ORIGINAL LOVE presents《BURST!》

第83回 (2000年10月26日放送)


<オープニング>

T「今日はなんと初登場のゲスト!愛の伝道師ユウザロック★!僕も実は
 初めて会います。」
 
M-01.アポトーシス/オリジナルラヴ

<近況>
 オリジナルラヴはいよいよツアー突入しまして。今回のツアーは『ビッ
グクランチツアー
』サブタイトル勝手に自分でつけてるんですけど『ロッ
クンロール・ソウル・アヴァンギャルド・ポップ』と題してエネルギッシ
ュなライヴをやってますね。ニューアルバムから全曲やりますから。もう
ね、いろいろ、エレクトロニクス…シンセサイザー、打ち込みとかそうい
った楽器を多用した曲もあったりしてこれを生でどうやって再現するんだ
ろうかって最初のリハーサルの時にいろいろ試行錯誤しましたけれども。
結局ほとんど生で出来るっていう…生演奏してますね今回。それが非常に
面白いですね。ビッグクランチをもうちょっと違うアプローチで聴けると
いう、生演奏のビッグクランチの面白さというか、そういうライヴになっ
ているんじゃないかなと。それと共に過去の曲もアレンジを一新してかな
り大胆にぶっちぎりのアレンジで聴かせる曲とかいろいろありますね。是
非ともちょっとまだライヴ観てない方はいらして欲しいですね今回は。

<今週のリコメンド>
 マドンナです。今ラジオ局でたくさんかかってます『MUSIC』。これもう
凄い脳天気でいい曲だなという感じで(笑)ついつい聴いてしまう。この
アルバムのジャケもなんともくだらなーいカントリー、ちょっとベックみ
たいな、非常にチープなB級なジャケでありましていい感じでありますけれ
ども。このアルバムの中のギターをハードディスクでザクザクと切ったよ
うな曲とかあったりしてそのへんの曲とか結構面白かったりしますね。マ
ドンナって毎回毎回なかなかいい曲をずーっと作り続けているところは偉
いですねホントこの人は。それではシングルチューンなのかな?聴いて下
さい。

M-02.ミュージック/マドンナ

 このお気楽な感じがなんとも憎めないと言いますかいい感じですね。

<談話室バースト!>
ゲスト:ユウザロック★(以下Y)

・発明会長ユウザロック・オン・ステージ
T「今日のお客様は…」
Y「ブワァーーーストッ!」
T「(笑)」
Y「♪あこが〜れ〜の〜セックスサ〜ファ〜リ〜 いこうよいこうよ!田島
 さん!!」
T「は、はい(笑)。」
Y「さっ!そういう訳で最近ビッグクランチに度ハマリ!ハマリまくってい
 る愛の伝導体ユウザロックです!★星です!」
T「どーも!(笑)」
Y「よろしくお願いします!」
T「よろしくよろしく(笑)」
Y「もう今日はお招き頂きありがとうございます!」
T「いやいや(笑)もうありがとうございますホントにもうね(笑)」
Y「もうこのスタジオに田島さんがいるなんて信じられませんでしたはっきり
 言って!ここはちなみに『発明会館』というビルなんですけれども虎ノ門
 にある。」
T「そーっすね。」
Y「ここはもう俺が小学校の時からもうここに来たい!来たい!って思って
 て。僕は『発明・発見クラブ』の会長をやってまして小学校の頃。」
T「へえー!」
Y「その後『どんぐり体操クラブ』の会長やるんですけど…」
T「(爆笑)」
Y「その後『劇団スパイダー』っていう、小学校6年ぐらいにアクションク
 ラブをやるんですけれども…それはもう置いておいて(笑)。特許出願
 する時にはこのビルに来るんですよ。」
T「はあー。いろいろ発明したんですか?」
Y「発明しました!地震のこういう振り子でピーっとか鳴るヤツとか…」
T「(爆笑)」
Y「お風呂にお湯が溜まるとビーって。『おかーさーん!』とかゆうような
 ヤツとか…」
T「(爆笑)」
Y「すみません。田島さんの前でこんな…大事な時間なのに俺にとっては!」
T「いやいやいやいや(笑)とんでもない。」
Y「よろしくお願いします!」
T「よろしくお願いします今日はホントに(笑)。」

