食べることは好きだし、食べられるものは何でも好きだ。その中でも、魚は好きだ。 身だけでなく、骨や目玉も好きだ。さんまなら、骨は食べられる(さすが鯛の骨は食えない)。 ぶりかまで、ぷりぷりしている目玉を食うのも楽しい。 場合によっては、ぜいごも食べる。鰺の塩焼を頼んで、 ぜいごがあると、食べてみたくなる。硬口蓋に刺さらなければ、 調子がいいときだと判断できる。
実をいうと、生魚より煮魚や焼き魚が好きだ。 理由は、熱い料理が好きだからだ。そして、 それほど魚の新鮮さには拘らないからだ。 でも、刺身も寿司も食べる。その中でも、 回転寿司は好きだ。
回転寿司は気取っていない。そして、会話を交わすことが少ない。 自分が食べたいものを、拾って、食べることができる。 私は好き嫌いがないから、あるもので我慢できる。 そんな私には、回転寿司がぴったりだ。
回転寿司との出会いは大学生時代に遡る。 渋谷にある天下寿司という回転寿司では、 当時、20皿以上食うと半額という客引をしていた。 そこで、仲間と食べてみようということになった。 それが、回転寿司との出会いである。
その後社会人になってから、回転寿司には行かなくなっていた。 ところが、結婚して数年後、無性に回転寿司に行きたくなっていた。 今まで、覚えていないところも含めて20個所ぐらいだろうか。
私は、安いネタが好きだ。そして高いネタが嫌いだ。好きなネタはシャコ。こればかりは多少高くても頼む。 ただし、「シャコお願いします」と頼んだのに「タコ」が出てきた店もあった。気をつけないといけない。
好きなネタは次の通り。ヒカリモノも好きである。
高いネタが嫌いなのは、高いからだ。ウニ、イクラ、トロなどはめったに食べないが、 他人の奢りであれば喜んで食べる。 アナゴは好きだが、でかいアナゴは高いので食べない。
タコ、イカ、ゲソ、エビ、サーモン、エンガワ(いわゆる偽物)などは好きでも嫌いでもない。 安ければ食べる。
だいたい一度に 10 皿前後食べるが、皿は一番安いもの、つまり100円から130円の間のものしか選ばない。(2010-01-15)
かなり昔に行って以来、訪ねていないところもある。 そのため、評価はしない。また、思い出せないところもある。
言問通りにあるから、言問店という名前なのだろう。 2011 年 6 月 16 日に行ったのだけれど、客は 3, 4人だった。 しかも、台座が回転していないのだ。 回転寿司で回転していないのを見たのはひさしぶりだ。震災の影響だろうか。
この日は、まず白魚の軍艦を頼み、それから昆布の3点盛り、 おすすめの4点盛り、そのほかを頼んだ。 昆布の3点盛りは、すずきなどの白身の魚に刻み昆布をちらしたもの、 4点盛りはマグロなどがあったと思う。
良心的な店であり、静かな雰囲気もよかったのだが、いかんせん客が少なく、 回転している皿を食べるという私の立ち位置が満たせないため、30分ほどで席を離れた。 http://www.nihonkai-sushi.com/ も参照のこと。
実は上でいった日本海のあと、腹いっぱい食べたくなり同じ日に続けてこの店に行った。 回転ずしのハシゴをするなんて生まれて初めてである。 こちらは客も多く、にぎやかではあったが、 こんどはあまりのうるささとキャラクターのどぎつさにがっかりした。 今、「ワンピース」というマンガが流行っている、ということを聞いていたが、 どんな絵のものかわからなかった。それがこの店へ行ってわかったのだが、 寿司屋はマンガの絵を確かめに行くところではないはずだ。
寿司はおいしいものもあったし、何これ、というものもあった。 最初エビを食べようとしたがあまりの薄さに呆れてしまい、見送った。
びんビールを飲もうとしたが、セルフサービスであることを知り驚いた。 自分でビンとコップを持ってきて、自分の席にある栓抜きであけて飲む。 わびしさを感じた。
おいしさが今一つ、と感じたのはサビ抜きのせいだったかもしれない。 わさびが席の手元にあるのに気付いたのは、15 皿を全部食べ終わったあとだった。 もう、腹いっぱいで食えなかった。
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