3月も中旬に入りましたが、未だにタラタラと2月の日記を書いてきたこの頃です。それでもありがたいことに、ここ4日間のアクセス数は63・91・67・91人と、多くの方々が訪問してくださっています。
さて本日の日記の日付けは「3月12日」です。久しぶりに現実の日付と一致したのは、昨日開かれた“飛び入り”議会の報告(今日はその一部)をしたいと思ったからです。3月議会は2月26・27日が前半議会、間に新年度予算を審査する3つの常任委員会が開かれ、後半議会が3月18日(予定です。正式には13日の議会運営委員会を経て)という日程で進んでいます。
ただでさえキツイ日程の中で、“いきなり”の本会議開会です。念のため言いますが、私が「飛び入り」とか「いきなり」の議会とかを愚痴っているのは、手続き上の問題ではありません。3月議会の会期中ですから、この間なら町長はいつでも本会議の召集を求めることは可能です。なおかつ2月26日に国の第2次補正予算が通ったことで、定額給付金等に係る補正予算を上げてくるのは当然なことです。
さらに言えば非常勤でありながら毎月報酬をもらい、ボーナスまで受け取っている議員は、毎日でも議会を開くつもりで働くのは当たり前。“いきなり”の議会があっても、ブツブツ愚痴ってはならぬということはよく分かっています。ただ今回の議案は1週間先の後半議会(3月18日)に出しても、何ら支障がない内容だったと私は言いたいのです。もともとそういう予定だったのですから。
「いやいや定額給付金や子育て応援特別手当の支給は、一日でも早いほうがよい。従ってその予算を通す議会は、一刻でも早く開会すべきだ。それが住民のためになることだ」というのが、行政や自公民会派の表向きの主張でしょう。でも、それならそれで府内多くの他自治体が行っている事務作業を先行させて、即スタートができる万全の態勢を整えておくべきでした。
ドタバタの議会を入れても、住民の皆さんへの実際の支給開始は何ら変わることなく、大阪府内でも“どん尻”の位置から這い上がるのは無理なのではないでしょうか?多分そんなことも分かっていた上で、建設水道常任委員会の前日に議案説明会と議会運営委員会を行い、建水委の翌日に本会議を開会したのです。私たちの議案資料の要求には行政もなんとか応えましたが、ほとんどすべての資料が簡単であまり役には立たず、私は夜通しインターネットでの情報収集に時間を費やさなければなりませんでした。
真摯に質疑を行いたいと努力している議員もいましたが、建水委員の議員には到底無理な事前調査であったと思います。私は建水委員ではありませんが、委員会を最初から最後まで傍聴しています。したがって最小限のヒヤリングとろ過池更新工事場所(大藪浄水場)の遺跡発掘現場を見分し、あとは自分で入手した資料にひたすら目を通すことに追われ、眠らずに議会当日の夜が明けました。
私の子どもとそう年齢が変わらないI議員でさえも、自身のブログで「徹夜はキツイ」と書いています。私の場合は、それはもう推して知るべしで・・・議場ではそこそこボロを出さずにすみましたが、帰宅後はどっと疲れが出ました。夕飯後9時のニュースを見ながら、気がつけばテーブルにうつ伏したまま・・・“午前様“となり果てておりました。
はい!でも眠っている場合ではありません。本日3月12日は、青少年問題協議会と総合計画審議会の傍聴が入っています。そして明日の一般質問通告締め切りに向かって、今任期最後の質問内容を組み立てる難題が控えています。澤嶋さんの選対にも呼ばれていますが、これは都計審と重なっておりパスしなくてはなりません。「日頃の備えが不備だからよ」と言われれば返す言葉はありませんが、今夜もベッドは遠くなりにけり・・・かも?
次回の日記では、少し具体的に議案の中身についてお知らせいたします。ただ2月の日記もまだまだ書き足らずにいますので、これからは2月と3月の両方の日記がジグザグと行き来しながら、一時休止の選挙告示日に向かってボチボチの更新を続けていくことになるでしょう。クリックの無駄を承知で、懲りずにご訪問下さればうれしく思います。
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前回の日記で書きましたように、3月11日に行われた“いきなり議会”の結果について簡単にお伝えいたします。今議会の目玉は何といっても、“おさわがせ”の「定額給付金」等を計上した補正予算です。勿論補正の中身は定額給付金のみでなく、対象者は限られますが「子育て応援特別手当交付金」に係るもの、また「地域活性化・生活対策臨交付金」なども含んでいます。
いずれも国の第2次補正予算成立によって実施されることになりましたが、生活支援・子育て支援・地域活性化への“助っ人”になりうるとは言うものの、一皮むけば、麻生政権の不人気立て直し・きたる衆議院選挙のぼろ負け防止・経済不況&雇用不安(不安どころか、内定取り消し・正社員に至るクビ切りヘも拡大)等々を覆い隠すためのバラマキ政策にほかなりません。
困っている人ほどお金は欲しいですし、「給付します」と言われれば庶民はもらいます。それを他者が非難する(「さもしい」と言った愚か者がいましたっけ!)ことはできません。従ってこれは貰うほうの問題ではなく、ばらまくほうに問題があるのです。国民はよく分かっています。マスコミの調査等によると、7割を超える人たちが「バラマキではなくて、国民の不満を根っこから改善できるような政策展開に使うべきだ」との意思を表明しているのです。
そもそも「給付」なんて言葉もおかしいですよね。もとはと言えば私たちの税金を集めたものです。百歩譲って定額給付金を認めたとしても、麻生さんは「政治をつかさどる私たちが至らないことを反省しています。本来なら定額減税を行うべきです。しかし急激な経済環境の変化を鑑みて、家計への緊急支援を行うことにしました。みなさんの生活困窮に際し、国の金庫に隠していた(埋蔵金?)お金ですが、ほんの少しお返しいたします」と言って当然なのではないですか?
