[Before]  [Top]  [Next]

半茶日記

080727

積んでいたら、また片付けられた。

しらみつぶしの時計 法月綸太郎 祥伝社

 本格ミステリ(奇妙な味系)短編集。真面目すぎるのが法月綸太郎の欠点のような気がした。もうすこしホラをふいたり、いい加減だった方がよくないか。都筑道夫氏のパスティーシュは本家より楽しめた。ということは、つくづく私って本格ミステリの人間じゃないんだなあ。

フリーランチの時代 小川一水 早川文庫

 ストレートにSFコアなアイディアを読者にぶつける作風は胃にもたれる。私が年をとったせいだろうか。表題作は、人間の定義の再考を迫るセンスオブワンダーに満ちているが、あっさり終わらせるのがイマドキなんだろうか。なんか物足りない。

象の消滅 村上春樹

 海外版短編集の構成で出してみました。さすがに再読に耐える作品ばかりです。しかしながら、どうしてこんなに判りにくい作家がこんなに売れるんだろうなあ。

メドゥサ、鏡をごらん 井上夢人

 怖いといえば怖いけどさ。

iTunesに3000曲くらい入っている程度だと、自分の好みの曲ばかりのループになってつまらないので、なんかないかと開拓中。主にBookOffの安売りコーナーで物色中。

高野寛 「Cue」「Better than New」ごめん、趣味に合わなかった。ギタリストでボーカリストという(私にとっての)マイナスカードを二枚あわせると、掛け算でプラスにならないかと思ったが、足し算になったみたい。

Deee-Lite ダンス系おされバンド。「Infinity within」「World Clique」サンプリングを駆使したDJ系の曲は、当時は聴けなかったのだが、結構面白くきけるようになった。年をとって丸くなったせいであろう。

Cubic U「Precious」 まあ、アメリカで売れなかったのもわかるような気がする。どうってことないボーカリストの、どうってことないアルバムに聞こえる。

SEX Pistols 「ザ・グレイト・ロックンロール・スウィンドル」

同名映画のサントラ盤。映画は未見。イギリス的ユーモアに満ちている。パンクってイギリス的ユーモアなのかなあ。ジョニー・B・グッドのカバーが特に良い。モンティ・パイソンのスケッチかと思ったよ。

マリリン・マンソン 「Lest We Forget」マソソソ・マソソソはファーストアルバムが最高傑作という噂を聞いて買いに行くが置いてなかったのでベスト版を購入。元気があっていいね、マソリン・マンンン。こういうウルサイ系のバンドの人って基本的に真面目なんだろうなあ。

Towa Tei 「Future listening!」「Future Recall」「Future Recall2」

なんか音楽に対する身も蓋もない愛があふれていて、いいわ。 でも「Sound Museum」は、なんか気取っていて「身も蓋もなさ」が見当たらなくて物足りない。

プリンス「バットマン」何を目指しているのか判らない曲想が面白い。

The Art of Noise 「(Who's Afraid of)The Art of Noise」

サンプリングミュージックの金字塔。聞き飽きた曲ばかりだけども、原点に返る意味で再聴。やっぱりいいわ。何か大事なものをなおざりにしている感とか。

Art of Noise「the seduction of claude debussy」

大事なものをなおざりにすることを恐れるようになると、退屈になる。

The Chemical Brothers「Dig Your Own Hole」「Come with Us」「Surrender」

やっぱりテクノはいいね。素材感溢れる「Dig Your Own Hole」が特にいいわ。

Pupa 「Floating pupa」

メンバーがすごいね。高橋幸宏、原田知世、高野寛、高田漣、堀江博久、権藤知彦 高橋幸宏のソロアルバムでは、順にエレクトロニカ濃度が高い曲→センチメンタル濃度が高い曲という並びで両方のファンを納得させたが、本バンドでは、メンバーの個性による種々の感傷を取り揃えることで飽きないつくりになっている。

