今日の思い付き
6カ月遅れのなが〜い道のりを経てようやくオーストラリア留学
10月、11月に比べ涼しい年末だが、南半球はこれから本格的な夏になる

 本来は5月にオーストラリアに来て英語学校に入学、7月からは大学院に通う予定だったのだが、いろいろなことがあって(そのうち詳しく記しますが)6カ月入学を延期し、9月にようやくシドニーに到着。11月中旬から英語学校に通っている。英語学校をうまくパスできれば、2月からマッコーリー大学大学院の通訳・翻訳コース(MA)で2年間学ぶ予定だ。妻も12月の頭に到着し、2人ともシドニー郊外での生活に少しずつ慣れてきているところ。

 英語学校はマッコーリー大学附属で、10週間の授業のうち前半の5週間が終了し、今は2週間のクリスマス休暇中。年明けに後半の5週間が始まる。私のいる大学院進学コースのクラスは私を含め11人で、男は私1人、しかも超おっさん。他のみなさんは皆私の半分くらいの年齢である。日本人は私1人で、韓国人が2人、そしてあとは全員中国人。他のクラスもそうだが、中国人パワーがすごい。大学院も同様のようだ。
 大学にほど近いエッピングという町に住んでいるが、この辺りも中国人や韓国人の住民を多く見かける。インターネットのいろんなサイトを見ていると、どうもこの数年、オーストラリアから撤退している日本企業が少なくないようで、更新されずに放置されたままになっているホームページも多く見かける。ちょっとさびしい感じである。

 南半球はこれから本格的な夏になる。とはいえ、10月、11月は気温が40度を超えるような日もあり、びっくりした。朝や夜は肌寒いくらいなのに、昼になると強烈な太陽の光で暑くてかなわない。1日の中での気温差がすごいのだ。サンスクリーン(日焼け止め)やサングラスは必須である。ただ、妻がやってきた12月頭からは涼しい日が続いており、このクリスマスも比較的過ごしやすい気候だった。とはいえ晴れてると思ったら急に雷を伴った雨が降ってきたりするので、傘も常に持ち歩いていないといけない。そうそう、それから南半球では「太陽が北にある」。北向きの部屋が陽当たりがいいし、影は南側にできるので方向を見定める時には注意しないといけない。日時計は「反時計回り」に作らないといけないのである。(右上へ続く)
トランプ手品 Reset (half)
(ギターとトランプ手品が趣味な
もので、どちらかの動画を
アップしています。同じものが
続いてもご容赦を)
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円安のおかげで物価が高くて困ってしまう

 このところの円安は、海外で生活する日本人にとってはちょいとつらい。いろいろなものの値段がとても高く感じられる。
 5年ほど前には1オーストラリアドルが60円台だったこともあったようだが、現在は1ドルほぼ100円。100円を超える時もある。外でランチを食べようとすると、サンドイッチが7〜8ドルしたりする。たいていかなり量は多いのだが、この値段だと毎日外食というわけにはいかない。夕食をレストランで食べるなら、けっこうな出費となってしまう。
 ただ、スーパーマーケットなどで売っている食材はそれほど高い値段ではないので、せっせと自炊にいそしんでいる。おかげで毎日けっこう豪勢な食事を楽しんでいる。食べ過ぎである。英語学校には妻が作ってくれた弁当を持って行っている。クラスメイトがうらやましがっている。
 アパートの家賃も高め。東京よりもおそらくだいぶ高いのではないかと思える水準だ。シドニーでは海外からの不動産投資が盛んで、不動産価格がずっと上がり続けているという。やはり中国からの投資が多いということだ。

為替相場は誰が動かしている?

 数年前に円高だった時、日銀が介入してもほとんど効果がなかった。今回の円安は日銀の介入の効果ありとの声もあるが、総選挙後の為替の動きを見ていると、なんか本質的には関係ないのではないかとも思える。だいぶ前にある人に取材した時、「いくつかの巨大な投資グループが結局は牛耳っている」という話を聞いた。各国の政府や中央銀行もそうした投資グループの力にはかなわないらしい。アナリストやエコノミストたちは為替や株価が動くたびに、後付けでもっともらしい説明をするが、こうした巨大投資グループの思惑については触れない。まあ、思惑が分かるわけないから、適当なことを並べるしかないのだろう。競馬解説と同じである。「株価や為替がどう動くかは誰にもわからないし、ギャンブルに過ぎない」なんてことを言っててもしょうがないが、大学院の次の授業料の納付期限が来るまでに、円高になることを祈るばかりである。