ORIGINAL LOVE presents《BURST!》

第84回 (2000年11月2日放送)


<オープニング>
T「今日は2度目の登場、音楽家/作家/映画評論家と多彩な肩書きを持つ、
 中原昌也さんがやってきております。」

M-01.女を捜せ/オリジナルラヴ

<近況>
 ビッグクランチツアーがやっと始まりまして…と言うか、今日の収録
の時点では明日から始まる訳なんですが。実は昨日大阪の方のイベント
に出てきました。まあ40分か50分ぐらいの短いステージだったんですけ
ど、ビッグクランチの前哨戦という事で気合い入れてやってきました。
テキサスのサウスバイサウスウエスト…全部で600から700バンド集まっ
て2.3週間ずっとバンドばかり!だらけになっちゃうオースティンの街
でやってる…僕らも今年行ってきましたけども、それの大阪版みたいな
イベントでチラシとかもSXSWそっくりでね。なんバンド?…3日間でも
の凄いたくさんのバンドが出てまして(100バンド)、大阪のいろんな
ライヴハウスを一斉に、あれは貸し切ってるんですか?訳なんですけど。
僕らも急遽3日前出演が決まったという形を取りまして出たという。
まあもうちょっと前から決まってた訳なんですが。それで今日はだから
ちょっと声が枯れているという感じですけども。

 で、大阪の打ち上げ久しぶりに。東京に居るとなかなかお酒とか飲み
に行ったりしないんですけど、ツアー行ってライヴ行くと打ち上げとか
ビールとかって嬉しいですね。昨日は道頓堀行きましてカニ道楽を眺め
ナンパ橋。あのー弾き語りのグループがバーーッ!と50チームぐらいい
て凄い状況でした。5年ぐらい前にナンパ橋通りかかった時はホントに
名前の通りナンパっていうか、男と女がこう何て言うんですか?たむろ
していろいろ牽制し合う場所って感じでしたけども、昨日行ったらなん
か随分雰囲気変わってましたね。もう弾き語り合戦。弾き語り大会。ど
こかしことギター抱えて座り込んでみんなで歌ってましてね。まあそれ
はそれで異様な感じでした(笑)。で、その後お好み焼き屋にみんなで
行きまして、非常にうまいお好み焼きで朝の3時ぐらいまでそこで飲ん
でうだうだ喋って面白かったですね。んでコウ君が財布を無くして(笑)
すーごいヤバイという状況になった訳ですが、ホテルに帰ったらあった
!みたいな(笑)なんかそういうような事があったりとか、まあそんな
ような近況でありまして(笑)。

 明日からツアー本格的に始まります。今回は2時間以上に渡って全20曲
以上ダーーッ!と、濃いライヴをやりますんで、気合い入れてオモロイ
なんかいい感じのライヴやろうと思ってますんで、是非皆さん遊びに来
て頂きたいと思っとります。

<今週のリコメンド>
 セオパリッシュ。前ホッチャの小林君がかけましたけども。僕も買い
まして聴いてます最近。

M-02.スウィートスティッキー/セオパリッシュ

<談話室バースト!>
ゲスト:中原昌也(以下:N)

T「今日のお客様は久しぶりの登場。中原昌也さんです。どうも。」
N「どうも。こんにちわー…」
T「(笑)また何かあれですね、血が下がってる感じの。」
N「そうですかー?」
T「(笑)そうでもないか。」
N「ユウザロックが盛り上げすぎたからちょっと僕で落とそうかなーと
 思って引こうかなーと…バーストしてない…(笑)」
T「(笑)先週のユウザロック凄かったですね。なんかね、僕が殆ど何も
 喋れなかったという感じでしたけどね。」
N「(笑)乗っ取りしますからねーよく。」
T「あ、ユウザロック知ってるんですか?」
N「ええ、よく知ってます。誕生会とか行った事ありますけどね。」
T「(笑)誕生会やるの?」
N「(笑)野郎しかいないんですけど。」
T「中原君が行ってるってのがなんか(笑)。」
N「野郎しかいないし、酒代…30代以上の人がみんな『オレ金持ってねえ
 よ』とか言って。あ、そんな事言っていいのかな?(笑)ダンサーの
 若い子達に払わしたりして、結構ろくでもない…僕も含めて。」
T「(笑)」