080706

>で、金魚の白点病をテーマに雑文かいていたら気持ち悪くなってきたので没。

生存記録代わりの購入記録。

積んでいたら片付けられちゃったので何を買ったかあやふや。

ボルヘスと不死のオランウータン ルイス・フェリッシモ・ウエリッシモ 扶桑文庫 屁理屈と幻想が展開されていてなかなか好ましいのだが、まだ途中なので評価は保留中。 → 結局のところ何が謎だかすらよくわからないドン・イシグロ・パロディ(ボルヘス)の域に到達できず。本家を超える意気込み無ければファンである意味なし。

幻のハリウッド デイビッド・アンブローズ 創元推理文庫 以前購入したような気もするが確信を持てない。 → ハリウッドが統一テーマでなければ、奇妙な味として受け入れられたろうに。逆に損している気がする。モンローが悪夢的状況に巻き込まれる話と、虚構の存在につけ狙われる話の急転直下のオチが面白かった。

a tribute to Japan:Life in Tokyo "Japan"というバンドへのトリビュートアルバム。カバー元より普通になってどうするという曲が多いなあ。ストレートなハードロックにしてしまったKyo & Alien's Stripperと、本家よりさらに変態度を増した土屋雅己がお勧め。

Fallen Evanescence CDジャケットが、(多分ボーカルの人の)顔のアップがずっと気になっていたのだがやっと購入。派手なギターと時々オーケストラと女性ボーカルで、ハリウッドアクション映画のエンディングでバーンと流れる感じの曲。ボーカルも演奏も普通に上手いのはいいのだが、曲のコンセプトに反して、変な部分、妙なところが見当たらない。なんかプロデューサーからやらされている感じがして のめり込めない。

食物連鎖 中谷美紀 坂本龍一プロデュースということで購入。最初のアルバムになるのかな。今後の暴走っぷりの助走という感じです。

The Return of video game music NAMCO

NEW Jaoanese School / Rahmens ネタ自体はネットで見たり聴けたりするけど、とりあえず確保。

Strange Flowers Vol.1 スケッチショーの1曲のためだけに購入するのをためらっていたら店頭から消えたので、急いで確保。

The 80' 2 Mr.Roboto/StyxとChina Girl/David Bowieだけでも元をとれたような気がする。

Rhythm Chemistry Sandii & The Sunsetz リズムが延々と続く"Kemisry Dub"が良かった。

ギミックス Fairchild アイドル仕事。

080608

 TVで有頂天ホテルをやっていたので見る。三谷監督の脚本は、考えて考えて書いているというのがよくわかる。だからかえって、見る側が映画に一旦乗り損ねると単なるギャグの見本市になってしまう。松たか子のキレるシーンとかよかったけどなあ。説教シーンは、あんなわかりにくいギャグをクライマックスにもってくる勇気を褒めるべきなのでしょうか。代議士役は、佐藤浩一ではなくて、もっと軽い演技が出来る人のほうがよかったような。あひるも西田敏行も伊藤四郎ももっとギャグ寄りにしたほうが。ホテル探偵こそ佐藤浩一の役だろうに。

 とか思いつつ、チャンネルを回してみるとエヴァンゲリオンで綾波が使途を道連れに自爆。眺めつつ全く感情移入できない自分に驚く。なんか、感情破綻した青少年達が叫び合っているなあ。ザッピングしていると別のアニメがやっている。またもや、感情破綻した青少年達が叫び合っているなあ。さらに別のアニメ。やっぱり感情破綻した(以下略)。感情が枯れている状態なのでとても正視できない。じじい向けの静かなアニメとか無いのかね。

