今日の思い付き
パソコン一台一台で違うウェブ(ホームページ)の見え方
“雑誌に近付けてみる”試みに、意味はあるか?

 引き続き、文字の大きさやデザインなどの話。今回はウェブ。雑誌や本などの印刷物は、当然のことながら、誰が買って読んでも、そこにある文字の大きさや形、誌面デザインは変わらない。虫めがね使えば大きくなるけど。ところがウェブ(ホームページ)上の文字やデザインは、 見る画面(モニター)の種類、パソコンの設定、ブラウザの種類、OSの種類、どんなフォントを搭載しているか、などなど、まあとにかく、極端な言い方をすればパソコン一台一台でかなり違う。同じパソコン、モニターでも、解像度の設定やブラウザのメニュー操作で、見え方は変わってくる。
 通常ウェブの作り手は、どんなパソコンで見てもできるだけ同じように見えるように苦心することになるわけだが、いずれにせよそれは「できるだけ」であって、また逆にそれによってデザインは必然的に制限されてしまう。印刷物のような、作り手のデザインへの細かいこだわりはーーそれがどこまで意味があるのかということはとりあえずおいといてーーウェブ上では表れて来にくい。
 ところでこの「壁新聞」は、ウェブデザイン(というかウェブの見え方というか、情報の並べ方というか)をなんか工夫できないかと思ってこんな体裁にしている。こんなもの世界中どこにもあるまい。なぜならウェブページの特性・長所であるスクロールやリンクを極力排しているからだ(意味あるのか?)。たとえばある雑誌のサイズが1ページはA4サイズと決まっているみたいに、印刷物と同様全体の枠をわざわざ決めてしまって、1200×700ピクセル(ドットとも言ったりするが両者は正確には違うらしい)の中で文章を書いている(意味あるのか?)。HTMLのdivタグで、画面上の絶対的なピクセル位置(上から○ピクセル、左から○ピクセルの場所、といった具合)を指定して複数のコラム(欄)を好きな位置に好きな大きさで作ることができることを知った時は感動した。
 文字の大きさと行間も一応ピクセルの絶対値で指定しているので、文章の大きなはみ出しなどはないはず。もっともそんなことをやってもやはりパソコンによって見え方が違うので、自分が作っているウェブページが個々のパソコンで実際にどんな風に見えているのかは分からない。雑誌の編集者としては、デザインが勝手に変化していることを思うと気持ちが悪い。

ここを押してみて下さい。
(こんなことができるのは面白い。印刷物で言えば、飛び出す絵本か観音開きというやつか。もっとも、普通に下にスクロールするのと変わらないじゃないかと言われそうだが。そうであれば、上に述べているこの「壁新聞」の特性に全然合わないことになる……)
 で、なんだか愚痴になってきたが、自分で始めたくせに、枠を決めて文章を入れていくのはけっこう大変である。たとえばいわゆる標準的なブログスタイルならば、1回分を1行で済ませようが、50行書こうがかまわない。長ければどんどんスクロールするだけ。これがウェブならではの“自由”だ。だから誰もがブログを作れるのかもしれない。でも一方でその辺がネットの“無料っぽさ”の本質かもしれない。
 話がぐちゃぐちゃになってきた。やはり、こんな飛び出す絵本のようなことをしてぐだぐだ書いているのがいけないのだろう。ただのつぶやきになってしまっている。
 現在の私の望みは、たとえばこの「今日の思い付き」のコーナー、現在1行の文字数が多くてとっても長いので、できれば1行の長さを半分にして、途中で折り返して2段組みにして入れること(意味分かりますでしょうか?)。今のところそれは無理だと思うのだが、もうできるのだろうか(テキストボックスを連結指示して、1つのテキストデータが2つのボックス間を、データがつながったまま流れるということなのだが)。
 いずれにせよ、書くのが大変と言いながら、ウェブ上で印刷物と同様の雰囲気をなんとか出せないか、あるいはウェブと印刷物とのいいとこどりみたいなことができないものか、でもそれにいったい何らかの意味があるのだろうか、そんなことを考えながら続けていこうと思ってます。
(閉じて下さい)

トランプ手品
Shuffle with BANDAID

 最近料理の真似事を始めた。そのうち包丁で指を切るだろうな、気を付けないとな、でも何回か切るのは仕方ないだろうな、でも気を付けないとな、と思いながら料理をしていた。トマト缶を使う料理で、缶詰を開けている時に、缶詰で指を切らないように気を付けないとな、特に缶のふたで切らないように気を付けないとな、と思っていた。
 そしたら缶のふたで左手の指を切った。血がけっこう出て痛かった。
 指にバンドエイドを巻いて、左手に透明のビニール手袋を付けて、料理を続けた。
 最近のバンドエイド(赤川次郎の小説では「キズテープ」という一般名詞(?)でやたら出てきたのを妙に覚えている)は昔と比べると非常に性能がよく、傷の治りも早いような気がする。昔は「ずっと付けていると治りにくい」みたいに言われていたように記憶しているが、今のは付けてた方が快適で治りやすいのではないかと思ったりする。動画は特に手品というわけではない、ただのシャッフル。バンドエイド、意外と見えない?

今日の英語
I'll be in touch.[また近々、また連絡します]

 どちらかというと、映画やドラマの中で聞く機会が多いだろうか(普段英語を使ってないから、どんな英語もそうなのではあるが…)。例えば、なかなかしっぽを出さない容疑者に対して主人公の刑事が「すぐにまた会うことになるからな」と、若干の脅しのニュアンスを込めて言ったり、など。with you を付けることも普通に多い。I'll be back. とか It has to be stopped. とか、be を含むセリフはなんだかかっこよく響く気がする。

リンク
夫婦の温泉旅行記
 温泉を旅行した日記
Shrewd Card Magic
 カードマジック関係の詳細
田舎の探し方徒然備忘録
 
田舎暮らしに関する各種最新情報
田舎の探し方

 各地への訪問記、田舎暮らしの実例など
気学旅行記
 方位取りで運気アップの旅行記
ヒマな男の料理…ブログ
 47歳で始めた、中年男の料理挑戦記


大きな地図で見る
今日の日本語
諦観[ていかん]

「あきらめること」という印象が強いが、そしてそれも正しいのだが、「入念に見ること。正しく、完全に知ること」という、物事を、その本質まで正しく完全に知ることを表す言葉でもあるらしい。つまりは、本質を正しく知ると気力が失せる???
 広辞苑と小学館の類語例解辞典で探してみました。