***
T「最近はもう映画ずっと観てるでしょうけど。」
N「いや、ちょっと試写会に行く電車賃も無くてあんまり…」
T 「(笑)」
N「行けないのが現状なんですけど。家で大人しくしてると不動産屋から
 今月まで家賃入れてくんないと!とか電話かかってくるんでビクビク
 しながら家の中にずっといますけどね。」
T「(笑)あーそうですか。試写会僕もたまーに行ったりするけど…」
N「なんかで会いましたよね?何だっけな…あージョンマルコビッチの…
 あん時行ってなかったっけ?」
T「行ってない。あのあれあれ…ブレアウィッチの。」
N 「あーブレアウィッチか!(笑)ブレアウィッチとマルコビッチか。」
T「そうそうそう(笑)。あそこにいましたよね。」
N「な、な、何やってたんですか?」
T「あれはね、何かハガキが来たからね。」
N「それだけなんですか?」
T「そうそうそう。」
N「『らせん』のテーマ曲(#『リング』です)やったから。とかそういう
 んじゃないんですか?」
T「そんな(笑)いやわかんないけどね(笑)。」
N「そういう訳じゃないんですね。」
T「うん。面白そうだし行ってみれば?って言われてね。だって試写会もう
 絶対いるじゃないですか中原君。」
N「いや、大っきな試写にたまたまいるだけで。」
T「ほぉー。最近は何かありました?」
N「地味だからあんま行ってないなぁ。相米慎二の新しいの(#『風花』)
 結構意外と良かったですけどね。」
T「あ!へえー。」
N「キョンキョンとか浅野忠信氏とか出てたヤツなんですけど。大友さん
 が音楽やってて。結構いい映画でしたね。」
T「あ、そうですか。」
N「なんか全然期待してなかったんですけど実は。」

***
T「その他、アートリンゼイのリミックス。前ここに来た時に…」
N「そうですね。結構前の話ですね。」
T「それが出来上がって、今レコード屋さんに並んでますよね。この間僕
 タワーで見ましたよ。おーこれかーと思って。」
N「うん。」
T「これね非常に聴きたかったんですけど。」
N「あ、ホントですか。」
T「うん。VP9000を駆使して…」
N「駆使してませんよ(笑)。」
T「(笑)」
N「1カ所か2カ所しか使ってない。」
T「あ、そーなんだ(笑)。」
N「それちょっとマニアックすぎる(笑)。何の事だか普通の人はわかん
 ないよ。」
T「あ、そかそか(笑)。」
N「サンプラー。ローランドの。」
T「僕も買いましたよ。」
N「あ、使ってます?」
T「うん使ってる。自分のコーラスを入れて…」
N「やっぱボーカルとかの処理に使いますよね。他に使わないですか?
 やっぱり。」
T「他にはあんまり使ってないね。」
N「サンプラーとしてはちょっと使いづらい感じ。コーラスとか作るのは
 楽しいですよね。」
T「そうそうそう。で、自分の声、♪あーーーとかやって、バーンと。」
N「ええ。何か変な物音とか取り込んでぐちゃぐちゃいじるといかにも何
 かミュージックコンクェートみたいなそういう…」
T「あ、そうなんだ!」
N「アヴァンギャルドな音になるんですけど、ちょっと長い時間入れると
 もう処理できない。処理能力が範疇外になっちゃってすぐ固まっちゃっ
 たりとか。また技術的な事言って…」
T「あ、固まっちゃ…?!」
N「固まるっていうかやっぱ出来ませーんみたいな表示が出てきて。」
T「へえー。」
N「電源落とすしかないみたいな事になっちゃうんであんまりそういう事
 には使えなくてちょっと不便かなーと。」
T「(笑)」
N「不満を述べて。ローランドあんまり好きじゃないから別に…商品名挙
 げて言っていいのかって気がする…」
T(爆笑)なるほど。ではそのVP9000を1カ所しか使わなかったという…」
N「2カ所かな。」
T「2カ所ね。の曲を聴いてみましょう。」

M-03.トーン/ヘアスタイリスティックスリミックス(from『ECOMIXES』)

