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湿原23:白砂田代


尾瀬ヶ原林道(見晴〜白砂峠〜沼尻) 白砂田代
木道の両脇には池塘があって、特に燧ヶ岳側に池塘は絵になります。
ベンチ&テラスは2ヶ所に設けられています。
5月中旬は未だ、湿原の大半が雪に覆われています。

白砂田代は尾瀬ヶ原林道(見晴〜白砂峠〜沼尻)の見晴(下田代十字路)〜沼尻の間にある唯一の湿原で、周囲を森で囲まれた静寂な湿原です。

尾瀬の湿原では珍しく中に大きな岩がいくつもあり、あまり大きくはないのですが木道の両サイドに池塘があり、特に南側(尾瀬沼から尾瀬ヶ原に向かって左側)の池塘には、尾瀬沼周辺では少ないミツガシワが生えています。

白砂田代の大半は高層湿原ですが、西端(白砂峠側)には小川が流れていて、そこにはミズバショウクレソンなども生えています。

白砂田代は標高が高いため、5月の中旬でも一面の残雪に覆われている年が多いようです。

白砂田代を訪れる人の大半は、尾瀬沼〜尾瀬ヶ原を歩く人ゆえ、それほど多くなく、夜行日帰りで尾瀬沼を散策する場合に足を延ばせば、ハイカーでごった返しているハイシーズンでも、じっくりと花の観察ができます。


ベンチ&テラスは、2ヶ所設置されています。