30-5:湯河原 首大仏

所在地:静岡県熱海市泉191(湯河原と言ってるけど、所在地は熱海ですね)

取材時期:2005年10月

ジャンル:お祈り系

珍スポ度:☆☆(☆五個が最高得点)

コメント:
上野の他に湯河原にも首大仏がある!という情報は大分前から得ていたのであるが、なかなか取材出来ずにいた。少し前に上野も取材したし、熱海の帰りにちょっと寄り道してみよう、ということでやってきました湯河原。思いつきで決めたので、正確な場所は全く不明であった。そこでまずは湯河原の観光案内所にXJを向けた。外にいたおじさんに「あの〜、湯河原に首だけの大仏さんがいらっしゃるって聞いたんですが・・・」と尋ねると、「それは福泉寺の首大仏だよ。川沿いを下って行くとあるよ」との事。お礼を言って指示通りに寺に向かう。

寺自体は直ぐに発見できたが、どこにいらっしゃる?首大仏さんよ?民家の庭先や急坂の小径などに迷い込みながら、結局は寺の境内にて発見!意外と小規模の首大仏さんではあるが、ちょっとエジアン・テイストも感じられる素晴らしいお顔。まずはお参りを済ませ、大仏さんを前から後ろから激写するのだ。帰ってから調査した所によると、元はこの大仏さん、名古屋(城?)にいらっしゃったところをどういうわけか湯河原の古物商が買い取り、この福泉寺に納まったのだそうだ。名古屋のどこかには今でも胴体が埋まっているという情報もありで、結構謎の大仏さんなのであった。しかも陶製で中国で作られたらしい。

折角お寺までやってきたのだから、福泉寺の御朱印でも頂いて帰ろうかと思ったが、寺に人がいる気配がしない。わざわざ呼び出してまで貰わねばならぬほどの事もない、と思い取材終了。かなり暗くなってきたので小田原のはげ八さんで寿司を持ち帰り、家路についた。

写真:
 

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