さて補正予算に対する結論を先に言うと、私は反対しました。質疑の冒頭に「定額給付金はまさにバラマキであり、天下の愚策だ。政治の貧困以外の何物でもない。さらには私たち一人ひとりの個人情報保護を脅かす重大な問題を含んでいる」と述べました。しかし議案として挙げられてきた以上、反対なのだからとそっぽを向いているわけにはいきません。
定額給付金も子育て支援手当もお金は全額国庫から歳入されますが、全ての事務は島本町が行わなくてはならないのです。役場の仕事をチェックするのは議員の役目ですから、私はしっかりと質疑を行いました。町では総合政策部次長がリーダーとなり、数人の職員が各課から参加してプロジェクトチームを立ち上げました。職員だけでは手に負えず、外部への委託業務(電算システム構築・給付事務の支援)も発生します。
チームに職員を出した原課は必然的に人手が足りなくなるわけです。当町のようにいろいろ掛けもちで仕事を行わざるを得ない役場にとっては、本来の業務に支障が出ないかと心配です。しかも年度末〜年度初めにかけての多忙さを思うと、職員にも過重を強いることにならないかと案じています。さらには、そのような職員の状況が住民に対しての接遇を希薄にはしないかと、影響を恐れています。
私の心配に対して、総合政策部長は「接客マナーのマニュアルを作成し周知を図る」と答えましたが・・・大丈夫かなぁ〜?住民の皆さんからのお叱りは、今でも相変わらず多いと私は感じています。(私は住民の苦情については継続して確認していますし、私自身が役場で感じることも少なくありません)。「給付してやる」的な接遇を見分したら、私は怒りますよ!しかし電話での応対はチェックしようがありません・・・心配です。
定額給付金も子育て応援手当の給付も自治体に大きな荷重を課す業務ですから、前述のような質疑を行いました。もう一つの重大な心配が、住民の個人情報が守られるかという点です。町在住の住民にあまねく給付金を支給するのですから、存在の確認には住民基本台帳が使われます。役場の中で、役場の仕事で、台帳を使うのは住民基本台帳法が「よろしい」と言っているわけですが、そのシステム改修は外部委託により行われます。
答弁は「委託契約に個人情報保護の条項を入れる」との当たり前の内容でした。しかし事業者が意図しない事故等は、報道でもよく見られる通り枚挙にいとまがありません。さらには住民基本台帳の情報に加えて、給付金や手当を振り込む金融機関の口座番号までが、ほとんど全世帯分集結するのです。家族全員の氏名・住所・生年月日・電話番号、そして口座番号も書かれた申請書を世帯主が提出するのです。
個人情報に関しては、あと外国人登録をしている人たちとドメスティック・バイオレンス(DV)の被害者に対する情報の保護が非常に大事なことになります。これらについては、次回に書くことにします。本日の日記が長くなってしまって書いている私より、読んでくださっている皆さんが疲れたのではないかと思います。こういう説明を主とした文章は、だいたいが面白くありませんものね。では続きは、またあした・・・。「お楽しみに」とは、よう言いませんが、ご訪問よろしくお願いいたします。
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昨日の日記は「定額給付金や子育て応援特別手当の支給に係る個人情報の保護が大切」と、訴えたところで終わりました。日記の中でも書きましたが、外国人登録をしている人たちと、ドメスティック・バイオレンス被害者の個人情報を守る答弁内容については疑義が残りました。
島本町に住む外国籍の人は、外国人登録原票によって在住が証明されます。しかし外国人登録原票の利用については、住民基本台帳法(第1条=住民に関する事務の処理の基礎とする)のような定めがありません。つまり原票は一般的な個人情報の取り扱いとなり、その利用に際しては島本町の個人情報保護条例に従い、個人情報保護運営審議会に図らなければならないはずです。
総合政策部長は「当町の個人情報保護条例には、外国人登録に係る特段の取り決めはない。情報の取り扱いについては慎重に行うが、審議会への諮問は行わず事後報告とする」と答弁しました。これは総務省定額給付金室が示す「外国人登録原票は一般的に言う個人情報であるから、市町村の条例に従うべし」との見解にも反したことにならないでしょうか?
ここで条例の中身を詳しく紹介することはしません。しかし個人情報保護条例の目的である「住民の基本的人権を擁護する」に照らせば、町は外国籍の人たちの人権をどのようにとらえているのか心配せざるを得ません。条例では個人情報は本人から収集することを基本としています。例外規定として、本人以外から収集できる場合(法令に定めがあるとき・生命を守るために緊急を要するとき等)の定めもあります。その中には個人情報保護運営審議会に意見を聴き、認められることも入っています。だから私は「審議会にかけなければならないのではありませんか」と問うたのです。
さらには個人情報を電子計算機と接続させることにも、条例は歯止めをかけています。ただしこれもまた、審議会の意見を聴いて可能になる場合があります。今回の給付に係っては電算のシステム改修が必要とされているわけですから、この点においても審議会への諮問は必要ではないでしょうか?
「大丈夫、大丈夫。気ぃつけてやりますから、うるさいこと言わんと」と牽制するような町の姿勢には納得がいきません。このような対応は、DV被害者に対しても十分なる配慮を欠くのではないかしらと、本当に不安です。「いまのところ町にはDVの該当者はいませんから」と、最初はお気楽な答弁がありました。
私は腹が立ってきました。「今いるとかいないとかの問題ではありません。DV被害者に対しては、特別のシステム『支援制度』(注)があるということを答弁したうえで、町職員はその制度を熟知していますから、どうぞ安心してくださいと答えるべきではありませんか」と返しました。最後になって出てきた答弁が「当町には母子自立支援員を配置していますから」でした。
(注 DV被害者で別居している方については、加害者である配偶者等による住民基本台帳の写しの閲覧や住民票の写しの交付等が制限される制度を支援措置と言います。この措置により被害者は、実際に居住する住所において住民登録を行います)
支援員の存在は確かに頼もしいし、存分に働いていただけると期待もしています。しかし私が言いたかったのは、職員一人ひとりが暴力の被害に怯え、命の危機にもさらされるDV被害者への思いを共有すること、その心構えができているのかということなのです。共感することなくシステムを使いこなすことはできませんから、「支援制度」も結局は警察と役場でタライ回しをする結果になりかねないと危惧しているのです。
あらら、なんかダラダラと日記が続いて終わりませんね。定額支給金等を含む補正予算の報告については、明日もまた続きを書くことになりそうです。本日はここまでにいたしましょう。終わりに、定額給付金等の予算額をお知らせしておきます。
<定額給付金> 4億6千7百68万8千円(全額国庫補助金)
18歳以下は5330人(1人2万円支給)
65歳以上は5897人( 〃 )
19歳以上65歳未満は18350人(1人1万2千円)
給付金の合計は4億4千5百94万円です。あとは電算関係の委託料や機器の借り上げ料です。それにしても、4億円は大きいですよね。バラ撒いちゃうと少しづつですが・・・。所得制限は無しです。
<子育て応援特別手当交付金>1千7百50万1千円(全額国庫補助金)
2009年2月1日現在、18歳以下の2人目から下の子供で3歳〜5歳の児童に対して、1人3万6千円を460人に支給します。所得制限は無しです。
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未だに、11日に開かれた本会議の報告を続けています。今回で終わりますが、最後に水槽付き消防ポンプ自動車の更新と大藪浄水場における埋蔵文化財発掘調査の追加費用について簡単に報告いたします。
消防のポンプ車は購入後14年が経過しています。H22年度にはノックス規制により使用できなくなることから、1年前倒しで買い替えるための補正予算です。車体に1155万円、車体に付ける各種装備(艤装)に2530万円で、計3700万円の高い“買い物”です。
本来なら、このような予算は当初予算に計上するのが当たり前ですが、定額給付金や子育て応援手当と共に第2次補正予算として国会を通った「地域活性化・生活対策臨時交付金」を財源に充てるため、今補正に上がりました。この交付金は全国に6千億円が“ばら撒かれ”、島本町には2983万8千円が歳入されます。
