2004年6月


2004-06-01

5月で完結するはずだったホームページの見直しは、途中で挫折した。 これからは焦らず、徐々に見直していくことにする。

ある方から、こんな行事があるのだがというお誘いがあった。 ぜひとも行きたかったが、 先約があり、断らざるを得なかった。これもきっと、私の行いが悪いのだろう。

注:おそらく、フォーレの「 優しい歌」をピアノ + 弦楽伴奏版で行う催しのこと。


2004-06-02

昼食べた鯖の味噌煮に骨があった。いつもは骨を飲み込んでも問題なかったが、 この日は骨が喉にひっかかってしまった。いつかは取れるだろうと思い、 そのままにしていたが直らない。勤務先を出たところで喉がむせかえった。 あまりの苦しさに喉に指を入れてみたら、すぐに骨が触れたので摘んで取った。 それまでの苦しさが嘘のように消えた。なんだ、すぐに取ればよかったのか。

ホメロスの「オデュッセイア」を読み始める。早速、 メントールの話が出てくる。メンターの語源か、と思ったら案の定そうだった。


2004-06-03

以前行って、総額表示になっていなかった 回転寿司屋に懲りずに行った。 今度は総額表示になっていた。安心して、全部で7枚食べたが、なぜかむなしかった。 もう行くのはやめよう。


2004-06-04

本棚の本を上から下に移す時、膝を屈伸させていたら、腿が痛くなった。 毎日スクワットをやらないといけないのだろうか。


2004-06-05

今日は天気がいい。家の桔梗がきれいに咲いている。 午後から研究会に出席する。こんな日は海で泳ぎたいなあ。


2004-06-06

ハンバーガー屋で昼飯を食べていたら、隣のテーブルにゲームボーイやマンガに夢中の男の子二人がいた。 母親と思しき女性は別のテーブルにいて、 他の女性といっしょになって携帯メールに興じたり煙草を吸ったりしていた。 子供をしつけておかないのは、嫌だなあ。

今日は演奏会に行った。電車を待っている時禁煙のホームで煙草に火を付けている年寄りがいた。 注意できない私が嫌になる。

会場は最寄り駅から徒歩15分ほどである。途中で、道を聞いているお年寄りがいた。 見ると、その演奏会の入場券を手に持っている。声をかけて、一緒に歩いて行くことにした。 お年寄りが何回か「不便ですね」とこぼすのを聞いて、 自分が年をとったときは歩くのが楽しく思えるようにしたい、 そのために体力を今からつけておかないといけない、と思った。

演奏会の会場は、江戸川区総合文化センター。最寄り駅は新小岩駅。


2004-06-07

飛行機に乗った。斜め前の初老の女性は、機内でマニキュアを塗っていた。 あの溶剤の匂いが漂い、嫌な感じだった。客室乗務員にたしなめられてやっと止めたが、 乗客の迷惑を考えないのだろうか。

電車に乗った。隣の若い女性は、席についてしばらくすると眠り出し、 私の側にもたれ掛かるのだった。


2004-06-08

雨が降ったり止んだりの天気である。折り畳み傘を職場に置き忘れてしまった。


2004-06-09

今日はバタバタしていて、昼飯を食べ損なった。やっぱり飯は大事だなあ。


2004-06-10

日本フォーレ協会の演奏会に行く。梅雨の中でも、楽しみはある。


2004-06-11

最近、電子紙芝居による説明を何度もやっているのだが、 聴講者にうまく伝わったのか、心配になる。 冗談を言って、場をほぐす、ということがなかなかできない。


2004-06-12

八重洲の練習に出かける。初めて参加する方が来ていた。ありがたい。


2004-06-13

困ったことが起きた。ホームページ書き換えのプログラムが動作していない。 自分のコンピュータ(ローカル)では書き換えたのだが、 プロバイダのリモートでは書き変わっていない。調べてみると、 5日前からリモートの書き換えに失敗している。 私は全く自分のコンピュータをいじっていない。 プログラムで怪しいところを調べたが、わからない。 ひょっとしたらと思い、 パーソナルファイヤウォール(パケットフィルタリングを行なうソフト)を調べたら、 リモートのサーバーの名前とIPアドレスが5日前から変わっていた。 私の設定では、以前のIPアドレスのみ許可して、他のIPアドレスは拒否する設定になっていた。 これが原因ではないかと考えた。現在のリモートサーバーのIPアドレスを許可する設定にしたら、 プログラムが正常に動作するようになった。 日記を見られなかった皆様、御心配をおかけしました。


