稲の成長

 昨年までは水の管理と除草を行っていたのが、今年からは、除草作業をしないようにしています。除草作業をすることによって、逆にコナギの種を地上に浮かせて発芽させることになるようです。稗については、深水管理をすることで減らせると思い、20日まで(田植えから11日)水深を10cm前後に保っています。

田植えから11日経った赤米の稲、ここにもコナギが発生していますが、今のところ被害を受けるほどの量ではありません。流石、古代米だけのことがあって、成長は早い。
こちらも11日経ったヒノヒカリの稲で、ある程度の成長は見られるものの、化成肥料で育っている他の田圃と比べると少し成長が遅いように思えます。それと、代掻き時に泥でコナギが見えなくて一部掻き残しがあり、そのコナギが勢いを増しています。

同じ11日経過の朝日米、こちらは代掻きも満遍なく行い、綺麗にコナギがなくなっている状態です。それに、冬期淡水の効果もあって、糸ミミズ等水中生物も多く発生し、コナギの生えにくい状態になっています。ヒノヒカリと違って、成長は早く肥料も余りいらないようです。
3週間余りが経っても株が思ったより大きく育ちません。今のところコナギの量は少なめです。この田圃は朝日米で上と同じ田圃です。

6月27日

油断大敵?と言うより、コナギ対策に失敗しました。今年も収穫の見込みが立ちません。基本どおりに追肥を行わなければならないことがひしひしと感じられます。

7月2日

少しは育っているのが嬉しいことと喜んでいますが、今年もやって来ました憎い奴。この足跡!
これだけ雑草が茂ってしまうと除草作業が全くできません。と言うより遣る気が起きません。収穫時に考えることにします。

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