今日の思い付き
前回の続き、もろもろフィジー情報
街中の物販店で値切り交渉すると表示価格の半分以下に

 フィジーからもう帰ってきてしまった。8月の1カ月間、のんびり過ごした。前回の続き。
 海も、風も、陽も、街も、食べ物も、人もとっても良かったのだが、インターネットには困った。ホテルの部屋にあるLANは24時間で37ドル(1フィジードルは50円程度)。さらには、データ送受信量が50MBを超えると1MBずつ追加課金されていくという仕組み。YouTubeなんて開けない。ヤフージャパンのホームページもなぜだか開けない。インターネット使用を極力控えるという日々を送った。まあ、フィジーでインターネットがどうとか言ってる方がヘンなのか……。

 長期滞在ということもあり、今回は中級クラスのホテルに宿泊したのだが、数回、高級リゾートホテルにも行ってみた。いやあ、やっぱりぜいたく気分にあふれ、とっても素敵な感じ。インターコンチネンタルホテルでは、プールサイドに円形の屋根付きのソファベッドみたいなのが並んでいて、ずーっとそこで本読んだり、寝たり、ジュース飲んだり。まさに楽園気分である。

 もっとも、普段は地元の人々の方が多い街中をあっちへこっちへぶらぶら。英国領だったフィジーはフィジー人とインド人が半々。地元の料理店はカレーメニューが多い。円高というせいもあるだろうが、おしなべて安価な印象。2人で食べて20数ドル(千数百円)といった感じである。
 でこぼこの多いアスファルトの道を、すごい勢いで車が走っている。そのほとんどがオンボロの日本車。「TOYOTA」「NISSAN」といった文字が目につく。バスは便利なのだが、窓にはガラスが入っていない。まあ風は快適である。でも場所によって土埃や排気ガスがたくさん入ってくる。タクシーは料金メーターが付いていないので、乗る前にいくらぐらいになるか聞かなければならない。本当のタクシーなのか、白タクなのか、見分けがつかない場合もある。

 料理店やスーパーマーケットなどを除いて、街中の物販店では値切るのが当然らしい。やってみたら60数ドルの服が30ドルになった。表示価格の3分の1くらいまで下がる場合もあるそうだ。

Single Shock
from the DVD "Toranpu no Tomo"
by Tomo Yuki
トランプ手品
(今回も手品はお休みして左ページからの続き)

 「Bula(ブラ)」というのが「こんにちは」という意味のフィジー語の挨拶。ホテルのスタッフはもちろん、街中を歩いていても、すれ違うフィジー人の多くが「Bula」と笑顔で声を掛けてくる。日本人観光客、英語を勉強するために滞在している日本人留学生なども少なくないらしく、日本人慣れしているのか、こちらが中国人でも韓国人でもなく日本人ということがすぐに分かるようで、「コンニチハ」「アリガトゴザイマス」などと日本語で話しかけてくるフィジー人も少なくない。とても気さくな人たちである。津波の心配をしてくれる人も多かった。
 滞在したホテルの近くに大学があったので、守衛さんに中を案内してもらったのだが、話によると、学生の大半が卒業後はホテルを中心とした観光ビジネスに就くのだそうだ。大学は一種の職業専門学校なのである。そうした大学がフィジーにはたくさんある。

今日の英語
英語における敬語

 日本語には敬語というのがあるが、果たして英語には敬語があるのか。今大学院で勉強しているテーマの一つである。
 そもそも言葉が違うと単純に比較することは難しいのだが、あえて言うならば、日本語の敬語とは違うものの、英語にも敬語あるいは敬語的表現はある。その使用法には英語ならではの特徴があるようだ。というか、その辺を研究したいと思っている。
 さらに言うと「ポライトネス」なんていう概念もある。詳しくはもうちょっと知識をつけてからまた後日。

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今日の日本語
世話する

 通っている大学院で、米国人の先生が、「世話する」という言葉に含まれる概念は日本人あるいは日本独特のものである、とおっしゃった。個人を尊重することを基本とする米国と違い、ある程度まで相手の領域に踏み込むのが「世話」なのだという。なるほどそうかもしれない。そして良さ、悪さがあるのだろう。