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教科書作成

  前回はログを取るためのプログラムを作成しました。
  本来であれば、タイピングの管理画面などを作って完成度を高めていく予定だったのですが、来期の授業で試験的にでも本来必要な教科書の代わりになるシステムを稼動させたいと思い、今回から着手することにしました。
 元々このシステムを作るきっかけは、レベルの違う生徒一人ひとりに、自分の実力にあった授業をさせたいと言う所から始まっています。
 現在、生徒のレベルに開きがあり、同じことをさせても5分でできる生徒もいれば、1時間以上かかる生徒もいます。
 この状況を打開するには、生徒のレベルに応じて授業の内容を変えていく必要を感じています。
 ただし、カリキュラムからはみ出した事をさせると言うのではなく、レベルの低い生徒は基本をしっかりマスターさせ、理解している生徒には、応用的な事を勉強させると言うようにして、本来の内容からは、大きく差が出ないような工夫も必要だろうと考えています。
 このシステムでは各生徒がどこまで進んで、どれだけ理解しているかを知る必要があると考えています。
 そのために前回ログをとるプログラムを作って、どこまで進んでいるかを確認する方法を作りました。
 ログを確認する事で、各生徒が何時何をしたかを、把握できるようにしていきたいと思います。
 どれだけ理解しているかは簡単なテストを行う事で実現しようと思います。
 まず今回は、教科書の変わりに授業の内容を表示させる仕組みを、考えていきたいと思います。
 教科書の代わりと言うだけであれば、HTMLなどで作る事もできるのですが、履歴を取る為にシステムの中に組み入れる必要がありますので、文字やイラストなどをデータベースに登録し、その内容を組み合わせて表示させ、授業を進めていけるようにしたいと思っています。

 基本的には、文字情報やイラストの情報をある程度分割して保存し、表示の際にくっつけて表示させるつもりでいます。
 これは、レイアウトなどを後から変更する事が出来るようにしたい、という思いがあり、表示させる際にレイアウトを決められるようにするつもりです。
 その後は、内容を理解できているかを簡単なテストで判断する予定です。
 例えば5択問題や穴埋め問題などのテストを行う事で理解力を判断していきます。
 まず、データベースを作っていきたいと思います。
 ホームページ上で扱うのは、基本的に文字とイメージになります。
 データベースでは、2つのテーブルを作成して、システムを構築していきます。
 表示する内容を登録するテーブルと、それを管理するテーブルの2つになります。

 データを登録するテーブルを「text_book」管理するテーブルを「tbmanage」として、各テーブルを作成していきたいと思います。

 まずデータを登録するための「text_book」テーブルについて考えていきます。
 「text_book」では、内容を細切れにして、登録していきます。
 文字情報とイメージは別情報で登録し、表示する際に組み合わせて表示させます。
 前回のメルマガでも少し触れたのですが、細かく分ける事で表示させる際にある程度レイアウトを変更させる事もでき、融通がきくのではないかと考えています。
  
 必要な情報としては、どの内容に関する情報なのか、表示する順番、種類、情報、という形になると思います。

 上記の内容から考えたテーブルの内容です。
教科書テーブル textbook_table
id id unsigned int
管理テーブルid tbmanage_id int
順番 num int
種類 flg int
データ data text
 「教科書テーブル」はあくまでも表示する内容を登録するためのテーブルなので、表示に必要な情報を中心に項目を作りました。
 「管理テーブルid」とはこの後紹介する管理用テーブルのIDを登録することで、ワープロなのか、表計算なのかを把握できるようにしています。

 「順番」は表示させる順番を入れる項目です。

 「種類」は、テキストデータかイメージかを判断する項目にしています。
 イメージの場合であれば、イメージが表示されるようにタグを追加し、表示がおかしくならないようにします。

 「データ」には表示させる内容を入力します。
 「種類」が文字の時にはデータに登録された文章が表示され、イメージの時には、データに登録されたファイル名からイメージを表示させる予定です。

 次に管理用のテーブルを作成します。
 管理用のテーブルでは、階層を付けて管理していきます。
 例えば、「ワープロ」−「初級」−「フォント」と言うように、階層を作っていきたいと考えています。
 この場合は「ワープロ」が最上位でその下に「初級」とあり、その中の「フォント」という項目の内容を表示させると言うように、階層構造にすることで分類していきたいと思っています。

 階層構造と、項目名の2つが基本となります。
管理テーブル tbmanage_table
id id unsigned int
上位id up_id int
項目名 name varchar(255)
 管理テーブルでは、項目名を管理するのですが、階層も管理していきます。
 上位idには上位の項目のidを登録します。
 上記の例でいくと、「フォント」の上位は「初級」ですので、上位idには、「フォント」のテーブルidが入り、「初級」の上位idには「ワープロ」のテーブルidが入ります。
 項目名には名前が入ります。「フォント」が項目名となるわけです。

 管理テーブルの内容を一覧表示させ、項目をクリックする事でその内容が表示されるという風にしていきたいと思います。
ログ取得その二  UP