質疑の多くは「生活対策」を主眼にした当交付金が、なぜ消防車両の購入になるか?という内容でした。確かに使途のメニューには「防災対策」も挙げられていますが、もっと緊急性のある施策に充てる必要があるのではないかと私も質しました。「生活対策として地域活性化等に資するきめ細かなインフラ整備を進めるため」と創設された交付金の目的からは、遠いのではないかと思わざるを得ません。
「いやいや、消防車両の購入には国庫補助は付かないし、起債をしても交付税で算入されてくることもない。だから棚ボタの財源で買ってもいいだろう」ということなのでしょう。私は質疑の最後に訊いてみました。「消防長は今年度末で定年です。町長は退職に花を添える予算をつけたのではありませんか」と。
町長の答弁は、標題に記したように「それはあまりの詮索です」と語気強く返ってきました。議場のブーイングも高まりましたが、私はこんな質問もたまにはいいんじゃないのと思っています。後である議員から「当たらずとも遠からずかな」といった感想も聞きましたし・・・。
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次に発掘調査費用の補正予算です。大藪浄水場では現在、ろ過池更新工事が行われています。浄水場は水無瀬神宮にも近く、広瀬遺跡の包蔵地に該当しています。そこで工事を中断し、第1期の発掘調査を1千万円の予算で行っています。
発掘で現れた第1遺構面の下に13〜14世紀の第2遺構面の存在を確認したことから、今回新たな補正予算340万円が計上されました。発掘調査は期間を1カ月延長して4月の末日まで、報告書(略式)の作成は5月末までとなりました。
私は質疑で、水道事業がなぜ発掘業務を教育委員会に委託しなかったのかと質しました。発掘はろ過池更新工事を請負っている「PS三菱」の下請けである「東海アナース」が行っています。アナースは水道事業と直接請負契約を結んでいるのではなく、PS三菱と結んでいます。上下水道部長は「アナースは専門の発掘業者でもあるし、現場の確認は教育委員会の専門嘱託職員が毎日行っている。また発掘調査については、教育委員会とは協定書もかわしているから大丈夫」と答えました。
しかし、これでは三菱とアナースの関係について町のチェックが入りません。両社は随意契約で発掘作業を行っていますが、三菱は契約に際して複数の見積もりを取らず、アナースの見積書のみで済ませています。ということは競争の原理が働かず、もしも高い発掘費用であったとしても水道事業にはわからないままです。これでよいのかなぁ〜と、一抹の不安が残ります。
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日中はポカポカと春の陽気でしたね。明日はいよいよ3月議会の最終日です。なんとなく気ぜわしい今日になって、国民健康保険特別会計の追加補正が上がる予定とのファックスが議会事務局から来ました。補正予算の中身が全然わからないので、仕方なく役場に出向きヒアリングを行いました。あ〜ぁ、これで半日が没になってしまいました。明日の準備ができていないというのに・・・。仕方がないです。やっぱりいつも通り、おしりに火が付く深夜に勝負をかけますか。
明日18日の3月議会後半の議事日程は、委員会に付託されていた2009年度全予算の最終採決を取ります。そして条例改正(文言の改正程度)2件と補正予算が少しあります。あとは一般質問ですが、みんな選挙目当てでドッと質問者がいると思いきや・・・いえいえ殆どの議員は何やら忙しく走り回っているらしく、たったの3名しか質問者はいません。
質問の順番に言うと、河野議員(共産党)・平野議員(人びとの新しい歩み)・南部( 〃 )となります。お時間があれば傍聴にお越しください。私の質問開始時間は、多分午後からになると思います。議長に提出した質問の通告書を以下に掲載しますのでご覧ください。
2009年3月議会 一般質問通告書
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南部 由美子
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1 「健康モールビル」(水無瀬1丁目)建設の現況を問います |
当ビル建設に係っては、2008年6月・9月・12月議会の一般質問に続き、今3月議会で4回目の一般質問となります。町の開発指導要綱に基づく「斡旋」が目にみえる形として行われてきた建設計画として、近隣住民の期待も大きかったのですが、その成果については未だ推しはかることができません。 |
(1) 島本町の「斡旋」は継続して行われているものと理解していますが、2008年12月議会以降の概況を示してください。 |
(2) 開発行為等の事前協議は完了したのですか。 |
(3) 建築確認申請は申請許可が下りたのですか。 |
(4) 大美自治会・近隣住民の要望に応えた結論を得て、工事着工となるのでしょうか。工事説明会を開くことに住民は納得していますか。 |
(5) 事業主は代理人任せにせず住民や行政に対する意思の疎通を図り、また住民の要求等に対して具体の決定を行うことができるよう、協議・説明会等の場には積極的に出席をすべきですが、現状はどのようになっていますか。 |
(6) 近隣商業地域に用途変更されたことにより、固定資産税の状況はどのように変化しますか。当ビル建設による生活環境の悪化に伴う税の減免等は可能ですか。 |
2 「しまもと田園まちづくり」をJR島本駅西側農地で展開する構想の緒についてください |
駅西側農地については、私をはじめ議員の多くが何年にも渡り折々に質してきました。町の答弁は「土地所有者の皆様のご意向に沿う」との見解から、進展することはありませんでした。 |
(1) 2009年度予算に対する会派代表大綱質疑の答弁においては、当農地についての田園風景を高く評価された言葉がありました。さらには「土地所有者のニーズ調査を実施してまいりたい」と答えました。では、いつどのような形でニーズ調査を行うのかを示してください。 |
(2) 土地所有者のみならず、住民参加のプロジェクトを立ち上げる必要はありませんか。もちろんその前段として、農家の皆さんや識者を交えた自由な話し合いの場を設けることは当然です。とにかく先ずはみんなで、西側農地の将来や島本町の農業の未来を語り合うことが大事だと思いますが、町長の見解を問います。 |
(3) 「JR新駅周辺まちづくり基本計画調査報告書」(1997年3月策定)の内容、特に西側農地に係る土地区画整理事業については、現在も生きた計画として存続しているのですか。 |
(4) 第4次総合計画基本構想に寄せられた自由意見で、住民は西側農地についてどのように述べていますか。 |
(5) 現在市街化調整区域である当農地について、将来的にも市街化区域への線引きは行うべきではないと考えますが、見解を問います。 |
以上です。
3月議会の最後に、やっと“引退”を公にすることができました。ホッ!一般質問の終わりに、私が表題の言葉を口にした後、議場は少しザワッとしました。閉会後議員たちが私に問いかけてきました。「ホンマか?」(ホンマです)、「やっぱり町長選に出るん?」(議場に戻らないと言っているのに、わからん人やなぁ〜)、「どっか悪いのん?」(いえいえ体は丈夫です)、「急に決めたん?」(いいえ、今期当選後すでに決めていました)等々・・・。
私は8年前に町長選挙(3人の候補者)で、時の助役に次点で敗れ落選。4年間のブランク中は介護ヘルパーとして働きながら、議会と行政をしっかりチェックしてきました。そして、今期の選挙ではトップ当選を果たしました。経年の町議選では一番多い1407の得票数を得ることができ、本当にうれしかったです。4年の年月を経たにもかかわらず、みなさんよく「なんぶ」を覚えていて下さったと感謝の気持でいっぱいでした。
確実に2人が当選できる票数以上の1407票を頂いたことで、私は元町議の「さわしま 真紀子」さんと新人の「とだ やすこ」さんに対して、確かなバトンが渡たせると思いました。4年前、平野さんと澤嶋さんは2期目を目指して当然の立候補でした。介護職を辞め再び議会を目指す私の願いを、2人は歓迎してくれました。長い間共に活動してきた私たち3人の“市民派”議員の活動が、やっと実現するはずでした。
しかし結果は私のトップ当選による影響かどうかはわかりませんが、現職の澤嶋さんが落選し、平野さんも予想外の下位当選でした。地域割も票読みも一切行わない(行えない)私たちの選挙では、全員の当選を得るためには候補者の“平準化”(適切な表現が見当たりませんが)しかないと、私は決心しました。私が当選するだけが、市民派会派のゴールではないのです。
私は市民派議員の大切な役目は日ごろのきめ細かい議員活動と共に、市民派会派(私たちの場合なら、会派「人びとの新しい歩み」)の継続と議員数を増やしていくことであると、これこそが使命であると肝に銘じています。島本町議会で初めての草の根市民派、草分けの市民派議員として、私の議席を捨てた挑戦が今度の選挙なのです。平野・澤嶋・戸田さんが3人揃って議場に登場することが私の夢であり、会派「人びとの新しい歩み」の新生の第一歩なのです。