で、生存記録代わりの購入記録。

栞と紙魚子の百物語 諸星大二郎 あれ、もう連載終了したとばかり……で、確保。

カスミ伝 全 唐沢なをき (文庫版 エンターブレイン) 文庫版が出ていたのでお布施代わりに確保。

小説以外 恩田陸 小説も読めないので小説以外なら読めるかもと確保。

プリズン・ストーリーズ ジェフリー・アーチャー この作者、短編上手かったよなあという記憶に従い確保。

モンティニーの狼男爵 佐藤亜紀 とりあえず確保

エニグマ奇襲指令 マイケル・バー=ゾウハー 戦争冒険小説の傑作と書いてあったので確保。

カフカ傑作短編集 福武文庫持ってたっけ、よく覚えていないので確保。

フラニーとゾーイー サリンジャー 先にナインストーリーズをかたずけなきゃと思いつつ確保。

二十一の短編 グリーン 短編好きなもので。

とりあえず一冊も読めず。

ザ・ベスト・オブ・セックスピストルズ GreenDayを聴いてパンクがよくわからなくなったので、パンクロックの元祖(だよね)を聴いてみようと購入。予想よりちゃんと演奏しているので拍子抜け。聞くに堪えない騒音かとおもったら、そんなこともなくちゃんと曲になっている。とすると(私の認識が間違っていたということで、私の頭の中の)パンクの存在意義について考え直す必要があるような気がする(性的な意味で)。

080531

 なんだか寝たくない。典型的な鬱の症状ですね。わかります。

 寝たくないので、とりあえず手持ちのキリンジのCDを3枚ほどiPod nanoに突っ込んでみる。そろそろ容量がきつくなって来たので曲を削除したりビットレートを落として再エンコードしてみたり。容量が大きい物に乗り換えようかな。エンコード中、あいかわらず書くことも無いので購入履歴でも。

「The 80's」 80年代ヒット曲コンピレーションCD。洋楽はそんな聴きこんでいないのだが、流石に知っている曲ばかり。わあ、懐かしいわあ。

「Insomniac」 Green day ウイッキペディアで、一番暗いCDと書いてあったので購入。パンクだからそんな暗くなかった。歌詞がわかれば判断も異なるかもしれないのだが。

「廃墟ホテル」ディビィッド・マレル パラパラとめくってみて、広場恐怖症の男が砂浜で自殺していたとか面白そうなエピソードが引っかかってきたので購入。長編もいいけど、この人の短編集、もっと文庫で出ないかなあ。

「バベル塔」若竹七海 ホラー短編集と書いてあったので購入。

「KAFKA迷宮の悪夢」 F・リヴィエール 映画のノベライズらしい。地雷かも、と思いつつ購入。

「純粋理性批判殺人事件(上・下)」マイケル・グレゴリオ なくなる前に確保。

「gift」古川日出男 なんとなく購入。

今週は一冊も読めず。

080525

特に書くことがないや。というわけで現実の方面に逃避していました。マジで書くこと無いので二週間分の購入履歴でも。

「ベルカ、吠えないのか?」 古川 日出男 犬で描く戦後史。世界を爆破するために導火線を引き回しているうちに、そっちの方が面白くなって爆破を忘れてしまった小説。この手法が正解なのかもしれないけど。

「正直じゃいけん」町田康 なんかまるっきり(狭い意味の)雑文だなあ。現実からゆらりと浮遊する瞬間がある小説のほうがいいな。

「木曜日だった男」チェスタトン。苦労して創元推理文庫を探し出したら、光文社古典文庫で新訳が出たので確保。数ページで挫折中。

(以下、積読)「男もの女もの」丸谷才一。時々この人のエッセイを読みたくなる。「幽霊たち」オースター。再読用に確保。「無関係な死・時の崖」安部公房。小学校の時に読んだっきりだったので確保。「復讐はお好き?」ハイアセン 読もうと思いつつ書店から消える。久しぶりに見かけたので確保。「毒入りチョコレート事件」バークリー。推理合戦ということで、なんかの参考になるかと確保。「伝道の書に捧げる薔薇」ゼラズニィ。SF成分補充のため。「ロウフィールド館の惨劇」レンデル。なぜかやたらと古本屋で見かけるのでゲット。「カーテンが降りて」レンデル。短編集好きなので。あ、二冊買ってる。「女ともだち」レンデル。短編集好きなので。「笑う月」安部公房・睡眠誘導術を最初に読んだ時の衝撃を思い出したくてゲット。「作家小説」有栖川有栖。なんとなくタイトルに惹かれて。「夏への扉(ルビ訳)」ハインライン。英語の勉強になるかなと思って(当然まだ積んだままである。)「理由あって冬に出る」似島鶏。なんか学園ものらしいという所に惹かれて。「ホフマン短編集」ホフマン。なんか勘違いして買ったらしい。「薪の結婚」キャロル。キャロルの新刊は購入義務があるので購入。「花の木登り教会」ハンソン。ずっと探していたのに105円。