T「もう最高ですね。」
N「そうですか(笑)ありがとうございます。」
T「(笑)でもこれ作るの大変でしょ。」
N「結構大変ですよねー。でも実を言っちゃうと普通の人みたいに1曲ちゃ
 んとしたまともな展開の曲が作れないからこう(笑)…」
T「いやいや(笑)。」
N「パートみたいなの作ってエディットしてくっていう感じの方が僕にと
 っては楽なんで逆にね。まあ一個一個作るの大変ですけどね確かに。」
T「これはこれでねー。すーごい時間かかるし大変だと思いますけど。でも
 やっぱああいう意表を突くような、とても考えられないようなブレイクっ
 つったらいいんですか?謎の展開はどうやって思いつくんですか?」
N「いやなんとなく。」
T「(笑)」
N「適当にパーツだけ作っていって、あ、これはここに合うんじゃねーかって
 ポッと入れたりとか。ええ。」
T「(笑)あれ凄いっすね。うーん。」
N「そうですか。相当適当ですよ。」
T「いやいや(笑)。」
N「でも原曲が凄いいい曲なんでね。原曲をまず聴いて欲しいなってのが
 ありますね。自分が作った訳ではないんですが。」
T「あーそうですか(笑)。音の質感とかもいい感じですねこれ。」
N「あ、ホントですか。かなりいろいろ細かく使ってますからね。録るモノ
 は全部アナログで録ったりとか…」
T「そう、アナログっぽい音でね。」
N「それなりに細かく変えてるんで。」
T「うん。なんかアナログのあったかい感じの音でね。これどうやってんの
 かなーと思いましたけど。いやー面白かった。」
N「ありがとうございます。」
T「(笑)いやいやホントホント。もったいないですよね。こういうね…」
N「え?何がですか?」
T「(笑)なんかね、この独自の路線をね…」
N「ええ…」
T「いやー思いましたけども。はい。」

***
T「今日も曲を持ってきて頂きましたけども。今日はシーズですよね?
 シーズのカバー?」
N「シーズのカバーをやってるダサイディスコがあって。先日、国立の古本
 屋行ったらレコードコーナーにあって200円ぐらいで買ったんですけど。
 家で聴いてビックリしました。」
T 「あー(笑)。」
N「そのまんまなんですね曲。」
T「(笑)プッシントゥハード。60年代のガレージのバンドとかいろいろ
 カバーしてて。」
N「ええ。誰でもカバーできちゃう曲ですもんね。」
T「そうそうそう(笑)。」
N「シーズの曲はどれも(笑)。」
T「そう(笑)。でも何でシーズのあの曲みんながいろいろカバーすんのか
 な?ってね。まあ僕ら日本人には不思議な感じがするんですけど。」
N「そうですね。謎なのはシーズの2nd以降のアルバムってどれも印象に残
 ってないっていうか、まあ最後のアルバムは結構凄いですけど。」
T「あ、そうなんだ。」
N「あんま印象に残んないです他の曲はね。1stにはプッシントゥハードの
 他にノーエスケイプとか…」
T「僕は1stのあの何だっけ…」
N「なんかみんなが変なそのへんでたむろしてる…」
T「そうそうそう。あれしか知らないんすけど。あれとあと…っていうか
 プッシントゥハードしか知らないっていうかね(笑)。」
N「あ、そうなんですか。あーまぁ…」
T「あとはね、ダダダっと聴いたっていうこう…」
N「あ、あとあれが名曲です。タイトルがパッと出てこないですけど…
 何とかメイク何とかマインっていう曲があって。」
T「おー。」
N「アレックシルトン(←?)がカバーしてる。」
T「へえー!じゃそのえっと…」
N「ポールパーカーっていういかにもゲイ!っていう感じの人のディスコで
 カバーしたっていう曲を聴いてみましょう。」
T「はい。」

