2000年7月-9月のひとりごと


2000年9月30日(土)
天気が悪かったので、田舎に帰りませんでした。来週末は体育の日も絡んで3連休となるので、星の方は来週末までおあずけにしました。今日は部屋でのんびり。そういえば、テレホに入って1ヶ月が経ちますが、週末は田舎に帰ってばかりで、思いっきりテレホタイムを有効に使っていませんでした。今晩は、電話をつなぎっぱなしにして、オートパイロットで思いっきりネットをダウンロードしようと思っています。

2000年9月28日(木)
週末が来るのが楽しみです。明日の夜には田舎に帰って、デジカメの試し撮り。土曜の夜は、小山の星仲間たちと星見です。天気は大丈夫かなぁ。

2000年9月27日(水)
今日は、一日中、歩いてました。仕事で東京ビッグサイトに行ってきました。情報収集が目的で、山のようにカタログを集めて、宅配便で会社に送りました。久しぶりにずいぶん歩いたのでくたくたでしたが、折角、東京に出てきたので、帰りに秋葉原に寄って、パーツショップとパソコンショップを廻り、スターベースに行き、てくてくと御徒町を通り過ぎて、上野のヨドバシカメラに行ってデジカメのリモートケーブルを買ってきました。もうへろへろです。でも、筋肉痛は翌日には出ないんですよねぇ。多分、足が痛くなるのは、週末の星見の頃かな。

2000年9月26日(火)
やりたいことが山のようにあるのですが、なかなかできません。帰宅して夕食後の2,3時間が、唯一の自由時間なのですが、最近、星雲星団について、いろいろ調べているうちに、あっという間に時間が経ってしまいます。HP作成のためなのですが、作っているうちに、こんなページもあったらいいななんて思っていると、アイデアの方が多すぎて、製作が間に合いません。天気の良い週末は、月がなければ星見に行くし、月があったらお月さまと惑星の試し撮りをしたいし、やりたいことがいっぱいです。で、今週末は、粕尾峠か戦場ヶ原辺りに星見に行って来ます。写真を撮ってくると、またHP更新の作業が増えてしまうのですが。。。

2000年9月25日(月)
1週間ほど前から、トップのページをリニューアルしたのですが、どうも気づかれていないらしい。。。

2000年9月21日(木)
時刻の表し方に疑問を感じました。一般に12時間制と24時間制があります。12時間制は午前と午後に12時間ずつ分けて表現しますが、実は多くの人は、13時間制を使っているのではないでしょうか。夜半は0時ですが、正午は12時です。午前0時とは言いますが、昼の12時は午後0時って、あまり言わないですね。昼の12時30分は、12時30分って言えば判りますが、午後0時30分ってあまりピンときませんよね。昼は12時59分までは、そのまま言うことが多いようです。昼の12時から12時59分までの間は、なぜか24時間制を使います。時計の文字は、どうして0から11までではなく、1から12までなのでしょう。時計に12の文字を使っているから、昼の12時台だけは、24時間制を使うのでしょうか。私は、天体写真の撮影データを記録するときに、30時間制を使っています。夜半過ぎても、朝の6時までは前日の日付を使います。撮影時間を計算したりまとめたりするときに都合が良いのです。ですから、翌午前3時は27時、翌午前5時は29時となります。冬至でも5時半には薄明が始まってしまうので30時間制で済んでいます。結局、判れば良いわけですね。
明日で一週間の仕事が終わります。夜、田舎に帰って、晴れていれば夜半過ぎにデジカメでお月さまと惑星の試し撮りです。天気が悪くても、田舎には帰ります。お彼岸ですから、墓参りをしてきます。そして、土曜の夜は、星見に出かけるつもりです。

2000年9月20日(水)
部屋が、60年代から70年代の天文ガイドで爆発しています。いろいろ調べたいことがあって、古い天文ガイドを手に入れました。ダブっている物も含めて約200冊。どこから手をつけていこうかと思いつつ、身近なところからバラパラっと見ているうちに、大変なことになってしまいました。お気に入りは、1967年11月号臨時増刊写真で見る月面観測と、1968年10月15日発行天文ガイド別冊月面アルバム。共に、川口の児童文化センターの高橋実さんが執筆されてます。15年ほど前、川口にプラネタリウムを見に行ったときに、一度、お会いしたことがありますが、その時は、黒点観測が専門だと思っていました。私の高校にも入っていた、五藤の15cm屈折で、多くの月面写真を撮影されています。そして、その解説もすばらしい。お月さま関係の最近の本を数冊持っていますが、今の本は、解説自体はきちんとしているようですが、見方の面白さというか、楽しみというものがあまり伝わってきません。でも、高橋先生の解説文は、感動を伝えようと、興味をそそるような文章で仕上げられています。アポロが着陸する以前の、お月さまの神秘を率直に伝えています。写真も、今の機材とフィルムで撮られた物に比べれば、粒子も粗く像も悪いですが、月齢や秤動の違いによるクレータや谷の見え方の違いを表す写真は、長年の撮影で得たものです。最近、私もデジカメでお月さまを撮りたいと思っていたので、最高の参考書となります。そうそう、せっかく、古い天文ガイドを山のように手に入れたので、雑誌で見る天文史なんてページを作って、毎号に書かれている天文情報のピックアップをしたら面白いかな、なんてことを考えています。そんなの作ったら、みんな見てくれるかなぁ。また、70年の途中から74年途中までの天文ガイド約40冊がダブってあります。コレクションとしてではなく、書物として有効に使っていただける方にダブっている分を差し上げようと思っています。昔の本は内容が濃く、味があって良いですね。

2000年9月19日(火)
先週、デジカメCOOLPIX990を買ったときに、撮影した画像をパソコンに転送するのに必要かなと思って、パソコン接続キットも購入しました。ところが、実際に撮影したあと、コンパクトフラッシュをカードアダプタに入れてノートパソコンで読み込むと、あっという間に画像の転送ができるので、パソコン接続キットは開けずじまい、買う必要がなかったなと後悔しました。一転して、昨日、ニコンのHPからファームウェアのバージョンアップソフトが公開されました。連写やオートフォーカスなど、いろいろ改善され、デジカメの機能がアップするのです。ただし、デジカメのプログラムを書き換えるには、パソコン接続キットが必要とのこと。やはり、買っておいて正解でした。今日、帰宅後、ネットからアップデートソフトをダウンロード。パソコン接続キットを開封して、早速、デジカメに書き込みました。これで、次回のお月さまの試し撮りがより一層楽しみになりました。ちなみに、フィルムスキャナLS-2000のファームウェアのバージョンアップは昨年公開されているのにも関わらず、まだしてません。いつの日か、バージョンアップをしなければ。。。