政党や労働組合など大きな組織なら、現職議員が直接その役割を担うことは殆どありません。組織の意思で候補者を立てたり、引退させたり(良く言うと「チェンジ」ってことでしょうか)を行います。4期16年の間には、私(たち)以外にも市民派に近い議員たちは複数存在しました。しかし残念ながら、彼ら彼女らは自らの存在のみで終わり、市民派議員の継続も増員も図ることなく去っていきました。
選挙の告示日4月7日まで、あとわずかの日数しかありません。今回の選挙には、かつてない多数の立候補者がいます。皆さんの選択肢が増えることはよいと思いますが、果たして3人への影響はどうでしょうか?住民の皆さんの揺るぎない信頼を得るために、彼女たちは連携しつつ、しかしお互い良きライバルとして、真摯な選挙運動を展開してくれると信じています。私もそのためには、微力ながら役に立ちたいと思っています。
4月12日(日)は投票日、即日開票です。この日、私が託した3つのサクラが花開くことを信じています。さあ!明日は7時から、久しぶりの阪急水無瀬駅での朝街宣です。議会開会中は日程がきついため、揃っての街頭演説は中止していました。私は本日議場で「立候補しません」のカミングアウトを行いましたが、だからこそ「私のバトンを受け取ってくれる、市民派3人へのさらなる注目と支援をお願いします」と力強く訴えたいと思います。
私は次期不出馬を3人の候補予定者と、ごく限られた人たちにしか伝えていませんでした。本日の議会に駆けつけて下さった皆さんは、多分そのことを知りつつ傍聴席にいてくださったと思います。一般質問の中で、質疑内容以外のことを長々と発言することはできません。従って、みなさんには十分な思いもお礼も伝えることはできませんでした。どうかお許しください。
しかし今期議員の任期は4月29日まであります。つまり私は4月分の議員報酬を頂くことになっています。新しい議員構成が決まっても、彼らの任期がスタートするのは4月30日からです。当選者が決まると、急速に“古い上着よさようなら”と私も忘れ去られて当然ですが、市民派議員の任務と誇りは最後まで全うしたいと思います。一部役場職員の胡散臭い眼差しが予想できますが、そんなものには16年間慣れっこで〜す。
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昨日、今期最終の3月議会が終了しました。議場で「4月の選挙には立候補をしない」と宣言をした私にとっては、この日が人生最後の議会でした(日記は18・19日と2日分併せてアップしていますので、前日の日記もご覧くださいね)。
まだ4月29日まで任期が残っていますので、議会は開催されなくても議員の仕事は続きます。私がバトンタッチをする新しい市民派議員二人には様々な行政資料、特に継続している事業や早晩着手される予定の施策情報については引き継いでおきたいとおもいます。そのためには膨大な資料の整理に取り掛からなければなりません。また3月4月分の公文書も請求しておいて、最新の情報を残しておいてあげなくてはならないと思います。
しかし、今何よりも最優先すべきことは澤嶋さん・戸田さんの選挙活動への係りです。両選対共に軌道に乗ってきましたので本番の5日間は心配なく進んでいくと安心していますが、選挙って実に様々な仕事があるものです。仕事は実務的な事務・作業のみならず、選挙に係る多数の人々の風通しをよくする役割や候補者のモチベーションアップを常に心がけることとか、いろいろあります。選挙に限らずですが、目に見えない“仕事”こそが実は重要で、成否を左右すると言われる所以です。
さて標題の何ともヘンテコリンな噂話ですが、笑っちゃいます。もちろんタイランドは好きな国ですし、よく旅行にも行っていますから、どこかで混線して生まれた噂話でしょう。しかしたった一晩でこのような噂が流れることに、驚きと嘆かわしさを感じます。もしかして次は「南部さん死んじゃったみたい」の噂が流れないとも限りません。ホンマ冗談じゃありませんって!
この噂を私に確認してきたのは、役場の管理職です。本日は障害者施策審議会の傍聴に行きましたが、会議が始まる前に管理職が私に言ったのです。「南部さん、議員辞めたらタイで暮らすって聞きましたけれど・・・」と尋ねました。「はぁ〜っ?」と私。管理職は続けて「いや、町長も教育長も選管の職員もその話聞いたそうですよ」と言います。
いやはや!ことほど左様に議員の進退をも茶化してしまう役場の体質を、今更ながら実感しました。それとも噂されるだけ、まだマシだというのでしょうか。実に不愉快です。ついでに言いますが、次のようなことを言う人も心の中で「×」と呟きます。「南部さん、議員辞めて何しはんの?」「そうですね、とりあえずは一生懸命日常を生きていきます」と私は答えています。さらにお節介な人は続けてこう言います。「何かせんと呆けまっせ」「はぁ・・・」。これからは幾度となく、このようなやり取りがあるのでしょうね。やれやれ!
写真は、今朝の街宣を行った阪急水無瀬駅前広場の様子です。駅のバリヤフリー化に伴う工事が始まっていますので、駅山側広場はとても狭くなっています。通勤通学の皆さんの迷惑にならないように立つ場所を決めていますが、どうでしょうか?この場所は移動した灰皿ボックスが目の前にあって、喫煙者のマナーが良く解ります。私はごみ用の袋と手袋持参で、自分の演説以外の時間はごみ拾いをしています。
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3連休の始まりです。立候補予定者にとっては集中して選挙の準備ができる、またとない3日間です。というわけで、私は澤嶋さんと戸田さんの両候補者とそれぞれの選対長に声を掛け集まってもらいました。現在、当然のことながら各選対ではかなりの作業が進行しています。しかし、市民派として共に闘っていることの統一的なアピールについては、まだ具体的に話し合ってはいませんでした。
ただでさえ切り崩しのターゲットにされる市民派です。「市民派議員はバラバラ。議会に登場しても住民の皆さんへの力にはならへんで」との誤った情宣に乗せられないように、私は会派「人びとの新しい歩み」の中でも4年間心を砕いてきました。己の主体性を揺るがすことなく存分に羽ばたいてこその市民派議員ですが、住民の皆さんへは市民派議員の温かく揺るぎない“絆”を見て頂くことも、一方では大事だと思っています。
両選対は私の意を汲みとってくれました。当然平野選対へも呼びかけて、3人の候補者による街宣が可能となりました(まあ、ちょっと愚痴を言うとこんなの当たり前なんですけれどね)。共同街宣は告示日、選挙戦初日に行います。時間と場所は今はまだ秘密です(どんなことで邪魔が入るかもしれませんので)。単なるパフォーマンスではありません。その場に出会って下さった住民の皆さんには、きっと市民派候補者達の力強い連帯を感じて頂くことができるはずです。
また、選挙開始前の駅頭街宣も基本的には継続して行っていく確認もしました(火曜日=JR島本駅・木曜日=阪急水無瀬駅・金曜日=JR山崎駅 いずれも朝7時から)。あとはそれぞれの情報を交換し合って散会しました。尚、両選対で私の選挙用品(看板をはじめ選挙事務所用の備品等)も活用してもらえることになり、「もったいない」派の私はうれしく思っています。
日記の更新が3月17日で中断しています。この間のアクセス数も大変多く、19日から22日は87・87・70・87人の訪問を頂いています。実は私のホームページを管理してくれている“お師匠さん”が、春休み中なのです。恥ずかしながら、私は未だに日記のアップが出来ないので(特に写真が入ると)師匠の帰りを待つしか仕方がありません。
皆さんには空振りのクリックを何度も繰り返させて、本当に申し訳ありません。今夜(22日)か明朝(23日)のご訪問をお願いいたします。この画面が出ましたら、遡って19日・18日分もどうぞご覧くださいね。蛇足ですが、18日は“人生最後”(ふっ、大袈裟かな)の議会を終えた日でしたから是非読んでみてください。あともう一つ、訂正があります。3月19日の日記に書きました「障害者施策審議会」は間違いで、正しくは「障害者施策推進協議会」です。
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今年は桜前線も超特急で北上しています。この調子だと、選挙運動期間中(4月7日〜12日)には桜が見られないかもしれませんね。でも島本町議会には市民派議員の大きな花が3輪咲きますよ。また町議会始まって以来(全国で2番目)の、女性が過半数を占める状況が生まれる可能性も高いです。うれしい春にしたいですね!