で、結局二週間で二冊しか読んでいないので積読タワーは成長する一方である。

出先に紀伊国屋があったので寄ってみたら、輸入CDのワゴンがあった。「Michael JacksonのNumber Ones」と「Green dayのInternational superhits!」を購入。マイケルジャクソンは、なんか懐かしいなあ。グリーンデイは、ポリシックスのYoutube映像にGreenday?とコメントがついていた程度の予備知識で購入。勢いのあるスリーピースロックバンドで、好ましい。え、これパンクなの? パンクってステージ上で全裸になったり鶏を殺したり豚の生き血を客席にばら撒いたりギター燃やしたり自慰行為をしてみたりして、通常の音楽演奏によるものとはまた違ったエモーションを引き出す手法と思っていたのだが、私の勘違いですか。なかなか良かったので「爆発ライブ」「爆発ライブ2」を購入。パンクバンドなのにスタジオとライブであまり変わらないというのも趣がある。

「ヌーベルバーグ」ムーンライダーズ 初期のLP再発してくれないので、小まめに中古CD屋をチェックしないといけない。買ったは良いが、歌詞が"あの頃の恥ずかしい自分"を直撃するので辛すぎてまともに聴けない。

「MIKI」「Cure」中谷美紀 坂本龍一プロデュースだったなあと思い出してゲット。とりあえずiPodに放り込んであるが、ランダム再生のためなかなかめぐり合えない。

080511

>知り合いに陽子さんと光子さんと素子さんがいますが、電子さんと素粒子さんと中性子さんはいません。といいますか、"子"がつく名前は最近少なくなってきたみたいですね。

 母の日ということに夕方気がついたので、慌ててカーネンションを買いに行く。黄色の鉢植えが売れ残っていたので買う。子供に渡して、子供からということで家内へ。娘いわく、黄色いカーネーションの花言葉は"嫉妬"だよ。まあ、いいか。

 いなくなってしまえばいいのに。という呪いが効力を発揮して、出世して私の目の前から消えてしまった元上司が、呪いの効力が切れたためか一緒に仕事するはめになってしまった。懸念されたとおり、情報を渡さない、判断できない、指示できないという能無し三原則は断固保持されており困った困った。はやくもっと昇進して私の手の届かない人になってもらいたいものだ。

また、中古CDを仕入れてくる。

「クローバー」「I could be free」原田知世
 トーレ・ヨハンソン プロデュースってどういう感じか知りたくて購入。尖ったところが無いところが逆に尖った感じで面白い。だけどボーカリストの才能と技術が問われるところが怖い。「クローバー」は前半はトーレ・ヨハンソン、後半は鈴木慶一プロデュースという変則なCD。とりあえず「クローバー」の後半だけiPodに入れてみる。

「Dangerous And Moving 」t.A.T.u.
 セカンドアルバム出てたんだ。ということでゲット。耳に痛い高音とハイティーン特有の焦燥感が消えて、結局普通の女性アーティストになってしまいました。出産後、地道に頑張っているらしいですね。

「銀河鉄道の夜」 細野晴臣
 細野さんのアンビエントはとりあえず繰り返して聴かないと良さが判りにくいので、これから聴き込む予定。

「RUN After You」高橋幸宏
1998年のライブアルバム。こんなCDが出ていたとは知りませんでした。東芝EMI時代の日本語歌詞の曲は敬遠しているので、このライブの曲も半分はスキップしてみる。Pulseの曲も入っているからその頃のライブなのかな。