***
・1990年のセブンティーズ。
Y「田島さんに俺が初めて会ったのは俺今29才になったんですけども、19才
 の時に『クラヴ・セブンティーズ』っていうので、田島さんと井出さん
 と俺と小林ケイさんと、あと竹村さんと。」
T「竹村さんもいたっけ?」
Y「いた。あん時竹村さんはブルーノートの7インチを持ってる人っていう。
 袋にいつも持っててガサってこう。『これはケイ君、700番代から何番代
 なんだよ』って言うのを俺横からずっと見てて。あと誰がいたっけな…
 あ、スカパラの冷牟田さんがいた。」
T「あー冷牟田君と…あーーーっ!はいはいはい!あん時だ!」
Y「あん時俺19でカバン持ちで。司会者で。」
T「はいはいはい!あーそーだったんだ。」
Y「あれが初対面で。田島さんとは。」
T「あーそーなんすか。はあー。」
Y「田島さんそん時『ファンキードラマー』かけてて。『ユウ君、これは俺
 にとってジャズなんだよ!』って。」
T「(爆笑)」
Y「『うーーーん訳わかんねー』と思って。その意味がやっとよくわかるよ
 うになりました。」
T「いやいやいや(笑)ありがとうございます。」

***

・田島さんってどんな???
Y「俺あのアルバムが始まってるんですよレコーディングが。僕はいわばこ
 うヒップホップっていう、日本語ラップで試行錯誤している若者なんです
 けど。若きアーティストなんですけれど。ま、俗に言う『売れないミュー
 ジシャン』って感じなんですけど(笑)。」
T「なーに言ってんですか(笑)。」
Y「あの、もがいてるんですけど。頑張って僕にとっての『アチチ』を生み
 出す為に。」
T「あーなるほどね(笑)。」
Y「ちなみに今日はラメってるんですけど。何故ならば昨日ロマンポルシェ。
 の曲PVでかけた時に自ら自分も輝こうと思いまして。」
T「あー昨日スタジオで見たよちらっと。」
Y「あ、見ました?見ました?ありがとうございます!嬉しいです!そんな
 田島さんに300点あげます!」
T「(笑)」
Y「全然違う(笑)。そう、それでビッグクランチ聴いてホントにまたこう、
 どツボにハマッたというか。」
T「いやいやーもうありがとうございますホントに。」
Y「自分のレコーディングが手につかないです。」
T「いやー何言ってんですか。」
Y「もう責任をどうにか取って下さい!」
T「(爆笑)」
Y「特に『MP』とか『液状チョコレート』とか。『液状チョコレート』と書
 きつつ♪キュ〜ン チョコレジェ〜〜〜ル 『チョコレートジェル』って
 ゆってて『液状チョコレート』ってまたニクイっ!」
T「(爆笑)」
Y「もう5曲目と6曲目が空いてて。もう!(机を叩く!)レコードノイズが
 …もうっ!すいませんガンガン叩きながら。レコードノイズがプチプチ…
 あれ止めてトイレに行けるから大変便利です。」
T「(爆笑)」
Y「そんで『はぁ〜』って戻ってきてピッ!って。そうすっとまた♪ふぁ〜
 〜ん♪急降下急上昇急旋回〜〜消去録っ音!とか。」
T「(笑)」
Y「僕はロックって言葉が好きなんで。僕はヒップホップでもロックンロー
 ルをやってるって思ってて。」
T「そうだねー。」
Y「B-BOYなんですけどラバーソウルとか履いてて。」
T「なるほどね。でもなんかチャックベリーみたいな感じだね。」
Y「はぅっ、それは凄いお褒めの言葉です。」
T「うんうん。なんかね楽しいよ凄い。ラップが。」
Y「あ、ありがとうございます!ラップはねなんか暗かったり怖かったりす
 るから俺大っ嫌いなんですよ。」
T「はあーなるほどね。」
Y「やっぱり聴いてもらって元気になってもらった方がいいから。そういう
 歌ばっか歌いたいんですよ。」
T「そういえばそうだね。なんか50'sのロックンロールみたいな感じで。」
Y「ありがとうございます!俺今度ね『サマータイムブルース』とかで…
 ♪サマタイムブル〜ス ダンダダ〜ンダダンダンダダ〜ンダダン とか
 でラップしようかなとか思ってて。」
T「(笑)」
Y「カッコイイなって思って。ただ単に『サマータイムブルース』って響きが
 カッコイイから。ギターウルフとか単純に見ててカッコイイじゃないです
 か。」
T「カッコイイねー。」
Y「あーいう風になりたいなーとか思うんですけど。俺セイジさんになれない
 なーとか思うから。」
T「(笑)まあね。」
Y「でも田島さんの官能的な詞の世界とかは出来るだけ盗んでいきたい。」
T「(爆笑)」
Y「ホントに!」
T「そうすか、いやいやいや(笑)。」
Y「どうすればああいう歌が歌えるんですか?!」
T「(笑)なーに言ってんの。」
Y「どうすれば『裸のヴァイオリン』弾けるんですか?!」
T「(爆笑)」
Y「もうっ!どんな事されるんですか?!『あたしにして欲しいこと』って
 どんな事を要求するんですか?!」
T「(爆笑)」
Y「田島さんのセックスはどんなセックスなんですか?!」
T「(爆笑)」
Y「もう気になって。どんな煙草吸ってるんですか?どんなお酒飲んでるの
 かなあとか。」
T「いやいやいやいや(笑)。」
Y「ホントに今日はファンとしてもうとても嬉しくて。」
T「いやもうありがとうございます(笑)。嬉しいっすよ。」
Y「何歌いましょうか!」
T「(爆笑)」