18日の最終議会では、新年度予算等に対する最終の採決が行われました。採決の結果、2つの条例改正と全ての予算が可決されました。選挙を控えているため、全予算が新しい施策予算を計上しない“骨格予算”です。私は一般会計・後期高齢者医療特別会計・水道事業会計に反対しました。
骨格予算は経常的な経費の内容を示すものですが、中でも一般会計の職員給料(1億9千万円)及び職員手当(4億7千4百万円・・・退職手当の3億5千万円を含む)が予算に占める割合は大きいです。従って職員の働く姿勢が給与等の歳出に見合うものであるかをチェックするのが、骨格予算審議の大事な視点だと考えています。
一般会計予算については、全会派が討論を行いました。私の会派では平野議員がオーソドックスな反対討論をしてくれたので、私は職員に係り懸念される事象を討論で述べることにしました。一つの会派から2人が同じ表決の討論を述べることに、批判のヤジが飛びました。しかし私がこの討論で述べなければ、誰も一管理職の言動を指摘する議員はいません。躊躇いはありましたが、職員の働く姿勢こそが役場の要であることを、最後まで言わなければならないと思いました。以下は私の討論です。
2009年度一般会計予算に対する反対の討論を行います。反対する理由は先に同じ会派の議員が行った内容と概ね同じです。しかし私があえて討論を述べますのは、町職員管理職の課員に対する指導が適切か否かを再認識しなければならないからです。
憂慮される一つの事例を示すことで、2008年度の悪しき指導が、新年度に継続されることを防がなくてはならないと思っています。私は好ましくない指導の継続が、2009年度事業の精度を鈍らせたり、希薄な住民サービスとなって現れることがないように願っているのです。
私は町職員の働く姿勢については、常に正しい評価を行うよう努力してきました。その中で職員によるセクシャルハラスメントやパワーハラスメント問題にも係り、微力ながら解決に向け精一杯の働きをしたつもりです。庁内を揺るがしたこれらの事件もさることながら、日常の接客等ついつい見逃されがちな職員の姿勢についても、改善を図るよう努めてきました。
だからこそ、種々の内部告発が私に寄せられたものと思っています。今、私が何度か投書を頂いている事案があります。この告発が明確にハラスメント事象だと示せずとも、それに類する管理職の言動が、そのもとで働く職員に大きなダメージを与えています。
以下の文章は、ある町職員から伝え聞いたといわれる住民の方の言葉として語られています(以下括弧内で述べていることは討論では発言していませんが、告発文の内容を詳しく検証するまでもなく、これは明らかなる“内部”告発だと私は解しています。この点は今までかかわったハラスメント事象と異なる点です。告発者は用心したのでしょうが、それゆえ奥歯にものを挟んだような文言となっています。告発者の勇気の欠如を惜しむべきか、或いはこれが賢明な方法だと褒めるべきかは悩ましい判断となります)。職員の特定を避けるため、私が文章を加工したうえで一部を引用します。
投書には「某課職員が疑問に感じてきた○○事業について、南部議員が議場で追及したと聞いています。質問内容があまりにも詳しかったことから、内部で南部議員に情報提供した者がいるのではと、議会終了後某管理職はかなりの剣幕で怒ったそうです。そして課内職員の事情聴取を行い、詰問したようです。事務の停滞が悪いと認める姿勢こそが必要であるのに、誰が密告しているのだと犯人探しをする管理職には呆れます」と記されていました。
また上記の投書の前にも次のような文書が届いていました。「事業の遅れを、課員が『これではまずいのではありませんか。改めなくては』と訴えたところ、議員たちは解っていないのだから『以前からこのようにしています。これで当たり前なのです』と言えばよい。議員たちは『そうかな』と思うに違いないのだからと述べ、改善の意見を封じ込めました」。
さらに続けて「事務の遅れを正そうとしない実績づくりのためだけの業務では、税金の無駄遣いです。部下の指摘にも拘らず『事務を進めなくてもよい』という、管理職のこのような態度は予算(お金の支出)が絡まないから問題にならないというのはおかしいです」と訴えています。
実際の投書は某管理職の氏名も含めて、もっと赤裸々な記述がされています。私はこのような状況は明らかなパワーハラスメントにほかならないと考えますし、当投書を正真正銘の内部告発ととらえるかどうかは別として、同じような事象は庁舎内にかなり蔓延しているのではないかと危惧しています。
これでは町自らが定めた人材育成基本方針も勤務評定制度導入も絵にかいた餅にしか過ぎず、方針や制度以前の問題ではないでしょうか。管理職の意欲・意識の欠如の上に築かれた脆弱な職員態勢について、新年度における抜本的かつ早急な見直しを求めます。
役場は町の最大のサービス機関です。職員はサービスを供給する大事な担い手です。したがって職員のあり方は非常に重要であり、役場の仕事の全ての基礎となるものです。このことを私は16年間、口を酸っぱくして問い続けてきました。内部であれ外部であれ、告発してくれる住民や職員がいるうちが、望みがあると思わなければなりません。
若い職員たちの進言の自粛や意欲の喪失が、職員間に目に見えぬ軋みを生じさせ、ギスギスした元気のない役場にしてしまうのではないかと心配でなりません。理不尽な管理職の言動がこれ以上続くようなら、また私の討論によって告発の“犯人探し”の強化に至れば、その時は私が“外部告発”を行うことを肝に銘じてください。以上が、一般会計予算に対する私の反対討論です。
当然多くのヤジが飛びました。しかし私は議場を去るにあたって、予算説明書をまる写ししたような討論をしたくはありませんでした。また賛否の違いはあるものの、全ての会派が行う似たり寄ったりの討論は、私が残すメッセージとしては相応しくないと思いました。討論としては“異端”であっても、私の心からの叫びを(正しくは告発者の叫びを)伝えなければならないと思ったのです。
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「へ〜っ、ホンマ?」の気持ちもありますが、とりあえずは良い情報です。だって、選挙で選ばれない町長なんて恥ずかしいじゃありませんか。かたや町議選では「優秀で住民のためによく働く議員」を選ぶ選択肢が(まあ、みんながみんな選ぶに値する候補予定者とは限りません)かつてなく多いのですから、なんとしても首長選の無風は避けたいですよね。
でも選挙の告示日まであと2週間しかありません。伊集院議員が書いている内容から察すると“泡沫候補”のようでもありません。とすると、よほどの候補者でないと勝ち目がなく、それになによりも準備不足は否めないと思うのですが・・・。しかし議員のブログですから、それなりの信頼度もあると思いますし・・・。
ブログ中の“元職員”が議員候補なら分かるのですが、町長に立候補する、いやできる“元職員”なんていましたっけ?ウ〜ン、悩んでいても仕方がありません。ホンマの話なら、数日で誰かは判明するでしょう。楽しみに待っています。