基本的にクラシックって気取っていて面白みに欠けると思い込んでいるので、積極的に聴いたりしてない。英語の勉強になるかなということで通勤時にVOICE of AMERICAのPodcastを聴いているというか聞き流しているのだが、先日の記事はバイオリニストのIsaac Sternの話。後半にユーモレスク/ドヴォルザークの演奏が流れるのだが、私でも知っている有名な曲というのに、不覚にも感動してしまった。なんだろうなあ、この表現力。クラシック演奏家恐るべし。

080505

>「存在しない三つのURL」というのは、なんか推理小説のタイトルみたいですね。ひょっとしてこの御題で雑文を書きなさいという謎掛けなのかな。
 じゃあ、メールで「存在しない三つのURL」を送りつけ、仕事中にアクセスさせて会社のサーバーにアクセス記録を残させる。その後おもむろにアダルトサイトを立ち上げて、仕事中にアダルトサイトを閲覧したように見せかけて退職に追い込むというトリックというのはどうでしょうか。サラリーマン探偵、第二話くらいの話かな。

六人目が便乗して、天球と理解 雑文祭を開催する。

 天動説からすると夜空に輝く星は、天球にはりついた電球と同価値である。この場合、星の寿命が来て輝きが消えた場合、取り替える必要が発生する。この際、総務省の要請に従い消費電力がより少ない電球型蛍光灯に取り替える方が望ましい。さてどうやって寿命が尽きた星を取り外すのがよいか。当面の方法として竿竹を振り回すことは避けたい。せめて屋根に上ってから竿竹を使うべきである。むやみに振り回すと電球にあたってガラスの破片が飛び散ってすこぶる危険である。細心の注意をもって竹を取り扱うことが望ましい。

 実戦に望む前に、家の電球で練習してみよう。ところが見回してみると我が家には電球はほとんど無く、蛍光灯である。探してみると風呂場と廊下しかない。風呂場の電球は、家族が入浴中であることから却下。廊下はなぜかやたらと天井が高いので椅子を使っても届かない。即ち電球の交換は出来ないことは明らかである。

 以上の調査結果から、空に輝く星が天球に張り付いた電球であるという仮説から出発したところ矛盾が生じることが示された。したがって諸君におかれても、地動説が正しいことが理解されたことと思う。

 このように論理展開していれば、教会側も納得せざるを得ず、ガリレオ・ガリレイも頭を下げずにすんだであろうに。

 納得できない教会側の強硬派は、むりやり電球を竿竹で はめ直そうとするのだろうか。たとえ竹で電球を挟むことが出来ても、電球を回してソケットから外すのは困難に違いない。竹を回しても回しても空回りして、電球は一向に外れない。時間切れとなり諦めざるを得なくなった教会強硬派は、悔し紛れに呟く。

 それでも竹(ちく)は回っている。

080504

>梅雨前線 って"バイオ"(ハザード)で"善戦"しているって意味ですね。わかります。

 ブックオフで、ゴールデンウイーク105円ワゴンセールをやっていたのでCDをあさる。

「t.A.T.u」の「時速200kmで逆走」。プロデュースがトレバー・ホーンということで曲は悪くない。歌も下手じゃない。刹那的な年頃の疾走感というか焦燥感が良く表現されています。でも高音が耳にささって聴くのがつらい。耳が丈夫な人にお勧め。

「Puffy」の「JetCD」と「フィーバーフィーバー」。女性デュオユニゾンに惹かれることを再確認。いい曲多いわあ。ついでにデビューアルバムの「ami yumi」も購入。これはデビュー曲"アジアの純真"だけかな。

