ORIGINAL LOVE presents《BURST!》

第89回 (2000年12月7日放送)


<オープニング>
T「今日は以前エレクトロ特集で一度登場したスマーフ男組のマジック・
 アレックスさんとコンピューマさんがやってきております。」

M-01.地球独楽/オリジナルラヴ

<近況>
 先週と一緒で現在ツアー中ですね。ツアーの合間にも同時進行で人様の
曲とかもやってまして、東京に帰ったらそういうアレンジなりなんかいろ
いろやってまたツアーに出てと、そういう殆ど休み無しの感じで目まぐる
しいんですけど。今回のツアーいろいろ移動日とかありまして。移動日何
してるかっていうと大体バンドメンバーと遊んでますね(笑)。今のバン
ドメンバーほんと仲いいです。めーずらしー(笑)。今までで一番仲いいっ
つったらいいんですか。とにかくねしょっちゅう一緒に行動してます。
珍しいですね。大体ここまでずっと一緒にいないものですけど。飯食うの
でも買い物行くのでもなんとなく一緒にゾロゾロと行動して遊びに行って
ますね(笑)。もう全く公私共々って感じで。音楽にもそういったところ
が反映してる…ツアーの内容にも反映してなんかそういう…何ていうのか
なぁ…血の通ったサウンドになってんじゃないのかなと今思ってる訳です
けども。

<今週のリコメンド>
 UR。Underground Resistance。ベースの神田君といろいろ話してて。UR
が好きなんですね、デトロイトのテクノが好きだとか言って。神田君はこ
う非常にオリジナルラヴに新しい風を(笑)かなり吹き込んでますね。元
元ロカビリーとか好きだったらしくて。ぽわ〜っとしてんですけど音楽に
なかなか詳しくてね、オールドロックから最新のトランスものみたいなも
のいろいろ幅ひろ〜く好きな人でね。「UR、え?良くなかったですか?!」
とか言われちゃって。僕ずっと昔URが出た当時かな?これ買って。そん時
は「あーまあまあだな」って感じで聴いてて(笑)。んで神田君にこう言
われて引っぱり出して聴き返したら…カッコ良かった!あーやっぱり(笑)
「あ、そっかー」っつって。今聴いてもいいですね。ジェフ・ミルズとか
最初いたんですよね?URに。で、僕の持ってるヤツは…URってのはレーベ
ルの名前と時にバンド名、グループ名になったりするんすけど。これは何
年に出たヤツなのかな?よくわかりません。全曲カッコ良かったですね。
恐らく機材とかもの凄い安いチープな機材使ってんだろうなって伺わせる
訳ですが、ただでもヤオヤ(TR-808)にしろ何にしろ音圧がもうバコー!
とこう効いて非常に気持ち良くてやっぱいいなーと。ドレクシヤでアクア
タ…何て読むんだろこれ。アクアタシズム?かな?わかりません。って曲
をどうぞ。

M-02.アクアタシズム/ドレクシヤ

 アクアタ…シ…アクア、タシズム…何て読むんだこれ、でした。こうゆ
うの聴いてるとほんとにねヤオヤ欲しい!と思ってしまう…でした!

<談話室バースト!>
ゲスト:スマーフ男組
    マジックアレックス(以下M)&コンピューマ(以下C)

T「今日のお客様は、目下ずーーーっとレコーディング中!前回から…
 1年ぐらい前でしたっけ?」
C「そうですね。」
M「え?そんな経っちゃった?」
T「あ、1年経ってないかまだ(笑)。(#前回登場は00.06.08の第63回)
 スマーフ男組のマジックアレックスさんとコンピューマさんです。
 どーも。」
M/C「どーも。お願いしまーす。」
T「長いレコーディングに(笑)。」
M/C「(笑)」
T「という感じで(笑)。で、レコードはいつぐらいに発売になるんでし
 たっけ?もうちょい先?」
M「あのー…春の予定でいたんですけど多分来年中とか…(笑)」
C「来年の夏とか秋とか。」
M「いずれにせよリリースが少ない月を狙って(笑)。」
T「(爆笑)狙いもいろいろあり。」
C「そうです(笑)。音出来て3ヶ月くらい取り敢えず営業…」
M「寝かして(笑)。」
T「あー!なるほどプロモーション期間をちゃんと3ヶ月。」
M「メンバー自らレコード屋をまわり(笑)津々浦々…」
T「なるほどね。素晴らしい(笑)。」

