衝動買いのDOS/V奮闘記


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[DOS/V奮闘!四方山話] [トラブるトラブルどおしよう] [ドライバのバージョンアップ] [ネットワーク環境を作る] [ベンチマークテスト] [アップグレードの野望] [著作権]


ファイル分割のため移動になった情報。
[MS-Winで動くお気に入りのソフトウェア] [MS-Win以外のOSで動くお気に入りのソフトウェア] [便利なソフトを探す。] [MS-Windows以外のオペレーティングシステム] [MS-WINソフト開発奮闘記]


DOS/V奮闘!四方山話

1996年 某月某日。
秋葉原の若松通商七階の売り場からMicroStar InternationalMS-5129というマザーボードと、他諸々の基板をセットを買ってしまいました。
小学生のころからトランジスタやICの購入でお世話になっているお店で、パソコン関係の商品も取り扱ってます。



衝動買いの言い訳

フリーやサンプルで配られているEDA Toolsが使いたいがために大枚を叩いてしまったのである。
悲劇な事に目的のソフトはMS-Windows(以下MS-Winに略)用に作られたものであった。
おかげでMicrosoft Windows95(以下Win95に略)なんて 得体の知れないOSを使うはめになってしまった。
なっ、なんですと!!!

パソコンを組み立てる

おうちに帰ってきて、箱を開けて眺めてみると、案の定説明書は英文しかない。
説明書といっても、静電気で破壊される注意書き及び、組み立て手順と BIOS(Basic Input Output Systemの略)の設定の仕方が箇条書きになっているうすっぺらい物だったので、静電気対策用のリストバンドを腕に装着し、静電気対策用のリストバンドの接地用クリップを筐体にはさんで、英和辞典を膝に抱えながら格闘すること4時間あまりで組みあがった。

接続間違えが無いことを確認して、電源を入れてみる。
BIOSの設定が半分自動になっていたので、案外すんなり動いてくれたようである。
BIOSの設定が終わったところでフロッピーディスクを入れて、リセッしてみると・・・
おお、ディスクを読んでいる!。Windows95のメッセージが出てセットアップが始まった。

案外簡単に動くじゃないの。
これは、マイコンいじって遊んでいる人には物足りない(!?)かもしれない。

トラブルトラブルどおしよう

●運用を始めて・・・
Win95を使いはじめて偉く調子が悪い。
これがなかなかの曲者で、64MByteと天文学的なメモリ量を搭載しているのにも関わらず、 メモリーが足りないなどと分けの判らないことを言ってストライキするし。
ページ違反が発生しましたとかいって勝手にアプリケーションを終了させてしまったりする。

再現性が乏しいところからいくとワーム(コンピュータウィルスの事ではない)が住んでいるらしい。
他人が作ったプログラムには、不都合を探す為の情報がプログラムに付いていないもので、不都合を突き止めるのは ほぼ困難である。
普通は不都合が無いことを前提にしているので、取扱説明書には何も断り書きがある訳も無い。
さすがマイクロソフトの製品だけのことあるよ。
とかおもっていたら・・・・

ある日の事

もしかして、CD-ROMからファイルをコピーする時にファイルの内容が化けているのではあるまいかと思い、DOSの FCと言うコマンドを実行して、コピーしたファイルの内容を比較してみたら、案の定確りと コピーにしくじっているじゃないの。
これは、リボンケーブルの向きや長さとか、ハードディスクの置き場所によってコロコロと安定性が変わる厄介な状態だ。
一番手っ取り早いのは、ケーブルを切断して短くする事だけど、短くすると筐体にユニットが取り付けられなくなってしまう。
嗚呼、なんてこったい。

どうしてそのような事が起きるのかという詳しい理屈の説明は、物理学の反射に就いてのお勉強をするか、反射に就いてのお勉強をした人に聞いてださい。


コピー失敗対策方法

対策はお金がかかる。
メーカー製品もコスト削減で対策を疎かにしているところが多いようだけど、思い切ってフェライトコアなどの ノイズ対策部品を購入するのがベータであろう。

さしずめ4万円ぐらいのコストアップ覚悟!といったところでしょうか。

メモリ不足対策

某日某月
Windows95の「メモリが足りません攻撃」に嫌気が差してきたので、思い切ってメモリを増設しました。
いままでついていた、64MBytesメモリに加えて64MBytesメモリを増設して、合計128MBytesとなり、MS-5129のサポートする主記憶アドレス全てにメモリが実装されたことになります。
しかし、Windows95は相変わらず「メモリが足りない攻撃」を連発!
ああ、なんてこったい。

某日某月
今までX68000で活躍していたハードディスクの一つを潰してWakako95に捧げる。
スワップ・ファイル(仮想メモリ)を増設したばかりのハードディスクに書き込むように設定したら、「メモリが足りない攻撃」は嘘のようになくなった。

定の仕方は… 「コントロールパネル」で「システム」のアイコンをクリック→「パフォーマンス」のタブを選択。→「仮想メモリ」のボタンをクリックし、自分で設定するのラジオボタンを選択する。→ハードディスクのリストボックスから増設したハードディスクのドライブ(仮想メモリに使いたいドライブ)を選択して、「OK」ボタンを押して再起動。

どうも、Windows95は、メモリが沢山余ってようが余ってないだろうが関係なく必ずスワップファイルを吐き出す仕様になっているようだ。
しょうもない仕様だこと。

使い込んできての感覚だけど、どうも最低300Mbytesぐらいのディスク空き容量を常に確保しておかないと機嫌が悪いようだ。


Win95用の新しいディバイスドライバを入手

ソフトウェアには不都合は付き物(最近はハードウェアも?!)です。
ハードウェアの接触不良がないかよく確かめて、それでもうまく動かない時は、ディバイスドライバやWin95に不都合があるかも知れません。
Win95の不都合修正モジュールや新しいバージョンのディバイスドライバを入手して試してみましょう。