2000年9月18日(月)
敬老の日を含んだ連休が開け、今日になって天気が良くなりました。ちょっと日がずれていれば、デジカメで月や惑星の試し撮りをもっとできたのにと、残念に思っています。先週末の試し撮りでは、いろいろな改善点が出てきました。まずは、望遠鏡の光軸。400倍以上の強拡大をかけるのであれば、光軸がベストの状態かどうか確認する作業が必要でした。次に、極軸の問題。雲があって北極星が見えなかったので、大まかに合わせましたが、拡大時に被写体がどんどんずれてしまうので、安定した像を得るためには、やはりある程度の精度で合わせる必要があるようです。また、架台の安定度の問題。シャッターを押すと、像が振動してしまいました。赤道儀の剛性はあるようなので、なんで揺れてしまうのか始めは判りませんでしたが、土の地面に望遠鏡を組み立てたのがいけなかったようです。少なくとも、しっかりした土台の上に組み立てないと、赤道儀全体が揺れてしまいます。次回には、コンクリートのボードかブロックを3つ買ってきて、しっかりした土台の上に望遠鏡を組みたいと思います。他にも、デジカメの最適解像度、最適露出、適度な倍率の選定、など多くの課題があります。新しい望遠鏡で銀塩写真が満足のいくように撮れるまでに、10晩ぐらいかかるのと同じように、デジカメでも、時間をかけて、悪いところを一つ一つ潰して完璧にしていかないと満足のいくものは撮れない気がします。

2000年9月17日(日)
困った依頼のメールが届きました。フランスのAstronomie Magazineという月刊の天文雑誌から、NGC457, NGC654, NGC659, NGC663 の写真を捜していたところ、私の英語版HPに載っていたので、是非使わせていただきたいというメールでした。おそらく、季節柄、カシオペア座の特集でも組むのでしょうが、確かに、こんなマイナーな散開星団を撮影している人は、あまりいないでしょうね。自由に使っていただくのはいっこうにかまわないのですが、高解像度の画像を18日までに送ってくださいとのことでした。今、田舎に帰っているので、オリジナルの画像が手元にありません。明日は田舎から直接会社に出勤するので、オリジナルの高解像度の画像を送れるのは、18日の晩になってしまいます。更に、掲載した雑誌を送ってくれると共に、インターネットのリンクを掲載しますとのことでした。日本の雑誌ならともかく、フランスの雑誌にURLが掲載されて、英語やフランス語のメールが山のように届いたら大変なことです。なにしろ、私は英語が不得意なので、1通の英語メールを読むだけでかなりの労力を費やしてしまいます。どうしたものか、今も思案中です。でも、フランス語が読めなくても、一度その天文雑誌を見てみたい気もします。

2000年9月16日(土)
昨晩、今晩と、デジカメでお月様と惑星の試し撮りをしていました。田舎の庭にC14を組み立てて、雲の隙間から出るお月様と木星を、アイピースを替えたり、デジカメの設定を変えたりして、いろいろ撮影してみました。撮影しては、部屋に入って、ノートパソコンにダウンロードして画像処理をかけて、再び、庭に出て撮影と、繰り返していました。一番難しいのは、デジカメの設定ですね。設定の仕方ひとつで、良い写真が撮れたり、ダメだったりです。あと5、6晩ぐらいないと、みんなにお見せできる写真が撮れないような気がします。やはり、最良な設定を見つけだして、準備を完璧にしておかないと、撮りたいときにすぐに撮れませんから。いまのところ、C14だけですが、ε210Cに付けてみると、また違った物が撮れそうです。多分、望遠鏡が変わると設定も変わるんだろうなぁ。それでも、デジカメの良いところは、失敗したらすぐに消せるし、出来具合もすぐに見られるので、どんどん撮影できます。この2晩に300枚ほど、試し撮りしました。

2000年9月13日(水)
最近、インターネットの仲間で、お月さまを撮影するのが流行ってます。月面、というより、お月見のお月さまです。私も、撮影してみようと思っていたのですが、銀塩フィルムだと、何枚撮ってもきりがないので、デジカメで撮ろうと思い、既に持っているデジカメでは役不足なので、お月さま撮影専用のデジカメを新宿のヨドバシカメラに行って買ってきました。コリメートで簡単に撮影できれば良いので、最近、ビクセンから発売されたデジカメアダプタを使うことを前提に、ニコンのCOOLPIX990を買ってきました。メモリのコンパクトフラッシュは既に32Mを持っているので、これを予備にして、64Mを買いました。ビクセンのデジカメアダプタも購入し、それにちょうど入るビクセンのLVアイピースも買ってきました。手頃な焦点距離が判らなかったので、25mm、15mm、9mm、6mmの4本を買いました。C14に取り付ければ、156倍、260倍、433倍、650倍となるので、そこそこの月面クレータから惑星まで、シーイングさえ良ければかなりの強拡大で撮影できることになります。週末、天気が良ければ、田舎に帰って撮影してみようと思っています。でも、天気は悪そう。。。

2000年9月12日(火)
テレビを見ていたら、横綱審議委員に新しく作家の内舘牧子がなったそうで、インタビューの中で、「大相撲は、女性は横綱審議委員まで。土俵に入るのは以ての外」と言っていました。そのことで、ちょっと前に、大阪府の女性知事が表彰式で土俵に入るの入らないので問題になったことを思い出しました。大したことではないのですが、私が思うには、大相撲は伝統芸能。だから、伝統を守るのであれば、女性は土俵には入ってはいけないと思います。別の見方をすれば、アマチュア相撲はスポーツなので、男女の差別無く土俵の中に入れます。ただそれだけのことだと思います。伝統的な武道である柔道が、世界からスポーツとして認知され、世界的見解からカラー柔道着を着るようになりました。伝統の中だけで繰り広げられるのであれば、柔道着は白でなくてはなりません。しかし、柔道をスポーツという観点で世界に広めようとしはじめたときから、公正でわかりやすいルールに改正されるのは、当たり前のことだと思います。大相撲の横綱は、あやふやな基準で決められます。何場所中何勝以上で必ず横綱になれるという客観的に公平な基準ではなく、心技体を兼ね備え、横綱にふさわしいかどうかを審議するところが、スポーツではなく伝統芸能だと言い切れるところだと思います。要は、伝統が主なのかスポーツが主なのか、それだけのことだと思います。

2000年9月10日(日)
コンビニで、「インターネットSTART」の10月号を買ってしまいました。付録のCD-ROMの中に私の壁紙が入っているからなんですが、自分のHPが載った本を全部購入してたらきりがなくなってしまいますね。多分、これからもいろいろな雑誌に載ることでしょうし。。。ちなみに、9月12日に発売する「ウィンドウズ・パワー」上半期総集編にも載りますが、こちらはお礼に本を進呈してくれるそうです。

