＊＊なう，なんてあり得ねェ．　．．ちょっと前（と言ってもおれの時間軸なので数年前），「教えて！ｇｏｏ」か何かで以下のような質問があった．．．質問：「何のＣＭか忘れましたが，とても気になる曲で，どうしても知りたいんです．　教えてください．　曲調は，♪タタタタン　タタタタン　タタタタタタタタータタン．．．．」　→　おいおい，いくらなんでも無茶だろ　ん？　回答：「＊＊じゃないですか．　良い曲ですよね．　私も好きです」　→　へ？　質問者：「ありがとうございます．　良い曲でしょ．　ぼくもこれから聴いてみます」　．．．おれの脳が停止したことは言うまでもない．　こいつらの凄ェとこは，１．こんな質問をしてしまう神経の太さ　２．この極端に少ない情報でも答えてしまう類い希なる想像力と，既にそれが正解であると信じて疑わない揺るぎない自信　３．検証も全く無いままに合意してしまう底知れぬ懐の深さ．．．　おれって小せェなぁ，と思わずにはいられなかった．　そんなことを考えてから数年．．　前述したが，おれの時間軸ってこんなもんだ．．．これまではね．　だが，おれは気が付いたなう．　「今」に生きれば，＝刹那に生きれば，「だん」であり，「なう」であり，「うぃる」なんだろうということ．　おれは今までこの区分けをしていなかったと思った．　つまり思考が連続しすぎてた．　今，居心地の良い場所を求めて，気持ちの良い所を探して生きていたら，「だん」であり，「なう」であり，「うぃる」だろう．　遅ればせながら，おれもこのノリを少し取り入れようと思うなう．　．．．最近，某首相の［ブレ］がよく問題視されている．　おれは，［ブレない］やつは信用できないと思っている．　つまり，他人の話を聴いていないのと等価だと考えているから．　「知らないこと」を「知らなかった」と言えないような連中は信用できない．　別に某首相の肩を持つ気はないが，どうせおまえらも知らなかったんだろう，と言いたくなるような昨今の被災問題．．．　だれか，「それは違うよ」，って言ってみて．　そうしたら，おれ，「やっぱそうだよね，ブレるの良くないよね」，って言う．　．．．「人はそれぞれの自分のストレス最小原理に従って生きているもの」らしい．　　

　ごめんなさい．　何も思い浮かばなくなって半年以上．　今年も最後になりました．　今年は１月，２月，５月，そして今日１２月３１日の記載のみです．　理由は解っています．　忙しいとかそんなんじゃないです．　日々が自分のものになっていないからです．　見る夢も，もはやリスやヤカンが話しかけてくることもなくなりました．　勿論自分自身が弁当箱や円錐になったりもしません．　精々，おれがエドサリバン（既にお亡くなりになってます）ショーの司会やって，周りにアメリカンなジョークを言っている程度です．　「やぁ，JB（ジェームスブラウン：彼も既にお亡くなりになってます），今日のマントは何色だい？」．．．なんか残念なカンジです．．　．．．日々が自分のものになっていない．．．　要するに自分の感性に置き換わっていないことです．　事実が事実として流れていくだけの状態を長い事やっていたためだと思います．　一体いつから？　というのが分からないんです．　段々そうなってきたんだと思います．　でもどこかにこの境界線のようなものがあるはずなんですが．．　おれは「まったく最近の若い連中は．．．」から「まったくいい歳して．．」に切り替えられた時期もかなり曖昧です．　この境界線も，かなり不明です．　．．．境界線．　．．．津軽海峡という境界線があって，青森と函館に分かれていますが，ここで，田舎臭い演歌チックな青森と，ハイカラでエキゾチックな函館が２分されています．　まさに境界線です．　函館ばかりがいい目をみているわけではありません．　青森は極上の本マグロですが，函館はイカという事実も．　イカですよ．　イカ．　あの津軽海峡の真ん中あたりで２分されてるんでしょうか？　マグロとイカ．　．．．ごめんなさい．　何も思い浮かばなくなって半年以上．　どうも発想が貧弱になってきてます．　きっとおれ，当たり前の事しか言わなくなりますよ．　しかも，どうでもいいような知識をひけらかして，つまらないことを何回も繰り返すおそれ有り．　．．．あっ，これって，もしかしたら，歳とったっていうことか？　だとしたら開き直って，何言われてもへこたれない（聞く耳を持たないからですが），頑固な糞爺にでもなってやろうか．　．．．残念なお知らせです．　もう既になってました．　糞爺に．　おれが超えたのは，境界線じゃなくて，５０の大台でした．　アンテナなんてもういらない．　どうせ聞こえないんだからさ．　　．．再度残念なお知らせです．　煩悩だけは無くならないようです．　もしかしたら．．．今までより元気になっちゃったかもしれません．

　カテゴリーを更新しました．　過去の「書き込めない掲示板」の追加更新です．　取りあえずこんなところで．　ココです．

　GWになりました．　お久しぶりです．　世の中不景気なのに，おれんところは全く逆です．　正確に言えば，おれの部署だけ大変な騒ぎです．　GWなのに若者＝弱者は工場へ出向いて試作条件出すために奮闘しています．　申し訳ないことです．　この騒ぎ，LED 照明とか液晶TVのLEDバックライトとか．　「エコ」っていうインチキ臭い波に乗っかってライドオン商法で突っ走ってるわけです．　おれと周りの数人以外は，皆，商人と管理屋になってしまいました．　商人が取ってきて，管理屋がコスト計算してエクセルライクなv画立てて丸投げします．　そんな中，おれの立場は実に微妙です．　いわゆる「物知り」＝「長老」みたいな扱いです．　これって，なんか「戦力外」みたいですよね．　でも，一応役には立ってますよ．　例えば，商人は脳が無いので，お客さんの質問をそのまま宿題と称して持ち帰って，恥ずかし気もなく丸投げしてくるわけです．　脳が無いくせに期日だけはしっかり言ってきます．　勿論，厄介な事には管理屋は静観のスタンスです．　そこでおれが「４万時間で７０％ピッカピカ！」とか大胆に福音を発するわけです．　勿論ニーズに合わせた偽装予言です．　場合によっては長老らしく「西の方から災いがやってくる」とか「東の鉄路は暗闇に包まれるだろう」とか災いの予言もしたりします．．　．．うそです．　すみません．　イメージです．　まぁそれはそうと，「エコ」って「ネコ」に似てますよね．　聞く度に頭の中で「ニャー」って鳴きます．　昔ネコ飼ってました．　正式名称は「チコ」っていいました．　ガラに合わずオヤジが名付けました．　でも，おれたち兄弟はバカなのでその簡単な名前がなかなか覚えられずに，「かいいちろう」（＝じいさんの名前：但し本当は嘉一郎らしい）だの「鈴木さん」だのと呼んでいました．　なんて呼んでも「ニャー」と応えてくれました．　そんな気のいいネコでした．　あるとき隣の家が旅行に行くので，その家のネコをあずかったことがあります．　名前はおれたちバカな兄弟でも覚えられる「シロ」でした．　白いネコだから「シロ」と名付けられたのでしょうが，その方式というか安易さに，子供ながら，なんかかわいそうに思った記憶があります．　それは「名前」じゃなくて「色」だ，と思ったからでしょう．　今でも犬やネコの名前に「色」（例えば，シロ，クロ，トラ）や「状態」（例えばコロ，デブにゃん，チビ，ノラ）などを使用することに対しては，ちょっとした嫌悪感を覚えます．　．．．GWになったら呑気にこんなことを思い出してるわけです．　やっぱ戦力外です．

