中小企業診断士(休止中)勉強日誌(2001年5月)

作成日: 2001-05-03
最終更新日:

Web 商売

私の勤務は Web を利用した各種アプリケーションの企画と実装である。 むずかしいことが沢山ある。次は、ほんの一例である。

  1. 最初にごく質素な仕様を提案したところ先方から OK が出た。 しかし、次に持っていったら先方から質素ではだめといわれ覆された。 それで満足できる仕様を持っていったら金がかかるのはおかしいと文句を言われた。
  2. 先方の仕様に対し、松・竹・梅のコースを用意し、どれにするかと選ばせた。 先方が梅コースを選んだので、これを作って持っていった。 すると先方が「管理機能がない」と文句を言って来た。 梅コースは管理機能がないことを事前に言っておいたのに。
  3. システム利用者が便利に使えるように、利用者のキーを入れると自動的に利用者の情報を 他の欄に入れられるようにしたい、という提案を営業から受けた。 調べてみると、利用者の情報の入ったデータベースがあるが動作が不安定で、 システムに固有のパスワードを必要とすることがわかった。 すると今度は、システム開発者から、なんでパスワードなんか必要とするの、 というクレームが来た。
  4. 外注の納品物の品質が悪い。しかも私達の受け入れ検査ではそこそこだったように思えたので、 悔しい。

残念なことに、ほかにも大変なことがたくさんある。 一つ一つていねいに、解決していかなければならない。 最後の外注の納品物については、会社の選定や、事前のテスト計画などをきちんとやらなければ、 悪いままだろう。

会社の選定に関して、私の同僚が困っているようだったので、別の部署で使っている書類を見せた。 そこには、その別の部署が必要とする能力(たとえばネットワーク技術とかデータベース技術とか) がいくつか列挙してあり、それぞれに3段階評価をする。一つでも評価が C ならばその会社は 使わない、というものである。 同僚にこれを見せたら「いやあ、目からウロコでした」といった。それを聞いて私は 紹介した甲斐があったものだとうれしくなった。あとはこの同僚が、自身の仕事に関して有効な 能力が列挙できて自分なりの評価基準を確立すること、そして上司と一緒に評価をすることだ。 (2001-05-24)

草加公園

すでに懲りているはずの公園であるが、再度近所の公園へ行ってきた。 場所は草加公園である。以前行きは徒歩で、帰りはバスで往復したことがあったが、 今度はこれを逆にしてみようと思った。どこからバスに乗ればいいかわからなかったので、 Web で捜してみたが行き先がどのページにも書いていない。やっぱり二の舞か。 結局、たぶんこんなふうに行けばいいのではないか、と思った通りの経路を辿ったら、 その通りになった。経路とは、次の通りである。

東武伊勢崎線松原団地駅下車、東武バス乗り場2 青柳循環(どちら周りでも可) 総合グランド下車(約15分)。徒歩3分。 バスは1時間に2本の割合で発車。料金 240 円。

で本当の目的は、公園ではなくてバスにのることであった。 といいたいが、つれあいがいるのでそうではない。 ステッラ ポラーレというイタリア料理屋に行くのが目的だった。 (まだ準備中のサイト(www.stella-polrare.com)も存在する)。 この料理屋はふつうは車で行くしかないところであるが、 草加公園まで行けばあとは歩いて十分ほどで到達できるところにある。 公園はそそくさと通り抜けるだけですませて(ペットを放し飼いにするバカモノがいたのでなおさらだ) 料理屋に辿り着いた。

外・中ともに凝っている。いつぞやの診断士一次試験(商業)でイタリアレストランを設計せよ、 という問題があったと聞いている。こんな店を想像すればいいのかな、そんなできだった。 メシも水準以上だった。何がよかったかというと、店内が禁煙であったことだ。 これはありがたかった(喫煙者は別室にて吸う)。 ガキの声がうるさかったが、これには我慢できた。

なんでも、貸し切りで結婚式のパーティーにお使いくださいという掲示があちこちにあった。 おまけにゼクシーまでおいてやがった。 一度に多くの客が見込める上、客単価も高いしなあ、ということを思いつつ店をあとにした。 後は歩くのみ。 (2001-05-05)

その後の注釈

ステッラポラーレのサイトは、その後上記のサイトで何年か開かれていた。 しかしステッラポラーレがその後ポラスグループの一員となったため、ポラスドメインに ホームページ(www.polus.co.jp)に移転した。 2001年であげた www.stella-polrare.com ドメインは、 現在いわゆるドメイン売買業者がもっているようだ。(2013-12-15)

