1995年4月28日発売 東芝EMI TOCT-8880
事実上、オリジナル・ラヴ初のベスト・アルバム。オリジナル・ラヴは「ベスト盤が異常に多い」と言われますが、このアルバム以後『SINGLES』までのものは、田島貴男非監修です。 選曲は、東芝EMIの社内でオリジナル・ラヴに関わったスタッフのアンケート結果によるそうです。まぁ妥当なラインナップといっていいでしょう。単純に時代順に並べなかったあたりにはこだわりを感じます。しかし、5.前後の並べ方、もう少しなんとかならなかったのかという気がします(タイトル的にはおもしろいのだけど)。 14,15 はボーナストラック。しかし14.の清々しさは、ポピュラリティの濃い他の曲の中にあって、ひときわ光るものがあります。「隠れた名曲」と言ってもいい曲。 各曲のヴァ−ジョンはアルバムのものとなっていますが、それはすでに次の『WILD LIFE』のことを念頭に置いていたためと思われます。 インナースリーブでは、モロッコでの撮影と思われる田島のポートレイト、そして川勝正幸氏による思い入れ溢れるライナーが楽しませてくれます。 このアルバムを皮切りに、「旧所属」の東芝EMIはリリースラッシュを仕掛けてきます。それは、『RAINBOW RACE』のリリースと一致していて、どれがニューアルバムなのかわからない、という声が聞かれるほどのものでした。 |
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帯の文句より
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