10ヶ月ぶりの雑文。ウディ・アレンの短編集を読んでいるせいか、いつもに増して素直に笑えない雑文になってしまいました。タイトルにある「の例」はカタカナに変換して「ノレ」さらに間を縮めて「ル」。あ、でもこれはユダヤジョークではないな。
旅の疲れが取れないので、ぷらぷらと散歩する。CD安売り棚から何枚か購入。「サンキュー」(デュラン・デュラン)。カバー曲集。名曲をカバーしているだろうから、外れ無しのはずなのだが、ピンと来ない。聞き手側の洋楽の知識が足りないせいであろうか。「mona lisa overdraive」(Trashmonk)。なんか、静かな曲ばかりで好みに合わず。NOIZEというコンピレーションアルバム。ギターノイズバンドが多いが、そうでもないバンドもあり、コンセプトがよく判らない。まあ、こんな日もあるさ。
雑文読み]の献身(13)
ところが、「M.R.ジェイムズ」の本自体が見つからないのです。神保町の古本屋で、初版本3000円というのを見つけましたが購入に踏み切れず。
「サーチャージ賛歌」/くだらな随想
サーチャージ。爵位をいつ授かったのか不明。チャージマン健!の祖先と推定される。電子マネーの利権にも深く関わっていると噂されている。
うなぎが美味しい地方に行く。確かに旨いが、タレが関東風なのがなあ。
雑文読み]の献身(12)
「私立海賊兵学校・休講の午前編」/くだらな随想
保健室というと身長を測る装置があって、壊れやすいので慎重に扱う必要がある。などと出張中なので駄洒落でごまかしてみる。
雑文読み]の献身(11)
「その境界線」/on cloud nine
放っておいたら、下の娘が腐女子になってしまいました。血は争えない。さて、自分が配偶者からどういう人だと思われているか、ちょっと考えてみましたが恐ろしくなってきたので止めました。なんで俺なんかと暮らしているんだろうか。不思議な人だ。
「さよならぼくの美少女よ」/くだらな随想
児童ポルノに限らず、ポルノの規制ってよく判らない。所持を禁止したとして、各人それぞれがポルノの元というか自分自身が裸であり、性器を所持しているのであるが、これは問題にならないのでしょうか。所持は問題ないとして、見せびらかすとそれはポルノ規制にひっかかるのでしょうか? それとも猥褻物陳列?
明日は出張なので更新はありません。雑文は積極的に探して回っているわけではありませんので、もしアレがアレでしたらアレですので申し訳ありません。
>ペンギンはいいですね。長崎のペンギン水族館に行ってみたい。どっちをとるか問題に関しては、結局最後に愛は勝つということでお茶を濁しておきます。ばしゃ、ばしゃ。
柴田元幸責任編集の雑誌、Monkey business3号が丸ごとサリンジャーの「ナイン・ストーリーズ」ということで買ってみる。文庫より活字が大きいと印象がすごく変わりますね。風呂につかりながら少しずつ読み進めています。
雑文読み]の献身(10)
「サイト進化論」/くだらな随想
mixiは、その魅力が良くわからなくて退会してしまいました。早まったかなあと思っています。でも雑文の中の人たちって、どこ行ってしまったんでしょうねえ。と、自分を棚に上げて言ってみる。上げる棚がなければ作ってみたりします。なに、棚が落ちた? おまえさん、ひょっとしてその棚に、なにか物を載せたりしたんじゃねえだろうな?