次の日、ワゴンの勢いで通常の棚をあさる。

「Kraftwerk」の「 The Mix」 家の中を3日探しても出てこなかったので二枚目を購入。

「B'-52」の「Cosmic Thing」 B'-52って中古も新譜もなかなか見かけないんだよなあ。とりあえずエフェクターをかけているとしか思えないKateの声が好き。

「矢野顕子」の「OuiOui」 一曲目の京都慕情のカバーだけでも購入してよかったと言う出来。シチューのCM曲なのに、サビ以外はヘビーな歌詞の「The Stew」も忘れがたい。

「New Order」の「ウエイティング フォー サイレンズ コール」Kraftyの日本語歌詞版の脱力感は異常。

080502

>火サス ってそういうTシャツがあるんですね。知りませんでした。もうちょっと人のシルエットが交通標識っぽい方が好みかな。他のバカTシャツも面白いですね。

 しょうがないのでTVを買出しに出かける。我が家の経験では、SHARPの家電は前触れもなく、心臓部がいきなり壊れる(冷蔵庫は冷えなくなる、洗濯機は回らなくなる、TVは映らなくなる、電子レンジはうんともすんとも言わなくなる。)と言うジンクスがあるので、できれば避けたかったが、なぜかアクオスを買ってしまう。特売価格の奴が在庫切れだったので、いつごろ入荷しますか?と聞いた所、調べてみます。お客さんラッキーでした。今入荷しましたと倉庫から箱を抱えて持ってきた、その演技力に負けて購入。

 ワイド画面なので、前のTVより画面が小さくなる。地デジというのがよくわからず、適当にアンテナ線を繋いだせいか、受信できるはずの日本テレビとかTV朝日とかが放送されていませんという表示になる。別にニュースくらいしか見ないからいいか。

 wiiを繋いで見るとブラウン管よりくっきりはっきり見えて、別のゲームみたい。バイオハザードはビーム兵器を入手したところ、ゲームバランスが崩れてサクサクサクサク進む。ゾンビに殺し殺され生きるのさ。

080501

>ども、短い感想ばかりで申し訳ありません。

 出先の用事はいつものように三十分で終了。特急に乗って帰ろうかと駅前のデパートを通りかかると古本市。ジョン ファウルズの魔術師(上・下)と南雲堂の「20世紀の珠玉17」を購入。「20世紀の珠玉17」はウイリアム・サロイアンとジェイムス・サーバーとP.G.ウッドハウスの三人の短編集。
 ウイリアム・サロイアンは、プロットを否定して、耳と目に入るものをそのまま叙述する手法で、これはこれで面白し。悲しいときに笑うしか表現方法を知らない少年の話「笑うサム」。滅びゆく民族を描いた「七万人のアッシリア人」。駄目家族のせいで行き場の無い少年の話「オレンジ」。などが好みでした。
ジェイムス・サーバーとP.G.ウッドハウスは、改めて褒めてもしょうがないな。

バイオハザード4は、やっとプロフェッショナルモードでクリア。と同時期にTVがほとんど映らない状態に。TVを設置する場所が幅55cmなので、ワイドだと20型か。電器屋にいくと連休前セールで売り切れていて20型のTVの在庫が無い。

080425

>sendボタンが押されました。

 年が明けてから仕事の状況がとんでもないことになってきたな、と思っていたら今月は更にとんでもないことに。夜中に帰ってきて、寝るまでのストレス解消でバイオハザード4。というか殺されまくってストレス解消どころかかえってストレスが溜まる。かといってやさしいモードでスラスラ進むと全然面白くない。困ったものである。最近はTVの調子が悪くて勝手に電源が切れて、しばらく反応しない症状にかかっているので、ゲームを中断することもしばしば。Wiiのリモコンの調子も悪くて、敵に迫られている時に限って操作が効かなくなる。有線のリモコンってあるのかな。