2000年9月9日(土)
今日は埼玉県庁天文同好会の例会に出かけようと思っていたのですが、メールの返事を書いてて行けませんでした。というのも、IRAS-荒木-オルコック彗星(1983d)の3つある名前の不思議に答えてくださいというアメリカ人からメールでした。私のHPにIRAS-荒木-オルコック彗星の写真があるので、それを見てメールを出したようです。名前の不思議といわれても、IRAS-荒木-オルコック彗星は、1983年に光害のある街中でも見えていたほどの有名な彗星ですから、何でこんな質問をしてくるのかわかりませんでした。私の英語力のなさで、メールの文章を間違って解釈しているのかとも思いました。そういえば、先月のお盆の時期、別の外人から同じようなメールが届いていたことを思い出しました。3つ付けられている名前のうち、IRASはわかるけど、他の名前はどういう訳かというものでした。そんなものインターネットで調べればすぐにわかるだろうと、ほって置いていたのですが、ここにきて、同じような質問がきたので、どうしてあんな有名な彗星に疑問を持つのかインターネットの検索エンジンを使って調べてみることにしました。すると、IRAS-荒木-オルコック彗星について、検索エンジンで最初に検索されたデーンマークのあるページに、間違った説明が書かれていたのです。説明の内容は、百武彗星のものでした。また2番目に検索されたページでは、IRASが赤外線天体用の人工衛星である詳しい説明はありましたが、荒木さんやオルコックさんのことは、全然触れられていませんでした。他のページも、名前の由来について詳しく書かれていませんでした。そこで、きちんとした説明を返事に書かなければならないと思い、いろいろと書いていたのですが、もう一度、インターネットで調べてみることにしました。今度は、IAUサーキュラをたどってみることにしました。17年前ですからインターネット発信は行われていない頃です。過去のデータとして入れられているかどうかです。時期はわかるので、大まかな番号を入れて捜してみました。すると発見時のIAUサーキュラが見つかりました。IAUC 3796です。また、IAUC 3798IAUC 3799IAUC 3800にも、関連で、軌道要素や位置予報が載っていました。読み直すと凄い彗星だったんですね。当時は、拡散したコマだけが見え、尾が伸びなかったので、確かに明るいとは思っていましたがあまり気合いは入れませんでした。でも、2.0等まで明るくなる予報が出されており、現にその明るさで、カシオペア座の横を通過していったのを覚えています。早速、そのURLをメールに書いて返信し、お盆の頃に来たメールにも返事を出しました。

2000年9月8日(金)
食べ物の好き嫌いは不思議です。私は嫌いなものがないので、嫌いな食べ物がある人の心理は、実は良くわかりません。でも、嫌いではないけれど、好んで食べない物はいくつか有ります。ラーメンとスパゲティです。というのも、この2つは値段が安いので、学生時代にイヤというほど食べてしまったからです。だから、社会人になってからはほとんど食べないようにしていました。それでもラーメンは、ラーメン屋に付き合いで行ったり、休日に部屋で食べ物がないときにカップラーメンを食べたりで、結構、食べる機会があります。ところが、スパゲティの方は、食べない気になれば全く食べる機会がないものですね。大学を出てから10数年、ほとんどスパゲティを食べなかったので、最近になって、たまにスパゲティが無性に食べたくなります。今日も仕事帰りにコンビニで、ペスカトーレとボンゴレの2つのスパゲティを買ってきてしまいました。夕食は寮で出るので、夜食と明日の朝食の分です。今さっき、ペスカトーレを電子レンジで暖めて、タバスコをたっぷりかけて食べたところです。食べ物って、大きなサイクルで食べたい時期と、食べたくない時期が来るものなんですね。小学生の頃、マクドナルドのようなハンバーガーのファーストフードのお店がなかった頃、ある時、ハンバーガーを死ぬほど食べてみたいと言ったら、父がハンバーガーを山のように買ってきました。目玉焼きが死ぬほど食べてみたくて、2パックほど自分で焼いて食べたことがあります。お好み焼き、たこ焼き、ホットケーキなど、自分で作れる物は、みんな死ぬほど食べたことがあります。で、しばらくの間、口にしたくなくなって、でも、いつの間にか、食べられるようになるものです。これって、珍しいことじゃないのかも知れませんね。

2000年9月7日(木)
毎日が涼しいせいか、このところ、早い時刻に眠くなってきます。暑い頃は寝苦しくて、なかなか眠くならなかったのですが、過ごしやすい季節になってきたってことでしょうか。
ところで、親子丼というのは、どうして親子丼なのでしょうか。鶏肉を卵で閉じてドンブリにしているからなのでしょうが、不思議に思いませんか。使っている鶏肉と卵が親子なんてことはないでしょう。本当の親子丼だったら、卵を産んだ鶏とその卵を使わないと。でも、鶏とその産んだ卵で作った純正親子丼なんて、多分、美味しくないでしょうね。鶏肉は、卵を産む前の若鶏でないと堅いでしょうから。鮭とイクラを使った親子丼なら、まだ親子の可能性はありますね。じゃあ、何で親子丼なのか、ちゃんと考えると、大人と子供を使った物を仮に親子としてるんですね。それじゃ、下手物やさんで出てきそうな親子丼は、カエルとオタマジャクシの親子丼でしょうか。絶対、食べたくないですね。
話かわって、ふと思ったのですが、トイレに入って、洋式トイレの便座の蓋を開けたら、中の水にかわいい金魚が1匹泳いでたら、どうします。私なら、多分、困ってしまいます。みんなはどうするんだろう。

2000年9月6日(水)
先週末から私の周りには、本棚から出した天文書が山積みになっています。気がつかないかも知れませんが、少しずつ「星雲星団を楽しもう」のページを書き足しています。それにしても日本の天文書はダメですね。詳しく突き詰めていくと深いところが何も書かれていません。結局、私の所有する数少ない洋書をひっくり返しては、辞書を片手に調べています。もっとも、日本で手に入る天文書に何も書かれていないから、私がそういうことについて、自分のHPに書いている訳なんですが、そこまで関心を持って見てくれる人はそうそういないかも知れませんね。でも、作りながらいろいろ知識が増えてくるのは楽しいものです。今、少しずつ、星雲星団カタログについて書いています。

2000年9月5日(火)
8月26日星見について、「多胡カタログに挑戦!」に載せました。
今日は一日中雨で、涼しく感じました。帰りに半袖で歩いていると、ちょっと寒めで気持ちよかったです。今年の夏は、山に星見に行っても、一晩中半袖で汗をかいている状態でしたから、寒いと感じたのは、久しぶりだったかも知れません。これから過ごしやすい季節になりますね。今晩は、部屋のエアコンのスイッチを入れてません。寮にいるときは、Tシャツに半ズボン姿なのですが、そろそろ長袖を出さなければなりませんね。

2000年9月4日(月)
8月26日星見で撮影した NGC147NGC185NGC278NGC925 を載せました。すべて暗い星雲なので、わかりずらいかも知れません。

2000年9月3日(日)
前々から構想だけは練っていた「星雲星団を楽しもう」のページを作りはじめました。最近の天文書、特に星雲星団の観望書は、初心者から使えるように深いところがほとんど書かれていません。それらが気になって、いろいろ調べているうちに、私自身にかなりの蓄積ができました。そこで、それら、本にあまり書かれていないようなことや、私が調べて思ったことなどを、少しずつ書き進めていきたいなと思っています。とにかく、書きたいことは山のようにあるのですが、気持ちだけあってなかなか進みません。涼しくなってきたし、この秋は、「ホームページ作りの秋」にしようかなと思っています。でもその前に、先々週末に撮影した写真を整理しなければ。。。