***


T「もう曲、曲を(笑)。じゃあね行きましょう。これは新しいシングル?」
Y「そうですね。アルバム『エクストリーム』の中に入ってる『ヒップホップ
 ロワイヤル』って曲です。」
T「はい!じゃ聴きます。」

M-03.ヒップホップロワイヤル/ユウザロック★

・ユウザロックの即興一筆書き。
Y「イィヤッホ〜オ〜〜ゥ!ウーーーーッ!」
T「(爆笑)」
Y「♪サンプリングサンプリングサンプリングし〜 ノヴァッノヴァッボッサ
 ノヴァ〜〜!」
T「いやいやいやいや(笑)えーっとね(笑)…」
Y「この曲はですね、『ヒップホップロワイヤル』がまだ全然プリプロの最中
 で。敢えて今日田島さんにこの仮の状態を提供したくて。」
T「うん。カッコイイですね。」
Y「ありがとうございます。」
T「でももう仮っていうかほとんど出来てますねこれ。」
Y「出来てんですけどね未完成な状況とかこう…田島さんはボーカリストだか
 ら思うんですけど、一発録りってあるじゃないですかバンドマンだから。俺
 バンドマンじゃないからやっぱりサンプリングされた物の状況で、カップラ
 ーメンみたいな状況で、お湯入れて『はい!商品!』みたいな、そういうの
 がヤだって思っちゃってて。なるべく手をつけてない状態とか、荒れた荒野
 になってる状況を提示してお客さんに判断してもらった方が面白いかなって。」
T「あーなるほど。即興一筆書きっていうか。」
Y「はい。あとやっぱ最初の1発目、6回目とか3回目とかダメじゃないですか。」
T「そうだね。」
Y「全然良くなんないんですよね。」
T「うん。あれ?歌詞とかも即興ってあるの?」
Y「ありますね。プリプロの時はなるべくもう何も考えないでやってる事の方
 が、後々そっちの方がデカかったって事ありますね。」
T「へえー。あーそうですか。」