雑文読み]の献身(9)
「日記」/くだらな随想
なんか、大丈夫でしょうか。お大事に。ところで、バイオハザードは、あのリモコン操作が慣れなくて全然駄目です。1は序盤の犬を超えられなくて挫折。4は操作法が違うのでなんとかクリアできました。
雑文読み]の献身(8)
「はいぱーがーる(流産の章)」/くだらな随想
お、今までにない驚異的な速度で話が進展。"ライ"と述べる。わけですね。言葉狩りが過ぎると、アリスのチャンピオンとか、エアロビでコントをするお笑いコンビとか非常に困りますね。
雑文読み]の献身(7)
「きんぎょ注意報」/くだらな随想
金魚の白点病は、気温が下がるとまた再発したりするのでご注意ください。金魚が全滅してから、しばらく川ですくってきたメダカを飼っていたことがありますが(成長したらメダカではなかったことが判明しましたが)川魚は金魚よりも凶暴です。なにしろ狭い水槽で暴れるに飽き足らず、毎日一匹の割合で水槽から飛び出してミイラになっていきました。
ところで、金魚を飼うと鬱に良いというのは眉唾だと思います。飼っていた当時は、手を尽くしても次々と死んでいく金魚を目にして、陰鬱な気分になりました。まあ、諦めの境地に達することが出来ればいいのかも知れませんが。
雑文読み]の献身(6)
「私立海賊兵学校・皆殺しの天使編」/くだらな随想
話の引き出しが多くていいなあ。私の書いた続き物というと、針井探偵シリーズくらいですか。元ネタのハリー・ポッターが完結してしまったのでもう書けません。童謡誤解釈もマンネリだしなあ。
雑文読み]の献身(5)
「アルコール・ラブコール」/くだらな随想
私の場合、何故か酒を飲んでいい気分になる状態が楽しくない。いい気分というか、酒を飲むと脳の抑圧系が麻痺してなんだかよくわからない衝動が開放される様子が好きではない。多分、なんか精神に欠陥があるのではないかと思われる。酒を飲まない代わりに煙草が止められない。私と煙草とどっちを取るのと言われも煙草を止められませんでした。とられなかった方の人とは、今なぜか同じ家に住んでいますが。
雑文読み]の献身(4)
「はいぱーがーる(受胎の章)」/くだらな随想
このペースだと、一話完結するのにどれくらいかかるだろうか他人事ながら心配です。
雑文読み]の献身(3)
とりあえず苦情が来るまでは続けてみよう。
「阪神ファンが年に二度、気が狂うのは、なぜか」/くだらな随想
>年に二度、気が狂うのは
私も季節の変わり目、春と丁度今頃毎年気が狂います。体調も最悪になります。去年は真っ黒なうんこが出ました。今回は背中から二の腕にかけて激痛が走っています。わたしはプロ野球についての情報は下条さんのサイトからしか得ていないので、阪神は今年は10勝78敗くらいかと思っていました。なんだ、優勝争いに絡んでいるではないですか。
「本当の意味は」/大西科学
>いいケツをしている
なんて躾の良い子、いいケツしてんな。(回文)。いや、そんなアリバイを作らなくても良いじゃないですか。ところで、とつぜんその意味がわかるようになるという感覚は、中学くらいまでは沢山あったような気がしますが、最近はとんとさっぱりです。
山岡「やれやれ、こんなケツをいいと言っているようじゃ、ほんとに嫁の機嫌が直るかどうか怪しいもんだ」
半茶「な、何だあんたは!せっかく嫁を褒めているのに…」
山岡「明日もう一度ここに来てください。こんな子供を三人産んだようなケツより、ずっといいケツをご覧に入れますよ」
半茶嫁「……殺!」
雑文読み]の献身(2)
「ある男がお墓のそばに住んでいました」/くだらな随想
>ある男がお墓のそばに住んでいました確率は、どうなるでしょうか。
これは難しい。実際のところ、お寺の住職または教会の牧師が存在する限り、ある男が、お寺のそばに"住んでいる"確率は1。お寺の住職がこの世に存在したことがあるから、"住んでいた"確率は未来永劫1である。
では、この問題の条件下ではどうでしょう。
>その生物が3代、すなわち3回の交配を行った結果として、
えっと、この生物の存在可能性を検討し始めると、SFが一冊書けるので省略して、存在を否定するのはいわゆる悪魔の証明だから非常に難しい。その生物が単生殖する場合は交配できないですね。また、最初に1個体だと、これまた交配できないですね。遺伝情報の伝達媒体に三種の異なる遺伝子が必要であることが推測できますから、交配に3以上の個体が必要である可能性が高いことも考慮しなければなりません。なんか難しい条件です。面倒くさいので、ここは王様の言うとおり、この前提条件が誤りであるとしましょう。すると論理学上、前提条件が誤りの場合、その後に続く結果はどのようなものであっても、全体は正になります。したがって、確率は1となります。
ここで、王様は異なる採決を下しますから、ここから導き出される結論は、このお話で描かれている世界は、我々が住む世界と異なる論理が原理となっているいわゆる非Aの世界であることがわかりますので、イッシャーの武器店を探しに行くのが吉でしょう。
ところで、探してみたけれども「M.R.ジェイムス傑作集」ってどこの本屋にもありません。
雑文読み]の献身(1)
「魔の13」/くだらな随想
>今回はネタ決めなしだ!