2000年9月2日(土)
今日は暑かったです。今年の最高気温が出たそうで、熊谷は39.7度だったそうです。観測史上9月の最高気温だって。体温よりも高いんだから、暑いのは当たり前です。今日の星見は疲れ気味だったのでパスしました。出勤日だったし、この暑さじゃ、休養を入れなくては、体が持ちません。その代わり、仕事帰りに床屋によって、すっきりと坊主頭にしてきました。涼しくて気持ちいいです。
新しい500円玉を初めてもらいました。床屋のお釣りだったのですが、今頃になって初めて持つのは、遅すぎでしょうか。でも、実は2000円札をまだ見ていません。いつになったらお目にかかれるのでしょうか。

2000年8月31日(木)
8月も今日で終わりです。近辺の小中学生はこれで夏休みも終わり、明日から2学期が始まるんですね。夏休みの宿題が終わらなくて、今日一日一所懸命宿題をやっていた子供が、日本全国で1万人以上は絶対いたでしょうね。もしかすると、5万人とか10万人とか、あるいはそれ以上の人数なのでしょうか。凄いことです。明日、通勤の電車では、学生さんもずいぶん乗っているんでしょう。
このところ、昼間は変わらず暑いのですが、朝夕は少しずつ涼しくなってきたような気がします。特に夜は、涼しくなったせいか、今週は早い時刻から眠くなってしまいます。それでもがんばって、先週撮影した写真の画像処理を行っているのですが、淡い天体ばかりなので、つまらなくなって、うとうとしてしまいます。明るいM天体も何コマおきかに撮影しておかないと、これから対象がどんどん淡い天体になったときに、作業も失速してしまうでしょう。やっぱり、M天体はどれも明るくて素晴らしいものばかりなんだなぁと、つくづく感じました。
今週末は、天気が悪そう。星見は無理して行かずに、パスかなぁ。明日は、夕方、送別会があるし、土曜も仕事だし、日曜はどこにも出かけずに、HPを作りながら休息するのも良いなと思っています。

2000年8月29日(火)
今日からフィルムスキャナで、8月26日の星見で撮影した写真の取り込み作業です。

2000年8月28日(月)
多胡カタログチェックシートを作り直しました。昨年作成したものに、星雲星団の種類と、天体のある星座名の欄を増やして、わかりやすいようにしました。
6連休も今日で終わり、明日から仕事です。この夏は、ずいぶん星見に行けて満足です。先週土曜も粕尾峠に行き、星を見ることができました。明日から、帰宅後は撮影した写真をフィルムスキャナで取り込む作業が待っています。夏もそろそろ終わりだし、のんびりとHPの更新作業をしていきたいと思っています。

2000年8月24日(木)
散開星団球状星団チェックシートについて、後輩から、「NGC番号やM番号がついていない星団も入っていますが、Cr, Mel, OCL, GCLといったリストを持っていない場合、赤経赤緯がわからないので、どうしましょう?」という質問がありました。
まず、散開星団の場合ですが、Willmann-Bell, Inc.から出されているウラノメトリア星図では、NGC番号やM番号のついていない星団でMelやCrの番号のあるものは、そのどちらかで表記されています。両者の番号を持つものは、Melが優先されて書かれていますし、CrのみのものでTrの番号を持つものは、Trが優先的に表記されているようです。また、ペルセウス座のMel.20、おうし座のMel.25(ヒアデス)、かみのけ座のMel.111のような大きな星団は、ウラノメトリア星図のページからはみ出してしまうので星団として表記されていないようですが、これらは日本で出版されているそこそこの星雲星団集には載っていますので問題はないでしょう。また、Sky Publishing Corporationから出されているSky Catalogue 2000.0 Volume 2には、散開星団のクロスインデックスが不完全な形ではありますが載せられています。これら2つの洋書は、国内でもいくつかの望遠鏡ショップで扱っておりますので、個人輸入しなくても、容易に手に入れることができます。OCL番号については、Cr番号とMel番号のあるものに対して載せていますので、あくまで参考として見てください。どうもOCL番号は銀経順に並んでいるようですので、ちょっと見づらいですが、散開星団の成り立ちや分布から考えると、銀河座標系の方がすっきりするのでしょう。同様に、惑星状星雲や散光星雲も銀経順に並べられているカタログが多数あります。
次に球状星団のGCL番号についてですが、これらはすべてNGCかICの番号がついていますので、それらを元にチェックしていくと良いと思います。GCL番号はNGC番号やCr, Mel.番号と同じようにほぼ赤経順に並べられているようですので、結構見やすいことと思います。これは、球状星団の分布は銀河の重心に多いものの、その成り立ちや運動から考えると、赤経順の方がすっきりするのでしょう。また、Cr, Mel., GCLの番号で、私のチェックシート中に書かれていないものは、調べきれていないものですので、判るようでしたらお知らせください。
今、田舎にいます。掲示板のレスやメールのご返事が遅れてしまうことと思いますが、お許しください。

2000年8月23日(水)
GCL番号順に、球状星団のリスト球状星団チェックシートをつくりました。球状星団は数が少ないので、簡単に作ることができました。いて座方面の球状星団でまだ撮影していないものがたくさんあるのに気づきましたが、もうこれからのシーズンはきびしいので、来年の初夏がくるまでのお楽しみができました。
今日から、会社は電力協力で6連休です。この夏最後の夏休みとなりました。明日の晩にでも田舎に帰って、晴れの日は星見をしてきます。また、毎年、那珂川の梁に鮎を食べに行っているので、今年も母を連れて行ってこようと思っています。

2000年8月21日(月)
テレホーダイに入りました。今日からです。タイムプラスには入っているので、毎月、電話代は1万円弱で、さほど多くないのですが、どうも深夜にばかりつないでいるので、テレホーダイがお得そうで、入ってみました。インターネット以前のパソコン通信の時代から電話でアクセスして、もう10年です。年間10万ぐらいが、パソコンのための電話代だとすると、今までに、もう100万は越えてるんですよね。すごい金額かも。これからも、ずっと続けていくとすると、テレホーダイでの節約分は、多分、すごい金額になるでしょう。

2000年8月20日(日)
昨晩作った散開星団のリストに、気合いを入れてOCL番号も入れちゃいました。また、みんなも観望の時に楽しめるように、自分の表を改良して、散開星団チェックシートを作ってしまいました。A4にプリントアウトして10ページのものです。HTML形式ですが、右クリックでファイル保存をし、エクセルで開き直せますので、A4の紙にはいるように、自分で修正を加えてプリントアウトすると良いでしょう。

2000年8月19日(土)
今晩は、奥むさし星まつりに行く予定でしたが、左足がまだ良くならないので、行くのをやめました。代わりに、散開星団のリストを改良し、アップしました。ちょっとした星の本では、これらのリストは載っていないので、このあと、みんなも星見の時に使えるようなチェックリストを作ろうと思っています。