***

・あらかじめあなたに打ち明けておこう。
Y「『MP』っていう曲ありますよね。これ何曲目ですかね?」
T「これはね、何曲目だったっけ…」
Y「Bの…」
T「Bの2かな。」
Y「Bの2とか言って!もうっ!くぅぅ〜〜〜っ!」
T「(笑)」
Y「もうB!これはオリジナルラヴ初のラップボーカル風っていうか、ラップ
 ボーカルっていうよりもこれはラップなんですよ!ラッパーから言って。」
T「いやいやいや(笑)。」
Y「この、ここらへんも面白いですよね詞。UKUSA、NSA、GCHQ、CS…
 ちょっと言って下さい田島さん!ワンツースリーカモン!!」
T「え?(笑)」
Y「あーっ!ダメじゃん!田島さんもうっ!」
T「(爆笑)」
Y「少年の夢を壊さないで下さい!もうホント!」
T「(爆笑)」
Y「『ラップマシーン』って曲があって。『BDPEEPPMTLCELEFUNKYBUSYMONKEY
  BAP咲き乱れた煌びやかな母なる華やかな音楽は不可能にする熱いアート
 だわかるか!』っていう。」
 #途中聴き取れていません。
T「おおー!凄いねーー!(拍手)」
Y「ありがとうございます!あのでもそれ以降の面白いラップを超えた…
 だからこれもラップになるんですよ。ABC…記号なんだけど全部省略して
 るじゃないですか。」
T「そうね。」
Y「そこに集約されてるものがあってとても面白いですね。『ヒトゲノム』
 とか。ここでまた『盗聴法推進派圧倒勝利』とかって。これって普通に
 パンチラインとして歌謡曲とかで言えないだろうし(笑)。でも『エシュ
 ロンで盗み聞き』とかって俺にはこれよくわかるっていうか。でもあの
 ボーカルの状態で言うと凄く音楽になるっていうか。」
T「はあー。」
Y「カッコイイですね!ロックンロールですね!!」
T「いやいやいや(笑)どうもありがとうございますホント(笑)。」
Y「でも『殺し』はですね。僕はたくさんこーハニーがいまして(笑)。
 いろいろいるんですわ(笑)。」
T「(笑)」
Y「『それではピーという発信音の後にメッセージを残して下さい』って
 言うと、『あらかじめあなたに打ち明けておこう』」
T「(爆笑)」
Y「『ずっと胸の奥にあたためたプランを。星のない夜の孤独な狩人のよう
 に。これからあなたの愛を奪いに行くよ』」
T「(爆笑)」
Y「♪たとえ〜ば美しいあなたの〜」
T「(爆笑)」
Y「これをまた録音するじゃないですか。バッチリです兄貴!ホントに!」
T「(爆笑)」
Y「これもう小西さんに承諾を得た上で。ホントに『おはロック』書いた
 人とは思えませんよ!」
T「そうだね(笑)。」
Y「真貴さんに『どこでコーラス入ってるんですか?』っつって。『全然わ
 かりませんよ』っつって(笑)。」
T「真貴ちゃんはね『R&R』に入ってるんですよ。」
Y「あ、R&Rに入ってるんですか(笑)。」
T「そうね『おはロック』と『殺し』だからね小西さんはね。」
Y「そうですよ。『おはロック』と『殺し』!それで『チェケダッチョ!おし
 ゃれ手帖!』って言ってくれって言って。俺1回しか言ってないのにあんな
 にプロトゥールでループされまくっちゃってもう(笑)。」
T「あ、ホントに(笑)そーなんだ(笑)。」

***

・俺の大人へのスパイシー焼そば、「月裏」。
Y「もうホントに大変ですよもう面白い(笑)。でも凄い音楽のそういうの
 って面白いですよね。田島さんと小西さんが繋がってたりとか。」
T「うん。そうね。」
Y「俺とこの番組の二見さんとケイさんが繋がってたりとか。みんななかなか
 面白いですよね。」
T「そうねー。」
Y「よくここまで俺もがんばれて良かったって思ってます。」
T「(笑)」
Y「DJバーの時代からこう…」
T「DJバーにいたんだよね。」
Y「DJバーで俺キッチンですもん。」
T「あーそうなんだ。」
Y「スパイシー焼きそばとか豆とか煎ってましたよ。」
T「(爆笑)」
Y「チンゲンサイの青菜炒めとか。もうヤダヤダやってたから全然覚えてなく
 てちょっと後悔してます。30代を手前にちょっとぐらい彼女が遊びに来た
 時に手料理とか作ったらよかったのになーとか思って。」
T「あーそうなんだ。へえー(笑)。」
Y「はい。そん時はやっぱ『月の裏』とかですよねー。」
T「いやいやいや(笑)。」
Y「もううちのマネージャーなんか『東京バナナチップスラブ』」
T「うんうん。」
Y「バナナチップスラブとかからこういうサブカルチャーに入った人間達だ
 から。」
T「あー。」
Y「うちのDJ達もそうだから。」
T「はあー(笑)。」
Y「超盛り上がりますよカラオケん時。」
T「な〜に言ってる…(爆笑)」
Y「あれはもう詞が凄すぎちゃって今ここで喋れません!もう『コスモス』
 が素晴らしいです!」
T「(笑)」
Y「『コスモス』もうね!♪ドドドドドドドドドドドド ベース!ダダンダダ
 ンダダン!ワィッイラ〜イとか、もう凄い!オールドスクールな感じで。」
T「そうね(笑)。」
Y「『鏡に映った自分を見てる』ってもーっアンタ!それ凄い状況よ〜〜〜!
 みたいな。」
T「(爆笑)」
Y「これはもう二見さん放送して下さい!」
T「(笑)」
Y「そう。俺子供の時とても純粋だったからわかんなくって意味が。大人に
 なって東京に来たら大人の人にそういう事言われて。大人ってそういう事
 言う人いるじゃないですか。」
T「そうね。」
Y「そうすると俺もうガーンとかなっちゃって。そうか…とか思って。」
T「『白いラインを』とかいってね。」
Y「もうそういのがね、俺大人になってわかった。」
T「(笑)」
Y「はい。そういう世界があるんだなって思いました。良かったです今日は
 田島さんに会えて。思いの丈が伝えられて。」
T「いやいやいや(笑)ホント嬉しいですよ。」