　ブルートレイン「はやぶさ，富士」がなくなりますね．　乗ろうと思ったら，もう最後の日まで満室（失礼）満席らしい．　まぁ乗ったところでしょうがないけどね．　おれ，寝台列車には結構乗ってる方だと思う．　あと，寝台ではないけど夜行というやつもね．　．．．おれ，確かに鉄なんだけど，それよりもなによりも，どうにも夜中に移動しないと「旅に出た」という気持ちになかなかなれないわけよ．　夜中とか，明け方とかに，外にいる状態がとても重要なわけ．　　．．．九州や北海道でなくとも，例えば大阪．　昔は，夜行の普通大垣行きと接続の普通列車，あるいは急行を組み合わせたり，あるいは「銀河」使ったりして，８〜１０時間近くかけて，夜中移動した．　こうすると，大阪がいかにも大阪らしく見え，駅前のお好み焼き屋なんかでも感動したりする．　今では何十回と新幹線で行ってるわけだが，たとえ仕事でなくても，２〜３時間で行った大阪は，もはや単なる１都市にしか見えない．　．．．おれが言いたいのは，単なる鉄の感傷論ではない（と思う）．　つまり，「プロセス（道程，行程）」が脳に与える影響について論じてるわけだ．　ここをショートカットされるのはちょっとつらいものがある．　このことに気付いている人，結構いるんじゃないか？　少なくとも「人」へのサービスには選択肢をちょっとずつでも残す必要があるということに，なぜ気付かないんだろう？　そんなに全人無味乾燥に生きてるのか？　ひたすら効率を求めて．　それじゃあ始終えさを探し求めてるのと同じじゃないか．　．．．なんて言ってみても，おそらくこれは少数意見．　だけど，こんなことに限らず，選択肢の少ない世界はきっとつまらない世界だと思うよ．

　新しい年だ．　どうもお久しぶりです．　去年は長かった．　感覚的には３年分．　忙しかったし，変化も大きかったし，慌ただしかった．　でも，終わってみれば，おれは何も変化無し．　周辺環境はどんどん変化したのにね．　良いのか悪いのか解らねぇ．　．．．まぁそれはそうと，世の中不況ですよね．　前回９０年代後半の不況の時には社員がどんどん切られた．　リストラっていう．　この時はやめてもいい人募集して，それ相当の退職金払ってやめてもらったみたいな．　結構会社もダメージ受けてたみたい．　それにこういう時って，やめてほしくない人達がむしろやめたりして，結果的にそんなこんなで会社も成り立たなくなっちゃったりしてたような．．　ところが，今回はあれですよ．　都合良すぎじゃないですか？　あの派遣っていうシステム．　これ完全に仕組まれてますよ．　一部の人達がこれを見越して成立させたんですよ，きっと，派遣法．　世の中って一握りの人達が動かしてるんですよ．　こんなことって，他にも散々あると思う．　きっと１００年後にこの時代の歴史を語ろうとしたら，かなり厄介じゃないかと．　表でない裏の歴史みたいなものを並列させないと読み解けないみたいな．　．．でもですね，こんな状況でも，殆どの企業が予算や経費の削減をしている時でも，半分が国みたいな企業では，どうしても年度末までに予算を使い切りたい，なんて思ってるところがあるんですよ．　今実際そういうところと取り引きしようとしてるしね．　これ事実．　．．おれはですね，別に良い悪いはどうでもいいです．　おれの価値基準にはそんなもんは有りません．　おれの価値基準は，面白いか否か，本物かバッタもんか，だけです．　きっとまだまだ面白いことが見えてきそうな．　なるべく騙されないようにしないと．　否，うまく騙されてみることも必要かもしれない．　でも，結局こんなことは泡みたいなことだけど．　．．さて，おれもちょっと気を付けないと．　変化は必ず来るし．　それにこのままで良いわけないし．．　でも，気をつけようがないのも事実か．　全て周辺都合で決まるんだから．　せめて，心も頭もハゲないようにするか．

　わっ１１月だ．　今年もスカの連続だったなぁ．．　さて，久々なんで役に立つお話を．．　おれ，風邪ひいた．　いつもだとすぐに必ず高熱が出る．　事実寒気がしてきた．　やばい．　この時，会社の売店で見たもの．．ヤクルト３００とジョア．　いずれもシロタ株なる乳酸菌が大量に入ってて，１日１本が目安と標記されてるもの．　おれ，これ一気に４本呑んでやった．　ある意味やぶれかぶれの状態．　そうしたら腹が壊れた．　その効果テキメン．　もう尻がいくつあっても足りない状態．　そうしたら．．熱出なかった！　寒気も治った．　これは一体どういうことだ？　色々考えられるが，そんなことはどうでもいい．　熱が出ない．　風邪がほぼ治る．　これは大発見だ．　１日４本，１週間飲み続けた．　この荒療治から学んだこと．．　何かを得るには何かを失わなければならないこと．　エネルギー的には保存であっても，その質を天秤にかけてやればいい．　もちろん「質」とは，おれの主観だけどね．　．．．でも，このおれの主観．．どうも周囲と一致しないことが多いようで．．　ヘンな頑固ジジイにならないようにしないとな．

