<オープニング>
M-01. BODY FRESHER/オリジナル・ラヴ
#先日の「灼熱」に続き過去メンバとの曲。
#ここのところ、この番組の1曲目は昨年冬のツアーで演奏した過去の曲を
#かけています。
#94年「song for lovers」以降の田島のDJによるラジオ番組ではほとんど
#93年以前(「eyes」と「sunny side」との間が分かれ目)の曲をオンエア
#しない傾向があったのですが、最近はあまりそういうこだわりがなくなった
#のでしょうか。
T「懐かしいですね、いい曲ですね。ライヴでこの曲は10年以上やってますね。
2/3にやっとクアトロミーティングができて、楽しかった。その時もやったが、
この曲を初めてやったのは、確か吉祥寺バウスシアター、僕がまだ20歳過ぎ
くらいの時で、デビュー以前からこれだけ長い間やっている曲はこの曲だけ
ですね。」
<今週のリコメンド・拡大バージョン>
T「なんてったって、もう、これはリコメンドですね。まずは僕が作曲したこの
曲から。この曲ヒットしてますね。」
M-02. 野性の花/V6
#2/19の「夜もヒッパレ」で桑名マサヒロが歌ってました。なかなか
#いい感じでした。
T「いい曲ですねぇ。カラオケで僕も歌いたいと思います。この曲は昨年の11
月くらいに話をいただいて、急な話で時間もなかったのですが、私の昔からの
知り合いに話をいただきまして、非常に嬉しくて、短時間に一生懸命書いて
いい曲ができました。V6の皆さんも私の予想を上回るいい歌を歌っていただ
いて、本当にありがとうございます、みたいな。おかげさまで売れているよう
で。」
・デブリス
#二見メモ:オクラホマ産アシッドロックバンド。
T「これはかっこいい曲。最近の再発。いかにもサンフランシスコのガレージ
パンクバンド。僕が中学生の頃スピリットとして共感した、といいますか(笑)、
影響を受けたといいますか。ロンドンパンクよりも西海岸のアホアホパンク、
ですねぇ。 最近はまたこういうものに原点回帰していると言うか。聴いている
と言うか、身近にかかるようになってきたというか。非常に好ましいというか。
自分でもそういうアレンジを施しているような。このへんのサウンドを知って
いる人達はほんとに限られてくると思いますが。30代に入ったくらいか半ばく
らいの、2年くらいのタームで急に盛り上がって来た音楽で、そのくらいの人し
か知らないでしょう。その上の世代も下の世代も黙殺されている音楽かもしれん
(笑)。」
M-03.ワンウエイ スピリット/デブリス
T「超かっこいいですね。カウントも最高。」
・ペルーブ
T「プレ・パンク。中学3年の頃に聞いたコンピレーションで聴いて衝撃的でしたね、
中学生の私には。何だこの人達?と、本当に理解できないけど、かっこいい。今
聴いてもかっこいいですね。ここのところガンガン再発されていて驚くべき状況。
当時ペルーブを知っている人なんて30人くらいしかいなかったのではないかと思
うのですが(笑)。」
M-04.クラウド149/ペルーブ
T「この人達のライヴが最高ですね。こういうパンク以前の人達に共通して言えるの
はライヴバンドだ、ということ。スーサイドなんかもそう。」
・ムーンドッグ
#二見メモ:50年代から活躍する特殊ジャズミュージシャン。
T「完全にブッちぎりの音楽ですね。CDに入っている写真のいでたちからアブない。
謎のヒゲに謎の目つき、毛布のような黒い布を着ていて、ずっとこの格好だった
らしいですね。なんとも形容しがたい音楽。エキゾティックといいますか、現代
音楽といいますか、でもなんかかわいい、ポップに聴こえる音楽。」
M-05.カリビア/ムーンドッグ
M-06.ムーンドッグ’ス テーマ/ムーンドッグ
M-07.トゥリーズ アゲインスト スカイ/ムーンドッグ
・トミー・ゲレーロ
T「新譜だが、謎の男。ラテンプレイボーイズとマークニシタを2で割った感じ、と
しか言えない。変なヤツですね。有名なスケーターらしい。非常に分かりやすい
感じがいい。西海岸の謎ムーブメントはどこまで広まっているのか、という感じ
なんですけれども。」
M-08.BW5ブルース/トミー・ゲレーロ
・ターンテーブリスト、大友良英の企画盤から
#二見メモ:「大友良英、山下毅雄を斬る」から。ヴォーカルはボアダムス
#の山本精一。ドラマ『時間ですよ』で堺正章が歌っていた曲のカヴァー。
T「ルパンにしろ、ジャイアントロボにしろ、山下毅雄さんって、おしゃれですよね。
先日大友さんのライヴを観に行った松本健一(オリジナルラヴ、ツアーメンバ、
sax)が大変感激してましたね。未完成のシンセサイザーをいじくるというライヴ
で、『音でマッサージされた』とか言ってました。」
M-09.涙から明日へ/山本精一
<エンディング>
T「今日はかけましたね、我等の好きな曲を。なんて音楽的な番組なんだろう、と思
うわけなんですが。こんなにオモロい音楽もあるんだぞ、ということで、バースト!。
大変こういった番組も少なくなってきましたけれども(笑)。がんばって続けて行
きたいと思います。」
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Reporter の Arai さんより:
今日はたくさん曲がかかりました。最近バースト!トークが異常に盛り上がってし
まい、かかる曲が3曲だったりするので、その反動っていうか、反省っていうか、今
回はトーク無しの、「音楽番組らしい」構成でした。もちろん、バースト!トークも
非常に面白いことは構成の二見裕志もよく分かっていることでしょうが。