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尾瀬の花図鑑 尾瀬の花 尾瀬自然保護ネットワーク


標準和名 科・属名 漢字表記
シラカバ カバノキ科  カバノキ属 白樺
岐阜県・福井県〜北海道の山地・亜高山、北海道では低地などの日当たりの良い場所に分布する落葉高木。

首都圏・東海に住む人にとってシラカバは、「信州の高原の樹木」といった感があるが、北海道に行くと海岸付近にも生えていて不思議な感じがするが、移植すれば本州低地でも育つほど丈夫な樹木であり、東京の庭にも植えられていることが多い。

シラカバ林・高原・青空、シラカバは良いイメージがありますが、北海道などではシラカバ花粉が原因の花粉症もあり、良いことばかりではないようです。
同じ地域では標高が低い個所にシラカバ、高い個所にダケカンバが生育し、尾瀬では標高1,400m前後、つまり尾瀬ヶ原の標高がシラカバとダケカンバの分布境界で、尾瀬ヶ原には両方が生えています。

尾瀬ヶ原より標高の高い尾瀬沼・鳩待峠・三平峠・富士見峠・至仏山中腹・燧ヶ岳中腹などのカバはシラカバではなく、全てがダケカンバなのです。