M-04.プッシントゥハード/ポールパーカー

T「カッコイイですねこれは。」
N「原曲知らない人にはただのダサイ曲にしか聴こえないでしょうけどね。」
T「(笑)そうね。」
N「悲しい事に(笑)。」
T「凄いですねこの完コピとか。」
N「要するにタコとかそういう何か何でもいいからこういうエレポップで
 カバーすりゃあいいっていう…」
T「(爆笑)」
N「そういう時代のもんなんですかねぇ。」
T「そうそうそう(笑)。」
N「これがいいんだったら『ユーリアリーガットミー』だってカバーしても
 いいし。」
T「(爆笑)」
N「何でもカバーしていいよな。」
T「それでシンセのフレーズ、こうギターソロはね…」
N「そう全部コピーしてる。♪チャンチャララ〜ンララ〜ンララ〜」
T「そうそうそう(笑)。」
N「バカ正直にやってる(笑)。まさかやってねーだろうなと思ったら
 ホントにやってたからちょっと。」
T「そう(笑)。あれがよりこう泣かせるっていうか。」
N「泣かせますね。でも今こんなのってないですね。」
T「ない。」
N「エレポップなんでしょうけどねいわゆる。テクノとも違うし何か…」
T「(笑)素材がまたシーズだっていうところがこう…」
N「そうシーズがやっぱ…」
T「ただれた感じがしてシブイですね。」
N 「うん。キャバレーボルテード(←?)もノーエスケイプのカバーして
 ますからね。」
T「あ、そうなんですか。へえー。」
N「結構みんな好きなんだね。」
T「なるほどねー。」

***
N「次はスティーブミラーバンドの『マッチョシティー』という。」
T「マッチョシティー(笑)」
N「カッコいいんですよねー。昔も聴いた事あるんすけどなんか最近
 デヴィッドマンフィールドって人の『ザ・ロフト』ってコンピがあっ
 てそれに入ってて。」
T「おー。」
N「お、やっぱすげえ曲だなあと思って感動したんですけど。」
T「はあー。スティーブミラーバンドも聴くんですね?」
N「えと、その前のは好きですけどね、あの有名な…『Fly like an Eagle』」
T「あーあれね。へえー。あ、じゃあ結構普通の曲とかもいいものは…」
N「いや、好きですよ。そういったものも。」
T「あ、そうですか。へえー。」
N「そういうのからもっと後の、81年ぐらいの曲なんですけどね。」

M-05.マッチョシティー/スティーブミラーバンド

T「これは凄い曲ですね!」
N「うん。何なんでしょうね最後のとことか(笑)。」
T「(笑)」
N「ホントはもっと長いんですよね。」
T「18分もある。」
N「これ延々と続くんですけど。♪マッチョシティ〜っていうコーラス
 は出て来ないんですよねもう。」
T「(笑)」
N「ボーカルも出てこないし(笑)何なんだって感じですけどね。」
T「ずーっとあのスペイシーというか、あの状態がずっーと(笑)。」
N「何が何だかさっぱり訳わかんない酩酊状態に入ってるね。」
T「この人もの凄いひょっとしたらいろんなジャンルの音楽を聴い…」
N「基本的にディスコっつうかジミチャスターバンチ(←?)みたいな
 感じなんですけど、やっぱドラムとかベースとかニューウエーブっぽ
 い感じがするんですよね完全に。」
T「そうそうそう。あと、謎のシンバルというかチャイムみたいな(笑)
 ♪キャン キャン …っていう。」
N「(笑)救急車か消防車でも来たのかと思うような感じですよね。
 あれ異常にエコーかかってて何なんでしょうね(笑)。」
T「(笑)でも何かマッチョシティー…やっぱマッチョの男達の街…」
N「なんですけど…どんなんなんかねー(笑)。」
T「(笑)」
N「こう、しれーっと…なんか…」
T「いやいや(笑)結構凄い世界…あなどれないなと。」
N「なんか置いてきぼりになっちゃいますねー。完全に。」
T「(笑)うん。」
N「もっと探求する価値ありそうですねこの人達。」
T「そうですね。ちょっと僕もかなりこれ迂闊でした。と認識を新たに
 さして頂きました。」