***
T「今日は『サン・ラへの誘い(いざない)』と題しまして、ラジオ史上初
 サン・ラ特集。」
M/C「うん(笑)。」
T「スマーフ男組は今日見たところによると凄いサン・ラフリークという。」
M「好き…」
C「そうですね。」
T「2人共、という感じですけれども。エレクトロとサン・ラと…」
M「そうですね。エレクトロとサン・ラと!って感じ(笑)。」
T「(笑)凄い組み合わせですけどね。でも今回のこの気合いの入れよう
 を伺うに、これはほんとにサン・ラが大好きなんだなと。」
C「今日話したくらいですよね?実際はそんなでもないんすよ。こうパッ
 と思いついてパパパパパっと出した感じで。」
T「あ、そうですか。僕サン・ラのライヴ観に行った事あるんですよ。」
C「うわ!」
M「ヤッバ…観たことないすよ(笑)。」
T「あーそうすか。僕ロンドンでね…」
C「えっ?!すごい。」
T「亡くなる2年ぐらい前かな?」
M「ホントですかぁ…いいなぁ。」
T「もう体が全然動かなかったですけど。夜の10時から始まるヤツで。で、
 アートアンサンブルオブシカゴがバックで。」
M「ほー!素晴らしい!」
T「僕の生涯のねベスト3の中に入ってるそのライヴ。」
M「へえー!ほんとですかへえ〜。」
T「素晴らしかったですよ。いつものように最初はなんかこの…サン・ラっ
 て儀式みたいなもんじゃないですかライヴ。で、頭で女の人でパーカッ
 ションでサン・ラを呼び込むよーっつって出てきて。動きませんでした
 殆どこう(笑)。」
M/C「(笑)」
T「体が小錦みたいなもんで。で、キーボードの前に座ってたまーに♪ビ
 ヤー!とやるだけ(笑)。」
M/C「(笑)カッコいい。」
T「あとはずーっと…アートアンサンブルオブシカゴはギンギンでしたね。
 ブッチギレテましたよ相変わらず。凄かったですけどね。」
M「いいなぁ羨ましい…」
T「お客さんがやっぱねすーごいっすよ。もう宗教みたいなもんでね。熱
 狂的で出てきただけで『うわぇぁ〜〜〜!』(笑)もの凄い盛り上がり
 でしたけど。」
M「みんな好きになるとすぐコアなファンになっちゃうしね。」
T「そうでしょうねうーん。」

***
T「で、今日はそれで『サン・ラの入門編』って事でね……(笑)。」
M「は(笑)。」
C「(笑)そんな…偉そうな立場でもないですけど。」
T「まずサン・ラのどのような…考えといいましょうか、思ってる人なの
 か、その一端がわかるこの詩が…詩なんですか?これ。」
C「これ詩じゃないんですよ。サン・ラの何年ぐらいの発言かわかんない
 んですけど、それを日本語訳してくれた友達がいてそれを単に持って来
 たんですけど。凄いいい言葉なんですよ。凄いサン・ラを象徴してると
 いうか。…読んだほうがいいですか?(笑)」
T「うん。朗読をちょっと。サン・ラがどのような人か、はい。」
C「では読みますね。『人間は受信機のようなものでスピーカーやアンプ
 みたいなものでもある。また楽器のようなものでもある。何故なら鼓動
 を打つドラムである心臓があるからだ。それに鼓膜もある。鼓膜の中に
 はストリングスがあり、つまり頭の両側にハープがあるのだ。あるハー
 モニーを演奏すると、このストリングスが自動的に耳の中で振動し体の
 中の様々な神経に伝わる。それぞれの人間にとって適したものが演奏さ
 れるとこのストリングスが自動的にその人をチューニングして、その人
 はチューニングされた調和のとれた状態になる。不協和音はなく完全に
 調和するのだ。』」
T「なるほど感覚的な…面々とある訳ですけど。なんか頭いいんだか悪い
 んだかわかんない人ですよね。」
C「わかんないですよね。適当にいろんな理論をまとめてる感じにも。」
T「イッってるんだか、でも凄く実は学者のような人なのか…」
C「か、ほんとは妄想が凄すぎてこういう事言ってんのかわかんないです
 よね。」
M「やーでも、あのー…はい(笑)。」
T「でも理にかなってるっていうか。」
C「そうなんですよね。」
T「これは僕も聞いた事ありましたよそう言えば。有名ですよねこのフレ
 ーズ確か。」
C「あ、そうですか。」