私は、縛りがないと書けないのでございます。好きなことを好きなように書こうとすると、"死にたい"一言で終わってしまうのです。誰か御題を出してくれないか。
明日から仕事と思うと(略)そうは言っても、休んでないし、ぶつぶつ。気を紛らわすため、久しぶりに新刊ノベルスを購入。読後、ぽかーん。最後に明かされる大きな謎と、殺人事件が全然無関係。はあ。本格ミステリにする必要があったのかなあ。それとも俺の読み方が悪かったのかな。
蒟蒻ゼリーを喉に詰める事故が多発ということで、法規制の動きだそうだ。法で規制するというと、硬さとか形を制限するという方向だろうか。国が蒟蒻の形を決めるのか。「蒟蒻の形」と「この国のかたち」は響きが似ている。ということで司馬遼太郎の文体でと思ったが、私は読んだことがないので書けません。万が一、喉に詰めても窒息しないように蒟蒻ゼリーの真ん中に穴を開けておく方向だろうか。この蒟蒻の中心は空虚が占めている。と書くとなんか日本論らしくてもっともらしい。「国家の品格」を早口で言うと「蒟蒻」になるというのは、いくらなんでも苦しいか。
リアルタイムでは全然聴いていなかったXTCを聴き始める。どうも音楽性が高いと評判の後期より、なんかピコピコしている初期の方が気に入る。でも初期のCDはなかなか見つからない。あと、なんか安かったモンキーズのベストを買ってみて曲の良さに驚く。オーディションで集められたアイドルバンドとは思えない。ここらへんがアメリカの底力なのかな。
某所と某所で褒められていた「密猟者たち」トム・フランクリン。そんなに良いならと、積読タワーから掘り起こして読んでみる。アメリカ南部の自然・田舎・旧弊・閉塞感に満ちた傑作かも。特に「序」のオチと表題作は素晴らしい。しかし、登場人物の視線が一人残らず「生」の方向に向いているのが趣味に合わない。唯一共感できるのが、表題作に出てくる三兄弟の親父。出てくるときには既に死んでいるが。
アタシ
国境のトンネル
長さ?
9,702m
まあ、今年で
開通67年
列車?
普通に抜ける
てか、抜けないわけないじゃん
みたいな
抜けたら
夜の底が白くなる
てか
アタシが
コントラスト
あげてる
みたいな
>どうもありがとうございます。
>日付はうっかりミスです。というか、日付通りに書くことは滅多にないのでこういうことが起ります。
川走
アタシ
フィネガン
歳?
屋根から落ちて
享年
まぁ今年
通夜で
生き返るイブ?
まぁ
当たり前に
アダム
てか
礼拝亭をすぎない訳ないじゃん
みたいな
彼氏は く寝る
岸辺を巡り路
てか
輪ん曲する湾へ
アタシが度失せぬ
今もその周縁円と
媚行するホース城
みたいな
アタシ
ザムザ
虫
歳?
23
まあ、今年で24
キチン質の外骨格と体節?
まあ、当たり前に
ある
というか
ない訳ないし。
妹は
普通
てか
アタシが
死んで
家族旅行
みたいな
>卵や野菜を市場で売り、その対価にて糸と麻を購入したに違いないということでございませうか。そのお話がほんにまことのお話でございましたら、恐ろしい真相が現れ出るのでございます。賢明な皆様方は、既に気がつかれていると存じ上げますが、この一週間の歌につきましては、歌い手はニワトリを育てたり、野菜を育てたり、らじばんだり、という仕事をしておりません。(これが私の一週間の仕事ですと歌っている以上、歌われていない仕事はしていないに違いありませぬ。)では、これらの仕事を行ったのは誰なのでしょう。そして、この歌にうたわれないのでせうか。彼(彼女)の行方が気になるのでございます。
>ロシアの風呂はサウナなので、温度が上昇するのに時間がかかり、結果的に次の日に風呂を使用することになるということでせうか。このお話がまことでございましたら、さらに恐ろしい真相が現れ出ることわりにございます。ロシアの風呂は家の外に設置された蒸し風呂小屋であることが多いのですが、検索によりますると、(http://park15.wakwak.com/~eurasia/salon/58salon.html)風呂小屋はイコンが設置されないため悪霊が取り付きやすく、普通の人は暗くなってからは寄り付かないということでございます。迷信深いことでございます。歌い手は二日間にわたって風呂を炊いているわけでございますから、必然的に夜中に悪霊がいる小屋に(火が消えないように)何度も何度も薪をくべに行くと称して繰り返し赴いたに違いありません。なぜわんざわんざ、そげなことせはさるのでせうか。
>ここで、前項の行方不明者のことを考え合わせれば、ああ、なんといふことでせう。ああ、恐ろしい。すなわち、この家に住んでいた人を殺害し、死体を風呂小屋に隠したのに違いありませぬ。夜の風呂小屋には悪霊が取り付きやすいとの迷信から、近所の人も寄り付かなく、人目を避けるのに好都合でございます。月曜日に死体をサウナにいれ乾燥させることによりミイラ化したに違いありませぬ。そして火曜日に風呂に入ると称して死体の処理。水・木に訪れる友人とは、事後処理班。
金・土は何もしない。なぜなら、無事、この家の財産を簒奪することができたからでございます。
仕事が忙しくて8月中に取得できなかった夏期休暇ですが、秋風が吹き始めた頃にやっと取ることが出来ました。夏休みというのに、ちっとも心が休まらないのは何故だろう?