さて、今日は7時から久しぶりに4人揃って、JR島本駅での朝街宣を行いました。昨日は冬に戻ったかのような寒さと強風でしたが、今朝は冷たさが残っていたものの、きれいな青空で春の朝日が眩しかったです。澤嶋さんは新しいチラシができ、早速駅頭配布をしていました。また戸田さんは選挙公報の原稿が仕上がって、目を通してほしいと依頼を受けました。平野さんも多分3月議会の報告を作成中でしょうし、3人とも告示日を目指して頑張っています。
ところで午後、たまたまWBCの中継を終盤から見てしまいました。野球通でもなく、応援チームもありません。ワールドシリーズといっても、世界では“野球人口“は少数と聞きます。だから日韓どちらが勝っても「別に・・・」って感じですが、延長戦はやっぱりドキドキしましたね。
なぜテレビの画面に引き込まれたかは、実を言うと私はイチローに興味があります(特にアメリカに行ってからのイチローが)。ファンの域ではありませんが、己を律した禅僧のような姿勢や時には傲慢そのものの言動にも“思想”を感じます。またイチローで外せないのは、もちろんルックスもありますが、そのファッションセンスです(間違っても金の鎖ジャラジャラって感じじゃありませんね)。
まっ、結局は“神が降りた”イチローによって日本が優勝したとマスコミは騒いでいますが、悟っていたはずの禅僧が最後の最後には、我が身を“蜘蛛の糸”に委ねた結果が勝利を呼び込んだということでしょうか。イチローが自らの非凡性を捨てて“凡人でええやん”(新聞は「雑念打法」とネーミングしていましたが)と悟った瞬間が勝利だったとは、皮肉なものです。私流に勝手な解説をしていますが、ウ〜ンこうなると野球も奥が深い。ただしイチローという稀有な選手のフイルターを通してですが・・・(あっ、これっていわゆるファンってこと?)。
以上が3月24日の日記ですが、実は伊集院議員のブログ内容を裏付ける出来事が、24日に高槻記者クラブ(市役所内)で行われていたのでした。下村 真氏が2人目の町長候補として名乗りを上げたのです。従って私の日記は何とも間の抜けた内容になってしまいましたが、一応24日の日記としてアップすることにしました。続きは25日の日記でどうぞ。
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25日の朝刊各紙は、下村 真氏の町長選立候補を伝えています。これで昨日の伊集院議員のブログ記事が解明されたことになり、すっきりしました。ふ〜ん、共産党がなぜ下村氏を「公認」ではなく「推薦」にとどめたのか、よく解かりませんが、無党派層も取り込みたい魂胆が見え見えですね。まっ、当節「無所属」を名乗るのは常套手段ですし、相手の川口町長も同様ですからお互い様ってとこですか。
下村さんは4年前の町職員労働組合(共産党系)の幹部で、新人の川口さんを組織ぐるみで支援しています。川口現町長もわずか1期で町職労にそっぽを向かれ、そのうえ対抗馬まで立てられるとは余程のことがあったのねと思わざるを得ません。その「よほどのこと」の一つが「保育所の民営化など住民不在の町政」だと、下村氏は記者会見で答えています。と、ここまでは新聞記事の引用です。
私は議員になる以前から下村さんを知っていました。最初は30年以上前だと思いますが、江川府営住宅の一角に知的障がい者の無認可作業所「やまぶき園」(当時この名称だったかしら?)があって、下村さんは指導員をしていたと思います。当時私は、社会教育事業で行われた町の施設見学に何度か参加していました。確かその折に「やまぶき園」(?)を訪れ、下村さんの説明を受けたと思います。
また25年くらい前には町教育委員会の社会教育所管で、「遊創塾」と称する青少年育成事業が始まりました。遊創塾を実質的に運営していたのが下村さんでした。遊創塾では小3〜中3の子どもたちが、瀬戸内海の“無人島”でサバイバルキャンプをしたり、芦生の森の合宿やスキーも行っていました。
普段の過保護な生活から一転した経験を重ね、子どもたちは塾の数年間で随分たくましくなっていきました。我が家の息子たちも含め、みんなが「シモさん」(あだ名は確か“酋長”?)と呼んでいたことを思い出します。ちなみに現生涯学習課長の牧野さんは、当時「マキちゃん」と呼ばれていて、「シモさん・マキちゃん」のコンビ二人のことを息子たちは今でも懐かしんでいます。
まあ、上記のようなことは、下村さんの町長選立候補には関係がないと思いますが・・・。それに子どもの育成に係っては、川口町長はボーイスカウトに縁が深いわけで、引き分けってとこでしょうか。下村さんは住民課係長(毎日新聞の「課長」は間違いです)で2年前に定年退職しましたが,遊創塾後は町職労の書記長としての印象が強いです。
8年前の町長選にあたって高山氏を擁立した下村さんたちは、忘れもしません!第2コミュニティーセンターで、私に共産党候補に下れと言いました。私はあなた方のほうが寄って来るべきと拒否をしました。選挙結果は私が次点で高山さんが3位だったのですから、彼らの読みが間違っていたということになります。
さて今回の町長選挙、俄然面白くなってきました。現職もウカウカしておられないですよ。議会の自公民各会派も現職支持で、より結束を強めることでしょう。そんな中で、わが市民派は候補者も支援者も全く拘束を受けない自由な意思で、町長選に対峙します。いずれにしても下村候補の公約を早く見て、すでに出されている川口町長の公約と比較しなければなりません。
今朝は阪急水無瀬駅で7時からの朝街宣を行いました。平野さんはお休みでしたが、澤嶋・戸田両候補予定者と市民派候補支援の演説を南部が行いました。寒の戻りが来たようで、とても寒かったです。差し入れのカイロが久しぶりに登場しました。私は昨日から、またまた○○炎が顕著になってきて憂鬱です。街宣に加えて昨日は澤嶋さんの選対、本日は都市計画審議会の傍聴、土曜日は戸田さんの選対出席と、候補者でない私も気ぜわしい日々が続きます。
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25日の日記中「都市計画審議会」と書いたのは間違いです。正しくは「総合計画審議会」です。お詫びと訂正をいたします。
まちづくり基本条例は町長が施政方針で公言していた時期から大きく後退し、任期中の制定が不可能となりました。施策の実現について年度がずれることはあっても、町長の任期終了後に先送りするというのはあまり褒められたことではありません。条例の素案は「まちづくり基本条例策定委員会」で審議されてきましたが、委員会をもっと早く始めておけば今年度に間に合ったかもしれません。
本日は策定委員会の最終審議が行われました。私は毎回傍聴をしてきましたので、最後の委員会もしっかりと見届けたいと思いました。会議ではパブリックコメントを参考にして、条文の訂正が諮られました。パブコメがたった二人とは少し寂しく思いますが、こまめな説明会等を開いていれば、もっと関心を呼んだに違いありません。パブコメの形骸化が顕著になってきたことが分かります。
