- 私達婦人会は、毎年施設慰問として、刑務所や少年院・更生養護施設そして障害者施設等へ日程を組んでお伺いしております。この度は少年院と更生施設にいってまいりました。たしかに犯罪を犯した者は罪を償わなければなりませんが、刑を終え社会復帰をしようとしても受け入れて頂く場所(すなわち居場所)がありません。「そんな悪いことをした者に来られても困るし、保護してやる必要もない!」といわれるかもしれませんが、私たちは、その中間に立って客観的に見ながらこの活動を続けています。さらには被害者やその御家族のことを思えば「世の中から抹殺してしまえ!」という気持ちを持つ会員もいますが、あえて挑戦の意味も含めて保護活動を遂行しています。御仏の実在を信じて「苦があるから悟りはある」の視点に立っての行動でございます。大変微妙な活動ですが、何卒ご理解くださいませ。
会長 平位
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