　とあるサラ金のCM．．「マナーさんは考えました．　収入と支出のバランスが大切．　無理のない自分に合った返済プランを」．．うそつけ！　そんな計画立てられるやつらは，オメーのとこなんかから絶対借りない．　計画立てられないやつらを引っ掛けるのがオメーらの仕事だろ．．合法的な詐欺師たち．　．．梅雨明けらしいが，おれは梅雨の末期状態．　そろそろつまらない状態にさしかかってきた．．商売の臭い．．　うさん臭い連中が表面に出てきた．　お客さんにはうそつき放題．　無理矢理ねじ込むつもりだ．　真実を語らない．　っつーか，真実を知らないし，知ろうともしないし，知りたくもないやつら．　人当たりの良い技術の顔した詐欺師．　おれ，どうにも我慢できないわけよ．　．．夜中，消灯している図書のある会議室で，ひとりで自分の掌を見ていたら，人が来てえらくびっくりされた．「やだなぁ，でんき灯けましょうよ」　「．．．」　「どうしたんすか」　「べつに．．」　「今大変っすよね　今日も朝から呼ばれてたでしょ　無理難題吹っかけられて　でも何とかなりますよ　もう少しですよ　元気出してくださいよ」　「．．．どうも．．」　．．．こいつなんか勘違いしてる．．外からは一見停滞しているように見える時こそ，実はおれたちが一番楽しい時なのさ．　商売の臭いがし出して，周りが活気づいたときにはもう，おれたちには何の面白みも残ってないわけだ．　．．おれが憂鬱なのは，今おれが詐欺師のために詐欺をしているという実体．　つまり，おれも詐欺師になっているということだ．

　れいの１２５委員会（ココ参照）の５０執念特別講演会があって行ってきた．　まぁ蒼々たる面子で，前に中村修二教授（青色LED）がいるかと思えば，左に城戸先生（有機EL）発見，右に小林先生（無機EL）発見，と，とにかく大御所があちらこちらに見受けられた．　ただ，講演者の殆どは，現役とは言い難い，いわゆる名誉教授クラス．　内容的にもいつもと随分違って，「この５０年を振り返って」みたいな，ともすれば単なる自画自賛というか，全て今があるのは１２５のお陰，無機も有機もレーザーもLEDも．．みたいな感じで．．　そりゃ，今日講演されてる先生方はどなたも重鎮．　凄い先生方なのだが．．　いつもの光バイオや人工眼などの人達はどこに行ってしまったんだろう．　あの，生きた木を光らせて反感かった人とか，有機FETを人体に埋め込もうとして異動させられた人とか，神経の束を適当につないだら脳が勝手に段々見えるようにしたとかいい加減なこと言ってた人工眼のおっちゃんとか，ツイン光子を５０cm 瞬間転送させた人も．．　みんなどこにいるの？　きわものが８０％を占める１２５委員会も，その本筋はEL だったということか．　っていうわけで，ほとんどがEL創世記の歴史をひも解く，昔は素晴しかった，あの時の展望や予測は正しかった，私が起点となり開けた，皆で奈良を見物した（ん？）みたいな流れだったが．．　．．唯一，全く異なる，これらの申し合わせを全く無視した講演が．．それが中村修二先生．　唯一の現役．　良い悪いではなく，実に個性的な内容だった．　まず，今現在の話しかしない．　１２５とのつながりは念頭に全く無いようだ．　長年米国にいらっしゃるせいか，日本語がよく出てこない．　灯油をケロシンと言った．　そして，ちらっと，「全くものにならない時期にはとにかくパテントを散々取っておかないと騙される」　「もう万全だ．　闘っても絶対勝てる」　「私の人生は法廷闘争の連続だ」　「そろそろ因縁をつける連中が湧いてくる頃」　などと，時折ポロッと言われた．　全般的にやや物騒なものの，一言一言だれよりも苦労されている様子が伺えた．　そういうのもこういうのも全てひっくるめて１２５．　実に懐が深い１２５であることについては，今までと全く変わっていなかったと言えよう．　なにしろ，おれみたいないんちきなのも混じれるわけだから．．．

　休みなんてあっというま．　初っ端からもう全開．　休みも出てきたとか誇らし気に（なんでだ？？？）言ってるし．　みんな仕事好きみたいだな．　おれ，嫌いだけど．　．．れいのおれの彼女のにわとり（ココ参照），超スーパー女性エンジニアだったが，４月から管理者に昇格した．　これもこの会社では女性初らしい．　これまでのエンジニア時代，独自の発想と，独善的な正義感と，抜群な破壊力で，数々の世直し（違った）成果をあげてきた彼女だが，今，ちょっと戸惑っている感がある．　どうも周りの発する言葉がよく分からないらしい．　異国にいるような感じ．　横文字＋戦略という言葉が飛び交っているようだ．　昨日も「私はファブ戦略だ」とか，うわ言のように言ってたが，どうも意味はよく解っていないらしい．　それでも「＊＊（工場）を救ってください」とか言われれば，持ち前の正義感が沸々と湧いてくるようで，どうやらこの仕事，まんざらでもないらしい．　．．そんな彼女，今困っていることが２つある．　１つは，２４時間メール．　つまりこういうことだ．．よく働く若者は夜遅くまで仕事する．　つまりメールのやり取りが深夜まで続く．　素早い対応がモットー？な彼女はそれに付き合うわけで，家に帰ってもPCから目が離せない．　それが深夜１時ごろようやく収まる．　ところがだ，その２時間後，つまり３時ごろには，またメールが慌ただしくなる．　つまり，その頃にはもう年寄り連中が起きだしてくるというのだ．　「いい加減にしろ！」っﾄ感じで，さすがにもうPCメール家ﾅ見るのやめたみたいだが．．　もう１つは，グループ内にいるうつ病の子と，その周囲の問題．　うつ病の子，なかなか出社できないらしい．　週に１，２回．　しかも薬の副作用で朝起きれない．　その問題も大きいが，それよりも，うつ病の子に対する周囲の励まし方を気にしているようだ．　「がんばれ．．．」，「やればできる．．」，「もっとスキル上げて．．」，「おれも若い頃は．．だが奮起して．．」．．　にわとりはおれに言った（以下，ピンク：にわとり，緑：おれ）　「なんで男の人って，自分の過去を美化して自慢するの？」　「今がダメだからだろ．．男の人って言うな」　「でもあれじゃあ余計悪くなるよ」　「おれも昔はよぅ．．」　「ほんっとみんな頭悪いっ！」　．．で，うつ病の子と面接したそうだ．（以下，ピンク：にわとり，黄：うつ病の子）　「みなさんのお役に立てるようにもっと勉強してスキル上げて」　「えーっ，だーれも勉強なんかしてないよー」　「でもスキル上げないと．．」　「きみはスキルで仕事するの？　変わってんね」　「前の会社にもうつ病の人がいて．．ぼくはそういうふうに思われたくない」　「へーっ，解った．　君自身がその人のことをそういうふうに思っていたってことだ．　だから君は．．」　「あっ，そうかもしれません」　「君は病み上がりの人に重い荷物を持たせるのか？」　「偏見は自分の中にある．．」　「言わせておけばいい．　そいつが色々な意味で損をする」　「視野が狭すぎる．　きみは仕事や自分の人生についてもっと深く考えろ」　「起きれたら，その時だけはがんばって来てみな．　そう決めてみな」　「その他はがんばらなくてよい」．．．