***
T「サン・ラはひょっとして全部揃えてるって事は…」
M「えーとですね。200枚ぐらい…」
C「全部で200枚くらい、CDもあわせるとそんくらいですかね最近だと。」
M「で、数えたらやっぱ100枚ぐらい持ってるんですよねCDとで。」
T「うわーすーごいっすよ!」
C「マジアレさんはホントに凄いすよ。」
M「知らないうちにそうなっちゃってるって事は、100枚以上持ってるア
 ーティスト他にいないんでやっぱり好きなんだなぁってあらためて
 (笑)。」
T「(笑)凄いですね100枚よく見つけたなという。あれ殆ど自主盤なんで
 すよね?サン・ラって。」
M「そうですね。『サターン』っていうもうあのダブプレートの…」
T「そうですよねダブプレートみたいなもんですよね。だからもうホント
 に一枚一枚が希少価値と思う訳なんですが。それを100枚持ってる…」
C「最近は手に入んないですよまずレコード屋も無いですし。」
T「無いですね見ないですね最近。」
C「インターネットでオークションで何万とかそういう世界になってるみ
 たいですね。」
T「はあー。で、ここにも持ってきて頂きましたけど、メンバーが自分で
 描いたジャケ(笑)。」
M/C「(笑)」
T「これデザインの気持ちあるのかな。なんだかこう落書きなんだかよく
 わからないですけど。」
M「コピーを貼り付けた…」
T「そうですね。これは自分で絵描いてコピーを多分手作業で貼り付けて
 やってるという感じで。これカッコイイっすねこれ。」
M「カッコイイっす。」
T「うーん。…って事でね、それではこの『サン・ラへの誘い』。1曲目
 に相応しい曲をじゃあ。」
C「まず1曲目はもう代表曲。」

M-03.ウイトラベルザスペースウエイズ/サン・ラアンドヒズマイスサイ
   エンスアーケストラ

T「これはアヒルのオモチャの音がね…」
M「なんか入ってますね。」
T「今聴いて発見…(笑)」
M「最悪(笑)。」
T「(笑)。これは一番有名な曲だという事で。」
M「サン・ラの中で有名な曲いっぱい…有名というか何度も繰り返し繰り
 返し演奏され録音される曲ってのがいっぱいあるんですけど、そん中
 のまあ1曲なんですね。ヤン富田さんとか1stソロアルバムで『ミュー
 ジックフォーアストロエイジ』って割とまんまな形でカバーしていて。
 ヤンさんがサン・ラの大家なんですよね。」
T「そういえばそうでしたね。」
M「もの凄い事になってますねヤンさんち(笑)。」

***
T「引き続き『サン・ラへの誘い』ですけれども。曲をもうじゃあ。」
C「聴いてもらってから。」
M「これエーストーンでしたっけね?」
C「多分エーストーンのリズムマシーン。」
M「を使ったサン・ラ風なファンクというか…」
C「ディスコ…」
M「『ディスコ3000』っていうアルバムなんですけど、それのシングルバ
 ージョンが『ディスコ2100』っつって(笑)…」
C「凄いせこい(笑)。」
T「2100!100足したか!みたいな(笑)。」