2000年8月18日(金)
休みボケが抜けないせいか、今週は長いです。明日も仕事。でも、来週の月曜、火曜をクリアしてしまえば、会社は電力協力で6連休です。またぼけてしまう。。。
先日、コリンダーの星団カタログを手に入れたので、私のHPのリストをまとめ直しています。今までは、撮影した番号しか載せていなかったので、新しく全リストをアップするつもりです。毎晩、帰宅後の1,2時間程度の作業ですが、少しずつ進めています。でも、471個のうち200番まで終わりました。この手のものは、気軽に入手できる文献がないので、価値のある作業だと思っています。
これが終わったら、星雲星団のカタログについての説明ページを作りたいと思っています。この手のものも、メシエとNGC、ICは星雲星団の本を買うと載っているのですが、他の比較的メジャーなものの説明は、全く載ってないですからね。そして、それが終わったら、球状星団もまとめたい。今のところGCLの番号で並べようと思っていますが、そうすると散開星団はOCL番号でも並べなくてはならないですね。一応、GCLとOCLは同種のカタログですから。こんな作業がこれからもひたすら続くのでしょうか。でも、とっても面白い。

2000年8月17日(木)
お盆が終わり、久しぶりに会社に出勤したら、なんだかボケています。やる気がないわけではないのですが、休み過ぎて力が入りません。お盆休みのおかげで、今週は土曜も出勤です。あと2日がんばらねば。。。
数日前に、左足の親指の爪をぶつけて剥がしてしまいました。サンダル履きでつまずいたからなのですが、休み中はあまり動かなかったので、気になりませんでした。でも、さすがに仕事となると、じっとしているわけにもいかず、今日は痛いです。爪って、全部剥がれちゃうと新しく生えてくるのかなぁ。

2000年8月16日(水)
まずは、田舎からの接続なので、掲示板のレスは明日します。ごめんなさい。で、本文です。
お盆休みの最中に、ホームページをいろいろ更新したいと思っていましたが、家に怪獣がいるのでなかなか進みません。ノートパソコンを叩いていると、私とパソコンのわずかな隙間に入ってきます。それでも、ちょっとだけ、新しいページが作れました。私が行く星見場所をまとめた星空観望地案内のページです。あまり面白くもないパノラマ写真をいろいろ撮影して載せていたのは、実はこのページを作りたくて撮影したものです。観望地の視界の広さを、他人に言葉で伝えるのは難しいことです。パノラマ写真ならではの表現方法で、視界の広さが伝われば良いなと思っています。
夕方、盆送りに行ってきました。これで4日間の盆の行事が無事に終わりました。お盆が過ぎると暑い夏も終わりのような気がします。これからは少しずつ涼しくなってくるのですが台風もやって来るので、星見がなかなかできないのです。でも例年になく、この夏はずいぶん星見に行くことができました。

2000年8月13日(日)
昨晩はペルセウス座流星群を見に、栃木県足利市名草に行って来ました。出かけるとき、台風の影響で、雲が早く流れており、時折、小雨もぱらついたので、望遠鏡も写真機材も持たずに、観望だけしてこようと出かけました。現地でグランドシートを敷いて寝転がっていると、晴れ間から星が見えますが、小雨も時々降ってきました。しかし、月が山に沈む頃には、次第に雲が無くなり、綺麗な星空となりました。澄んだ空に輝く木星土星も見られたし、目的のペルセウス座流星群も見ることができたので、出かけて良かったです。こんな天気でも晴れてしまうのだから、やっぱり私は晴れ男。

2000年8月11日(金)
明日から16日まで第2弾の夏休みです。お盆なので田舎に帰ります。明日の晩は、田舎でペルセウス座流星群を見る予定でいます。なんとなく、いっぱい流れそうな気がするので、明け方、月が沈む頃から薄明までの1時間程度の間、写真も撮ろうと思っています。

2000年8月9日(水)
今日も一昨日に引き続き、帰りに雷を伴う土砂降りの夕立に遭いました。こういうときに限って、なぜか自動車で出勤しているのだから不思議なものです。一昨日の豪雨は、通勤に使っているニューシャトルというタイヤ式の電車が一時不通になって駅で随分待たされたそうですから、今日もきっと電車は止まっていたでしょう。たまたま自動車で通勤したおかげで、濡れることもなく、すんなり帰ってこられました。
先週末に届いた外国からのメールに返事を出したら、その返事が来ました。私はあまり英語は得意ではないので、いつも私の書いた文章がちゃんと通じるか、理解できるか、心配なんですが、結構、解るものですね。散開星団についての私の番号の調べ方を説明したところ、その間、メールを出した人もいろいろ調べたらしく、逆に、もっと良いデータベースを教えてもらいました。その人は返事なんか来ないと思っていたらしく、日本からのメールにドキドキしたそうです。私もメールの返事はまめな方ではないのですが、趣味の深いところの話になるときちんと返事を書くようにしています。どこの国の人かは書いてありませんが、メールのドメインからアメリカの方でしょう。大西洋を挟んだ英語圏のメールのやり取りはしていても、太平洋の向こう側からの、しかも日本からのメールは初めてだったのでしょう。最後の署名の前に、Clear Skiesって書いたら、向こうも、Clear Skiesで返してくれました。私も莫迦の一つ覚えで使っているのですが、星仲間のやり取りメールでは素敵な言葉ですね。また、良いデータベースも教えていただき、嬉しくなってしまいました。コリンダーもメロッテもみんな番号順に網羅しており、更には、系外星雲やゃ散光星雲などもすべて載っているので、楽しみが倍増してしまいました。またホームページグレードアップのネタができそうです。

2000年8月8日(火)
1967年から1977年までの天文年鑑、11冊が届きました。Yahoo!オークションに出されていた物を、5,000円で競り落としました。10,000円ぐらいまでなら出しても良いなと思っていたのですが、最後まで競り合う人もなく、スタートの値段で手に入れることができました。1980年から現在までは毎年発売するとすぐに買っているのですが、それ以前は、高くて買っていませんでした。なにしろ、当時としては結構高い本だったので、僅かなおこずかいを減らしてまで買う気にはなれなかったのです。でも、今になって、手に入れることができ、とても嬉しいです。特に、最初のカラー写真のページは、その時々の天体写真が載せられており、本田実さん藤井旭さん、そして堂平天文台などが撮影した写真が並びます。折角なので、各年の天文年鑑の主な写真やトピックスを紹介しましょう。
1967年天文年鑑 さそり座X-1の発見(1966年6月17日)、その写真。X線放射の天体で、初めて恒星状のものが発見される。ルナ9号サーベイヤー1号ルナ・オービターの月面写真
1968年天文年鑑 土星に新衛星(ヤヌスと命名)発見(1966年12月15日)、その写真。1966年秋は、土星リングの消える時期にあたり、長時間露出で新衛星をとらえる。
1969年天文年鑑 本田彗星1968c本田彗星1968e池谷・関彗星1967n多胡・本田・山本彗星1968a の写真。
1970年天文年鑑 1969年3月18日の部分日食のカラーの連続写真。コホーテク彗星本田・ムルコス・パジュサコバ彗星藤川彗星の写真。アポロ撮影の月面写真。マリナー6,7号による火星写真。
1971年天文年鑑 ベネット彗星1969jのカラー写真。ダイドー・フジカワ彗星タゴ・サトウ・コサカ彗星アベ彗星メキシコ皆既日食の写真。
1972年天文年鑑 1971年2月10日 月食のカラー写真。1971年大接近の火星写真。コジマ彗星トバ彗星の写真。
1973年天文年鑑 1972年7月10日 アラスカ皆既日食のカラー写真。ジャコビニ・ジンナー彗星の写真。1972年1月30日 皆既月食の写真。
1974年天文年鑑 1973年6月30日 アフリカ皆既日食の写真。小島彗星1972jコホーテク彗星1973eの写真。
1975年天文年鑑 コホーテク彗星のカラー写真。1974年3月20日 金星食のカラー写真。
1976年天文年鑑 小林・バーガー・ミロン彗星のカラー写真。1975年5月11日 部分日食のカラー写真。パイオニア10,11号による木星の近接写真。
1977年天文年鑑 ウエスト彗星のカラー写真。1976年5月14日 月没帯食のカラー写真。
などなど、です。どうですか、懐かしいものばかりでしょう。

