ムシクサ(虫草)と一風変わった名前を持っているが、ゾウムシの仲間が卵を産みつけ、これが成長すると果実の子房が肥大化して虫こぶ(虫えい)を作るので、これが名前の由来になっている。 |
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ムシクサは一見タチイヌノフグリに似ているが、それも道理で、同じゴマノハグサ科クワガタソウ属に属する。 タチイヌノフグリ同様に小さな花を付け、しかもタチイヌノフグリの花が青色に対し、この花は白色で一層目立たず、散歩の途中でもよほど目を凝らさないと気が付かない。( 「オオイヌノフグリの名の由来」 の項参照) 日本以外にもアジア、北アメリカ、オーストラリア等に広く分布し、虫こぶ(虫えい)ができるためにムシクサ(虫草)と変わった名前が付けられたゴマノハグサ科の花である。 |