平成20年7月26日〜28日

第63回 西身延林間学校 

テーマ「いただいた命」

今年は、140名を越える人数が本佛寺に寝泊まりしまた!

  

午前10時生徒達がお寺に集まってきました。いよいよ学校が始まります。緊張して本堂へ進む子供達。

 

入校式(午前11時20分)

  

           全員が大本堂に集合して、御経を読み、式典が開かれました。        学校長のご挨拶

今年のテーマは「いただいた命」です。ご先祖様から頂いた大切な命、これを勉強しましょう。

 

続いて婦人会長、青年会長が挨拶に立ち、

お寺で過ごす三日間をサポートしますので、怪我のないよう頑張りましょう!激励しました。

  

                                                      信徒会館がない為詰めて旧館に入りました。

昼食を終え、境内散策をかねてのウォークラリーに出かけました。

   

仏舎利塔から守護神堂そして清正公堂など11の御堂に行くと「問題」があり、班で協力して答えていきました。

この頃になると、見知らぬ子供達にコミュニケーションが出来てきます。8班に分かれていますが、班の纏まりが出てきます。

 

太鼓練習

    

恒例の太鼓、西身延青年会が手本を披露、その後それぞれに指導しました。

休憩や班別会議を挟んでゲームを楽しみました。

  

今年は会館が建築中のため、すべてゲームは野外となりました。

 

  

境内でのゲームもたのしぞうです。

(その間に旧館は夕食の準備に奔走です。こうして転換を考慮しました)

 

    

夕食後、肝試しをして…こわかった?ので写真は出発前の子供達しかありません。

お風呂に入り就寝しました。

二日目

 五時半起床、朝勤をすませ、当番の修行僧の法話があります

  

掃除の後ラジオ体操をして美味しい朝食をいただく生徒達。

  

朝食を終えると、流川の運動場に行き「ミニ運動会」をしました。

  

班対抗リレーに沸く生徒達。ひとつの班に10名いるため、長いリレーとなりました。 

    

バーベキュー!

お昼に運動場から戻り、鉄板焼きを楽しみました。

  

日差しが強いためビニールシートをテントにしているので、海の中に居るようなブルーの会場。

  

それぞれ日陰に行き、美味しそうに食べる生徒達。

バーベキューを済ませ、今度はプールへと移動。大はしゃぎの生徒達。

  

準備体操をしてプールに入り楽しむ生徒達!

    

見ているだけで涼しくなりまっす。 

午後4時、お寺にもどると、冷たいスイカが待ってました。

   

夕方は、指導員が更に忙しくなります。メインのキャンプファイヤーの準備です。

劇のリハーサルやタイマツと縢り創り、花火(50発)打ち上げ準備などなど…。

  

生徒達は夕勤(浄心行)中です。その後夕食を頂きました。

    

メインでの踊りの練習や、歌の練習をしました。

  

今年も踊りは「アゲアゲ」です。歌は「キセキ」「なだそうそう」「世界に一つだけの花」の三曲です。

キャンプファイヤー! 

  

昨年の天女が火を届けにきました。そこに邪気が登場!邪魔をして火を付けさせません。 

すると、最上段からもう1人!今年の天女が降りてきました。

 

去年の天女から火を分けられ、パワーアップした天女、邪気退散!ここを去れ!というといなくなりました。

お題目を唱えながら、階段を降りると「聖なる火を与えましょう」と新天女が生徒達に言いました。

すると、各班の班長が出て、誓いの言葉を述べ、火をそれぞれに頂くことが出来たのです。めでたしめでたし!