***

・臭うくらいのロックンロールで。
T「何か一緒に仕事したいですね是非とも。」
Y「いやっ!どうしましょうかっ!フィーチャリングとかっていうのはまた
 日経エンタテイメント的なんでやめて。なんか新しいユニットでやっつけ
 に行きましょう!」
T「新しいユニットで?(笑)」
Y「2ステップとかやってるヤツらとかちょっとやっつけに!」
T「(爆笑)」
Y「おしゃれなヤツらをもうやっつけに行って!」
T「そうね!」
Y「ちょっと臭うぐらいのロックンロールを!」
T「そうね臭ーいのをね。」
Y「『俺の股間の臭いを!』いや違う違う!ごめんなさい(笑)。」
T「(笑)」
Y「ホントにもう『俺のスニーカーは凄いぜ!ハンパないぜ!』みたいな。」
T「スニーカーをもうぐーっと鼻につきつけて!」
Y「ガーーーッ!と!その『これがいいのか!』っつーくらいの!逆の!」
T「なるほどねー(笑)。」
Y「もう21世紀だし!」
T「そうっすねー。」
Y「守りじゃなく違う感じのテンションで。」
T「そうね。バーン!と行きたいもんね。」
Y「ジェームスブラウンもじき具合悪くなると思うんで。替わりになるくらい
 のロックンロールをやりに行きましょう!」
T「そうねーうん(笑)。」
Y「上のオッサン達はもうダメだから俺達のヤングパワーで!」
T「うん。そのつもりはありますよ俺も。」
Y「そうしましょう!♪あこが〜れ〜の〜セックスサ〜ファ〜 いきましょう!
 21世紀のサックスサファリへ!」
T「(笑)21世紀のセックスサファリね。」
Y「問題みんなダメだから!ヒトゲノムとかにやられてちゃダメだから。」
T「そうだね。もう問題OKで。」
Y「もー濃いヤツを!染色体もガンガンガンガン!俺のガキは多分口から
 『もう喋りたかったぜーーー!!!』って出てくるような全然違う遺伝子
 で。」
T「そうかもね!(笑)」
Y「そうだと思いますよ。だって田島さん、俺のガキだったら腹の中にいる時
 からずっと『MP』とか『これはもうスゲー音楽だぜ!聴けー!チクショー
 聴けー!!!』っつって。」
T「(爆笑)」
Y「はい。」
T「いや、もうなんだか…(笑)」

***
T「はい。今日はもう『ユウザロック★ショー』ですね。」
Y「イエイ!ビッグクランチ!ビッグクランチ!最高!!!」
T「(笑)もう…」
Y「♪ボッサ〜ノヴァ〜〜イエ〜イ!ショウキョロックオ〜ン!」
T「(笑)盛り上げるねーやっぱ、さすがにもう(笑)」
Y「いや、そろそろオリジナルラヴの曲俺聴きたいんで。」
T「あーはいはい(笑)。」
Y「もー俺からのリクエストとしてはズバリこの曲ですね!チキチキサウンド
 を超えた、2番から3番の後半にかけての盛り上がりをみんなに聴いてもら
 いたい。」
T「(笑)」
Y「是非『愛の薬』をどうぞ。」
T「あーはい(笑)。」

