キハ181
  特急形気動車
  「あさしお」

          (国鉄)




車両説明へ
所属車両ページへ

[6両所属]( TOMIX社製) 92723
JNR Diesel Cars Series KIHA 181 (Limited Express Asashio)



特急形気動車「あさしお」などの国鉄色
(
北海道から九州までの非電化路線)


 全国の非電化区間にディーゼル特急網を広げたキハ82系もパワー不足は否めず、勾配線区には不向きでした。このため、キハ90系の試験を経て1968年(昭和43年)に500PSの大出力エンジンを搭載したキハ181系が登場し、大出力エンジンの本領を発揮して勾配線区でのスピードアップと共に平坦線区では最高速120km/hの高速性能を有しています。まずは中央西線の「しなの」に投入されました。
 キハ82系に似たスタイルですが、屋上のラジエター、折戸、横軸式のマスコン・ブレーキハンドルなど随所に新機軸を搭載しています。


編成例 特急「あさしお」
(京都~城崎・倉吉・米子)

 1972年(昭和47年)に京都から山陰本線経由で城崎、米子などへ向かう特急列車として登場した特急「あさしお」。当初はキハ80系が用いられていましたが、1982年(昭和57年)よりキハ181系が投入されて置き換えられました。
 JR発足後もグリーン車組み込みの5両編成が基本という堂々たる姿で、6往復が設定。しかし、1996年(平成8年)に山陰本線園部駅~綾部駅間が電化したことに伴い、電車特急化に併せて北近畿地区の特急網が再編。「あさしお」の名称は引き継がれること無く消滅し、キハ181系も撤退しました。



カプラー:MICRO ACE_ F0003

貫通幌:GREENMAX


キハ181系特急形気動車 国鉄色「あさしお」 1982年(昭和57年)頃              「はまかぜ」へ
←米子・城崎 京都→
1号車 2号車 3号車 4号車 5号車 6号車 7号車 8号車
キハ181-11 キハ180 キハ180 キロ180-3 キハ180 キハ180-10 キハ180-7 キハ181-5
普通車 普通車 普通車 グリーン 普通車 普通車 普通車 普通車
(M)


(キサシ180-3食堂車)は「しなの」「おき」「やくも」などの編成に組込み

キハ181系特急形気動車 国鉄色「しなの」
←塩尻 塩尻で方向転換、塩尻~長野間は逆向き 名古屋/長野→
1号車 2号車 3号車 4号車 5号車 6号車 7号車 8号車 9号車
キハ181-1 キハ180-1 キハ181-3 キハ180-2 キハ180-5 キハ180-6 キサシ180-3 キロ180-1 キハ181-4
普通車 普通車 普通車 普通車 普通車 普通車 食堂車 グリーン 普通車
- - - - (M) - - -


  

所属車両ページへ