ジョウゴ沢より硫黄岳
氷の魅力を説く友人と、八ヶ岳へ氷瀑登攀に出掛けた。雪も氷も申し分ない美しさだった。
◆日 時 1990年12月30日〜31日
◆行 先 赤岳鉱泉からジョウゴ沢、硫黄岳へ
◆日程と記録
30日
赤岳鉱泉へのアプローチ。小枝に積もった新雪が美しい。
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31日
ジョウゴ沢に向かう。朝日を浴びた横岳が真っ白に輝く。
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最初の氷瀑に到着。しばらく順番待ちをして氷に取り付く。氷には粘りがあり、砕けるようなもろさはない。アイゼンやアックスが氷にギュッと突き刺さる感触が快い。
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青や緑に輝く氷の美しさ。あたり一面がガラスの彫刻のようだ。
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ひんやりした氷瀑と陽を浴びた雪面を交互にたどりながら高度を稼いでゆく。
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上部は明るい緩斜面になっている。硫黄岳へのわずかな距離を詰め、そのピークに立った。
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空にはレンズ雲を分厚く連ねたような怪しい雲が現れてきた。下山を急ぐ。振り返り見る八ヶ岳は起伏に富んで美しかった。
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