M-04.愛の薬/オリジナルラヴ

Y「素晴らしいいい曲でした。もう最高ですね。」
T「(笑)いやー最高ですねユウザロック。」

***

・ラジオでビッグクランチ。
Y「俺は某局のJ波の公開放送ホントに。なんで僕がビッグクランチに携わる
 ようになったかっていうと、僕家で寝てた訳ですよ。俺ラジオがとても大
 好物なんで常にFMを愛聴してるんですけど。凄く今のメジャーシーンのフ
 ォーマットがとても見えるから。常にFM聴くようにしてるんですよ。そし
 たら偶然出てきた。」
T「ほおー。」
Y「ステージで!9月何日かに発売されるというビッグクランチ引っさげて!」
T「8月2日ですね(笑)。」
Y「あーっすみません!あの、しかもL?K?Oが遅刻してきて。」
T「あーそうなんだ。」
Y「あのHMVで行われた…」
T「はーいはいはいはい!あん時ね。」
#2000年7月31日の HMV池袋サンシャイン60通り店 OPENING EVENT
Y「もうー凄いテンションの田島貴男さんの歌声を僕はラジオ越しに聴いた
 訳ですよ。セックスサファリとか。」
T「うんうん。」
Y「しかもライヴバージョンでやってて!未だに覚えてるんですけど、SEか
 ら始まってるんですよL?K?Oの。」
T「そうそうそう。」
Y「で、『今回はえっれー事になってるぞ!」って事に俺は気づいて、もう
 走ったんですよねレコード屋に!したらまだ出てないと。」
T「そうそう、あん時はまだ発売前。」
Y「で、もう結構いろんなレコード会社行って…落ちてる訳ですよー。」
T「(爆笑)」
Y「いろんなサンプル盤が。」
T「あーサンプルのね(笑)。」
Y「もー!見てないところで貰ってきましたよ!! もーオリジナルバージョン
 買いましたちゃんと僕は。」
T「あーありがとうございます(笑)。」
Y「買ったんですけど友達に貸したら帰ってこなくて。もー!返せこのやろー!
 とか思ってて。俺はコレクターだから、オリジナルバージョンとプロモーショ
 ンバージョン持ってないと凄い嫌な性格で。」
T「(笑)」
Y「あのライヴ最高でしたよ!」
T「あ、ホントに?」
Y「『絶頂!絶頂!』って6回ぐらい言ってて。」
T「そうそうそう(笑)。」
Y「田島さんが絶頂って事は…もうね田島さんが音楽の事しか考えて生活して
 ない人だから。もうアコースティックギターのケースの中にエレキギターを
 一生懸命入れようとする性格の人だって知ってるから俺は。」
T「(爆笑)」
Y「ホントに!音楽の事ばっか頭ん中にあるから!」
T「(爆笑)」
Y「それ井出さんから聞いた話なんだけど(笑)。」
T「そうそうそう(笑)。」
Y「それくらい一生懸命音楽の事を考えてる人だって俺知ってるから。今度
 『絶頂!』つってあれだけ叫んでる。『絶頂行ったー!』つって女の子にも
 言ってたから、こりゃもう凄い事になってるぞ!って。俺はもうずっと心待
 ちにしてて。まだ出ねーんか!って思ってて。やっと出た!って思って聴い
 たら、かなり腰砕けになって。」
T「はあーへえー。」
Y「どうしてくれるんですか!俺の音楽人生!もうっ!」
T「いやいやいやそんな(笑)。」
Y「アルバム手付かなくてたまんないっすよ。」
T「いやいやいや(笑)もうありがとうございますホントに。」

