7月の稲

 7月に入りヒノヒカリの苗も大きく育って水不足を感じさせない姿になりました。また、ここにきて雨が降ってくれ非常に助かりました。

 それにしても稲の強さを改めて知ることになりました。昨年は、雑草(コナギ)に肥料を取られ生育が悪く全く収穫できず、今年は水不足で収穫が期待できないと思っていました。僅かな水でもよく育ってくれ、これまでのところ病気も発生していません。雑草も農薬でなく人力での除去。このままスクスク育ってくれるでしょう?

赤米の発育状況
ヒノヒカリの発育状況

水不足で一時は枯れかけていたもので、一雨でこんなに元気になりました。ここまで僅かな水で育っていたんだと言うことが、逞しさを感じさせます。

他のヒノヒカリもしっかりと育っています。

いもち病対策

ここまで来て次々と問題が発生します。葉いもちが発生しました。発病する前に対策を練るのが一番なのですが、他のことに気を取られていて気付くのが遅れてしまいました。でも、放置するわけにはいきません。コヤガ対策で施した木酢液を散布し、葉の発育を促して今発生している葉を無視することにしました。発育促進ができるのか、非常に興味があるところです。

いもちが発生した圃場の様子を見てください。又、何か良い方法があれば教示お願いします。

他に広がりを見せる前に処置を講じなくてはなりません。
木酢液を散布して2日目の状態です。少し青味掛かって元気になったように見えます。

いもち病発生の原因

発生の原因はハッキリしています。補植用の苗を圃場に放置していたためそこから発生しました。処分を早くするべきでしたが、降雨量が少なく雨を期待して長い間そのままにしていて、雨が降り始めたら長期間に亘っての梅雨空でした。この条件が一番病原菌の発生に適していたことです。

教訓!

勿体ないと思う前に、いもち病のことに気付いて早期に処分!(7月17日)

 

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