7.ピチカート・ファイヴ編

2006.03.02更新


田島貴男がピチカート・ファイヴにいたって本当ですか?

 小西康陽の誘いを受け、1988年に佐々木麻美子に代わり2代目ヴォーカリストとして加入しました。1990年、オリジナル・ラヴに専念したいと言う理由で脱退します。

 田島が小西に出した加入の条件は「オリジナル・ラヴの活動も平行して行なえること」で、実際にピチカート在籍中もライヴを中心にオリジナル・ラヴは活動していました。「ピチカ−ト脱退の後にオリジナル・ラヴを結成」という事実は一切ありません。こちらも参照してください)

 また、元ドラマーの宮田繁男はピチカート・ファイヴの幻の5人目のメンバーでした。1985年の結成直前に駆け落ちをして一時行方不明になったために、宮田氏を抜いた4名で結成をしたのが始まり(その後、アルバムのレコーディングにはは参加)。結局ピチカートはその名に反して、5人組になることはありませんでした。


どのアルバムに参加していますか?

 『ベリッシマ』 『女王陛下のピチカート・ファイヴ』 『月面軟着陸』の3枚です。

 ベスト&ライヴ盤として『THE BAND OF 20TH CENTURY』があります。

 こちらも参照してください。


田島が提供した曲はどのくらいありますか?

ピチカート・ファイヴでは以下の曲を提供しました。

曲名 作詞 作曲 収録アルバム
インターミッション INTERMISSION - 田島貴男 c
スウェーデン娘 Swedish Girl 田島貴男
小西康陽
田島貴男 b
スパイ対スパイ SPY vs SPY 田島貴男
小西康陽
田島貴男 b
聖三角形 holy triangle 小西康陽 田島貴男 a
セヴンティーン seventeen 田島貴男 田島貴男 a
トップ・シークレット Top Secrets 田島貴男
小西康陽
田島貴男 b
トップ40 Top 40 田島貴男 田島貴男 b,c
誘惑について tamptation talk 小西康陽 田島貴男 a,c,d
夜をぶっとばせ Let's spend the night together 小西康陽 田島貴男 b,c
リップ・サーヴィス Lip Service 田島貴男
小西康陽
田島貴男 b,c,d
惑星 planets 小西康陽 田島貴男 a,c,d

    a … 『Bellissima!』('88)
    b … 『女王陛下のピチカート・ファイヴ』('89)
    c … 『月面軟着陸』('90)
    d … 『ANTIQUE 96』('96)


「夜をぶっとばせ」はピチカート・ファイヴの曲なの?

 『女王陛下〜』発売以前の1988年に、オリジナル・ラヴのライヴで新曲として(原題不明)歌われていますので、元々オリジナル・ラヴの曲といえます。そこでは英語詞だった(おそらく田島作詞)のですが、そこへ小西氏が改めて日本語詞を付けたもののようです。


『女王陛下のピチカート・ファイヴ』の旧盤って新盤とどう違うの?

再発時に以下の2曲が削られました。

  06.「女王陛下のエロチカ大作戦」からの抜粋 より 〜a.ナイロビの女王陛下  THE AFRICAN QUEEN
    作曲:小西康陽

  (05.リップ・サーヴィス LIP SERVICE  の後)

  19.ゴーゴー女王陛下  HER MAJESTY AU GO-GO
    作曲:小西康陽

  (18.夜をぶっとばせ LET'S SPEND THE NIGHT TOGETHER  の後)

『女王陛下〜』の現在のジャケット表記は『BY HER MAJESTY REQUEST』ですが、旧盤は『ON HER〜』となっています。ジャケットに表記されている "Total Time" も "57min" から "51min" に変更されています。


『月面軟着陸』の旧盤って新盤とどう違うの?

再発時に 21. 「これは恋ではない」が削られました。この曲では奥田民生が参加し、田島と共にラップで歌っています。


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