2005年も田植完了

 ヒノヒカリの田植が終わりました。今年(2005年)は思ったよりも雨が少なく代掻きが十分出来ずに田植を行うことになりました。日にち的な余裕はたっぷりとあるのですが、長期の天気予報を聞いていても降水確率が低く、期待できそうにもありません。そこで、今入っている水を有効利用するために、思い切って代を掻き田植を行うことになったもです。(平成17年6月9日〜13日)

 代を掻いて直ぐには少なかった水も、泥によるため池状態が発生し、苗が浸かる程度の深さになり、計画していた深水管理が可能になったようです。例年になく水が溜るようになったのは、十分な代掻きが功を奏したようです。また、今年になりティラー用の代掻き アタッチメントを購入し、使用しているので泥を上手く練り合わせることが出来た模様です。当初に植えた赤米の圃場の代掻きは、丁寧に行わなかったので水持ちが悪く、一日に3回も水の補給をしなくてはなりません。次回の教訓にしておきます。

 今年の苗の特徴は、稚苗ではなく成苗としたことです。これにより深水管理が非常にやり易くなるとのことです。成苗でも葉数は計画より少なめでしたが、旱長は深水に耐えうる長さとしました。

1週間掛けてもこのとおりの水の量です。
例年作っている圃場なので水の量も判っていてそれなりに植えることが出来ました。
ここは今年初めて植付ける圃場です。横に流れている水路の水の量が判り辛く代掻きができるまで何と10日も掛かる始末です。
深水とまではいきませんが、植えてしまわないといつまで経っても気分が落ち着きません。

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