宮本 常一・山本 周五郎・楫西 光速・山代 巴(監修):日本残酷物語 1 貧しき人々のむれ |
作成日: 2015-09-26 最終更新日: |
島崎藤村の詩「椰子の実」は、「名も知らぬ遠き島より 流れ寄る椰子の実一つ」で始まる。この詩のモデルである伊良湖岬の実態はどうだったか。 海、山、川、平原、島、それぞれの土地で苦悩する人々を描く。
この本を知ったきっかけは誰かの書評であったと思う。 ひょっとして呉智英の書評ではないかと思い調べてみたら、果たしてそうだった。 氏の「読書家の新技術」に出ている。なお、この「読書家の新技術」は既に処分してしまって、手元にはない。
それはともかく、内容は重い。これでもかと思うほど、日本は貧しいところばかりのように思う。 2015年の今、この本を含む全 5 巻は一括重版されている。今すぐ買うべし。
なお、楫西 光速氏のお名前は「カジニシ ミツハヤ」と読むようだ。 Amazon の本シリーズの紹介では誤って「楫西 高速」と表記されているので注意のこと。
書 名 | 日本残酷物語 1 貧しき人々のむれ |
監修者 | 宮本 常一・山本 周五郎・楫西 光速・山代 巴 |
発行日 | ****年*月*日 第1刷 |
発行元 | 平凡社(平凡社ライブラリー ***) |
定 価 | ****円(本体) |
サイズ | B6変型判 ***ページ |
ISBN | 978-4-582-*****-* |
まりんきょ学問所 > 読んだ本の記録 > 宮本 常一・山本 周五郎・楫西 光速・山代 巴(監修):日本残酷物語 1 貧しき人々のむれ