中小企業診断士(休止中)勉強日誌(2007年4月)

作成日: 2007-05-05
最終更新日:

初心に戻る方法

最近ピアノを練習したのだが、昔弾けた曲が今まるで弾けなくなっていた。 呆れたを通り越して笑ってしまうほどだ。

表題との関係で言えば、初心に戻るには、 練習や鍛錬をサボればよい、ということである。 これは間違いで、練習をサボると初心者には戻るが、 これは初心に戻ることにはならない。

さらに言えば、初心に戻る、という言葉遣いが誤解を与えそうだ。 私の感覚によれば、 初心とは、未熟者が感じる、 未知の物に対する恐れ、恥、失敗、そして希望、野心などが、 混沌として入り交じった新鮮な状態である。そして、 熟練者が陥りがちなマンネリズムや傲慢、 楽観、手抜きとは無縁の状態である。

さて、初心に戻るにはどうすればよいか。私の場合は、 昔の資料を出してみることで、初心を甦らせている。

私が今の勤務先に入ったとき、1枚の紙切れが手渡された。 「丸山君受入計画」という表題の紙切れには、 担当者とその表題、日時が書かれているだけである。 現在に到るまで数限りなく書類を作り、受け取り、廃棄してきたが、 この紙切れだけは捨てられず、クリアフォルダに大切に保管している。

勤務先関係では、もう一つ、関心がある書類がある。 勤務先の案内冊子と学生を勧誘する冊子である。どちらもよくできていて、 ここで勤務したいと思わせる。 新たにここで働く人が来て仕事をしたとき、冊子のとおり、 と頷いてもらえるだろうか。ときどき自問している。 (2007-05-03)


まりんきょ学問所中小企業診断士(休止中)勉強の部屋日誌≫ 中小企業診断士(休止中)勉強日誌(2007年4月) | 前月< > 次月


MARUYAMA Satosi