……それは、きっと夏休みというのに出社して仕事しているからだよ。
で、結局一冊も読めず、今に至る。
日曜日に一羽に刑事け? いと 遠浅 狩ってきた
獲物は一人、ついでに警察官か? 大変に遠浅な砂浜で始末した
月曜日にお風呂をたいて
風呂場ごと放火して始末した
火曜日に おプロに入り
功績が認められてプロの殺し屋シンジケートに入会が認められる
水曜日に友達が来て
早速の依頼
木曜日に送っていった
あの世にな!
金曜日は いと 遠巻き 燃やせず
野次馬が群がっていたので、ターゲットを遠くから見ただけ。放火もできず
土曜日は おシャベルばかり
一日中、墓穴を掘って死体を始末した
恋人よこれが私の一週間の仕事です
テュリャテュリャテュリャテュリャテュリャテュリャリャ
テュリャテュリャテュリャテュリャリャリャー
やっぱりロシアンマフィアの歌である。
「ビューティ・キラー1 獲物」チェルシー ケイン ヴィレッジブックス(文庫)
シリアルキラーに捕らえられた主人公が拷問される最初の章で、あまりの痛さに耐えられず挫折中。もしもシリーズ:レクター博士が女性だったら。ということは判るが、体調を整えてから再挑戦する予定。
「チャイルド44」T.R.スミス 新潮文庫
シリアルキラーは資本主義の賜物であり、社会主義国家であるソ連には存在しない。したがって、シリアルキラーが自由に殺しまわって捕まることがない。非常に面白そうなのだが、最初の章の飢饉の村の描写の絶望っぷりにめげて挫折中。体調を整えてから再挑戦する予定。このタイトルって「キャッチ22」と関係あるのかな? 2倍だけど。
どうしたハヤカワ
珍しいことだが、なぜか早川書房が非常に気合を入れているので買出しに出かける。「七番目の仮説」ポール・アルテ。「宇宙飛行士ピクルス物語」レム。「見えないグリーン」ジョン・スラディック。「ディファレンス・エンジン」ギブスン&スターリング。「天の光はすべて星」ブラウン。あと、「ゴーリキー・パーク」と「闇の公使」と「シャドー81」と「ヒルダよ眠れ」と「時計仕掛けのオレンジ(完全版)」は悩んだ末見送り。勢いがついたので、以下のものも購入「20世紀の幽霊たち」ジョー・ヒル 小学館文庫。「ラ・マンチャス通信」 平山瑞穂 角川文庫。「ライト」ジョン・ハリスン 国書刊行会。
※更新頻度を抑えることで消費電力の低減を目指した環境廃墟型サイトです。
「チーム バチスタの栄光」のDVDを家族が見ていたので後ろから眺める。患者役の山口良一がすばらしい。シーナ アンド ロケッツの名曲「レモンティー」をフォーク調に歌い上げる。そして死ぬ。サントラ買いに行こうかな。映画の残りの部分は(いい出来だと思ったけど)、もうどうでもいいや。
「自虐の詩」なんか、家庭内阿部寛ブームらしい。これは単純に原作の方がよかった。実写だとどうも押し付けがましく感じてしまう。
「死神の精度」スチール写真のイメージから、主演は豊川悦司だと思い込んでいて、見始めると金城武だったのでびっくり。死神のとぼけた感じを好演。でもやっぱり大根。原作を上手い具合に切って貼ってまとめています。原作を読んだ時にはラストシーンは映画的だなあと思ったのですが、実際に映画になってみるとちょっと物足りない。イベントが足りないのかな。
ヘミングウエイをちゃんと読んだことがなかったので、新潮文庫の全短編集2というのを買ってみる。うへえ、ノーベル賞作家をなめてはいけないということがよく判りました。最初の「嵐のあとで」で脱帽。そのままパクってしまいたいくらいの完成度。(これって褒めてるのか?) こんな繊細な感性の持ち主が、"男のイメージ"を演じ続けていたわけだから、そりゃいつかは猟銃自殺しちゃうよね。