080405

>とりあえず、sendボタンが押されたと言う情報が得られました。

「ライノクス殺人事件」フィリップ・マクドナルド
 奇をてらって策をろうしてるが、既に古典の領域。素直に読めば面白い。

「壁に書かれた預言」ヴァル・マクダーミド 集英社文庫
 ミステリ短編集。十九編も入ってお買い得。ひねり度が普通なので読後脱力。次の短編を読むのに気力を奮い起こす必要が発生して一冊読むのに一週間かかりました。発想と文章は悪くない、というか良いのですが、私とは波長が合わなかった。あともう一捻りするか、全く捻らないことで予測のつかない動きをするナックルボールにしたほうが私好み。しかしながら、読者への必要以上の説明をしつこくしてしまっているというところをみれば、作者は確信を持ってこの方法を採っていることがわかる。

「チックタック」 ディーン・クーンツ 扶桑社文庫
 新聞社を辞め、専業作家となって成功が約束された主人公は、ある日突然ぬいぐるみの人形に襲われる。正統派ホラーとスクリューボール・コメディの融合。これは相当面白かった。ビッグフットの繰り返しギャグとか、不死身の悪魔が家の外に迫っているのに、のんきにお茶会をするご婦人方とか、そのあとの(略)とか。長編ホラーって真面目すぎる場合があって、そこら辺が物足りないことが少なくないのだが、これはいい意味で規格外。

080318 ナインストーリーズ(九つの物語)は新潮社文庫と集英社文庫で出ている。読み比べてみると面白い。どちらの翻訳も古めかしいので、そのうち村上春樹が翻訳するのではないか。読んでは戻り、読んでは戻りなので全然進まない。ついでに原文のペーパーバックを買ってみて読んでみる。ほとんど判らないのが、かえって小説の骨格が判って面白い。 080317  書いている内容と日付が、全然対応していないので、いっそのこと表記も適当にしてしまおう。 Salingerで検索してみると、作者が出版を許可しない一連の作品群がひっかかる。とりあえず製本してみる。英語だから読めないけど。080316 ということで、息子が中学を卒業するというので見物に出かける。本人は中高一貫ということで、卒業するという実感が全然ないみたい。となりで賢夫人が大泣き。音楽はブラスバンド部が出てきてコンサート状態。式終了時に大喝采。無事に式が終了し、息子の義務教育も終わりとなる。 080315 卒業生を見ると、まだまだ子供のようにみえるのだが、自分自身の実感としては、中学卒業してから三十年というもの精神的にほとんど成長していないように感じる。むしろ活動度が減って退化している。なんだかなあ。080314 いらないパソコンあるからあげるよ、ということでパソコンもらってきました。ペンティアムIIの400MHZですから速度比33%UP(当社比)のはずですが、メモリが少ないのと、HDが遅いので体感速度はそんなに早くなったように感じない。どうしたもんかと考えながら再セットアップ。すかさず娘にぶん取られる。080313 鳥居みゆきをしつこくYouTube等で見てたら、みゆきさんのどこがそんなにいいの? と後ろから囁かれました。賢夫人怖いよ。あわてて、いやそういうんじゃなくって、面白いからさ。ほら、四万十川料理教室のキャッシー先生の流れでしょ。と言い訳のようなそうでないようなことを言ってウインドウを閉じてみました。次の日から動画を見ようとするとパソコンがクラッシュするようになってしましました。怖いよう。080312 ところで、石黒賢の奥様は、賢夫人と呼ばれるのだろうか。
 それとも、石黒賢が奥様になった場合に、賢夫人とよばれるのだろうか。
 貞操観念が強い場合に、堅夫人と呼ばれるのだろうか。
 バラのつぼみ…と言って息絶えると市民ケーン夫人と呼ばれるに違いない。
080311 で、前日の日付にも書いたように、マルクス兄弟(正確にはグルーチョ・マルクスの喋り)がコメディアンで一番好き。ラジオ番組の台本であるマルクス・ラジオを読めば頭のおかしい様子がわかるのでお勧め。
 キートンは大昔にNHKで見たくらいかなあ。笑うより先にスゲエ!という印象。あの無表情でスラップスティックを演じきるというのはすごい。命かけてるし。けど、映画の終盤にあの無表情を保ったまま大量殺害を開始したらもっと面白いのになあ、という無責任な意見を持っております。080310 モンティ・パイソンは大好きなんだけど、正直なところわかり難い部分も多々ある。わからないと言うとセンスのない奴とみなされるのではないかという恐れがあって、なかなかわからないとは言えないジレンマ。でも、わからなかったコントはすぐに忘れてしまうので、気は楽である。
 TVでは、合唱団の歌詞が、どんどん逸脱していくコントと旅行代理店の窓口で文句を言っていると止まらなくなるコントが大好き。ここらへんはマルクス兄弟と共通するものがあると思う。あと、まさかのときの宗教裁判コント。あと、映画では「モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル」が最初から最後まで好き。黒騎士とかさ、もっともアバンギャルドなラストの一つと言われるエンディングとかさ。