編集者の使っている機材




LANでラン♪ラン♪ラン♪

おうちにBeBOXがやってきたのを好期にLAN(Local Area Networkの略)に手をつけてしまった。
設定

ローカル・エリア・ネットワークの設定で、IPアドレスの割付範囲はRFC1918を参照するとよい。

取りあえず、WAKAKO95のアドレスは、192.168.0.10 にして、 サブネットマスクを255.255.255.0にした。
他のコンピュータのアドレスは、192.168.0.XXX のXXXの部分がそれぞれ異なる数値を付けて、サブネットマスクを255.255.255.0にする。
XXXに当てはめる数値は0から255までの10進数の数でである。(つまりこの例だと最大256のコンピュータなどの装置が接続可能)

Win95には、ping.exeというネットワークが繋がっているか調べるコマンドがあるので、動作確認はこれを使うとよい。
使い方は、DOSプロムプトを開いて・・・・

C:\WINDOWS > ping 192.168.0.1

といったぐあいにpingの後ろに接続アドレスを記述してエンターキーを押すだけである。

ちゃんと繋がっていると、返事をするまでの時間が報告されて、繋がってないと、なにか他のメッセージが出る。

ネットワーク運用

2台しかつながってないのに450kBit/sec.前後の転送。
うーん。シリアルポートよりは早いけれど・・・・
これでは、値段の割りに転送速度が偉く遅いようなきがしてしょうがない。
TCP/IPのパケット効率の悪さが、反映されるとは思えないのだが、最高転送速度10MBits/secに近い値は出ないようである。
まぁ、パソコンのハードディスクから読みだした内容をFTPで転送した結果だから順当なのかもしれない。

さよならBeBOX

BeBOX製造中止の通達きたのを期に、私はBeBOXの事業から撤退。
BeBOXが亡くなってしまうと、机の上が寂しいのと、ネットワークに繋ぐ気かが亡くなってしまった。
惜しい方を亡くしたものです。
ご愁傷様です。
死んでもリアルタイムは放しませんでした。
ぽく。ぽく。ぽく。ちーーーーーん。

ネットワークに繋ぐものが無いのは、さびしい限りですね。

某月某日
とかおもっていたら、お家に古いマックがやってきたので、今度つなげてみようと思う。

ということで、つなげでみました。
FTPの転送速度(NCSA TELNET for MacをFTPサーバにしたときのアップロード)は、なんと1MBits/Sec前後と、なぜかBeBOXに転送するときより早い。

もしかしたら、BeBOXとの転送速度が遅いのは、BeBOXについていたカードがISAバスのNE2000互換だったせいもあるかもしれない。
でも、プレビューリリース2のご案内には、ネットワークの高速化って書いてあったから、OSの入れ替えをするとBeBOXも早くなるかもしれない。

これだと、フロッピーディスク一枚分に相当する量のデータが8秒で転送できる計算である。

あとはファイル共有が出来れば当分の間だけは幸せなコンピュータ環境になる。


ベンチマークテスト

●</>高速CPUのペンティアムは、煩雑な計算どのくらいで処理してくれるか多少気になる。
松村しげる@東海大学さんによる、円周率の桁数世界記録をパソコンで計算できる Super PIというアプリケーションを配布しているので、これを走らせてみることにしる。

しかし、結果は正しい計算結果がでないみたいで、測定不能(;_;)

うーん。またまたトラブルである。
windows95のインストールが不安定である問題もあるので、一概に原因を突き詰めることもできないや。

ある日のことである。
Windows-NTを入手してインストールしたら、Super IPは、しっかりと動いて、結果がたのである。

ということは、やっぱWinodws95が疫病神なのかしら。

というわけで、Pentiam133MHzによる計算時間の結果ですの。

[   0時間 00分 00秒 ]    1024 桁の円周率の計算
[   0時間 00分 00秒 ]    2048 桁の円周率の計算
[   0時間 00分 01秒 ]    4096 桁の円周率の計算
[   0時間 00分 02秒 ]    8192 桁の円周率の計算
[   0時間 00分 04秒 ]   16384 桁の円周率の計算
[   0時間 00分 10秒 ]   32768 桁の円周率の計算
[   0時間 00分 20秒 ]   65536 桁の円周率の計算
[   0時間 00分 45秒 ]  131072 桁の円周率の計算
[   0時間 01分 47秒 ]  262144 桁の円周率の計算
[   0時間 03分 58秒 ]  524288 桁の円周率の計算
[   0時間 08分 57秒 ] 1048576 桁の円周率の計算
[   0時間 19分 54秒 ] 2097152 桁の円周率の計算
[   0時間 43分 09秒 ] 4194304 桁の円周率の計算
[   2時間 56分 17秒 ] 8388608 桁の円周率の計算

うむむ。裸800KIPS(単位はMIPSではない)のSHARP X68000 EXPERT とは比べてはいけないようである。

Wakako95昇天

某年某月某日
何だか知らないけど、ページ違反が増えてきた。
と同じに、シリアルなどのリセットのかかりが悪く認識してくれない。
メモリーが壊れているのかと思って、交換してみたら、症状が改善されない(;_;)
どうやら、マザーボードがいかれているようですわ。
交換しようにも、ATフォームのSoket7マザーボードは、巷では見かけなくなってしまっている。
まだ4年ぐらいしかたってないのに、保守の限界が来るなんて早すぎるわ。
なんてこったい。


ドキュメントの互換性

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著作権 1996,1997,1998,1999年,2000年 © 大槻昌弥
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