2000年8月7日(月)
今日も凄い夕立がありました。夕立になると、汚れた車が綺麗になります。私の車のワックスは親水系です。固形ワックスや半練りワックスを塗ると撥水系なので、雨水をはじいて玉になって、そのまま乾いていくと丸い水垢がいっぱいできてしまいます。また、水玉が有る状態で晴れてしまうと、水玉がレンズになって塗装を痛めてしまいます。でも、親水系は水が綺麗に広がって乾いても水垢ができません。私も昔はボリマーシーク加工を車にしていましたが、これも親水系ですね。今のはもっと強力な親水系ワックスです。実は、単に長い間、洗いもワックスもかけていないので、水がべたっと広がるだけなんですが。。。最後にワックスをかけてから、5年ぐらい経つかもしれない。。。
昨日は、撮影して未処理だったパノラマ写真用の画像をひたすらつなげていました。HPの新しいコーナーには、これが必要なので。

2000年8月5日(土)
7月29日星見について多胡カタログに挑戦に載せました。
今日は、日光戦場ヶ原に星見に行く予定でした。月が沈むのが22時過ぎなので、のんびり行くつもりで家で待機していましたが、雲が多く、仲間から中止の電話がかかってきました。このところ、毎週末、星見に行って星三昧だったので、久しぶりにのんびりできます。ハードディスク中の画像データをCD-Rに写したり、フィルムや生写真の整理をしたりで、たまっていた雑用を幾分こなすことができました。
夕方からはHPの更新作業です。外はいつの間にか、真っ黒い雲に覆われて、夕立が降り始めました。ところがいつになっても止みません。そのうち雷が鳴り出し、突然停電。パソコンに打ち込んでいた文章は、画面が消えるのと共に、一瞬のうちにどこかへいってしまいました。復帰してしばらく経って、再び停電。二度も作業中のパソコンにリセットがかかってしまいましたが、元々あやしいパソコンなので、書き込んでいた文章が消えただけで、物理的な被害は全くありませんでした。かなりの量の雨も降ったし、これで少しは涼しくなるでしょう。
久しぶりに英語のメールが送られてきました。私の散開星団カタログを見て、コリンダーやメロッテの番号をどうやって調べたのか聞いてきました。そういえば、それらについての詳しい論文を国立天文台の図書館に行って調べてこようと思っていたことを忘れていました。一応、Sky Catarogue 2000.0 Volume 2 に散開星団のクロスインデックスが載っていることを知らせましたが、私自身も早く論文を手に入れなければいけないですね。そうそう、英語版のホームページの方も、もう1ヶ月以上、更新していません。お盆休みの時にでも、英語版の更新作業をしなくては。。。

2000年8月3日(木)
7月22日7月30日に撮影したリニア彗星の写真を載せました。彗星のページをご覧下さい。
7月22日に撮影したものは、リニア彗星の移動速度が速く、核が流れてしまいました。7月30日はやや速度が遅くなったので、流れることは少なくなりましたが、平地で撮影したので眼視では見えても、撮影ではかぶってしまいました。そこで、5枚撮影したものをコンポジットしてみました。ステライメージ3を使ってやってみたのですが、演算時間がかなりかかるので大変でした。特に、撮影数日前に核が分裂し、はっきりした核の位置の見分けがつかなくなってしまい、コンポジットの際の基準位置が上手に決まらず、何度もやり直しましたが、あまりうまくいきませんでした。
これでリニア彗星の画像の掲載作業は終わりました。残りの画像処理は7月29日の分だけです。今週末も星見に行ってしまうと、また画像が増えてしまうので大変です。

2000年8月2日(水)
リニア彗星を撮影したフィルムのスキャナ取り込み作業が終わりました。22日に撮影したリニア彗星は、移動が速くて5分露出でもかなり動いています。移動が速いと尾も薄くなってしまって、写真の出来は悪いですね。やはり彗星の動きに合わせて簡単に追尾できるST4やSS2000は優れ物なんですね。写真は明日か明後日にはアップできそうです。そうしないと、また週末に写真を撮りに行くので、処理しきれなくなってしまう。

2000年7月31日(月)
土曜、日曜と、星見に行って来ました。土曜日は、粕尾峠に行ったのですが、雲の中で、途中からみんなで栃木市の星野遺跡駐車場に移動しました。僅かに写真を撮影したところで空は雲に覆われ、朝まで宴会となってしまいました。日曜日は、朝から天気が良く、夕方、昨晩と同じ星野遺跡駐車場にリニア彗星だけを撮影に行きました。しし座のデネボラの上に、以前より暗くなってありました。望遠鏡で見ると、しっかり尾も確認でき、撮影してきました。というわけで、今日からまた、撮影したフィルムのスキャナ取り込み作業です。

2000年7月27日(木)
1週間の夏休みも終わり、今日は田舎から出勤しました。長く休んでただけありますね。早速、仕事が山積み。なんか嬉しくなってしまいました。明日、明後日と、再び休みを採ろうと思っていたのですが、天気も悪そうだし、明日は休みを採るのをやめて、お仕事です。信州方面に行くのをやめて、週末天気が良かったら、奥日光に行こうと思っています。

2000年7月25日(火)
怪獣がやってきました。田舎で夏休みをのんびり過ごしてたのですが、今日、妹が子供を連れてやって来ました。私が田舎にいるのを聞きつけ、旦那の許可をもらって、突然、福島から新幹線でやって来ました。もうのんびりなんてしてられません。暑いので部屋でテレビを見ながらごろごろしていると、姪は遊んでもらいたくて、近づいて大声を出してみたり、目の前に顔を出してみたり、もう大変。夜は花火をやりたいというので、これだけやれば絶対飽きるだろうというほど花火を買ってきましたが、次から次へと火を着けて、1時間半ほどやりっぱなしでも、飽きない様子。結局、こちらが疲れてしまいました。夜半過ぎて、先ほどようやく寝ましたが、明日も相手をしなければならないと思うと、ぞっとします。たまに会うから余計大変なのでしょうが、四六時中、ハイテンションでいられるのを見ていると、子供って、絶対怪獣です。