　ここ４ヶ月ぐらい，とあるシミュレーションという仕事をし続けている．　毎日毎日．　嫌いな仕事ではないし，むしろ好きかもだし，こういう仕事をこの歳でできるのはおそらくおれぐらいだろうとも思うし，一緒にやってるやつがいつもほめてくれるし．．要するに内容的には結構充実してる．　これまでの数年間のことを想えば，雲泥の差．　．．なんだけど，この仕事，パソコンあればできるわけだから，当然家でもできるわけで，つまり土日でもやっちゃうわけで．．それが約４ヶ月間．　さすがにそｻろ疲れてきた．　夜になると顔が白くなるし，たまによだれ出して寝てるみたいだし．．．　休みたい！　長〜く休みたい．　と思い始めると，ちゃんとゴールデンウイークが来るわけだ．　．．どうしても，どうしても，以下におれの今の心境をイメージで表現してみたいと思う．　ちょっとお下劣な表現だが，今回だけは御容赦願いたい．　言わずにはいられない．　自分でもなぜだか分からないが．．．　D．つまり．．チンコ出しっ放しでショッカーに加わって泣きながら笑いたい．

　とあるレストランで，なんとかプレートとかいう料理を頼んで，喰い終わった後，トレーをさげようとして店内をうろついてたら，「テーブルの上に置いたままで結構ですよ」と言われた．．　おれにはトレーをさげるという習性がしみついているようだ．．ちきしょう！　会社の食堂のせいだ．(｀〆´メ)　おそ轤ｭ東洋１まずい，おれの会社の食堂．　けんちんカレー（カレーにけんちん汁がかかっているオカルトチックな食べ物）の時なんか，トレーごと流しに捨ててやろうと思ったけど．．　それはともかく，貧乏臭い習性が身に着いてしまったようだ．　「習性」＝脳がオートマチックモードになっているときだ．　朝，会社に訳が分からないうちに着いてしまうのもそうだろう．　あれは，その道程，脳がオートマチックになっていて，自動運転しているからだろう．　でも，もし通勤の２時間ずっと意識があったら，さぞかし苦痛だと思う．　意識を無くすことで体力や気力が温存されるんじゃないだろうか．　こんな経験もある．　大きなクレームが発生して，おれたちは作業者としてユーザーの工場に動員され，そこのベルトで不良基板を交換する作業を永遠とさせられた経験がある．　当然のことながら，人一倍飽きっぽいおれなんか，１時間ともたない．　しかし段々，「脳を切り離す」＝「脳のオートマチック化」という技を身に付けてしまうわけ．　そうすると，なんと永遠やってても発狂しないですむわけ．　勿論，作業精度そのものは犠牲になるけどね．　その他，いわゆる「めくらばん」なんかもそうなんだろうな．　役所仕事とか，みんな「脳を切り離してる」んだろうな．．　その究極の出来事が１５年ぐらい前にあった．　会社の友達でクルマ通勤しているやつがいて，会社の帰りにおれを，もよりの駅ではなく，小田急線の駅まで乗せてくれるという．　お言葉に甘えて乗った．　そして約１時間後，到着した．．やつの家に．．　自動運転しやがった．．　ちなみに，やつはその後，会社やめて，今では長野県で消防士やﾁてると聞いた．．　毎回異なる目的地に，ちゃんと到着できることを祈りたい．　．．．オートマチックモードは確かにラクだ．　だが，日々，脳のオートマチックモード時間が長ければ長い程，脳の退化は早いのではないかと思う．　脳を甘やかしてはいけないのだ．

　Rio のmp3 プレーヤーがぶっ壊れたんで，iPod-nano 買った． 8G のやつ．　こんだけ容量あると，ボコボコいくらでも入るから，何も考えずに入れられる．　．．でここが重要な事なんだが，おれ，緑色にした．　ケロヨンのこと考えてたから．　薄緑色のシリコーンカバーも買った．　ぴったりフィット．　まぁそのうち，iPod-nano オリジナルのハードケース買うさ．　勿論ケロヨン色のな！　．．なんだ？このワクワク感！？　．．．ところがだ，おれのこの自慢の iPod-nano ．．勿論色々なやつらに見せびらかしたわけだが．．例のおれの彼女？（スーパー女性エンジニアでおれの同僚）のにわとりがこう言った．．「袋作ってやろうか？」　．．こいつ，こいつ分かってねぇ！　袋はダメなんだよ！　ハードケースじゃなきゃなっ！　しかもぴったりのやつな．　ハードケースは入れ物じゃなくてiPod-nano の一部なんだよ．　．．．それにしても女の人には分からないのかな？　このこだわり．　そして，女の人はすぐ袋作る．　袋が好きみたいだ．　袋に限らず入れ物が好きみたいだ．　その延長がハンドバックなんだろうか？？　．．．おれは小学生のころ，たて笛を毎日ランドセルに差して登校していたわけだが，おれにとってこの「たて笛」は，もはや楽器にあらず．　おれを高揚させる武器だったわけだ．　いざという時には，この「たて笛」をランドセルから「抜いて」戦うわけだ．　そういう妄想しながら登校してたわけで．　このおれにとって戦の象徴であり，神聖な「たて笛」．　まさにおれの「魂」となり，おれの一部といっても過言ではない「たて笛」．　．．ある朝起きたら袋に入ってた．　スゥエードのもこもこしたケロヨン色の袋．　しかも，こともあろうか，すみれだったか，花のアップリケなんかもあったような．　おれの闘いのシンボルが．．(ノ_・。)　．．．だからおれは知ってるんだ．　女の人が袋好きなことを．　そしておれたち男は常に小バカにされてることもなっ！

