管理

 今年2005年(平成17年)の岡山地方は空梅雨なのか、6月に入ってもほとんど雨が降っていません。田植後の水管理は非常に大事と教わっているのですが、教えのとおりの抑草効果の高い深水管理は無理なようです。それでも、山の自然は頼りになるもので、1枚の田圃を残し、他の5枚の田圃は思った以上に水が入り雑草に稲が勝っているように見えます。少ない水を有効利用するための工夫も今年から行っています。

  右の写真は、中耕除草機で作業を行った直後の赤米の田圃の様子です。

左は、田圃全体の姿です。

これだけの水量があれば、安心できますが、いつまで持つかは不明です。

中耕除草を行ってから1週間経ち待ちました。いもち病に係ったのか、コヤガの幼虫に食べられたのか不明ですが、葉に異常が見られるのは確かです。50倍に薄めた木酢液で元気付けましたが、効果のほどは?6月29日にコヤガの幼虫を発見しました。まだ一部で葉をかじられていますが、気になるほどの被害はありません。木酢液の効果が現れたのか、葉は元気になっています。

 深刻な水不足が現れた田圃です。雨乞いでも行いたい気分です。ここはヒノヒカリを植えています。
ヒノヒカリを植えて10日経ち、追肥としての有機肥料を鋤くために中耕除草機での作業を行いました。1条用では力が要らないので楽ですが、時間が掛かります。2条用を考えるべきか?思案のしどころですね。

6月30日に恵みの雨が降ってくれました。これで枯れずに育ってくれれば良いんですが?それでも、まだ、除草機を走らせるまでにはいっていません。天気予報では、これからも雨模様とのことで期待しています。
赤米の圃場は、2度目の除草作業を終えました。1度の除草で雑草を減らすことが出来ると思っていましたが、簡単にいくものではなく、手間は掛けなくてはならないようです。しっかりと育ってくれた稲を見てください。
今年からは仕事もなく田圃で遊ぶのが唯一の時間潰しとなりました。時間があれば雑草の刈取りも綺麗にできます。ここまで行って初めて判りました。棚田の美しさを写真等で見せていただいていますが、美しい棚田を維持することの大変さと言うものが。

 

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