M-04.ディスコ2100/サン・ラアンドヒズアーケストラ

T「こーれはヤバイですね!」
M/C「凄いですね。」
T「これは凄い。カッコ良すぎますね。」
C「痺れますよね。」
T「痺れるね。ホントにうーん。これ肘打ちとかしてるんでしょうね
 なんかこう(笑)。」
C「(笑)」
T「多分ガーンガーン!とね。」
C「ギャーっと…」
T「絶妙ですよねこのアレンジ(笑)。」
C「この曲を前僕らがスマーフ男組やる前にアステロイドデザートソング
 スってバンドやってて、そん時に嶺川貴子さんのミニアルバムで『アス
 レチカ』っていうのを一緒にプロデュースしたんですよ。で、そん中で
 1曲これを2枚使いして…」
M「コンピューターが…」
C「コンピューター(笑)。相方の名前を間違えて(笑)。」
M「(笑)コンピューマが2ターンテーブルで『ディスコ3000』の方ですけ
 どねこすって。」
T「へえー。」
C「それに嶺川さんの歌声が乗るっていうのを(笑)。」
T「(爆笑)なーるほど。じゃこれ2枚持ってんですねアナログ。」
C「マジアレが1枚コンピューマが1枚。」
T「あー(笑)。」
C「多分ちょっと自慢したかった。それだけです(笑)。」
T「はあー(笑)。これ2枚使いカッコいいな。でもサン・ラっぽいしね。
 もう典型的なサン・ラ節だけども。凄いですねこれ。でもなんでこうい
 う事になっちゃったのかな?(笑)」
M「(笑)。これの『ディスコ3000』のアルバムと兄弟作『メディアドリー
 ムス』ってのがあるんですよ。それはやっぱりエーストーンの今みたい
 なリズムマシーン使って更にレゲエをやってるっていうか…なんかダブ
 っぽいというか、それもかなりカッコ良かったです。」
T「へえーそうか。CD化はされてるんですよね?」
C「『ディスコ2100』はなってます。2枚組のシングルスに入ってます。」
T「あ、じゃあシングルカットされたんだ!」
C「そうです。7インチが出てるって事です。」
M「(笑)」
T「(笑)シングルカットって言わないのかこれ。うーんなるほど。」

***
T「次の曲を。はい。」
C「次はサン・ラのファンクというかパンクというか…」
M「シャグスかESGか…」

M-05.パーフェクトマン/サン・ラアンドヒズアストロギャラクティック
   インフィニティーアーケストラ

T「はい。素晴らしい。最高。」
M/C「素晴らしい…(笑)」
M「メンバーが楽器を持ち替えてやってんですよ。」
T「やってるんだ。はあー。」
M「そういう企画で。トーキングヘッズのナイーヴメロウに『ディスマスト
 ビーザプレイス』って曲が、あれもメンバー持ち替えでやってて。完成度
 がこんなにも違っちゃっていいのかなって(笑)」
T「(笑)素晴らしいですよね。」
C「へっぽこ感というかずぽら感というか(笑)。」
T「もう完璧ですねホント。」
M「しかもドーナツ盤オンリーなんですよ。」
T「はあー!」
C「アルバムに入ってないですよね。」
M「スーパーレアな。」
T「へえー。うん、イカしてますね。しかもこれサックスのフレーズが
 ずっとユニゾンでさ(笑)。つまりこれは譜面になってるんでしょう
 ね多分。」
M「(笑)そうですそうです。」
T「♪パパパパパララ〜 あれはちゃんとこう演奏してて…。最後の方と
 かヤバかったですね。」
M「(笑)」
T「飽きてるだろうオマエみたいな(笑)。」
M/C「(笑)」
T「あの…そうですねぇ…いやぁ…ね、あのーえっとー……難しいですね、
 サン・ラーを紹介するのってね。」
M「難しいかもしんない(笑)。」
T「でも最初は真面目にジャズをやってたらしいっていう。」
M「そうですね。『ラウンドアバウトミッドナイト』(Miles Davis)を
 普通にやったりとかしてますしね。」
T「ライヴでも普通のジャズたまにやってましたよ。あと『A列車で行こう』
 あるじゃないですか、あれの…」
M「エリントンは凄い影響受けて。」
T「あれのもの凄い早いヤツ…」
M「(笑)」
T「知りません?♪ダーッタラッタタラ〜タララララル〜」
M「あー、そういえば聴いた事ないかもしれない。」
T「あれもすげーカッコイイっす。もうハードコアA列車みたいな。すーっ
 ごい早いの。かろうじてこれA列車だなみたいな(笑)。」
M/C「(笑)」