　節分の「マメ捲き」って，あれ面白い発想だと思う．　「柊とイワシの頭」に至っては，もはや異次元空間．　誰かに意味を聞いたことがあるが，どうにもさっぱり理解できない．　それよりも，十二支だの鬼門だの陰陽なんたらだの，おれに説明してくれたやつが，それで知っているつもりになっていることが実に興味深い．　＊＊だ，＊＊とはこういうものだ，＊＊しなければならない習わしだ．．．などで，「解りました」とする気持ちというか脳こそが，これら伝統文化を継続させるのに重要な要素なんだろう．　理解はできないが，こういう空想的なことは大事にしたいという気持ちになる．　．．この，理解はできないが大事にはしたいという感覚．．だけど，それはおれが，ある程度の年令に達した，つまり色々経験量がそれなりに増えたから，こういう気持ちになれたわけで，おれが学生のころは，絶対そうは考えなかっただろう．　これは，どちらが正しいということではないけどね．　．．経験が変えていく良い例としては，例えば「年寄りや弱者に席を譲る」なんてのもそうかもしれない．　そりゃ，想像力のある知的レベルの高い人なら若くても可能だが，やはり比率として，弱者でないものが弱者のことを想像できる材料が少なすぎるため，つまり経験不足で，譲らない比率も高くなるのもしかたのないことだろう．　勿論，譲らない中高年も多々いるが，こいつらは救いようがないので問題外．　そういう話をしているのではないので．　最近ブログ炎上とかいう２ちゃんねる用語が頻繁に出るが，これ，殆ど，経験不足による失敗だと思う．　大人はそう思っても言ってはいけないことが判るから．　経験から．　あっ，ここでいう経験とは，別に実体験のみを指しているわけではないからね．　．．逆に経験が変えていく悪い例もある．　殆どの「妥協」がそれ．　最近はやりの「偽装」や，それを見て見ないふりをする自己防衛の構図は，全てそれに起因するものだろう．　勿論，小さい頃から妥協をくり返すやつも多々いるが，こいつらには別の問題が複雑に絡む場合が想像できるので別枠ね．　．．さて，ここから本題．　先週れいの５S（ココ参照）によるクリーンルーム巡視があった．　５S巡視とは，５つのS，整理，整頓，清掃，清潔，そしてしつけ，を押し付けるためのアラ捜し行為．　例えばクリーンルームなら，装置配線の粗雑さを，足がひっかかったらどうするんだ，と因縁吹っかけたり，棚の備品を，地震が起きたら落ちるなどとほざいてみたり，装置を撫でて「あっ，ほこりが」などと姑根性よろしく難くせを付け徊ること．　こういうの，当然半日は拘束されるので，実務多忙な現場にとっては苦痛以外の何ものでもないわけ．　ほぼ全員の実務者はそう思っているんだが，社長命令であること，および，そのため管理者が無理矢理やらせるので，なかなかなくならないわけ．　で，おれは，このことを１つの「ネタ」として，ここで「お笑いの１つ」として紹介してきたわけだが．．　先週の巡視で，ちょっとしたことが起こった．　この５S委員会の連中に同行したわけだが，おれ以外にもう１人，同じ部署の，おれよりちょっと若い（ってことは十分歳寄り）生っ粋のエンジニアに同行してもらった．　おれの知らない範囲をカバーしてもらうため．　．．生っ粋のエンジニア．．　これが１つのキーポイント．　巡視中，委員会が色々な難くせつけたり指摘していく中，段々と彼が無口になってきた．　おれは，逆にいつも以上に軽口たたきながら，何とか被害を最小限に抑え，なるべく早く切り上げたい一心で，笑顔を絶やさず対応していた横で，寡黙なエンジニア．．　何か嫌な予感がしていた．．　そして最後，やっと終わって，委員長が総括を気持ちよく自画自賛して，しゃんしゃんで終わったと思った矢先，「ちょっといいですか．．」　．．．彼＝寡黙なエンジニアが口を開いた．　．．ヤバい．．　ん，でもいいか．．　ごめん．．　よろｵくお願いします．．　で，彼は言った．　それは，おれたちが皆思っていることを素直に．．　「５Sを否定する気はないが，実情にあった５Sをしてほしい．　ココは工場じゃない．　開発者が開発をする場所だ．　その立場に立たなければ５Sは浸透しない．　我々は無駄な時間を費やすことになるし，あなた方の努力も無駄になる．．」　これには怒った，委員長．　しばらく応酬が続き，遂に委員長が印篭を出して終わった．．「君の上長に相談する」　．．君はおれなんかよりもっとエンジニアだな．　漢だな．　いくら経験積んでも，判っていても，譲れないものがあるわけだな．　．．だが，もうひとつおれには思い当たるふしがある．．　転職する気でしょ．

　特許庁に転職したおれの友達から賀正メールが来た．　年賀状なんか出してないから，２年ぶりぐらいかな？　時々，思い付いたようにメールが来る．　まだ職場に慣れてないと書いてあった．　転職したやつらが結構大変なことは薄々知っている．　まして彼は特許庁．　おれもこれまで会社のことを色々グダグダ書いてきたが，おれたち企業のエンジニアﾁてのは，何だかんだ言ったって，その目的はあまりにも明確．　手法ややり方や価値観や戦術とかでは，何かと気が鬱ぐことは多いが，どうなればよいのかはあまりにも明確ではっきりしている．　だからやっていけるんだが．．特許庁って．．　おれには全く見当がつかないな．　．．それはそうと，彼からポールマッカートニーのＹｏｕＴｕｂｅの情報があった．　ポールマッカートニーとは，元ビートルズの中心的メロディーメーカーで，ジョンレノンと共に１時代を築いた人．　この２人全然タイプが違って，ジョンレノンがいわゆる哲学とか思想とかの「知」の部分で世界を動かしたとも言われているのに対して，ポールマッカートニーという人は，純粋に音楽家として「天才」ととらえられている．　女性に圧倒的な人気があったのはポールマッカートニー．　容姿が良かったわけ．　おれたち一般の男に人気があるのは，どちらかと言えばジョンレノン（ミュージシャンにはポール好きが多いが）．　で，実はおれの母親がポールの大ファンなわけ．　だからおれは小さいころからポールマッカートニーの曲をよく聴いていた（自然に耳に入ってきた）．　この人の曲って面白いよ．　まるで宝石みたいな名曲があるかと思えば，ゴミ箱に捨てた犬のうんこみたいな曲もある．　その落差が，尋常じゃない．　こいつの頭どうなってんだろ？　ってかんじ．　ところがだ，このうんこみたいな曲も，年月とともに段々醸されていって，何十年後かに聞いたとき，「おっ，イケるじゃん」と思うわけ．　うんこが．　うんこがいきなり光を放つわけ．　きっとこういうの天才っていうんだと思う．　こういう仕事ってエンジニアにはできないだろうな．　常にタイムリーを求められているからな．　おれもそろそろ光を放ちたいが．．　十分醸されていますが．．