  

1班「私達はこの炎を命とします」 2班「私達はこの炎を友とします」 3班「私達はこの炎を愛とします」 4班「私達はこの炎を力とします」

5班「私達はこの炎を絆とします」 6班「私達はこの炎を誓とします」 7班「私達はこの炎を縁とします」 8班「私達はこの炎を道とします」

全員で火を縢りに灯し…「キセキ」を歌いました。

  

「明日、今日よりも好きになれる…」みんなで歌いました。(偶然ではない運命の出会いとして)

恒例のセパレートゲーム

  

  

ゲームを終え、「世界に一つだけの花」を歌いアゲアゲを輪になって踊りました。

  

リンボーダンス

 

花火大会

数え切れない程の打ち上げ花火が上がり、ナイアガラに火が灯りテンションは上がりっぱなしでした。

  

生徒達も花火を楽しみました。

最後に「なだそうそう」を歌い、思い出としました。 

三日目

朝食の準備をする婦人会 

今年は「道」と校長先生が色紙に書かれました。これに寄せ書きをして仲間を大切にする証を作りました。 

午前10時より法話があり「婦人会長である奥様のお話」として

スライドを使って「船のゆうれい」を話されました。

       

 

「励光閣」棟札奉納式

 

   

午前11時より生徒達が来年お世話になる新築中の大信徒会館「励光閣」のお祓いをしました。 

館内へと入る

非常に危険ですので、呉々も気をつけて!と注意があり、ゆっくり生徒達が工事現場に入りました。通常の三階が二階となっている建物へ。

     

二階の展示室現場に入った生徒達(100畳間)

全員合掌し、読経、お祓いを棟札に捧げ、安全をいのりました。

   

 生徒達が見守る中、大工さんによって取り付けられました。

         

この梁を見る事は今後出来ません。何故なら天井板がまもなく張られるからです。

生徒達の目に焼き付いたこの瞬間と光景は一生忘れる事はないでしょう。

「この御札が御守りとして私達を護って下さる」ということを…。 

昼食は恒例のソーメン流し!

またブルーシートの下でしました。

  

野外でも合掌して「いただきます」をする生徒達。

  

最後の楽しい思い出つくりでした。

 

大工さん達と親しくなった生徒達、大工さんも一緒にたべました。

 

閉 校 式

 

  

大きな声で御経を読む生徒達、三日間仏様有難うございました。

学校長挨拶

今年の林間学校は建物が無い状況での開校でしたので、随分心配しておりました。お陰様で今日を迎える事が出来、安堵しております。

さて、君たちの色紙に私は「道」と書きました。先程、励光閣の棟札を大工さんが取り付けて下さいましたが、彼等がまるでお猿さんの

ようにするすると登っていく姿も必見でしたね。あの足をかける場所すべて大工さん達が自分で作ったものです。その木材に「命」を預

けることが出来る。即ち自分のした仕事を信じているということですね。何もないところから創った家ですから大工さんが自分の手で一

つ一つ組み上げていった建物です。一番上は17メートル。「命」を預けられる姿は何か。積み重ねによる自信です。これが「道」なんで

す。君たちは、勉強が仕事ですね。お勉強をして、自分を信じる「道」をつくって下さい。この林間学校で学んだことも人生という道の中

で大切なものなのです。ただ漠然と過ごすのではなく、一日一日が意味のあることだと教え込んだつもりです。どうか、元気に勉強して下

さい。入校ありがとうございました。さようなら。関係各位、殊に婦人会、青年会の方々お疲れさまでした。各位のお陰で閉校出来ます。

高いところから失礼ですが、心より主催者として御礼を申し上げます。ありがとうございました。

婦人会会長挨拶・奥様挨拶・青年会長挨拶

  

各種表彰

青年会の林間部長内山先生より、賞の発表がありました。

  

感想文

  

今年は三人の生徒が厳正な審査の結果選ばれ、全員の前で読みました。

 

生徒代表謝辞

  

全員起立して代表と共に御礼を述べました。僧侶・婦人会・青年会に向きを変えながらお辞儀する生徒達

 

最後に仏様に合掌し、御礼のお題目を唱え感謝を告げ、三日間すべての日程を終えました。

   

閉校式を終え、賞品を分ける生徒達。

 

青年会が布団干しをしている横を、大きな荷物をかかえ、帰っていきました。さようなら!また来年! 

 頑張った婦人会と有志のみなさん。

今年は、生徒数94名 婦人会17名 西身延青年会21名 僧侶8名での開校でした。総勢140名。

編集部

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