小公女セーラ

超図解!これがミンチン女子学院だ

見取り図作成 : JINさん...


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屋根裏部屋 .

見取り図作成に当たって
 〜 JINさんより 〜

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- きっかけ -

学院にセーラ宛ての小包が届き、その中に入っていた服をセーラに着て見せるようミンチン院長が命じます。
院長室の向かいの部屋でセーラは着替えをするのですが、この部屋って何の部屋だろう? と思ったのが、この見取り図作成を始めるきっかけとなりました。

- 制作手法・苦労したこと -

ビデオを観ながらラフを作り簡単なCGを作ったのが始まりで、着替えた部屋の特定を進めていくうちにお風呂は?トイレは?と疑問は膨らむばかり。より詳しい検証をして詳細な見取り図の製作へと突き進むことになりました。

見取り図の作成は、いたってオーソドックスな方法で進めました。必要な背景画カットでビデオ静止しながら図にひたすら書き込んでいく ・・・といった作業を延々と続けながら少しずつ精度を高める方法です。46話全ての検証を終えるまでには思い込みで書き込んだ部分や間違いも多々あり随分と修正に時間がかかってしまいました。また、どうしても矛盾のある所や謎が残った部分の処理についても悩んだところであり見取り図上では逃げを作って対処しました。

- 感想など -

今回、別の角度から「小公女セーラ」を見ることが出来たのは大きな収穫になったと思います。ファンの間でも最大の謎とされている、お風呂とトイレについては、ビデオを詳細に検証した結果、開かずのドアであること、謎の空間であることを条件に、ここにあるであろうという所に独断で設置しました(笑)

是非ビデオ観ながら、あーなるほど、ここはこういうふうになっているのか〜などと思って見ていただければ幸いです。

 -JIN-

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- おすすめコース -

地下→1F→2F→3F→屋根裏
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3階フロア .

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2階フロア .

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1階フロア .

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地下フロア .


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管理人より

JINさんから最初に見取り図を見せてもらったのが2008年9月のこと。
それは、まさしく衝撃であり思わず「これはスゴイ!」と唸ってしまいました。
本放送から20数年、数えきれないほど繰り返しゝ観てきた本作品ですが、
これまで部屋割りや学院内部の構造を意識して観たことなど一度もなかったし
それでコーナーを作る事、できるなどと考えた事もなかったからです。

セーラの過ごした広い学院の内部を見取り図にしてしまうという発想もさることながら
同時に”お風呂、トイレ”といった作品中では登場しない部分も研究されており
これはもう、ぜひとも多くのファンに見てほしい、
ぜひ当博物館で公開させていただきたいとJINさんにお願いした次第です。

そんな申し出を快く二つ返事で快く受けて下さったJINさんには
あらためてこの場でお礼申し上げます。

さて、ページの制作に取りかかったのが9月15日。
これだけのインパクトある素晴らしい見取り図を公開させていただくからには、
それ相応の見応えのあるページに作り上げなければならない!
各部屋の説明はできるだけ詳細に・・そうだキャプチャ画像もぜひ入れよう。
各部屋の配置については自分なりにも検証してみたい。
となれば全話観賞しかないと押入の奥からDVDを取り出したのでした。

「あれ〜、そういえば全話とおして観るのって何年ぶりだろ?」
「たしか最後に通しで観たのはDVDを購入したとき・・買ったのいつだっけ?」
とレシートを見てみたら2000年7月とありました(^^;) 
げっ!!8年間も見てなかったよ!(爆)

そんなわけで8年ぶりの全話観賞がスタートしたのですが、
いや〜、やっぱりこの作品「小公女セーラ」は、もう本当に素晴らしい!
生き生きと描かれたキャラクター、細やかな表情の変化や丁寧に描かれた背景画など
作品としての高い完成度もさることながら視聴者の心をとらえて離さない演出と、
いずれをとっても見事と言うほかありませんよ(`´)b
そうして、『らき☆すた』や『ハルヒ』あるいは『初音ミク』等にうつつを抜かしていた
管理人の心は一気にセーラへと引き戻されたのでした(爆)
←そんな事どうでも良い。

そうしてスタートしたページの制作ですが、完成までの約4ヶ月間、
JINさんと何度も連絡を取り合いつつ検証を重ね、見取り図も幾たびも更新され
その度に完成度は高まってきました。
また、DVDを観ながらのキャプチャ画像は550枚にも達しました。
フィルムロール風の画像、解説での画像については学院の構造が伝わりやすいような、
かつ、できるだけ可愛らしい表情(仕草)のセーラを時間をかけ選び抜いた自信作です(^^)b

見取り図については、JINさんもおっしゃってますが作品上において、
どう見ても矛盾してる部分が数カ所あり、制作上のミスとしか考えられない部分も
あるのですが(^^;) そういった点については一番違和感のない形で表現し、
また、画像付の注釈を書き加える事で対応してあります。

みなさま方にも是非、この見取り図を片手にもう一度作品を見直していただけたらと思います。
きっと新たな発見があると思いますよ(^^)b