　「おれは生涯プレーヤーであり続けたい！」　って言ってもなぁ．．別の視点で言えば，「全く進歩ありません」みたいなもんだがな．．　．．ってなことで揺れ続けているワタシですが，皆様は如何お過ごしですか？　新年と言っても特に抱負もないまま，しかも何やら先々不安な，このままでいいのか，みたいな感じになっております．　まぁ，１つ言えることは，このままでいい訳ねぇだろ！ってことです．　しかしこれらの概念的な事は，ある意味考えても無駄です．　きっとこれから起こる色々な結果や事象が，こちらの考えを上回って勝手に決めていくのだろうと思います．　もはや，自分の考えではどうにもならない領域に達しているような気がします．　なので，何が来ても対峙する覚悟を持ちつつも，但し精々足下を見失わないようにしようとは思います．　こんな気持ちになったのは初めてです．　昔，かの長嶋茂雄氏が，バッターとしてのコツを問われた時，「来た球を打て」だの「安打は人のいないところへ打て」だのコメントしてたのを思い出しました．　「この人は野球の魂と引き換えに脳を売っちまったのか」と思っていましたが，今になって，なんか，その気持ち，解るような気がします．　．．さて，長嶋茂雄氏で思い出したけど，野球って好きですか？　おれはあまり好きじゃありません．　やるのも，なんか運動しているような感覚になれないし，見ていても退屈だし，あれ，監督が自画自賛するためにあるようなものだと思っています．　．．あっ，すみません．　クチが滑りました．　要するにおれは多分本質を知らないんでしょうね．　そこまでたどり着けなかったんでしょうね．　きっと多くのファンがいるわけだから，それなりに，何かあるんでしょうね．　まぁ，おれも男だから，それなりにやったことはありますし，ゲーム内容やルールも，それなりには知っていますけど．　つまり，特に好きではなくても一応知識は入ってきてしまうんですね．　．．で，これについて，不思議に思ったことがあります．　こんなにメジャーなスポーツで，テレビ付ければ何かしらいつも話題になっている野球．　一郎とか，松井とか，松坂とか，ダルビッシュとか，有名人いっぱいいる野球．　体育でも少なくとも何度かはやったことのある野球．　この野球のルールを全く知らない女の子が結構多いこと．　少なくともおれの知ってる女の子の殆ど，ルール知らない．　女の子達って，一体どうなっているんだ？　「なんでホームラン打たないの？」　「今１点入ったの？」　「ピッチャーが打てばいいのに」　「後ろの方の人達はなにやってんの？」　「わっ，急にみんな走り出したよ」．．．これ，本当の話．　やつらは自分の興味の無いことには，全くの無関心で平気でいられるってことなのか！！　．．．おれが抱えている今の不安なんて，先々の不安なんて，もしおれが女だったら，もしかしたら何も感じずにいられるのだろうか？？　　

　ボニーピンクという人の曲に「過去と現実」っていうのがある．　それは．．♪過去に生きる多くの人は現実を信じない人　通り過ぎなければ目覚めない人　間違うことを恐れないこと　間違いを忘れないこと　今を見つめることの方がもっと大事♪．．　とある．　これ，おれじゃん．　正月だからって神頼みしている場合じゃないわけよ．　だが待てよ．．おれの神頼みって．．．特にしてないじゃん．　おれ，夢や望みが無いわけ？　否，そんなわけないだろ．　つまりあれだ，神頼みするような夢は，元々信じてないわけだ．　できるものはできるし，できないものはできない．　つまり，上記歌詞については，別に過去に生きているわけではないし，現実を信じてないわけじゃない．　加えて間違いを恐れてるわけでもない．　要するに，おれに引っ掛かってきたのは，「通り過ぎなければ目覚めない人」と，「間違いを忘れないこと」の２点．　特に前者「通り過ぎなければ目覚めない人」っﾄいうのが大きく引っ掛かって，さながらボニーピンクに，「おまえは鈍感な野郎だ！」と罵られたように聞こえたわけだ．　おーけー．　まぁ確かにそうだ．　認めよう．　確かに後悔の連続だ．　あの時こうすればよかった，ああすればよかったの連続だ．　そして，「ああすればよかった」，「こうすればよかった」，などの結果に対する後悔は，「間違いを忘れないこと＝反省」には当然ならない．　重要なのは，「あの時，その時，なぜそうしなかったのか」の原因分析の方なことぐらい分かってるさ．　でも，当然細かいことは覚えていないので，「間違いを忘れてしまった」ことになるわけ．　アハハハ　能書きは相変わらず冴えているようだぜ．　だがな，おれも，はっきりした反省に基づく，論理的な考え方をひとつだけ持っている．　これのお陰で，勿論完璧なことなど無いが，大局は大きく外さないであろうことは，振り返ってみて確信している．　それは，「自分の信念にあまり固執しないこと」だ．　自分の信念なんて，どうせ自分の生きてきた過程という狭い範囲，短い時間の中で，即席にできた，ある意味「自分の心を安定させるため」だけのしょぼい論理にすぎないからさ．　「固定」したらラクだからね．　決め打ちができるしね．　でも，それが通用することって，当然ほとんど無いわけよ．　多くの人がこれに陥っているところをよく見かける．　あっ，「おまえの信念が信念を軽視することだ」なんていう論法は無しよ．　所詮，「脳で脳を語る」という矛盾に帰着してしまうから．　．．ところで，ボニーピンクって，本名あさだかおり，らしい．　なんでボニーピンクなんだろ？　外人の方がかっこいいからか？　でも，現実を見ろとは言わないよ．　その気持ち分からないではない．　おれも去年，温泉でドイツ人のバズーカには白旗挙げたからな．