Drum'n'Bass for Papa/Plug 1997年6月発売 CD
手品用チャイナリングを手にした怪しげな中国人のジャケットにひかれて購入。ピッチを高くした早いリズムと重低音で構成されたドラムンベース。小室哲哉が一時期力を入れていたジャングルと違いがよくわからない。予想に反してすごーく暗い曲想で気にいってしまう。くらーい曲想の中、無駄に流れる激しいリズムが良い。
筒井康隆が73歳にしてライトノベル作家という話を聞いたので、「ビアンカ・オーバー スタディ」が掲載されている「ファウスト」を買いに行く。間違えて「メフィスト」を買いそうになる。掲載されてないなあ。締め切りに間に合わなかったか。あれ? なにこの厚い雑誌。レンガなの? ということで無事ゲット。目次が見つからず、「ビアンカ・オーバー スタディ」を見つけるのに苦労する。
ビアンカ・オーバースタディは、生物部所属の美少女部員が部活動の一環として精子の研究をする話。というわけで、いきなり美少女。さらにエロ。ドエロ。で、いきなりSF。伏線とかないのかい(突っ込み)。で、いきなりポエム。これ、どうやって話の収拾をつけるのだろう。最近のライトノベルって大西科学くらいしか読んでないので、ビアンカ・オーバー スタディがライトノベルの範疇に該当するのかよくわからない。郵性省方向にいくのだろうか、それともサルモレナ星方向にいくのだろうか。ひょっとして虚人たち方面にいってくれれば面白いのだが。(性的な意味で。)
では、正解はこちら。
32×32のアイコンは、そろそろ眼につらい年頃となりました。
意味もなくブリ。前回のときは回答が早すぎるとの意見がございましたので、回答は明日にしませう。
「被害者は誰?」 貫井徳郎
被害者を探す話と、目撃者を探す話と、探偵を探す話と、名探偵を探す話でお送りいたします。探偵とワトソン役のキャラクターに魅力がないので読み進めるのに苦労する。メタ謎は作者対読者の構造があらわになるというところが、どうも私は駄目みたい。
「ウルチモ・トルッコ 犯人はあなただ!」 深水黎一郎
しまった、またメタ謎だ。「犯人は読者」というトリックを成立させるためだけの本。ポイントは、いかにして小説内現実を、この現実につなげるかという点。いかにして読者に殺人を犯させるかという点。トリック以外になにもない小説だから、トリックのネタバレを避けると何も書くことがない。二番目のポイントを成立させるためには、小説世界に感情移入させなければならないのだがなあ。そうすると三倍の長さが必要だしなあ。本格ミステリは難しいね。
昨日に引き続き、m.c.半茶です。さて、出るわけないと思っていた正解が一発で出てしまいました。どうしましょう。
それでは気を取り直して第一ヒントです。
さらに第二ヒントです。
おひさしぶり、m.c.半茶です。さて、ここで問題です。次に出てくる絵はなんでしょう?
>最近、家族にこのサイトの存在がばれたらしく、ひそひそと背後から"はんちゃ"という声が聞こえてきます。ヘミングウェイは短編集くらいしか読んでいませんが、ハードボイルドの元祖くらいに考えれば良いのではないでしょうか。
蒸すなあ。まるで水中に居るようである。こう蒸しては、面白い話も思いつくはずもないではないか。
暑い。こう暑くては何もカンガルーことができない。
うちの奥さんの知り合いに奥という苗字の人がいるというので、その奥さんの奥さんは奥さんで、旦那さんも奥さんだね、と横田順彌のようなことを言ってみたら、その人は独身だそうだ。さて、奥という字は何回出てきたでしょうか?
