「はじめに」から引用する。
数学はやさしくはない.しかし,きびしさの中に知的なよろこびがあるのが数学である.大学の理工系で通常必修とされる線形代数を学ぶにあたり, 本書でそのようなよろこびを感じていただければと思う.ぜひ紙と鉛筆を片手に読んでいただきたい.
節末には問が、章末には練習問題がある。巻末にはこれらの問や練習問題の略解がある(省略されている解答もある)。
私が借りてきたのは初版だが、その後[改訂版]が出版された。
12 章:行列式の応用 の p.194 を見たら、外積代数という用語が見えて、くさび積(ウェッジ)も見えた。隣の p.195 にはプリュッカー関係式ということばもあった。これは大変だ。やはり前のほうから読まないといけないな。
少しもどって、p.100 あたりはどうだろうか。7 章:空間の幾何 は、なんとかわかりそうな気がする。ただ、7.4 向きと行列式 の節でオイラー角表示がわからないから、戻る必要があるのかもしれない。
本書の p.333 では参考書が多く紹介されている。線形代数の教科書としては下記を挙げている。
より進んだ代数学への入門書は次のとおりである。
書名 | 線型代数 |
著者 | 長谷川浩司 |
発行日 | 2004 年 4 月 25 日 第 1 版第 1 刷 |
発行元 | 日本評論社 |
定価 | 3300 円(本体) |
サイズ | A5 判 390 ページ |
ISBN | 4-535-78371-3 |
備考 | 川口市立図書館で借りて読む |
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