中小企業診断士(休止中)勉強日誌(2008年4月)

作成日: 2008-04-23
最終更新日:

品質不良と収益

2008年1月に引続き、 品質不良に関連した話題である。

テレビを見ていたら、道路特定財源の無駄遣いが報道されていた。 カメラや重量計で車を監視して、 重量オーバーしている車を調べる道路据付装置がある。 これが、品質不良のため、極一部の例を除き、稼働していないのだ。 この、稼働していない装置のために初期費用を払ったばかりか、 設備を更新したものさえあるという。

頭に来るのは当然なのだが、なぜ初期費用を払ったのだろうか。 普通の企業なら「所定の性能が出ていない」といって、 支払いを拒むだろう。あるいは、支払った金を返せと主張するだろう。 その理由はわからない。

通常は、モノを買った企業は、自社で使えるかをテストして、 その結果使えるということがわかると「検収書」を作成し、 売った会社に渡す。 その「検収書」をもって、 モノを売った企業は初めて売上とすることができる。 これが基本の流れだ。

さて、この基本の流れを見直す動きがある。 追って記す。 (2008-04-23)

ポイントカードの終焉

よく行くパン屋で、店員が、済まない、という感じで切り出した。 今年一杯で、サービス券の発行および引き換えを終了するという。 どうも、小麦の原料高騰が理由らしい。

よく聞いてみると、サービス券を配っている客はそれほどいないようだ。 そんな少ない人数ヘのサービスも削らなければいけないぐらい、 切羽詰まった状況に追い込まれているようだ。

サービス券を期待しているのは、買物をする大人だけではない。 景品に子供用ノートがあることから、 母親に連れられて来るこどもが、 ノートを期待していることがあるという。なるほど、 買う人だけのことを考えているのではなかったのか。

サービス券をやめた後、新しいサービスを考えていると店員はいう。 私のような客が望むことは、普通においしいパンを、 できれば安く出してくれることだ(2008-04-29)。


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MARUYAMA Satosi