クリーニング屋

つれあいが怒っている(この一節で始まる文章が多いと思っていらっしゃる方もいるだろう。 事実である)。いきさつはこうである。

冬使ったこたつの敷き布団をクリーニングに出した。帰って来た布団を嗅ぐと、 ドライクリーニング特有の石油系のにおいに混じってタバコのヤニのにおいが鼻を突いた。 両者が混じったにおいはいやである。クリーニング屋に文句を言おうと思う。

私もにおいを嗅いで、まさしくその通りであることを確認した。 その後、クリーニング屋が新たな洗濯物を取りに来た。つれあいはクリーニング屋に 文句を言った。 クリーニング屋は、「袋にかぶせていたので、においが洗濯物に付くとは思わなかった。 これから気をつける。おわびに今日預かる***の品の代金はいただきません。」といった。

サービス業は、イメージで決まるものだ。まったくこのクリーニング屋は、と思うと困ったものだ。 本当にこれから気をつけることができるだろうか。ふだんからタバコを吸う人は、 タバコのにおいなど気がつかないに違いない。

私たつの住んでいる集合住宅には、このクリーニング屋のほかもう一軒が出入りしている。 このクリーニング屋は私達が引っ越してきてすぐに訪問してきた。それ以来まかせている。 以前はつれあいが自分で別のクリーニング屋に持っていっていたのだが、引っ越し後遠くなったので、 宅配してくれる今のクリーニング屋にしている。 使っていないもう一軒は、引っ越し後しばらくしてから来るようになった。 毎日曜日しつこく「クリーニングはありませんか」と尋ねてくる。 そのたびこちらは断っている。すでに今の業者とつきあいがあるから、ということもあるが、 ちょっと見た限りでは、こちらのしつこい業者がたばこ業者よりたくさん洗濯物を抱えているので 今の業者の応援の意味もある。 ただ、今のクリーニング屋がまたたばこ臭い洗濯物を返すとなったら、考えないといけない。 その意味で、私達が断っても声を掛け続けるしつこい業者は、シェアの拡大をねらっていて 正しいことをしていると、今は思う。 (2001-05-03)

川口市立グリーンセンター


5 月 1 日、川口市立グリーンセンターへ行った。目的は埼玉高速鉄道に乗るためである。 この鉄道はできたばかりで、どの程度の人が乗っているか知りたかったのだ。 もちろん、グリーンセンターで植物を見たいとも思ったこともある。

私たちが住んでいるところから北に向かって少し歩くと武蔵野線の南越谷駅がある。 ここから西に一駅行くと東川口駅がある。ここで埼玉高速鉄道に乗り換えて南へ二駅行ったところに 新井宿駅がある。ここから徒歩 10 分でグリーンセンターに到着する。

事実はこうではなかった。新井宿駅まではよかったが、ここからグリーンセンターまで徒歩 20 分以上かかってしまった。 これはなぜか。説明しよう。 新井宿駅にはグリーンセンターのチラシはあった。しかし、この地図ではとうてい徒歩で行けるものではない。 車向きの地図なのだ。どうして地下鉄の乗客増加を見込むための施設の地図が、 車向きにできているのだろう。おまけに駅からセンターまでの道しるべが全くなかった。 このグリーンセンターから程近い(隣接している)川口市立総合医療センターの道標すらないのだ。 おまけに、駅からセンターへの途中は交通量の非常に激しい国道 122 号線がある。 この排気ガスで途中息が苦しかった。よい環境に行くためには悪い環境に耐えなければならないのか。 Web サイトを捜してみると川口市の用意する 地図 もあったが、やはり歩行者のことは考えられていない。

グリーンセンターそのものには大変満足しただけに、 鉄道・歩行者への配慮をしっかりしてもらいたかった。 ちなみに、埼玉高速鉄道は、行きも帰りも車内はガラガラだった。 地域の施設を利用してもらえるよう、鉄道はセンターと協力して体制を整え、 準備をしっかりしてもらいたい。せめて、右の地図くらいの道筋は用意してもらいたかった。 赤が歩行者の道筋で、最初にまず川口市立総合医療センターを目指していってほしい。 ここの構内にバスターミナルがあり、道の奥右側にグリーンセンターの東門がある。 (2001-05-03)

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MARUYAMA Satosi