2004-06-14

なんとかフォビアということばがある。なんとか恐怖症と訳すらしい。 そんな中、ある人から「広場恐怖症はなんというかわかるか」と尋ねられた。 私は「アゴラフォビア」ではないか、と答えた。「何でわかるの」と驚かれたので、 「そんなの、ギリシャ哲学をやっていれば、アゴラが広場だということは常識でしょう。 アゴラで、ソクラテスもプラトンも鍛えられんだ」と説明した。 もっとも、分かったのはこのアゴラフォビアだけである。 アゴラフォビアが分かっても、何の得にもならない。


2004-06-15

育てているキンポウジュ(ブラシノキ)に花が咲いた。ブラシのような毛が数本、 赤くなっている。世の中のウェブページを見ると、数本どころか、 至る所赤い毛を見せている。うちのキンポウジュも、こうなるのだろうか。


2004-06-16

久しぶりに、診断士を目指した頃に読んだ本を読み返した。この頃の、 熱い思いが蘇ってきた。そろそろ、エンジンをかけないといけないな。


2004-06-17

久しぶりにカザルスホールへ行ったら、主婦の友社があったビルがなくなり、 駐車場に変わっていた。びっくりした。


2004-06-18

松下竜一さんの訃報を知る。氏の「砦に拠る」は、私の愛読書だった。 冥福を祈る。


2004-06-19

ペット問題に関する下記のページを知る。 http://www.geocities.co.jp/AnimalPark-Lucky/3613/ いろいろな情報がある。活動していかないといけないなあ。


2004-06-20

洗濯機の排水の流れが悪いという苦情をある人から受けたので、 排水口の掃除をした。案の定、糸くずがたくさん絡み付いていて、 掃除をしないと今にも詰まるのではないかと思えた。 記録を見ると、去年は8月に行なっていた。1年はもたないということがわかった。


2004-06-21

ボケを予防するためと称して、一ヶ月に一度は初めての飲食店に入る。 今日はその日だった。少し歩いて、夜は飲み屋になる店に入った。 さしみ定食を頼んだら、ほとんどマグロだった。晩のごちそうもマグロだった。 なんとも気が合うものだ。

「オデュッセイア」を読む。「ナウシカアー」が出てきたのには驚いた。


2004-06-22

今日は暑かった。何もする気が起こらなかった。


2004-06-23

ISO15408を勉強しようと思ったが、夜酒を飲んで酔っぱらった後ではなにもできなかった。


2004-06-24

昼休み勤務先の近くを散歩していたら、「植物ワイパー」の壁面の近くの、 ワイパー木がなくなっていることに気がついた。ワイパー木の冥福を祈る。 この植物ワイパーの物件は写真に撮っていたはずだ。部屋を探せば見つかるだろうか。 自分の「超芸術トマソン」のページにはなかった。写真が見つかれば載せることにしよう。 なお、「植物ワイパー」の命名も、赤瀬川原平氏による。私が知ったのは、 同じ赤瀬川さんの書籍「芸術原論」(岩波書店、当時は同時代ライブラリーだった)による。


2004-06-25

ブラッスリー ラ・メールのワイン会に行く。 相変わらず、ワインの味がわからない。それなのに行くのは、ワインに対して申し訳ない。


2004-06-26

八重洲に行く。新たに入団された方のお祝をする。その後で、残念な話を知る。


2004-06-27

昨晩から指に棘が刺さったままだ。痛みを我慢したが、自然には良くならない。 しかたなく、毛抜きでとることにした。あっという間に取れ、指も痛くなくなった。 なぜもっと早くから毛抜きを使わなかったのだろう。


2004-06-28

宇井純の「公害原論」を読みなおす。面白い。当事者にとっては、 面白いなんていうことばはとんでもないのだろうが、やはり面白い。


2004-06-29

6/27をもって、近くのラーメン屋が閉店した。ここのラーメン屋では、 一度食べただけだった。もう一度食べたかったが仕方がない。 このラーメン屋は、以前も別の名前でやっていたのだが閉店してしまった。 きっと再起をかけたのだろうが、うまくいかなかった。 願わくば、別のおいしい料理で再起されんことを。


2004-06-30

あっという間に、1年の半分が経ってしまった。今年はいったい、何をやっていたのだろう。 「オデュッセイア」を読んでいるが、読みにくい。 呉茂一氏の訳文が古風なので、ついていけない。 たとえば、今なら「気性」となるべきところ、「気象」としている。 趣があるといえばそうなのかもしれないが、他にもあると大変だ。 また、「いかさま」ということばが頻出するが、これは「ずる」や「いんちき」の意味ではなく、 「いかにも」「なるほど」の意味で使われている(辞典を引いてみると、「老人語」という説明だった)。 当分、苦労しそうだ。

ある人が言った「残高照会」を「三バカ紹介」と聞き違える。

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MARUYAMA Satosi