さて条例案に対する私の考えは伊賀市の基本条例と比較したものを、昨年の10月23日付日記で述べています。私が条例素案を精査した結果からは、行政案に追加すべき内容はかなりの数ありました。これらがすべてパブコメ案に網羅されてはいませんでしたが、共通した指摘も複数項目ありました。その一例が、まちづくり基本条例の中に「議会の章」はいらないのかという点です。
私が委員である議会運営委員会では、二度にわたり伊賀市・京丹後市の調査研修を行ったのですが、共に「議会の章」建てはありました。いずれにしてもこれら調査結果を踏まえることもなく、我が町議会における進展はありませんでした。ただ政策推進課の答は「議会は議会で議会基本条例を作る予定」で終始していたのですから、それなら議会での現況がどのようになっているかを委員会で説明しなくてはならなかったと思います。
議会においては選挙後の新しい役員構成が決まるのを待って、すぐに検討に取り掛かってほしいと思います。手抜き・骨抜きの議会基本条例にならないよう、丁寧な審議を行わなければなりません。そのためには検討を早期にスタートし、先ずは議会に対する住民の意識調査から始めるべきです。また素案ができたら住民の皆さんへ説明を行い、パブリックコメントも頂く必要があります。
島本町議会のみの問題ではありませんが、議会が立法権を与えられているにもかかわらず、その権能を駆使しているとは言い難い現状です。行政へのチェック機能のみしか働かせていない現実を(それすらも首をかしげることが多いです)是正していかなくてはなりません。その第一歩として、住民と共に創る議会基本条例を目指してほしいと思います。
議会基本条例制定の実現については、南部の力は必要不可欠だと自負してきただけに(自他ともにと言ってもよいと思います)、任期中に何とか具体性のある緒を付けておきたかったと、それだけは心残りです。新しい市民派議員の頑張りを期待しますが、住民の皆さんにも関心を持っていただきたいと願っています。
それは議会基本条例が、議会に対して「何をしているのかよくわからない」、或いは議員に対して「もっとしっかり働け」と思っておられる住民の皆さんの願いを法令によって担保するものだからです。だからこそ抜け道だらけで、議員を擁護するような条例にしてはならないと思うのです。各地で次々に議会基本条例が制定されてきています。島本町議会はその制定過程において、どこの議会にも負けないような住民参加を実現してほしいものです。
あれっ!まちづくり基本条例の報告が、いつの間にか議会基本条例への思いに変わってしまいました。「まちづくり・議会」両基本条例が両輪で正しく機能していく日が、一日も早く確実に訪れることが私の願いです。もう間もなく始まる町議会議員選挙の候補者が、議会改革・議会基本条例についてどのような理想を抱いているのか、さらには理想の実現に向かって具体の方策をどのように示すのか、しっかりと見てみましょう。
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ここ数日何回かに分けて、議員ロッカーに詰め込んでいた荷物を持ち帰っています。法令集・さまざまな書類・自前のインスタントコーヒーや茶葉・マイカップ・議場で履き替え用の靴(ちゃんとした黒のヒール)まで含めて細長いロッカーに、よくぞ詰め込まれていたものだと感心するくらいの物が出てきました。
16年間使用したロッカーです。内も外もピカピカにして、ついでに両隣のロッカーも(外側だけしかできませんが)きれいにしておきました。最後に扉につけられた名札を外しておこうかと思いましたが「いやいや4月29日までは任期」と、自分自身の意思確認のためにも残しておきました。
掃除を終えて、とある職員に訊いてみました。「町長立候補者(下村さん)が、選挙まであとわずかの2週間の土壇場で出てきたのは何故だと思います?」。職員曰く「さあ〜よくわかりませんが、民生部理事が議場で行った退任挨拶にカチンときたということではないですか」。
へ〜っ、そうかもしれないけれど“大”政党の共産党が、今の今まで手をこまねいているかしら?ただこういった登場の仕方は、住民の受けは良いかもしれませんね。「ここまで言われて黙っとれん」と立候補するのは、インパクトがありますもの。従来から何となく(失礼!)既存勢力の対抗馬として立候補する図式が、共産党に対する固定観念として刷り込まれてきましたから、私は早い段階での出馬表明があると思っていました。
さて18日、3月議会における全ての議事が終了した後、町長の閉会挨拶がありました。そのあと2人の理事者(消防長と民生部理事)と議会事務局次長が退職挨拶を行いました。ちなみに2008年度末の退職者は、正規職員19人・再任用職員5人・常勤嘱託員1人・府教委割愛職員1人です。これら26人中、議場で挨拶ができる職員は限られています。
閉会後の挨拶は議事録に残らないため、私はメモを取りました。消防長は「38年3か月間、消防一筋できた。いつ何が起こるかわからない消防の任務を、31日まで精一杯遂行する。消防職員に関しては、私なりに一定の考えを持ってやってきた。人員を活用し創意工夫を行いながら、気力を充実させることの実践を置き土産にしていきたい。感謝しお礼申し上げる」。
次は民生部理事の退任挨拶です。「カチン」ときた挨拶とは、どのような内容だったのでしょうか。「俸職35年間のうち、約半分を民生部で働いた。心残りは、<就学前の子どもの教育と保育環境の整備=基本方針>の実現がならなかったことである。基本方針は本庁の最良の計画と自負している。そう遠くない日には、多くの子育て世帯に喜んでいただくことになるだろう。職員の労をねぎらいたい。感謝しお礼申し上げる」。
改めてメモを読みなおしてみましたが、これじゃ共産党云々ではなく保護者や保育所職員や住民に対して、全く反省をしていないことが明らかです。理事自身の偽らざる気持ちが、図らずも吐露されたということでしょうが、こんな言葉を安易に吐かせたのは町長の責任であり、“町長をヨイショ”している自公民会派の責任でもあると言わざるを得ません。文字にすると僅か数行の言葉が、町長選挙に限らず議員選挙においても、更なる大きな争点を作り出してしまいました。
最後に議会事務局次長が、議員の拍手に促されて(挨拶予定はなかった?)、11年間の事務局の仕事を振り返り「配属当初から見れば、議会の進め方も大きく変わった」と感想と謝意を述べました。私は通算20年間議会に係りましたが、共感するところもあります。でも、住民の皆さんに「議会改革しました」と、胸を張れる道はまだまだ遠いです。
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もっと早くに行けばいいものを、締め切り1日前に府の選挙管理委員会に駆け込みました。政治団体の収支報告を提出しに行ったのですが、あまり待たされることなく終了しました。もっとも「なんぶ由美子後援会」では金銭の出し入れはありませんので、報告書にはゼロが並んでいるだけです。
従って審査も記載漏れのチェック程度で済みました。ただ今回は政治団体の解散届を行いましたので、そのために少し時間を要しました。選管の職員に理由を聞かれ「今後は立候補をいたしませんので」と答えつつ、これもまた議員を辞する過程の一場面だと感じました。
