46-6:千葉県 松戸市 翠雲堂 首大仏 



所在地: 千葉県松戸市五香西3丁目 6ー8

取材時期:2009年8月

ジャンル:お祈り?系

珍スポ度:☆☆(☆五個が最高得点)
千葉は松戸の県道281号沿いに首大仏があるという。これはかなり有名らしく、ワンダージャパンにも載っているし、テレビでも紹介されたこともあるようだ。新京成の五香駅からも歩いて行けるようであるが、今回は所用のついでだったので車で向かう。ナビを見ながらそろそろかな〜と期待していると、見えてきました大仏さん。駐車場らしきものは無いので、一度通り過ぎた、隣の福祉施設の駐車場をお借りして取材開始!

首大仏は県道沿いにあり、しかも県道側を向いていらっしゃるので、道路側からは見学自由。ここは「翠雲堂」という仏具店の工場であり、そのシンボルとしてこの首大仏が置かれているらしい。ちょっと調べてみると、この翠雲堂、仏具界のドンキホーテと言われているらしく(ウソです)、業界の価格破壊をやってのけたことで有名らしい。それまでは、仏具に定価というものは存在せず、店側のいいなりに価格が決まっていたのだそうだ。そこをこの翠雲堂がきちんとした定価販売をはじめ、この業界で売り上げを伸ばしてきた、ということだ。なんと創業者の孫にあたる人物として、あの「山口もえ」さんがいる。

さて、前振りはそんなところにして、実際の首大仏である。高さは2mくらいであろうか。首だけが台座に乗っかっており、ちょっと不気味な雰囲気を漂わせている。道を通って行く住民は何とも感じないのかもしれないが、間違いなく珍スポである。最近の作品ということもあり、お顔立ちはとても近代的。さすが仏具や仏像のプロが作製したものだけあって、素人の珍スポ親父の作品とは格が違う。下から横から正面から、また、すこし工場敷地内におじゃました角度からも写真を撮らせていただきました。

  

首大仏といえば、上野公園湯河原が有名ですね。また一般道に面して、睨みを効かせていると言う意味では世田谷の廻る観音様にも共通するものがあり、慣れていないと、夜に突然現れたらやはりギョッとするかもしれません。夜はライトアップされるんでしょうかね?次回は是非夜に見てみたい物です。もし新京成で取材されるかたは、鎌ヶ谷大仏駅で下車し、鎌ヶ谷大仏様も拝まれると良いでしょう。がっかりすること請け合いです。



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