「はじめに」から引用する:
以下では,原子・分子のつくる量子力学系についての構造的な模型とそれに対応する数学的な近似的取り扱いを示すとともに, スピン自由度をもつ電子の背後にある構造的模型とその機能について述べることにする.
p.12 以降、運動の恒量という用語が出てくる。恒量ということばは初めて聞くことばなので調べたら、 わたしが知っていることばでは保存量という意味だった。なるほど。
p.14 では球面調和函数 `Y_(lm)(theta, phi)` が (9.1.8) 式で定義されている。この (9.1.8) 式は次の通り:
p.363 § 14.2 高エネルギー散乱の c) 項は Glauber 効果である。 この Glauber をどう読めばいいかわからない。おそらくこの Galuber をインターネットで検索して、 ロイ・グラウバーのことだろうと見当を付けた。 Glauber 効果については「効果について」を参照。
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書 名 | 岩波講座 現代物理学の基礎4 量子力学Ⅱ |
著 者 | 井上 健, 高木 修二, 田中 正, 並木 美喜雄, 位田 正邦 |
発行日 | 1972 年 6 月 12 日 |
発行元 | 岩波書店 |
定 価 | 1400 円(本体) |
サイズ | A5版 428 ページ |
ISBN | |
その他 | 越谷市立図書館にて借りて読む |
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