「サイ男の恐怖」
満月の夜にサイに変身する。
サイ男に噛まれた者はサイ男になる。
でも草食だから人を噛まない。
図体はでかいが、時速50kmで走ることが出来る。
火を見ると尿で消す習性がある。
角は工芸品や漢方薬として珍重され乱獲の対象となっている。
銀の弾丸で撃たれると、サイ男でなくても死ぬ
思わず「撃たないでくだサイ」などと口走り、かえって撃たれる。
死ぬとサイの河原に出現する。
「死神の精度」伊坂幸太郎
死の運命が妥当か調査する死神が主人公の連作短編集。よく出来た短編ばかりなのだけれど、どうも倫理観の押し付けに辟易する。"こうあるべき"というのは、"こう"の中身よりも"べき"が暴走してしまうものである。悪気が無いところがまた嫌になる。水でも撒いて近くに寄らないようにしないといけない。しかし、よく出来た短編ばかりなので、読まずにいるのも惜しい。
神戸〜穿いてどうなるのか〜捨てられたわが身が〜
こう暑くっちゃ仕事にならないので、外回りから帰ってくるついでにミニアイスを買ってきて周りの人に配る。汗が止まらないので麦茶など飲む。本当は冷房の効いた店で冷えたミツマメなど食べたいものだ。でもメタボなので自分で買ってきたアイスも食べないし、ミツマメも食べに行かない。
アンパンマンは首から上をすげ替えても意識が継承されるということから、脳は首から上にはないものと思われる。すると水素と酸素が結合すると全く違う性質の水ができるようなものだろうか。この場合、アンパンマンは水である。H2とかO2が存在することから類推すると、体だけ二つくっついた身体2とか二つの首がくっついた首2が存在する可能性がある。
このアイコンって著作権あるのかな。最近のマックには全く触っていないので、たまに見かけても操作法がわからない。小さくてモノクロできびきびしていて気が利いているOSって、この世に存在してはいけないのだろうか。
「薪の結婚」ジョナサン・キャロル
ハーレクイン的と言うか、江國香織的というか、半エモーショナルな世界にどっぷり浸かるイントロダクションから、突然に超自然的なことが発生し、好ましい顔のまま牙をむく。いつもながらのジョナサン・キャロル。物語にこれだけ引きずり回されれば、何処に連れ去られても文句は言えない。しかし他の作家が書けば確実に壁本になる内容をちゃんと読ませるというのは、たいしたものである。
稲妻は見えないが、空全体が光るような稲光のなか、天変地異の前触れ"かも"と、おびえながら帰宅。暑さでバテたので、「蒸気駆動の少年」ジョン・スラディックの読書は先送り。
「スラディック言語遊戯短編集」ジョン・スラディック
なんかスラディックがマイブーム。言語だけに椅(よ)って、現実に寄り掛からない小説だけの世界。現実からの逃避。というか現実への逃避を戒める本。
「遊星よりの昆虫軍X」ジョン・スラディック
原題「Bug」。プログラムのバグとゴキブリと人生にぽっかり開いた穴を指しているようです。本書には遊星も昆虫軍もXも出てきません。イギリス人作家が職を求めてニューヨークに来たものの、出版のあてが外れ、妻にも逃げられ、テクニカルライターのバイトにありついたと思ったら。というお話。駄洒落がメインテーマのドタバタ話なのですが、結局のところイギリス系の陰鬱な話。タイトルとイラストに騙された。嫌いじゃないけど。結局のところハリウッド的なハッピーエンドにならず、かといって全てを爆破する爽快な話にもならず。でも嫌いじゃない。
「生首に聞いてみろ」法月綸太郎
三分の一くらい読んだところで、タイトルは「なめくじに聞いてみろ」(都筑道夫)の駄洒落ということに気がつく。でも、内容は関係ない(と、思う、多分)。彫像の首が切り取られ持ち去られた事件が、トリックを形成する過程を成立させるために、結局のところ探偵が失敗をし続けるところが興味深い。本格トリックと娯楽小説の爽快感を天秤にかけて、結局前者をとったいさぎよさが読みどころでしょうか。でも、探偵が東京を歩き回るというだけでも、書き方一つで面白くなりそうな気がするんだがなあ。(たとえば、得体の知れない不安感をかもし出すとか)