***

・オルガンは叫ぶ。
Y「普通のヒップホップのループとかサンプルで歌えなくなってて。」
T「あーー。」
Y「ブレイクビーツが体が拒否するぐらいもう受け付けないんですよね。」
T「あー。」
Y「ファンキードラマーとか、例えばインピーチとかトップビリンとか、元々
 使い古されたアルティメッドブレイクビーツとかもうダメんなってて。なん
 てったって15年間くらいその事ばっかやってきたから一周半ぐらいヒップホ
 ップが回っちゃってて。今一生懸命フェンダーとテレキャスを、29才にして
 ギターを!」
T「(爆笑)」
Y「はい!始めまして。」
T「あーそうなんだ。へえー!」
Y「毎日2時間ぐらいストリングスに触ってますね。」
T「へえー。」
Y「いわば田島さんがピアノ購入して…」
T「そうね。」
Y「ずっとピアノを触っていたっていう気持ちが僕にはわかって。あれは…
 あの…どっかで弾いてますよね?ビッグクランチの…」
T「あ、あれはね。自分では弾いてないんだよレコーディングでは。でも今度
 ライヴで弾きます。」
Y「ほー!じゃー観に行きますよ!」
T「そうライヴでね。1曲弾いてるんだけど。」
Y「ダメですよ。ジェームズブラウンも素晴らしいオルガンを…」
T「あのオルガン凄いよね。」
Y「あのオルガンはもう!」
T「あれヤバイよね。」
Y「あのオルガンぶっ飛んでるっていうか。」
T「強力ですよね。」
Y「強力ですよ。昔近田さんが『俺がキーボードを弾くって事はすげー事なん
 だぞ!』って。俺ぽかーんとして。それがどういうもんなんだろうって子供
 ん時ビブラストーンの時観てましたけど。」
T「(笑)」
Y「それがジェームスブラウンにおける鍵盤。和音とか凄いめっちゃくちゃに
 弾くじゃないですか。」
T「凄いねあれ。」
Y「でもシャウトに聴こえるっていうか。」
T「そうそうそう!全部歌と一緒なんだよ(笑)。」
Y「あんなの弾けないから。田島さんどんどん鍵盤弾いて下さい!」
T「そうだね。どんどん弾きますよこれからちょっと。」
Y「俺はギターガンガン弾きますんで。」
T「あ、それ楽しみだねー。」
Y「はい。」
T「ギター引っさげてさラップとかしたら(笑)。」
Y「そういう感じですね俺の今の理想は。」
T「へえー!面白いね!」
Y「ロックンロールやりながらヒップホップ。『チェケダッチョー!ウォー!
 カモーン!』とか言いながら。」
T「チェケダッチョで(笑)。」
Y「もうチャーさんの息子にも負けないように。チャーさんの息子とかもすげ
 えロックやりながらヒップホップやってるんですけども。」
T「あ、そうなんだ。」
Y「今の子供達はそういう風になってて。」
T「へえー。」
Y「あとセックスマシンガンズって奴らがいるんですけど。そのあんちゃんっ
 て人が僕のギターの先生なんで。もーヘビーメタルガンガンにやってて。
 『ヘビメタシャウト!ナーーーーーッ!』とかいろいろ。俺ヒップホップ
 だけじゃなくいろんな音楽が好きなんで。」
T「へえー。」
Y「でもオリジナルラヴだけはもうー超えられない!」
T「(爆笑)いやいやいや…」
Y「もーついていきますよ。」
T「いやいやありがとうございます。もうどんどんね…」
Y「頑張って追いついて走って行きます!」
T「いやーそんなんすぐですよそんなの。」
Y「またーもうー。」
T「いやいやいやホントホント(笑)。」
Y「ありがとうございます!今日は喋れてるだけでもホント嬉しい。」
T「いやいやいや(笑)ホント凄いですね。ユウザロック★オンステージに
 なりましたね(笑)。」
Y「いや、リプレゼントファンとして。」
T「いやもうありがとうございます。ホントにね。」
Y「この『MP』以降の田島さんの詞に凄く期待してますから。」
T「あー。もー頑張ります。」
Y「これを聞いてるミュージッククリエイターにはオリジナルラヴの『ビッグ
 クランチ』を聴け!とユウザロック★が豪語しているから絶対聴け!と。
 よろしく!」
T「いやいやいや(笑)もうホントありがとうございます。」
Y「はい。」
T「えー(笑)ホント、俺もう…まいった!って感じですね(笑)。」