***
T「それで、小説が…」
N「最初に出した小説が文庫になったんで。」
T「あ、そうですか。えと、何だっけ…虐殺…」
N「『マリ&フィフィの虐殺ソングブック』っていう、何でこんなヒドイ
 タイトルにしたか自分でもちょっと嫌になっちゃうんですけどね(笑)
 文庫になりましたんでひとつ。全国の書店で、地方は無いかもしれない
 んで注文でもしてちょっと買って下さい。」
T「え?それ何文庫ですか?」
N「河出書房。」
T「あー。」
N「河出新社…河出書房新社だっけな?ね、文庫ですね。」
T「あ、そうですかはい。僕も読みましたよ。」
N「ありがとうございます。」
T「あれはもう面白かった。また新しい本とか書いてるんですか?」
N「うーん。なんかもの凄い時間かかっちゃってるんですけど歴史小説を。」
T「ええーーーっ?!」
N「じょ、冗談です(笑)。嘘です。」
T「(爆笑)」
N「ちょっと書いてるんですけどなかなか時間がかかっちゃって。
 そのせいで生活が…」
T「(笑)連載もいろいろやってますよね?」
N「まあバウンスぐらいですか?月刊誌はでも。あとはね、もうすぐ無くな
 っちゃうし…バウンスだったらタダだしみんな読めるし。」
T「ずーっとあのシリーズ今でも続いてるんでしょ?」
N「そうです。」
T「あーーー。」
N「タイトルは変わりましたけどね。『いやしんぼ』に変わりました。」
T「(爆笑)」
N「適当なタイトルに変えちゃって…やっぱ変えなきゃ良かったかなあって。
 でも99年って入ってたんですよ最初の連載タイトルは。2000年になったっ
 つうのにまだ99…ちびっこ何だっけ…飛び出せちびっこ何とかかんとか99
 忘れたタイトル。でまずくなって、半ばぐらいで辞めたんですけどね。
 で、『おいしんぼう』に。あーじゃねえや、『いやしんぼ』に。」
T「(笑)」
N「やっぱちょっとダサすぎましたね。戻したいですね。」
T「(笑)あーそうですかなるほど。他は何…小説と音楽と映画評論家と…
 映画撮ったりしないんですか?」
N「したいですけどねーなかなか。制作のほうとかあまり知らないので。」
T「うーーん。」
N「そんな、お金がないと出来ないでしょそんな。」
T「あーーー。でもそのうちやりそうですね。」
N「やりたいですよねー。一番真剣に好きなモンだから安易には出来ない。」
T「なるほどね。うーん。」
N「と思ったりするんですけど、どーなんですかねえ。」
T「うーん。なんかね結構それ期待しますけどね。」
N「そうですか。」
T「もし撮ったら絶対観たいですね。」
N「あ、ホントですか。」
T「うん。どんなもん出るのかなと。」
N「是非とも試写会呼びますよ。」
T「もう是非是非。」
N「いやいや(笑)どういう会話だかよくわかんないすけど。」
T「(笑)」

<エンディング>
T「今日はゲストに中原昌也さんに来て頂きまして。」
N「どうも。」
T「(笑)いやーでもねなんかね、ホントに面白いですよね。」
N「あーそうですか。」
T「もーね最高だと思ったりして。文庫本…」
N「皆さんひとつ買って下さい。」
T「ね、是非読んで頂きたいなと思います。あの、バウンスの連載は本に
 なったりしないんですか?」
N「いやー、なんか原稿の枚数がいっつも少なくて全然…もう2年ぐらい
 まだ2年続いてないかな…」
T「でも大分溜まったでしょ?あれ。」
N「でも1回3枚も書いてないから…」
T「あーー。」
N「でも文庫本に入ってる量もそれぐらいだからいいのかもしれません
 けどね。」
T「(笑)」
N「これ結構みんな早く本にして欲しいって言う…」
T「そうそう。あれ読みたいですよ。バウンスたまにしかちゃんと見ない
 から、前後どうなってんのかなあみたいな。」
N「あー繋がってないですよ基本的に。」
T「あ、そうなんだ。」
N「適当ですよ。ハッキリ言って。」
T「(爆笑)あー繋がってないんだね。」
N「ええ。繋がってるように読んでくれてもいいんですけど。完全に頭
 切り替えて。」
T「なるほどねー。」
N「忘れてますから。」
T「(笑)。で、あれ以降もいろいろ小説出してますよね?」
N「まあ1冊本出てますけどね。『子猫が読む乱暴者日記』という。」
T「そうそうそう。パルコとかで1位になってましたよ。」
N「1位になったんだっけなあ?まあなったのかも。でもすぐ下がっちゃ
 いましたけどね。」
T「いやいや(笑)。という事でそちらのほうも出てますんで読んで下さい。」
N「よろしくお願いします。」



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Listening & Reported by Jun Arai
Page Written by Kiku^o^Sakamaki