***
T「で、次の曲も宇宙感あふれるといいますか…」
C「宇宙感とアブストラクトというかダブというか一番実験的な感じの曲
 を1曲選んだんですけども。」

M-06.ソーラードラムス/サン・ラアンドヒズソーラーアーケストラ

T「素晴らしいですねこれ。」
M「これ時期が凄いんですよね。61.2年って事は…」
T「へえー!」
M「テープエコーが無かったんじゃ…ないすか?」
T「あー。」
M「ビートルズで考えるとどうでしょう…」
T「そうですよね。」
M「多分無くて。なんかこうテレコの結線をしてる時にたまたま出来て、
 それで録音したとかっていう…」
T「へえーー!あ、そうなんだ!」
M「凄いっすよ。もちろん電子音楽のアカデミックな方じゃこういう事
 やられてたでしょうけど。」
T「うんうん。でもそっちよりカッコイイね(笑)。」
M「ですね(笑)。」
T「へえー。これは驚きました。真面目に凄いですねこれは。」
M/C「凄いです。」
T「うーん。何だかねもう凄いんだかダメなんだかわかんない(笑)。」
M「いやいや(笑)多分やっぱり凄いんだと思う。」
T「凄いんでしょうね(笑)。これだって構成的にも凄いもんね。アレ
 ンジっていうか音楽的にもやっぱりちゃんとしてるっていうか。」
M「考えてますよね。」
T「考えられてる。『ソーラードラムス』タイトルもまたいいですしね。
 これが61年ってのが凄い。オーネット(オーネットコールマン)とか
 よりも凄いですね全然。オーネットも60年中盤ですよね?確か。」
M「えっと…『ジャズの10月革命』とかありますよね、あれ…あ、64年
 くらい…かな?わかんない(笑)。まあ何せ早いと思いますよ。」
T「オーネットがなんか凄いジャズっぽく聴こえるもんこれ聴いてると
 (笑)。」
M「そうですね。」
T「サン・ラはもうなんかロックというか…。いやーこれ感心しました
 けども。」

***
T「次は。最後の曲ですねもう。」
M「サン・ラのアーケストラで素晴らしい女性ボーカルのジューン・タイ
 ソンっていう人がいるんですけど、その人のボーカルをフィーチャー
 した曲。」

M-07.サムバディエルスィズワールド/サン・ラアンドヒズソーラーマイスアーケストラ

T「いい曲ですねこれ。」
C「美しい。」
T「美しいよね。」
M「こういう曲が凄いたくさんあって。例えばLP片面このノリが続くって
 アルバムもたくさんありますし。で、やっぱりなんかこう胸に満ち満ち
 てくる愉悦というか喜びというか。やっぱサン・ラの音楽に包まれる感
 じってのはもう…や、ホ…ホントに何言ってる…(笑)」
T「(笑)いやいや。」
C「(笑)センチメンタル。でもありますよね。」
M「いやーホントに好きですねーええ。」
T「うーん。美しいですよねホントにこの…」
M「だから『宇宙は美しいもんなんだ』っていう多分確信があって。」
C「極端なものしかないですよね。凄い激しい曲と凄い美しい曲と。中途
 半端なものがないから惹かれるっていうか、そこもあるような。」
T「うん、なるほどね。これはでも追いかけちゃいますね。」
M「追いかけちゃいます(笑)。」
T「1回これハマっちゃえばそういう気になりますけども。あのー全部CD化
 されればいいのにと思うん訳なんですけど。」
C「そうですね。」
M「レコードをオリジナル盤で探したりしてると友達を失いますね。」
T「(笑)」
M「何度か何人かと喧嘩になりました。」
T「そうでしょうね(笑)。」
M「女の子の友達に『キタナイ』とか言われた事あります先に奪って(笑)」
T「ほおー(笑)。」
M「ホントにCDになったらいいと思います。」
C「僕もほらなくされて1回。」
M「あーありましたね。」
C「エライ騒ぎに個人的になった時があったんですけど。」
T「(笑)そう、1枚1枚の希少価値ですもんね。」
C「そうですねー。」
M「聴いてると自分達も人の道から外れて行くっていう…(笑)」
T「(笑)」
C「どう接点を設けてくかって大事な事ですよねモラルの中で(笑)。」
T「あーなるほどね。もう危険な、いろいろこう…道ですね。」
M「はい(笑)。」

<エンディング>
T「今日はね…ビューティフルでしたね今日は!」
M/C「(笑)」
T「(笑)。こういう美しい回も珍しいですね。結構ええホントに。大体
 こう破綻して終わるって感じですけど。今日はなんかユニバースにね、
 サン・ラユニバースにこう…まとまった!という感じがしましたけれど
 もね。スマーフのニューアルバムを心待ちに…」
M「はー、頑張ります。」
T「期待してますんで是非とも来年…」
C「はい。」
M「(笑)」
T「(笑)」
M「な、何てこった(笑)。」
T「(笑)あのー…聴きたいですね。こういう音楽を聴いてる人達の音楽
 どんな音楽…」
M/C「(笑)」
T「すーごいホント期待が高まる訳なんですけども。」


prev

next


[BURST!]
[BROADGRAPHY] [Home Page]

Listening & Reported by Jun Arai
Page Written by Kiku^o^Sakamaki