2000年7月24日(月)
昨晩も八方ヶ原に星見に行って来ました。19時前に現地に到着したときには曇っていたのですが、次第に晴れて天の川も見えるようになりました。おおぐま座のお腹あたりにあるはずのリニア彗星を見ようと、目盛環を使って導入しようとしましたが、北西低空には雲があるようで、見ることはできませんでした。結局、黒田君、小倉さん、山本さん、安川さんと5人で、星見酒となってしまいました。
今週末の星見はどこに行くか、思案中です。奥日光にするか八千穂高原にするかなのですが、なんとなく天気が悪く星が見られないような気がします。リニア彗星も思ったほど明るくならないようですし、どこに行くかゆっくり考えることにしましょう。
田舎で夏休みを過ごしています。ノートパソコンを持ち帰っているのですが、画面が液晶だと、色合いが良くわからなくて、画像処理の作業ができません。やはりノートパソコンは持ち運びには便利ですが役に立ちません。ネットにつなぐのも実家の電話なので、遠慮がちにつないでいます。アクセスポイントが市内に無いので、長電話は控えるようにしています。自分で電話代を払うんだったらつなぎっぱなしでもいいのですが、多少の不便は我慢して、のんびりしています。

2000年7月22日(土)
リニア彗星を見に、八方ヶ原に行ってきました。日が沈む前に現地に到着したのですが、日が沈んだ頃には、上の大間々台駐車場は雲の中ででした。下の学校平駐車場に移動し、雲が晴れるのを待っていると、北斗七星が出てきました。再び上の大間々台駐車場に移動しましたが、こちらは雲で駄目。途中で、星仲間のMANBOWさんを捕まえ、学校平駐車場に陣取ることにしました。次第に晴れてきて、北極星が見えるようになったので、望遠鏡を組み立てました。目盛環を使って、低空にあるはずのリニア彗星に向けるとありました、ありました。しかも2週間前に見たときよりも、やや明るくなっています。時刻は21時。しばし観望したあと、月が出る22時過ぎまで撮影しました。出来は、やや不安。極軸が合っていなかった気がします。夏の天の川も見ることができ、仲間も数名集まり、23時半頃解散して、帰路に着きました。それにしても今月は、週末毎週のように天気が良いですね。こんなに晴れる7月は珍しい。明日も晴れると良いなぁ。なんて、贅沢かなぁ。

2000年7月21日(金)
7月16日に撮影した皆既月食の写真を載せました。食のページをご覧下さい。
今日は月食の写真の処理で一日が終わってしまいました。明日から田舎に帰って、天気が良ければ、夕方のリニア彗星を撮影してきます。もう随分、尾が伸びているのではないかと、楽しみです。さぁ、今回も星三昧の連休にするぞ。

2000年7月20日(木)
3日連続の出張も終わり、今日から1週間の夏休みです。毎年この時期は、全国的に電気の使用量が増えるので、会社の操業を休みにして電力使用量を減らすと電力会社が割引してくれるのです。ちょうど来週前半の3日間が電力協力日なので、明日も休みを加えて、会社は7連休となりました。明後日には田舎に帰って、リニア彗星の撮影のために、夕方、山に通おうと思っています。
昨日の夕方、皆既月食の写真を現像に出し、出来上がりました。出来具合は予定通り、特に問題なし。ただ、望遠レンズでの撮影は口径が小さいので、月の分解能は悪いですね。次回は、大口径で撮影したいものです。
今日は、午前中から、撮影したフィルムをフィルムスキャナーで取り込んでいます。全部で90コマ撮影したのですが、1コマを16回のマルチスキャンで取り込んでいるので、1時間に6枚程度しか取り込めません。もう15時間ぐらい作業をして、あと10枚ほどで終わります。明日にはアップできそうなので、お楽しみに。
そうそう、普段使用しているメーラーの Outlook Express がこのところ不調です。文字化けして、古いメールも読めたり読めなかったりです。大したメールは来ないので、あまり気にしていないのですが、早いうちになんとかしなくてはいけません。多分、インストールし直せば治ると思っているのですが。。。

2000年7月17日(月)
まだ体調が悪く熱があります。でも、3日連続出張の1日目はなんとかクリアしました。明日は朝早いので、夜半には寝なくては。。。体調が悪くて、月食を見に行けなかったと、昨晩、ここのひとりごとに書いたら、多くの方から、心配のメールが届きました。この場を借りて、皆さん、お気づかい、どうもありがとうございました。メールの返事は、時間ができたときにでも、ゆっくり書きます。でも、まだ体調不良です。
えーっと、昨晩の皆既月食は、空の綺麗なところまで行けなかっただけで、撮影はきちんとしました。欠ける前から、満月に戻った後までの約4時間半、10分おきに90枚ほど撮影しました。出張が続いて、写真屋さんにフィルムの現像を出せないでいますが、月食の撮影は、星雲星団の撮影と違って、かなりラフにセットして撮影しても、まず失敗することはあり得ないので、きちんと写っているでしょう。もう、過去に何度も撮影していますから、何の問題もありません。ちなみに、欠け始める前から皆既になるまでと、皆既が終わる頃から満月に戻るまでを、フジのSUPER100の24枚撮りで各1本、皆既中は、露出時間が長くなるのが面倒だったので、コニカのCENTURIA800の36枚撮りで1本、計3本撮影しました。時間ができたら現像に出してアップしますので、気長にお待ち下さい。

2000年7月16日(日)
今晩は天気も良く、綺麗な皆既月食が見られました。でも、私は体の具合が悪く、星見に行けませんでした。昨晩、仕事から帰ってきた後、何となく具合が悪いので、体温計で測ったら、熱が38度もありました。早く寝て直してしまおうと思ったのですが、今朝は更に熱が上がり39度ありました。体はだるいし、下痢をしてしまうし、夕方まで寝ていました。それでも夕方から、明日の出張の資料を作成したのですが、熱の方は38度をキープしたまま。これ以上悪化するといけないので、利根川の河川敷まで行って月食を見るのはあきらめました。一応、私の住む寮の向かいにある駐車場で、グランドシートを敷いて見ていました。大宮の汚い空でも真っ赤な皆既月食が見られました。綺麗な空のあるところまで行けなかったのは残念ですが、まずは身体を治さないと。さすがに昼間、寝過ぎただけあって、今度は寝る時刻になっても眠くありません。体の調子はまだ悪いし、明日の出張は大丈夫なのか心配です。

2000年7月14日(金)
いよいよ明後日の晩に皆既月食が見られます。どこで見ようかいろいろ考えましたが、翌日出張なので、あまり遠くには行けません。夏の満月は高度が低いので、近場でできるだけ開けたところとなると、昨年の部分月食と同じ、大利根町の利根川河川敷にあるカスリーン公園となります。GPガイドパックに300mm望遠レンズ+2倍テレコンといった、昨年と同じ機材で撮影するつもりでいます。昨年と唯一違うのは、虫除けスプレーを持っていこうと思っています。夏場の月食の度に、蚊を繁殖させるわけにはいきません。天気の方は悪そうですが、こればかりはどうにもなりませんね。撮影時刻と露出時間だけは前もって用意しておけば良いでしょう。その前に、今週は明日も仕事。明日の夜にでも準備をするつもりでいます。