府庁からの帰路、高槻駅で下車し小沢事務所と辻元事務所を訪ねました。小沢さんには澤嶋さんも戸田さんも選挙に係る具体的な応援をお願いしていますので、簡単に最終打ち合わせをしておくためです。辻元事務所には昨年の8月に、戸田さんと共に挨拶に行っています。その折には私の引退を伝えていませんでしたから、どうしても選挙が始まるまでにご挨拶をしておかなくてはならないと思いました。
辻元さん・小沢さん、そして両事務所の皆さんには8年前の町長選挙を始めとして、随分お世話になりました。お二人は私にとって大きすぎる存在ですが、お手本とすべき政治家が身近にいたことは本当によかったとつくづく思います。一方、平野さん・澤嶋さん・戸田さんが、お二人に接する姿勢にはそれぞれ温度差があります。平野さん・澤嶋さんにはちょっと残念だな〜と思うこともしばしばですが、多様性を認め合ってこその“市民派”議員です。
したがって、私は自分と同じ思いを平野さん・澤嶋さんに押し付けようとは思いません。各人の温度差が選挙結果へどのような影響をもたらすのかはわかりませんが、私は3人の意思を尊重して調整してきました。今回辻元さんは政権を取るための野党連合を主張し、民主党との関係を構築していますから市民派選挙への表だった係りはありません。まあ、3人の係りの浅い深いにかかわらず、私はこれで良かったと思っています。
さて夕方の帰宅後は、澤嶋さんと共に阪急水無瀬駅で街宣のため立ちます。少々立ち遅れ感のある澤嶋さんを少しでも皆さんに知っていただくために、告示日までの数日ですが一日最低3回朝・昼・夕の街頭演説を誘いかけることにしました。顔を見てもらい、ビラを受け取ってもらい、演説を聞いてもらうことが何より大事です。駅頭は夕やみが迫るとまだまだ寒く、○○炎の悪化を心配した私でした。
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本日の朝街宣は、澤嶋さん・戸田さんの両町議候補者(予定者)と応援者の南部の3人で行いました。朝7時過ぎJR島本駅に急ぐと、いつも私たちが街宣を行っている定位置に“おじさん”が一人立っています。「アララ!先客がいらっしやる」と思いましたが、公共の駅前広場です。誰が定期的に使っているとかという、いわゆる既得権的な考えを持ってはいけないので仕方がありません。
私たちは、彼と一番距離を置いた新たな場所に移動しました。しかしマイクを使用しますので、一応断りのご挨拶を伝えに行きました。「町会議員の南部と申します。後から来まして申し訳ありませんが、できるだけ離れた場所でマイクを使いますのでお許しください。失礼ですがどちらさまですか」と私は丁寧に尋ねました。
口を開いた“おじさん”は、○○候補予定者でした。「当確間違いなし」と聞いている人です。○○さんはニコリともせず名前以外は一言も発しないまま、私たちの街宣を了解してくれました(頷いたので、そうだと思います)。はぁ〜っ?愛想のない人やなぁ〜。「いえいえ、どうぞ。演説聴かせてもらいます」とかなんとか、お世辞でも言えないですかね。
まさか「南部」を知らないわけはないでしょう?それに町議に出るのだったら、もうちょっと笑顔のほうがお得よねぇ〜。スッキリとスーツを着こなした紳士風の○○さんに対する私たちの第一印象は、すこぶる厳しいものでした。さ〜て、選挙戦本番に入って○○さんがどのような演説を行うのかが楽しみです(まさか、ずっと黙って立っているわけじゃないでしょう?)。
10時過ぎには役場へ行きました。議員の出退盤にはだれの電気もついていませんでした。今どき役場でウロウロしている候補予定者は、まずいないでしょうね。でも私なら仮に立候補するとしても、今日はやっぱり役場に来ます。何故かと言うと、本日で退職する職員には一言挨拶をしたいからです。今まで厳しいことばかり言われて癖癖してきた職員が、「お疲れ様でした」と南部に挨拶をされてもうれしくも何ともないかもしれません。
けれどこういうことって、人としてのマナーだと思うのです。形式的でも何でもありません。役場でだって潤滑油が必要です。永年の労いを言葉にして贈るのは今朝の○○候補の例を引くまでもなく、必要なことだと私は思っています。仕事上で議員の私と激しくやり合ったことがあっても、それはそれ。残念ながら全ての退職者には会えませんでしたが、ほとんどの職員には感謝と今後のエールを送ることができました。
挨拶を済ませた後は、本日が契約工期の成果品を情報公開請求しました。また、定額給付金に係るプロジェクトチームが事務を行う役場地下の部屋を見せてもらいました。もとは職員の休憩室として使用していたスぺースですが、最盛期にはここで13人の職員が働くそうです。またここは、問い合わせや申請書の提出に来られる住民の皆さんへの接客を行う大事な場所でもあります。コンピューターはまだ入っておらず、机もパーテーションも全てリースの設置ですが、なかなか良い雰囲気に仕上がっていました。
肝心の給付事務の進捗状況ですが、議場での質疑を受けて特段早まったということはありません。4月の下旬に役場から世帯主の方へ申請書の発送を行います。世帯主さんは申請書に記入後、返信用封筒で役場へ送り返していただきます。役場では記載のチェックを行い、口座振り込みの方は約2週間後に給付金の引き出しが可能となります。一方口座振替ができない世帯は窓口での支払いとなりますが、その場合の給付時期は5月の下旬になりそうです。
ちなみに私の場合、世帯主の夫は給付を受けると思います。私は定額給付金の施策については「バラマキ以外のないものでもない、天下の愚策」とまで言い切り反対しましたから、「南部さんは、まさかもらわへんよね」と念押しをされます。私は「いいえ私は給付を受けます」と答えています。拒否すれば、その分は国庫に返納されるだけだからです。
受け取って、島本町の「ふるさと島本応援寄付金」(ふるさと納税制度)に寄付をしたいと思っています。現職議員であれば寄付はかないませんが、4月30日からの私は一住民として寄付行為が可能になるのです。農業委員会及び都市計画審議会の報酬等(受け取りを拒否しているため、現在は法務局に供託されています)も含めてホンの少額ですが、町の住民サービスの一助にしてもらいたいと考えています。
役場の帰りにスーパー・マンダイ前で、さわしま真紀子さんと街宣を行いました。また夕方は生協前と水無瀬駅でも行いました。本日は4回の街頭演説です。候補予定者と共に私もテンションが上がってきますが、ひたすら応援の弁に徹するように自戒をしています。二人とも演説を重ねても重ねても、言葉が磨かれていっているとはなかなか実感できませんが、それでもまだ私のほうが上手かな?と澤嶋さんの演説を聞いていて密かに思っています(ごめん!)。私なんぞを追い越して飛び越えて、花開いてほしいと市民派の3人に願いをかけています。
明日からは新しい年度の始まりです。2008年度も様々なことがありましたが、今は元気よく「2008年度、さようなら」と言える気がしています。
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