080309

 梅でも咲いていないかと、家内と川べりを散歩。一昨年花粉症を発症して苦しい思いをしたのだが、去年は平気。今年は既に鼻の奥が腫れて息苦しい。散歩では特にくしゃみも出なかった。アレルゲンはなんだろう。やっぱり仕事 アレルギーなのかな。歩いている内に寒気がして変な汗がどっと出てくる。どうやら風邪を引いたらしい。

080308

 帰宅するとWiiが設置されていた。息子が買ったらしい。楽しそうにスマブラとバイオハザードをやっている。

080307

 お金の管理が出来ない人で、子供時分には小遣いをもらうとあっという間に使ってしまって(主に文庫本)、一ヶ月貧乏に暮らす生活。自分で稼ぐようになって、仕事にも慣れてきたし、そろそろ大きな買い物でもするか。バイクかなパソコンかなと考えているうちに、いつの間にか結婚したのでお金の管理は家内に移管。というわけで、自分の稼ぎを自分の好きなように勝手に使ったということがほとんどない。欲しいものがあるなら買っても良いよと言ってくれるのだが、無意識に遠慮してしまう。

 独り者なら自分が稼いだお金を、自分で自由に使えるかというとそうでもなく、所得税やら消費税やら年金やら保険やらで、自分の裁量にならない部分もある。家族持ちの感覚が判りたければ、それが拡大して100%になっていると考えれば目安になるでしょう。

 というわけで、買いたいものがあった場合、まず家内にお伺いを立てるのだが、ほとんどの場合「買っていいわよ、必要なんでしょ?」という答えが返ってくる。出来た女房である。しかしながら、必要かそうでないかを検討していくと、己自身の存在が不必要なのではないかという、根源的な疑問にぶち当たって煩悶しているうちに、購買意欲がどこかへ消えていってしまう。というわけで、パソコンのCPUクロックは、未だに300MHzである。

080306

映画バトンに答えようにも、映画に対する愛がないからなあ。ちなみに一番最近見た映画(DVD)が、「底抜けアフリカ珍道中」

080305

会議、会議、出張、会議会議出張、出張のリズムで、一向に仕事が片付かない。

080304

火曜日の記憶も既に無いのだが、ええと、なんか寒かった記憶が、

080303

月曜日の記憶は既に無いのだが、ええと、

080302

日曜日の午後は不機嫌で、家族に申し訳ないと思えども不機嫌。不機嫌を撒き散らしたくないので部屋にでも篭っていたいのだが、悲しいかな自分の部屋というものがない。悲しき家長である。

080301

ああ,もう三月。滅多にしないことだが、仕事を家に持ち帰る。仕事が早いだけがとりえだったのに。お前は岡本信人か。システムポリシーとかで、会社からファイルを持ち帰ってはいけませんと言われているのだが、背に腹は代えられない。ああ,もう精神的な余裕がなくて、ここの更新もままならない。逃避行動として、サリンジャーのナインストーリーズを読んでしまって、そのあまりのうまさに打ちのめされる。


[Before]  [Top]  [Next]

半茶_日記_'8_3_7月