今日の思い付き
温泉旅行も趣味の一つだが
効能をいつも疑ってばかりいる

 寒い寒い。入浴剤が切れていたので、近くのスーパーで買ってきた。でもいつも思うことなのだが、入浴剤って本当に何か効果があるのだろうか。いくつかのメーカーのホームページをちょっと見てみたが、科学的にあるいは医学的に説明しているものはどうも見つからない。もっとも、もしかしたらそういう説明はやってはいけないことになっているのかもしれない。
 ただ、数年前に読んだ、ある雑誌に掲載されていた検証記事が強く記憶に残っている。ただのお湯と、入浴剤を入れたお湯とを並べ、同じ時間だけ腕をお湯に浸けてみたという比較記事。これによると、明らかに入浴剤を入れたお湯の方の腕がより赤くなっていた。まあ、この結果をどうみるかも微妙なところかもしれないが、入浴剤を入れたお湯の方が血行がが良くなるのが早いってことに結論付けられていたように思う。何らかの効果(というか変化か)があることは立証されたというわけで、面白い記事だなと感心したことを覚えている。小さな小さなコラムだったが、ハラハラしながら読んで、結果を見てほっとした(何の違いもなかったらどうなっていただろう。ハラハラ)。
 さて入浴剤の本家本元(?)である温泉についても、夫婦での各地の温泉巡りが趣味のくせに、私はいつもその効能を疑っている。実に無粋である。12月に宿泊した温泉旅館の部屋に、「温泉の効能」というパンフレットが置いてあった。正確ではないが、以下のような記述があった。「温泉にはさまざまな効能がありますが、最も大事なのは、この豊かな温泉を生み出している自然に感謝するという気持ちでしょう。この感謝する気持ちが、人間の心と体を健やかにしてくれるのです」という感じ。今まで聞いたことのない解説だったので、妻と顔を見合わせて、「このパンフレット持って帰る?」「いや、いいよ」と短い会話を交わした。
 まあでも、温泉に入るのが気持ちいいのは確かである。広くて手足が伸ばせるからなのか、溶けている成分が体にいいのか、気化成分が脳になんらかの作用を及ぼすからなのか、そもそも空気が違うからなのか、都会から離れているからなのか、何回も入るからなのか、あるいはそれらすべてのせいなのか。旅行中に撮った写真を見ると、私の薄い前頭部がうれしそうにピカピカ光っている。

カウンター

トランプ手品
一番大事なのは演出か?

 いやはや、右の動画を撮影するために何時間もかかっている。こりゃあいかん。しかも出来上がりはよくない。すみません。でも、自分の技術がどれくらいのものか、よく分かって勉強になる。
 手品というのは、一番大事なのは演出だと言われる。確かに、引いてもらったカードを当てるのだって、ただ一番上からひょいと出しても面白くない。最後にどうやって盛り上げるか、手先のテクニックよりもそちらのテクニックの方が重要だ。難しいけれども…。上の動画は演出なしの、ベタな基礎技術。カードを混ぜても、最後には一番上にきているというもの。実際の演技では問題はこれからだ。一番上に持ってきたカードをいかにドラマティックに出すか。そのバリエーションだけで実は多くの手品作品ができあがっている。
movie:learning the first cut and the last shuffle from the DVD "Encyclopedia of card sleights"(by Daryl), the second cut from various DVDs (mixture).

今日の英語
a little while ago[さっき

 日常のちょっとした言葉が意外と出てこない。「ああ、彼ならさっき喫茶店にいるのを見たよ」という時の「さっき」ってどう言えばいい? a little while ago は辞書に載っていたものの一つだが、どうも前後の文脈によって言葉を変えた方がいいようだ。a while ago とか、a few minuites ago とか。日本語に含まれる「さっき」の時間感覚(だいたい10分〜30分くらいではないだろうか)にぴったりくるのは? うーむ。

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今日の日本語
遊子と遊士[ゆうし]

 辞書の中からかっこいい言葉を探すのがこのコーナーの意図だが、どうも電子辞書ではうまく探せない。やっぱり紙の辞書でないときつい。遊子は「家を離れて他郷にある人。旅人」、遊士は「浪人」「放蕩にふける男」「春秋戦国時代の遊説者。政策を携え歴訪し採用を乞うた者」だそうだ。いずれも広辞苑より。