2000年7月12日(水)
この時期、冷蔵庫の中にビールがどんどん増えていく人はあまりいないでしょうね。私はなぜが、ビールが増殖してしまいます。星見に行くとき、ビールを大量に買っていき、余った物が冷蔵庫に入れられます。次の星見に、そのビールを持っていくのを忘れて、また買い込んで、余った物を持ち帰ります。家ではお酒を全然飲まないので、冷蔵庫の中にどんどんビールが増殖していきます。今年もそんな季節になりました。冷蔵庫には今のところ、ビールは増殖してないので、この夏は増殖しないように気をつけなければと、思っています。
ふと、名前の間違いについて思いました。人の名前を間違えて書く人には、傾向があるようです。私の仲江川の仲の字を間違えて、中江川と書く人が結構います。間違っていても私はあまり気にしません。が、ある時、気がつきました。人の名前を間違ったまま平気で繰り返して書く人は、自分が間違われない名前を持つ人に多いようです。私は、良く間違って書かれるので、人の名前は間違わないようにしようと心がけています。でも、間違って書かれることのない名前を持つ人には、そのような意識があまり生まれないのでしょう。自分が間違われないので、人の名前に対して間違っていても、気にすることがないのでしょう。最近、沢を澤と、辺を邉や邊といったように、略字を使わず旧書体で戸籍に記載されている正式な名前で書く人が増えてきました。一目見ただけでは書けない文字がたまにあります。人の名前を正しく書くことは難しいものですね。

2000年7月11日(火)
仕事帰りにカメラのさくらやに寄って、フジのSGA800を21本買ってきました。これで買いだめは計30本。あとは、新製品との切り替えで安売りするときに出会ったら、買いだめするくらいでしょう。今度の日曜の皆既月食用にはSUPERIA100を使おうと、3本買ってきました。ところが、家に帰って調べてみると、昨年の部分月食の時に買ったSUPER100が2本余っていました。最近、スナップ写真はデジカメかAPSなので、35mmフィルムは天文以外は使わないのです。古いフィルムから使っていかないと、悪くなっちゃいますね。ところで、SUPERとSUPERIAの違いはどうなんだろう。
家の冷蔵庫は、フィルムとプリンとコーヒーゼリーでいっぱいです。気がつくと、プリンとコーヒーゼリーは雪印製です。賞味期限はまだあるけど、変な菌が混ざっていたら繁殖しちゃいますから、繁殖する前に食べてしまわなければ。。。
リニア彗星を撮影したフィルムのスキャナ取り込み作業です。1時間40分の間に、リニア彗星を14コマ撮影していました。コンポジットで尾が浮き出てくるでしょうか、楽しみです。
週末、田舎に帰ったため、E-MAILが50通ぐらいたまっています。早く処理しなければならないのですが、これだけたまってしまうと、手が足りなくて、、、明日の晩にでも処理しなければ。。。

2000年7月10日(月)
7日に休みを取って、6日の晩から田舎に帰ってました。もちろん目的はリニア彗星です。今日、田舎から会社に出勤したので、久しぶりのHP更新です。まずは、7月8日の晩に撮影した、リニア彗星の画像をご覧下さい。
台風3号が通り過ぎた8日、夕方、仲間からTELが入りました。内容を聞かずとも、星見のTELです。23時半頃、月が沈むので、明け方のリニア彗星を見るには、あわてる必要はありません。小山星の会の仲間と粕尾峠に行くことにし、のんびり準備しました。現地に22時過ぎに到着すると、既に仲間の何名かが来ていました。僅かに雲がありましたが、次第に雲はなくなり、快晴となりました。まずはワインを開けて、望遠鏡を組み立てました。リニア彗星を撮影する前の試し撮りに、HPのキリ番プレゼント用に干潟星雲や三裂星雲などを数枚撮影しました。25時になる頃、北東の木々の隙間からペルセウス座が昇ってきました。今日のリニア彗星の位置は、Mel.20の右、M34の上です。あらかじめ用意していたカシオペア座のWの真ん中の星からの相対座標を使って、目盛環で木々の隙間にあるはずのリニア彗星に望遠鏡を向けました。イプシロンに普段から着けっぱなしのカメラを外し、アイピースを着けて覗くと、みごとな尾を引いた彗星がありました。そんなとき、列を組んだ多数の車が、駐車場に入ってきました。すばる天文同好会です。例会の後、みんなでやってきたのです。望遠鏡や双眼鏡で彗星を覗いているうちに、遅れてきたすばるメンバーの一人がNINJAを持ってきました。大口径で見る彗星は見ごたえがあります。NINJAが来たのならと、私は自分のイプシロン鏡筒にカメラを取り付け、撮影を始めました。彗星を見飽きると、NINJAで観望会です。球状星団のM13を見ていたので、球状星団だったらM55でしょうと、私が導入すると、大きさだったらM22だと、別の人が導入し、球状星団の品評会です。M31やM33を覗いている間に、せっかくアンドロメダ座が高くなってきたのだからと、私はNGC1、NGC2を導入しました。やはりNGCは面白い。星図なしでもメジャーなNGCなら簡単に入れられるので、エッジオンのNGC871を導入すると、向こうも強者で、散開のNGC7789や螺旋のNGC7293など、導入ゴッコとなりました。そのうち、薄明も始まり、楽しいひとときも終わりとなりました。すばる天文同好会と、私の属する小山星の会、他にも単独できた人など、粕尾峠の駐車場は、20数名ほどのリニア彗星大観望会となりました。

2000年7月5日(水)
仲間が次々と、リニア彗星を見ています。もう、羨ましくて。今週末は天気が悪そうですが、とにかく田舎でリニア彗星を見るために待機しているつもりです。

2000年7月4日(火)
夕方、豪雨と雷、凄かったですね。宇都宮線も高崎線も、大雨で止まってしまったようです。こんな日に限って、帰りに本屋に寄ろうと、さりげなく自動車で出勤していたりするんです。
今週末は、晴れても晴れなくても、田舎に帰ろうと思っています。16日の皆既月食は翌日出張で遠出ができないので、田舎に帰って機材を持って来るつもりでいます。今、部屋においてある20数本の超高級包丁も持ち帰らなくては。。。うちの会社の包丁を社内販売で安く買えたので、親戚にでも配ろうと、山のように買ってしまったのでした。航空機やロケットに使っている超合金と同じ素材の包丁です。早く田舎に持ち帰って、スイカでも買ってきて切るのが楽しみです。

2000年7月2日(日)
昨晩は天気が良かったようですね。私は飲み会で星見には行けませんでしたが、多くの方が大きくなったリニア彗星を撮影したようです。私も早くリニア彗星を捕らえたいところですが、先ずは仕事あってこそ、趣味が自由にできるのですから我慢です。
最近、HPの仲間の間で、訪問者カウンタの切り番ゲットが流行っているので、私も自分のHPのキリ番を踏んでくれた方に、プレゼントを差し上げることにしました。アンドロメダ大星雲とかオリオン大星雲のようなメジャーな星雲星団の生写真を差し上げることにしましたが、みんなはもらってくれるでしょうか。私はパソコンの画像処理があまり上手ではないので、生写真の方がずっと写りが良くて綺麗だと思っているのですが、はたしてどうでしょうか。
新しいページも作成中。いろいろとネタはあるのですが、作る時間があまりないので、のんびり構えて作っています。


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