　３年前，小学校の同窓会が小学校であって，小学生のころ書いた文集や絵を見ながら，盛り上がっていた．　低学年の頃の文集には，「将来の夢」なるタイトルがあって，男の子の８割はプロ野球選手，女の子はスチュワーデスとか花屋さんとかケーキ屋さん．　．．つまりそういう相場．　そんな中，おれの書いた夢は．．「キャベツになりたい」だと．┐('〜`；)┌　まぁ，みんなよく盛り上がってくれた．(ゑゑ)　しかし，これはあくまで低学年の頃の夢．　高学年では，さすがにちょっと違う．　卒業文集では．．「冬眠したい」．．．(｀〆´メ)　我ながら情けない．　一体おれは何を考えていたんだろう？？　．．まらそれはともかく，おれは一時期，普通になりたいものがあった．　それは「忍者」．　とにかく屋根まで飛びたいと真剣に考えていた．　で，ある時，おれの家によく遊びに来る親父の友達に，そのことを相談してみた．．「どうしたら忍者のように高く飛べるようになれるか？」　親父の友達はこう言った．．「じゃあ秘密だけど教えてあげよう．　忍者はとうもろこしの種を捲いて，その上を毎日跳んでるんだ．　とうもろこしは段々芽が出て茎が伸びて高くなっていくだろう？　そのころにはもうとうもろこしなんか軽く跳び越せるぐらいになっているのさ．　そうなったらその次どうするか，また教えてあげるよ」　！！！なるほどね　（☆o☆）　おれはバカだったが，意外と理解力はあったようだ．　早速，というか，かなり無理を言って，その親父の友達にとうもろこしの種を持ってきてもらって，おれ，捲いて，毎日跳んだ．　本当に真剣に毎日跳んだ．　この壮大な計画は，おれと親父の友達の２人だけの秘密だった（と思っていた）．　．．．結果をお話しよう．．　とうもろこし．．芽が出ませんでした．(ゑゑ)　後で分かったことですが，あのとうもろこしの種，スナック菓子だったようで．．　加えて，この計画，親父も母親も知ってました．　３人で純粋なおれをハメたというわけです．(炎_炎)　おれ，このこと，今でも時々思い出します．　しかも，今でも結構恨んでます．（怨）　．．．大人になるということは，色々な意味で「限界を知る」ことだろうと思う．　今なら，屋根まで飛べるようになろう，なんて絶対考えない．　ましてや人類のおれが，冬眠できるわけがないし，キャベツになれるとは考えない．　以上述べたように，大人である定義が「限界をより知っている」ということならば，子供の定義はその逆，すなわち「限界がほとんど分かっていない」ということになろう．　つまり，あいつら，おれの両親とその友達＝あの３人は，限度を知らない全くの糞ガキだったということだ．　．．．と，おれの誕生日を２日も間違えやがった両親と話して，思い出してしまった．．

　また２人，会社を去っていくので，送別会があった．　実はおれ，こういう宴会は好きではない．　できれば出たくない．　そこにうごめく利己的欲望とか，屈折した嫌悪感とか，ドロドロした嫉妬とか．．これらを会社のためとか，部署のためとか，あるいは単なる不平不満や不平等論（勿論自分は正しいという論法）としてゲロみたいに吐き出してくる．　「おれが言ったら大騒ぎになるだろ．　やつは全然聞く耳もたないし」　「．．．．」　なんだ？　これ？　どっちだ？　聞いてないなら大騒ぎになんかならない．　黙れ！酔っぱらい！　(｀〆´メ)　これって，一般的には「愚痴」というものだそうで，たまにはこういう飲み会で吐き出さなければストレスがたまるものらしい．　．．ふぅん，おまえらのストレスってそんな程度のものか．．　大体ストレスを解消する方法なんて２つしかない．　１．それを克服するか，２．別の自己存在理由を確立するか，だ．　ただ，これって結構難しい．　おれも，色々な人を見てきた．　上記１．を実力がない状態で実現しようとすると，ヘンに権威主義的になってしまったり，「しもべ体質」になってしまったり，どちらかと言えば，行動や思考が単純化して固定化するケースが多い．　こうなると，みんな（特に下）にバカにされるようになる．　また，上記２．をよく考えずに単純に実行して，ただの変人扱いにされてしまったケースもよく見る．　．．あれっ？　これっておれのことか？　．．まあいい．　とにかく自分のことは所詮自分自身で処理するしかないってことが言いたかったわけで．．　しかし，まぁ，人として存在する限り，つまり脳が働いている限り，矛盾は単純増加する一方なんで．　矛盾の発散って必要か？　で，宴会ってその受け皿みたいなもんか．　ちょっとさびしい感じ．．　．．ところで，おれ，１つ告白しよう．　実は今年の夏に会社やめた派遣の女の子からしょっちゅう携帯メールがくる．．っていうと，何やらヤバそうな匂いがしてくるが，実は全然ヤバくない．　ただ単にメールがくるだけ．　こんなこともあるわけ．　この子，あの悪名高き５Sの部署で，そこの大将の秘書的なことやってた子．　で，そこの大将のパワハラというか，セクハラ的発言の数々でやめちゃったんだけど，このやめる前の半年くらい，社内メールで，なぜかそのことを克明におれに知らせてくるわけ．　部署も違うし，話したこともないし，年齢的にも大差あるし，なぜメールしてくるのか不明．　とにかく毎日毎日．　携帯メールも教えてくれって言われれば，そりゃ教えますよ．　かなりかわいい子だったし(^^　ゞ．　で，会社やめて，別の会社行ってからも，結構頻繁にメールくる．　今は安定しているようで，たわいない内容だが．　おれもおおよそ３個に１個の割合で返信している．　このへん，おれ，結構マメかも　(^^　ゞ．　で，いつもいつもこんなことが常套句のように書かれている．．「なんとか偶然に会いたいです」　「．．．．」　なんだ？　これ？　どっちだ？　「なんとか」と「偶然」がなぜ混在してる？　「なんとか会いたい」のか，「偶然に会えたら」なのか，どっちだ？　．．期待させてこの落とし方．．っつーかこの矛盾　．．．そうか．．これも宴会ﾝたいなものか．．