<エンディング>

・おまえのプラダが泣くぜ!
T「はい。お送りして参りましたオリジナルラヴプレゼンツバースト!という
 か今日はユウザロック★オンステージでしたけども(笑)。」
Y「ロックオーーン!」
T「(笑)如何でしたでしょうか。もう最高でしたねやっぱ(笑)。」
Y「オリジナルラヴのファンもこれぐらいじゃないともう!許さん!って感じ。
 俺は。」
T「嬉しいですね(笑)。」
Y「女の子達とかOLさんとか、もっと田島貴男にもう自分がどのくらいオリジ
 ナルラヴを好きだか、もうアピールしてみんな!」
T「(笑)」
Y「じゃないとダメだよ!これから。」
T「いやいやホントありがとうございます(笑)。」
Y「おまえのプラダが泣くぜ!」
T「(爆笑)」
Y「おまえのプラダとミュウミュウのバッグは何なんだ?って感じ。」
T「(笑)」
Y「と思う。はい。光らないぜ。」
T「(笑)はい。えーという事でね。」
Y「あ、ツアーやるんですよね?」
T「そう。ビッグクランチツアー。」
Y「ビッグクランチツアー?!やったーーっ!観に行こうーー!(拍手)」
T「(爆笑)」
Y「もうチケット買って行くから!」
T「いやいやいや(笑)。」
Y「俺一番前で観るから!」
T「いやいや、もう呼びますから大丈夫(笑)。」
Y「いや、そんな!罰当たります!」
T「11/12が神戸チキンジョージ。11/14.15が広島ナミキジャンクション。ここ
 初めてやりますけど。」
Y「はい。」
T「11/17が赤坂ブリッツ。」
Y「おっ!」
T「もうちょっとありますけど取り敢えずここまでお知らせしておきます。」
Y「そーれはみんなビッグクランチ一日8回聴いて。あのーホントに覚えろ。
 歌一緒に歌えよみんな。じゃないと来る資格ないから。」
T「(笑)」
Y「もうホント『ビッグクランチ』の意味とか『アポトーシス』の意味とか。」
T「ありがとうございます(笑)。解説はプロモーションの方に書いてあるん
 だけどね。」
Y「そうですね。プロモーションもいかなる手段を使ってでもゲットしてもら
 いたいもんです。あとレコード会社に俺は言いたいんだけど、もうホントに
 『ビッグクランチ』は素晴らしい作品なんで。『R&R』以降もシングル化希望。」
T「あー。」
Y「あと、デジキューブとか行ってガンガンガンガンダウンロード!」
T「(爆笑)」
Y「これダウンロードソフト絶対!そういう内容だし。言ってる事は。」
T「あーなるほどねー。」
Y「次の世代の事言ってるからダウンロード。」
T「そうね。」
Y「アナログ盤希望!田島さん。」
T「わかりました(笑)検討します。」
Y「お願いします。2枚でコスルから!」
T「(笑)」
Y「♪あこが〜れの〜チキッ!あこが〜チキッ!あこが、が、が、の〜、の〜
 とか。もう♪セックス、セッ、セッ、セッ、セック、チキッ!サ〜チキチッ!
 とか。」
T「オーケー(笑)じゃあね考えますから。」
Y「ツアー楽しみだなー!銅鑼!銅鑼ですか?!」
T「銅鑼はやってるよ。」
Y「やった!銅鑼ですよね!銅鑼叩けないヤツは信用できない!」
T「(笑)。でもまだね銅鑼は全カ所で出来るかどうかわかんないんすよ。
 なんか銅鑼入いんないかもって。」
Y「はっ!銅鑼買ったんですか?!」
T「買ってないんだけど(笑)。」
Y「すっげー!銅鑼ね。小山田君も使ってて。」
T「そうそうそう!小山田君使っててさ。」
Y「むかつく!カッコ良くて!だって叩く時ガニ股でガーン!ってやるんですよ。」
T「そうそうそう、そうなんだよ!」
Y「あれがもう一発で。」
T「セックスサファリって曲L?K?Oと作ってて銅鑼入れたんですよ。その後コーネリ
 アスのライヴ観に行ったら銅鑼をバーン!って叩いててさ。」
Y「同じ事考えてるんですねー。」
#この話、第28回。今回、ダブルネックやってるのか?
T「ほいで凄いショックでさ。あ〜もう銅鑼できないねって。」
Y「(笑)」
T「(笑)言ったんだけどもういいや、やろうって。」
Y「やろうやろう!やりましょう!(笑)」
T「やったんだけど(笑)いやいやいや(笑)。」
Y「俺思うんですけど、たまに田島さん歌っててマイクぽんって置いてすーって
 後ろ行ってブースでコスリ!」
T「(爆笑)」
Y「スクラッチ。」
T「スクラッチ?」
Y「たまには田島貴男がターンテーブルに手をついてフェダリストになってる!
 っていうのをお客さんに観せてもらいたい。そいで♪オリジナル ラヴ オリ
 ジナル ラヴ ラヴ とかっていうのをなんかやってもらいたい。」
T「ああー自分の歌の声のをね。」
Y「はい!」
T「そういうアイデアあったんだけどね。自分の僕のシャウトだけのレコード盤
 を作ろうかって。」
Y「(拍手)それヤンさんに持って行きましょう!」
T「(爆笑)ヤンさん!」
Y「ヤンさんに持ってって。リミックスは宮崎さんとかDUB MASTER Xの。」
T「なるほど(笑)。」
Y「東京オールドスクールで固める。」
T「あーなるほどねー。はい、という事でこの番組ではハガキ…」
Y「ファックス!」
T「(笑)大募集しております。リクエスト感想なんでも書いて送って頂きた
 いと思います。」
Y「はい!」
T「宛先はお聞きの放送局 オリジナルラヴプレゼンツバースト!係りまで。」
Y「バーースト!」
T「(笑)はい。という事でまた来週。今日のお客様はユウザロック★『オン
 ステージ』」
Y「はい。来週も来ていいですか?」
T「いいーです!」
Y「ヤッタネーー!」
T「(爆笑)」
Y「さあ!そういう訳で、この司会進行係りはオリジナルラヴの田島貴男さん
 でした!バーーースト!」
T「どーも!(笑)」
Y「さよならーーーー!!」


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Listening & Reported by Jun Arai
Page Written by Kiku^o^Sakamaki