壁新聞 かべしんぶん KABE-Shimbun (Shinbun)
0028 2011年9月16日 Hidden Clues.
Composed by 空閑洋始<kuga@tokyo.email.ne.jp>
文字の解説ばかりだとなんだかよく分からないと思うので、写真を出してみました。上記URLのブログにも撮影した写真を現在アップ中です。何かのご参考になりましたら。ちなみに1フィジードルは約50円です。
で、先日びっくりしたのは、フィジーに英語を学びに留学していた20代の日本人女性の遺体が見つかったというニュース。マーティンタールという街の近くの海岸の林の中だったらしい。私たちも毎日のように行っていた場所の近くである。今のところ詳細は不明らしい。もちろん日本でも殺人事件は起きているから、このフィジーの出来事から「フィジーは非常に危険」などと言うことはできないが、海外旅行という娯楽も常に大きな危険と隣り合わせであるということを忘れてはなるまい。
今朝のニュースでは、マグニチュード7を超える地震がフィジー近辺で起きたらしい。
さて、今回のフィジー旅行、個人的に一番すごかったのは、「海に入って泳いだ」ということである。ビーチリゾートなら当たり前でしょ、と言われるかもしれない。でも実は、昨年は4回もハワイに行ったくせに膝までしか海に入らなかった。水が冷たいんだもの。でも今回は、勇気を出して海へ海へ。腰まではとても冷たかったが、思い切って肩まで入ると意外や意外、冷たくない。そして塩分のおかげで体が実に気持ちよくプカプカ。というわけで、いったい何十年ぶりだろう。もしかしたら小学生の時以来の“海水浴”となった(大学生の時も海に行ったが水に入ってないし…)。
●フィジー滞在中、日本の総理大臣が交代することになった。ホテルのテレビで見たニュースや新聞では、日本の総理大臣が短期間でころころ代わっていることを強調していた。
●新内閣の喫緊の課題が、福島原発事故による放射能汚染拡大を食い止めることである。これができないことには、地震の被災地の復興に本格的に着手することができない。でも大臣がすぐに代わったり……。
●放射線量測定器(いわゆるガイガーカウンターなど)が一般消費者にも売れているようだ。ただ、海外製の安価なものは、買いやすい半面、測定値にばらつきが多かったりなど、信頼性に欠けると思われるものも少なくないらしい。
●大学院の後期がもうすぐ始まるが、自国に帰省している留学生の同級生たちは日本に戻ってきてくれるだろうか。
やっかいな単語である。でも慣れれば使い勝手のいい言葉なのであろうが……。
会社員時代、「account executive」という肩書きの人が取引先にいた。今辞書で調べたら「広告代理店の取引先担当責任者」とあった。まさにその通りだった。今頃知った。
account には、口座、計算、明細書、支払い、得意先、説明、理由、記事、重要性、評価、などの意味がある。「take accout of 〜」は「〜に注意する」など。そのほかいろいろ。
英語では「equivalence」という。大学院の「通訳翻訳」の講義で出てきた言葉。例えば英語を日本語に訳すとき、「等価」に訳すことはできるのか? 何をもって「等価」というのか? こうしたことを議論するのはなかなか面白い。そしてあらためて、言葉が違うということの意味あるいは現実を考えさせられる。