　以前，おれの職場で雑務をやっている「恩爺」の話をした．　自己顕示欲の強い偽善者タイプの恩着せおじさん．　例えとして，火事場で消防隊が消化活動に当っているときに現れる勘違いおじさん．．．自分自身も野次馬なんだが，他の野次馬や一般大衆に向かって「これ以上は危険だから入らないでくださ〜い」とか叫びながらラインを引いちゃったり，あるいはホースがねじれているのをチェックしてみたり，そして最後に「ほぼ鎮火したので御安心くださ〜い．しかしまだ危険ですので近付かないでくださ〜い」とか大声で大衆に向かって叫んじゃうような人．．．　．．この人，そんなに仕事ないはずなのになかなか帰らない．　何が忙しいのか問いただしても，どうも一向に要領を得ない．　「危険」とか「安全」とかいうタームにはぐらかされてしまう．　８時ごろやっと帰ったかと思ったら，１０時ごろばったりロッカーで遭遇したりする．　噂では，社内を点検して廻ってるとか，火の用心して廻ってるとか．．　とにかく訳が分からないので放っておいた．　．．．その恩爺も，とうとう９月末でこの職場クビになって異動となった．　いくらあの恩爺でも，人１人いなくなって補充がないわけだから，これは大変だな，と思った．　使用する薬品を出庫したり管理したりを自分達でやらなければならなくなるし，文書の登録やら無塵服のクリーニングやら．．　と思ったんだけど，アラアラそれほどじゃなかった．　それどころか，色々と明るみに出てきた．　やらなければならないことをほったらかして，実に多くの余計なことをやっていたようだ．　例えば，無塵服の在庫管理など全くやっておらず，もういなくなってしまった人達の分もそのままだったり．　無塵服が不足していたので大変な迷惑．　なのに，だれの無塵服が汚いかランクtけしてたり，それをエクセルでグラフにしてたりとか，その他諸々いらん仕事して自分の仕事に多くの付加価値付けていたことがゾロゾロ判明してきた．　やつはとんでもないさぼり屋だった．　．．その無塵服をうちのちょっとかわいい事務の子が整理していたら，全く新品の無塵靴が見つかった．　で，これはなんなのか，恩爺に問いただしたところ，とあるグループリーダー用に，特別に恩爺が発注したものであったことが判明した．　「＊＊様には新しいお靴を．．」　．．ぅえっ，気持ち悪ぃ〜．　．．この話をれいのおれの彼女のにわとり（精鋭の女技術者）に話したら，彼女は一言こう述べた．．「しもべ体質だな」　「．．．．」（☆o☆）　．．そうか！　全て解った．　恩爺の行動の全てが．　やつは，仕事のために仕事はしていない．　やつは，人の世話を仕事としていたわけだ．　やつの価値観はそういうことだったんだ．　仕えていたわけだ．　だから「＊＊様には新しいお靴を」なんだ．　無塵服が不足していたなんてやつには関係ないわけだ．　いなくなった人達の無塵服を他の人に回すことは，やつにとっては「そのいなくなった人達に申し訳ない」わけだ．　全てやつはやつのヘンな価値観で処理していたわけだ．　やっと解った．　解ったが，ちょっと気持ち悪い．　．．にわとりがこう付け加えた．．「いるんだよ．　たまにそういうのが，男には．．」　．．．そうかもな．　この上下社会は男社会だからな．

　アレルギーで全身豹柄状態になってしまいました．　．．ちょっと違う．　ある部分には拡がらなかった．．　顔と○○○（いわゆる１つの下半身）．　．．これは執念でしょうか？　まさに陽と陰の聖域には発疹も届かず．　このこと医者に告げると「ふぅん」．．　なんだ，肩透かし喰った．　原因も問わない．　「まぁストレスなんて色々だから」．．　そういうものなのか．　くすりを決められて，「これで１０日やってみて．　合わなかったら代えるから．　こういうの，やってみないと判らないから」　「．．．」　なんだ，そういうものなのか．　おれたちが会社でやってる実験みたいなもんか．　例えば処理液変えたり，例えば光照射してみたり，例えばプロセス順番変えたり．．　．．その後，悪くなる一方だったので，また行った．　また違うくすりもらった．　今度はどうだろ？　．．おれ，こんなに酷いのは初めてだが，過去数回これに似た症状で病院行ってる．　いつも数回くすり変えているうちに治ってくるので，どれが効いたのか断定し難い．　でも，どんなくすりが効くのか，おおよそなら察しがついている．　それは「リンデロン」．　でも，今回の症状がこれまでと同じか否か，素人判断は危険なので言わない．　そうしたら，このくすりを早くも２回目で出してきた．　しかも飲み方の指示までしてきた．　もしかしたら，今回のお医者さんは優秀な方か，博打好きのどちらかかもしれない．．　．．さて，何かを作用させて，その反応を見て修正を加えていくという行為は，分からないものにチャレンジするときの常套手段で，別に仕事や実験に限らず，人との関係などでもよく使う方法だよね．　最初は様子見程度の弱い作用をさせて反応を見る．で，次の手以降でどの程度の大きさの作用を加えていくか，条件をいくつぐらいふるか，リスクをどの程度見込むか．　勿論，あるところで思いきったギャンブルをしかけなければならない時が来るかもしれない．　この判断をいつ，どの段階でするか．　いずれにしても，作用させる側の性質を如何に想像力働かせて早い段階で絞り込めるかが重要．　．．おれ，とてもだらしない人間だが，パソコン内は結構整理されている．　実験結果とそれを行った動機の資料ホルダーとか，思考結果とその資料ホルダーとか，ちょっと普通ではない分け方もしている．　まぁその話はおいといて．．．途中段階で必要なホルダーとしては，これまで実際に進めてきたものを「真実」ホルダーへ，プレゼン用などのいんちき資料を「うそ」ホルダーへ振り分けることで誤認や歪みの防止をしている．　加えて，「冒険」なるホルダーもあったりすることがある．　これの意味は先に示したこれまでの流れに全く乗っていないものをやったとき．　．．それはともかく，ある程度結果に近付くと，真実とうそが適度に融合した「総合のホルダー」の必要性がでてくる．　．．先週，かつてやっていた有機半導体の資料が必要になり，久々に「有機」ホルダーを開けてみた．　１つ下層に「EL」，「トランジスタ」，「GaN 表面」，．．．　その中の１つを開けたら，先に示した総合を意味するホルダーがあった．　ホルダーネーム「oll」．．？？？　．．oll って．．　つまり，なんだ，オーエルエルでオール．(￣□||||!!　慌てて他のテーマのホルダーも調べたら，あるあるあるある　オーエルエル　．．．なんか，ちょっと，自分の限界が見えた気がした．．