a A In Work Life of DOS/V -- Development MS-Win programing -- [SOT]

MS-WINソフト開発奮闘記


概要

コンピュータの活用とはプログラムを書く事なり。」 という信念に基づいて、Windows用のC/C++コンパイラを購入したのを期に、学習奮闘期を書くことにした。

はじめの一歩

「コンピュータの活用とはプログラムを書く事なり。」という信念に基づいて、Windows用のC/C++コンパイラを購入した。
こうして、悪夢のような暗黒マイクロソフト帝国のGUI環境におけるプログラム記述の習得を目指すことになった。

しかしコンパイラを買ってきたのはいいけど、どっから手をつけていいか判らない始末なのでした。
なんだか・・・恩師の風間駿先生曰く。 「君はコンピュータを使うと一生不幸な思いをするから止めた方が良い。」っと、 私のできの悪いFORTRANの答案用紙をもって険しい顔をしていた姿が頭を過ぎる。

1997年5月末某日

MFCによるWindows95プログラミング
Jeff Prosise著 榊 正憲 監訳
アスキー出版局 ISBN4-7561-1915-8

っていう千頁ほどある本を買ってきた。
C++言語の学習進捗度も悪い上に、MS-Winは初めてと言う事もあって、Cコンパイラに付いてくるサンプルコードを眺めているだけでは、にっちのさっちもいかないので、殆ど衝動買いに近い。

MS-Winのプログラムの関数や変数の名前の付け方は、ハンガリアン記法というスタイルを取るのが習わしらしい。
この記述習慣は、名前の先頭に型を意識したプレフィックスを付けるところが、なんかまるでFORTRANの変数の名前みたいな感じがして気持ちが悪い。
大勢のプログラマが保守するソフトウェアには、必要な習慣なのかもしれないけど、やっぱFORTRAN演習の悪夢を思い出させてくれるので嫌いである。(ぉぃ)

1997年6月某日
MFCはなんだか今一つ突起難いので、他の本をと思い、書店にいったけども、本は色々あるのだが、これといって丁度よい教科書が無いので、仕方無しに・・・

Windows95プログラミング
Charles Petzold著 エーピーラボ/長尾高弘 訳書
アスキー出版局 ISBN4-7561-1717-1

を買ってしまった。(-L-;)
これは、MicrosoftDSKに関する入門書で、電話帳のように厚みがあるので、好きじゃないが・・・・
これを見たら、何とかhello.c+α程度の内容をGUIバージョンで書く事が出来た。

ウィンドウズプログラムの基本的な仕組み ウィンドウズのアプリケーション・プログラムは、ひたすらマウスやキーボードなどからのイベント(ウィンドウメッセージとかいう)のポーリングをして、イベントに対して適切なハンドラの処理を呼び出すだけです。
まるで、BASIC言語で書いたビデオゲームのジョイスティックの処理みたいに古典的で単純な方法をもちいていますわ。

ここに作品の実行ファイルをソース付きで置いておくので、興味がある人は、ダウンロードしてね。
Win95版Hello.c 其の一(Cmpressed -- LH6@LHA -- 30,780Bytes)

ファイルの解凍には、LHMeltingなどのファイル圧縮解凍ツールが必要です。
窓の杜 - Windows Forestベクターとか、RING Project Serverなど、から入手できます。

1998年10月某日。
新宿をふらついていたら、なぜかヨドバシカメラに足が向かってしまった。
Bit誌の記事で知った初出場ながら大会優勝してしまった東大将棋が、あったから買ってかえろうと思ったけど・・・
なぜか本に化けてしまったのである。

Windows98プログラミングC/C++によるソフトウェア構築
Herbert Schildt著 竹内里佳訳書 柏原正三監修
翔泳社出版局 ISBN4-88135-663-1

が、あったので買ってしまった。
購入理由は「ハーバート・シルトさんの本である」という理由だけである。
マイクロソフトオフィシャル入門書よりも、こちらの方が、ほんの少しだけ薄いし、読みやすいとおもう。
しかし、Windows初心者向けの本ではなさそうである。
おまけに、Watcom10.5Jではクラスの構造体メンバーが異なるので、そのままコンパイルできる状態ではなかったりする。

1998年5月某日。

秋葉原に行ったた帰りに新宿のヨドバシカメラに寄り道してMicrosoft Visual C++ スタンダード版を買ってきた。
サードパーティのコンパイラに付属している古いライブラリと、クラスの構造体メンバーが異なる問題から開放されて、少しは学習が捗るのではないかと期待したいところ。
インストールして、さっそく練習にハーバート・シルト先生のサンプルを入れてみたら・・・
Visual C++のエディタは、これまたお節介なことに関数の開き括弧でプロトタイプが出てくるやら、クラスのピリオードを入れたらメンバーのリストがメニューで選択できるなど、GNU EMACSのCモードよりもさらに横着者に向いている仕様になっている。
なんだかこのエディタにはまりそうである。

1998年5月27日。

マウスの動作に関するサンプル・プログラムを書いた。
マウスのボタンを押すと、押されたボタンと座標を印字するだけの簡単なものである。
興味のある人は、ダウンロードしてみてね。
マウスのサンプルプログラム。其の一。 (Cmpressed -- LH5@LHA -- 38,384Bytes)

1998年5月22日。

マウスの動作に関するサンプル・プログラムの其の2を書いた。
前回とあまり代わり映えしていないのだか、マウスのボタンが押された状態からボタンが放されたときに、メッセージと座標を印字するように変更されている。
興味のある人は、ダウンロードしてみてね。
マウスのサンプルプログラム。其の二。 (Cmpressed -- LH5@LHA -- 29,505Bytes)

2000年某月某日

3週間完全マスター Visual C++ 6.0
デービス・チャップマン著 プロジェクトA・青山ひろき監訳 オーパス・ワン訳
日経BP社 本体価格5000円

なる本を書店で見つけた。マイクロソフトの公式学習テキストよりも、できが良く入門書に最適な本とおもえる。


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